写真家・濱田祐史の作品展「Incidence and Reflection」がPGI で開催

写真家・濱田祐史の作品展「Incidence and Reflection」がPGI で開催する。会期は12月1日〜2023年1月28日。

濱田の最新作となる「Incidence and Reflection(入射と反射)」は、現代の版画で使用されているPS版(Pre-Sensitized Plate)というアルミ版の、塗布されたフォトレジストという組成物に紫外線が反応し硬化することでネガ像やポジ像の版ができるという特性を利用し、紫外光が結ぶ像を捉えている。

具体的には、8×10や4×5、6×6等の中判から大判のサイズに切り出したPS版をフィルムの代わりにカメラにセットし撮影する方法。晴れた日でも90分以上の露光が必要だったりと、使い慣れたフィルムでの撮影とは条件が大きく異なる。同展ではこのアルミ版に露光された作品、約60点を展示する。

■濱田祐史作品展「Incidence and Reflection」
会期:12月1日〜2023年1月28日
会場:PGI
住所:東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
時間:11:00〜18:00
休日:日曜、祝日 ※12月24日〜2023年1月4日は冬季休廊
公式サイト:https://www.pgi.ac

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有