
7月14日から公開されるアートディレクター、千原徹也の初監督作品となる映画『アイスクリームフィーバー』のエンディングで、小沢健二の楽曲「春にして君を想う」を起用することが発表された。またあわせて、楽曲を使用した第2弾予告編も公開された。
「春にして君を想う」は、「子供のように甘えたいのだ 静かなタンゴのように」というフレーズのリフレインが優しく響く、小沢健二が1998年に発表したバラードソングだが、この楽曲の起用理由について千原監督は「自分の中にある何かが呼び起こされるような音楽のパワーがある曲にしたかったので、昔の自分が好きだった曲にしようと思い、小沢さんの好きな曲の中で『春にして君を想う』を選びました」と明かしている。さらに、「僕は『恋する惑星』などを観に映画館に足を運んでいた1990年代のワクワク感を本作の中に詰め込みたいと考えていて、『春にして君を想う』はそういう意味でもぴったりだと思っていました。小沢さんにお会いしたとき、こちらの想いや作品の持つ空気感を完全に理解してくださっていたんです。そのうえでOKしていただいたので、すごく嬉しかったです」とコメントする。
『春にして君を想う(2023 Remaster)』は6月20日から各配信サービスで配信開始。また、本作の公開日でもある7月14日には、アナログ盤『春にして君を想う Remaster + Reprise』も発売する。※抽選受付は6月20~25日23時59分まで。詳しくはhttps://www.春にして君を想う.netで
公開された第2弾予告編では、アイスクリーム屋で働く菜摘(吉岡里帆)が作家の佐保(モトーラ世理奈)に運命的なものを感じ惹かれていく様子や、そんな菜摘の変化に複雑な表情を浮かべる後輩の貴子(詩羽)、ぶつかり合う優(松本まりか)と姪の美和(南琴奈)らの姿が映し出され、それぞれに複雑な事情や言葉にならない想いを抱える彼女たちを、小沢健二のエンディングテーマ「春にして君を想う」が優しく包み込む。さらに映像内では、小沢健二をはじめ、又吉直樹(ピース)、長濱ねるのコメントも使用され、本作にますます期待が膨らむ映像に仕上がっている。
■『春にして君を想う Remaster + Reprise』
限定アナログ7“レーザーエッチング盤 + シルクスクリーン印刷ジャケット
発売日:2023年7月14日
抽選受付:2023年6月20~25日23時59分まで
品番:PDKV-1002
価格:¥3,500
収録曲:
A1.春にして君を想う Childish Tango Remaster
A2.春にして君を想う Childish Tango Reprise
https://www.春にして君を想う.net
https://www.universal-music.co.jp/jp/ozawa-kenji-childish-tango/