「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」に続く第2弾が「ink gallery」で開催 未発売だった最初期デザインのブログレン・スツールが初復刻

昨年7月に「LICHT gallery」で開催した「ジョージ・ナカシマ没後30周年企画展」に続く、第2弾「ジョージナカシマ展」が「ヤエカ(YAECA)」が運営する鎌倉の「ink gallery」で開催する。

会場となる「ink gallery」の建物は、昭和を代表する建築家、吉村順三が設計し1974年に竣工した。吉村とジョージ・ナカシマはアントニン・レーモンドの建築事務所の同僚で、ナカシマに大きな影響を与えた親友。数奇屋建築の名門である中村外二工務店による茶室も会場の一部となる。

ナカシマ、吉村、中村の3人は、ニューヨーク州にあるネルソン・ロックフェラーのための「ポカンティコヒルの邸宅」(1973年竣工)で協業しており、ナカシマは吉村が手掛けた邸宅のために220点以上の家具を製作した。

同展の開催にあたり、これまで一度も製品化されることがなかったナカシマ最初期のデザインの1つであるブログレン・スツールの初復刻や多くの特別な仕様のナカシマ家具を展示・販売する。

■ジョージナカシマ展
会期:3月26日〜4月3日
会場:ink gallery
住所:神奈川県鎌倉市鎌倉山1-19-12
時間:11:00〜18:00
休日:無休
入場料:無料
※会期中は田園調布のフランス菓子店「SAVEUR」のケーキ、桜餅、おはぎが楽しめる(¥1,000)
※3月26、27日には料理研究家・内田真美によるお菓子が楽しめる(¥1,000)

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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