色のパワーで運気を上げる、新しいランジェリー――連載「Tokyo Wish List」

今の気分にフィットする、手に入れたいアイテムをTOKION視点でピックアップする「Tokyo Wish List」。
今回は、フレッシュな気持ちで迎えたい新しい季節のスタートにおすすめしたいアンダーウェア。新しい1着で身も心も一新されるはず。下着を新調するというのは、世界中で見られるげんかつぎのような慣習でもあり、さらに一番肌に近いアンダーウェアは、その色のパワーを一番受けやすいとも言われている。この春はこれまでの定番カラーではなく、少しだけ大胆なカラーをランジェリーを取り入れることで、色の力を味方につけてみては。

Pasquet,

内に秘めた情熱の炎を燃やして

センシュアルなムードを漂わせる深紅のランジェリーは、その色が象徴するように情熱的な気持ちを高め、エネルギーレベルをアップしてくれる。
フランス在住の日本人女性2人がデザインする、フランス発のメイド・イン・ジャパン・ブランド「パケ(Pasquet,)」は、女性のボディラインをヘルシーに見せるすっきりとしたミニマムなデザインが魅力的。デコラティブな要素は最小限に抑え、快適な雰囲気をまといながら、ボーイッシュになることなくフェミニンなシルエットの美しさをキープしてくれる。直接肌に触れるものだからこそ素材にもこだわり、シルクとコットンの天然素材を使用し、日本の縫製工場で生産されている。
日本を含む東洋文化ではもちろん、西洋各国でも赤はやはりパワーを感じる色であり、愛や幸運、魔よけなどの意味も持っている。実際に赤は自律神経に作用し、体温を上昇させる効果もあるといわれていて、体温上昇=免疫が上がる、感情の高まりを示すことを考えると、あらゆるいわれも納得できるのでは。赤のランジェリーを身に着けて、内に秘めた情熱の炎を燃やして。

パケ info@pasquet.jp

PLAYBOY × Bushy PARK

さっそうと新時代を切り開くジェンダーフリーのアンダーウェア

あらゆる分野で区別に関する垣根が取り払われ始め、二元論からグラデーションで構成されている世の中に対する認知が進み始めた昨今、身に着けるものの中でもっともジェンダー的要素が強いものの1つだったアンダーウェア。そんなアンダーウェア界に風穴を開けるべく、“性別によるカテゴライズをせず、誰でも身に着けられる下着”を提唱するアンダーウェアブランド、「ブッシーパーク(Bushy Park)」。スポーティなシルエットのブラトップや、ブリーフタイプのアンダーウェア、ボクサーパンツなど、ジェンダーフリーで自由に着られる下着がラインアップする。
今回ピックアップした海外雑誌「PLAYBOY」とのコラボレーションは、ミントグリーンのブラトップとブリーフで、インパクトのあるロゴをあしらったリブが目を引く。ちなみに同ブランドのオーナーは、日本人で唯一「PLAYBOY」の表紙を飾ったグラビアモデルの渡辺万美。ボディのミントグリーンは、今年のラッキカラーともいわれており、その爽やかな色み同様、フレッシュな若々しさやアンチエイジング、リフレッシュなどを意味するという。今までの自分やしがらみを振り払い、リスタートしたい気持ちを後押ししてくれるはず。さっそうと風を切るように、新しい時代を切り開いて。

ブッシーパーク https://bushypark.tokyo

Lingerie art

フレッシュに薫る永遠のイノセンス

繊細なシルクのチュールで包まれる感覚で、エアリーな肌触り。「ランジェリーアート(Lingerie art)」のランジェリーは、素肌そのままのような柔らかく溶け込むような素材に、艶めくサテンのパイピングがセンシュアルなアクセントとして静かな輝きを放つ。そしてイエローと白のバイカラーのカラーリングは、弾けるようなフレッシュさとイノセント感も醸し出している。
イエローは、お財布で取り入れると金運が上がるといわれているように、明るさや希望、ポジティブマインドを象徴するカラー。アンダーウェアで身に着けることで、新しい出会いやポジティブな運気を呼び込むんだそう。さらに社交性を高めるともいわれていて、初対面の人と出会ったり、新しい環境に身を置く新生活のタイミングにも、密かなパワーを与えてくれる。ホワイトはその見た目通り、永遠のイノセンスのシンボル。クリーンでスタイリッシュなホワイトのランジェリーは、どんな色にも染まらない高潔な強さをも感じさせる。あなたならどちらの色を味方につける?

ランジェリーアート カスタマーサポート https://www.lingerieart.store/contact

Photography Erina Takahashi
Styling Norie Kurakata
Text Eri Imamura

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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