電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP 2022」が、12月に開催 池田亮司やハチスノイトらのパフォーマンスも

日本での開催は7年目を迎える芸術フェスティバル「MUTEK.JP 2022」が、東京・渋谷を舞台に12月7日〜11日の5日間にわたり開催する。
会場は、「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」「渋谷ストリーム ホール」「Spotify O-EAST」の3会場で、料金は現在、全公演に入場できるパスポート早割が、¥15,000で販売中だ。

今回も実験的かつ革新的なプログラムが用意されており、10年ぶりにアルバムをリリースした池田亮司は、オーディオビジュアルコンサートを開催。また中国系カナダ人アーティスト、スグウェン・チャンが、植物と機械の共自然性と、生体模倣ロボット工学を探求した作品のライヴパフォーマンスをプレミア公開する予定。

1. 池田亮司 2. バイトーン(Raster主宰) 3. ハチスノイト 4. スグウェン・チャン

他にも、ドイツ実験音響の最高峰レーベル「Raster」ショーケースやロンドン在住の日本人歌手/実験的ボーカルパフォーマーのハチスノイトが、最新アルバム『Aura』のライブセットをAIアーティスト・岸裕真とのコラボレーションで日本初披露するなど、最新テクノロジーを駆使した革新的なパフォーマンスが用意されている。

過去に行われた「MUTEK.JP」の模様

「MUTEK」とは、デジタル・クリエイティビティ、電子音楽、オーディオ・ビジュアルアートの創造性の開発、文化芸術活動の普及を目的とした、国際的に名高い芸術文化活動を行う団体で、1999年にカナダ・モントリオールからフェスティバルはスタート。
モントリオールでは、世界各地から毎年約3万人以上の来場者が集い、現在ではモントリオールに加え、メキシコ、バルセロナ、ブエノスアイレス、ドバイ、サンフランシスコ、そして東京と、世界7ヵ国で開催されている国際的なイベントだ。

日本では、アジア唯一の開催国として、2016年に「MUTEK Japan」が設立され、多種多様なプログラムを通じて、さまざまなアーティストらと交流できるコミュニティを形成している。

■MUTEK.JP 2022
会期:12月7日〜11日
会場:東京・渋谷 「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」「渋谷ストリーム ホール」「Spotify O-EAST」
入場料:
パスポート早割(〜10月31日まで販売)¥15,000
パスポート前売(11月1日〜12月5日での販売)¥18,000
※各日のチケットもあり(詳しくはオフィシャルサイトにて)
オフィシャルサイト:
https://tokyo.mutek.org/

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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