「バレンシアガ」は「プライド 22」シリーズをローンチ 「Anybody is Queer」と題したキャンペーンはパトリック・ウェルドが撮影

「バレンシアガ」はプライド2022を記念して、「プライド 22」シリーズと、アウトライト・アクション・インターナショナル(OutRight Action International)の認知度を高め資金を募る専用のキャンペーンをローンチした。

「プライド 22」シリーズは、ジェンダーシンボルをベースにしたグラフィックデザインを施したフィッティド トップス、Tシャツ、フーディ、キャップ、スカーフ、ソックス、ジュエリーで構成。このバージョンでは、手を繋いだ2人の人物が、スカートとパンツの両方を履いた女性と男性のインジケーターを同時に表現している。

「Anybody is Queer」と題した最新のキャンペーンは、パトリック・ウェルド(Patrick Welde) が写真とビデオを撮影し、アイテムを着たさまざまなキャストを紹介。このメッセージは多様性と包括性の1つであり、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス、またはクィアのカテゴリーに分類される人の典型的な外観はないことを証明している。

キャンペーンでは、シリーズ製品の売り上げの15%がアウトライト・アクション・インターナショナルに寄付される。アウトライト・アクション・インターナショナルは、世界中のレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、 インターセックス、クィア(LGBTIQ)の人々が直面する迫害、不平等、暴力を根絶するために、グローバル、地域、および国レベルで活動。国連で認められた協議資格を持つOutRightは、LGBTIQ運動の地位を構築し、人権侵害を文書化し、包摂と平等を擁護し、あらゆる場所のLGBTIQの人々の権利を保護する責任を担うリーダー達をかかえている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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