1989年から2000年代初頭にかけて、雑誌『エスクァイア 日本版』に連載されていた伝説の対談『シャングリラの予言』が、リアルなライブイベント『LIVE SHANGRI-LA (ライブ シャングリラ) R-18指定』となって11月18日に開催される。会場は代官山の「晴れたら空に豆まいて」。

『シャングリラの予言』は、プロデューサー/ディレクターの立川“ミック”直樹と編集者/作家の森永“マッケンジー”博志が“クラブ・シャングリラ(CS)”を名乗り、自らが実際に観たもの、聴いたもの、食べたもの、飲んだもの、出かけた場所、体験したことといった“街の遊びについての雑談”を好き勝手に話す連載企画。連載当初はその過激な内容により読者人気はワースト1だったものの、次第に感度の高い読者から支持を得てベスト3入りを果たす。
1995年3月には、連載をまとめた600ページを超す書籍が発売され、伊丹十三やかまやつひろし、篠山紀信、坂本龍一、松任谷由実、村上龍ら多数の文化人から賞賛のコメントが寄せられた。また、本書の中には『シャングリラの予言』のファンだというビートたけしがゲストとして参加したエピソードも収録されている。1999年には連載が復活し、世紀を跨いだ2001年まで継続され、翌年の2002年には『続・シャングリラの予言』が刊行された。その後CSのトークは雑誌やオンライン、ラジオと時代ごとに場所を変えながらも、不定期で行われている。
そんなCSによるライブイベントが、『LIVE SHANGRI-LA R-18指定』として実現。当日は“サイケデリックなサイモンとガーファンクル”と称された“ミック”と“マッケンジー”による予測不可能な会話が繰り広げられるほか、2人の旧知の仲である世界的エンジニアのオノ セイゲンもDJとして参加。また、CSをイメージした特別メニューやワインも提供される。
■「LIVE SHANGRI-LA [R-18指定]」
日程:11月18日
会場:晴れたら空に豆まいて
住所:東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2
時間:18:00開場、19:00〜21:00トーク&DJ 、21:00〜BARTIME
チケット:前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000(共に1ドリンク代 ¥600別途)
予約サイト:http://haremame.com/schedule/73898/
出演:立川直樹 × 森永博志(トーク)、オノセイゲン(DJ)