アメリカのポップアーティスト、テネシー・ラブレス(Tennessee Loveless)の個展が6月26日まで東京のラフォーレ原宿6階のビーアット スタジオ ハラジュクで開催している。なお、同展は7月1~4日に池袋のサンシャインシティ展示ホールD、16~18日に愛知のウインクあいち、22~25日に京都市勧業館みやこめっせ、28日~8月2日に大阪の梅田スカイビル タワーウエストでも巡回展を行う。
テネシー・ラブレスは、ほとんど色が区別できない先天的な視覚障がいがありながらも、色彩心理学などを学ぶことにより独自の世界観を生み出している。また、世界でも数少ない、ディズニーがキャラクターを独自の世界観で描くことを許可した公認アーティストで、2017年には同社異例となる個⼈作品集『The Mickey Mouse TEN×TEN×TEN Contemporary Pop Art Series」も出版した。
本展では、ドラァグクイーン達をテーマに、自らの体験も踏まえてジェンダーの問題を芸術的視点から訴える作品や、キース・ヘリングなど著名人の肖像画シリーズ、さらには来日前に日本をイメージして描き下ろした新作『Harajuku Dreams』など、初期から近年の未発表作品までを展示している。
23日に行われた記者会見では、自身もアーティストとして国内外で注目を集める野性爆弾のくっきーが登場。ラブレスの作品について、「色使いがとにかく素晴らしい。ずっと観ていられるほど魅力的。ゆっくり観てしまうから、お客さんは会場を巡るのに時間かかりますよ」と賛辞を送った。
■テネシー・ラブレス展
会期:6月24〜26日
会場:ビーアット スタジオ ハラジュク
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階
時間:11:00〜20:00
入場料:無料
Webサイト:https://10scloveless-event.jp
■東京・池袋会場
会期:7月1〜4日
会場:サンシャインシティ展示ホール D
住所:東京都豊島区東池袋3-1−4 文化会館ビル2階
■愛知会場
会期:7月16〜18日
会場:ウインクあいち8階 展示場
住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38
■京都会場
会期:7月22〜25日
会場:京都市勧業館みやこめっせB1階 展示場
住所:京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9−1
■大阪会場
会期:7月28日〜8月2日
会場:梅田スカイビル タワーウエスト3階 ステラホール
住所:大阪市北区大淀中1-1-88