Spotify Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/spotify/ Wed, 29 Nov 2023 11:10:59 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.4 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png Spotify Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/spotify/ 32 32 Spotifyが2023年のランキングを発表 国内で最も再生された楽曲は YOASOBIの「アイドル」 海外で最も再生された日本の楽曲は2年連続で藤井風「死ぬのがいいわ」 https://tokion.jp/2023/11/29/spotify-2023/ Wed, 29 Nov 2023 13:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=217867 Spotifyが2023年の各種ランキングを発表した。

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オーディオストリーミングサービスSpotifyは、音楽やポッドキャストなどの今年のリスニングデータから2023年を振り返る各種ランキングを発表した。

今年世界で最も聴かれた楽曲は、再生回数が16億回を突破したマイリー・サイラスの「Flowers」で、世界で最も聴かれたアーティストはテイラー・スウィフトだった。一方で日本国内で最も再生された楽曲は YOASOBIの「アイドル」で、同曲は国内楽曲として史上最速で2億回再生を突破したほか、2023年4月14日から7月21日にかけて3ヵ月以上にわたりSpotify Japanのデイリーチャートで1位を独走した。

国内で最も聴かれたアーティストは、 Mrs. GREEN APPLEだった。結成10周年を迎えた同グループは、今年1月にSpotifyでの総再生回数が10億回を突破。2位はVaundyで、昨年6位から躍進をみせた。トップ10のうち7組が2年連続でエントリーしており、楽曲がヒットすると長く聴かれ続け、また同じアーティストの他の曲も同時に聴かれるようになっていくというストリーミングの特徴を反映した結果となった。

国内で最も聴かれたアルバムは、2年連続で優里の『壱』、2位はVaundyの『strobo』で、いずれも2022年以前にリリースされたアルバムがランクインした。

また国内で今年Spotify上から最もSNSにシェアされたアーティストはJO1で、2位にはBE:FIRST、3位はINIが続き、昨年同様に強いファンダムを持つアーティストが上位を占めた。

海外で最も再生された日本の楽曲は、2年連続で藤井風「死ぬのがいいわ」となり、2位にはYOASOBIの「アイドル」、3位には米津玄師の「KICK BACK」、4位にはimaseの「NIGHT DANCER」が続く。「死ぬのがいいわ」はSpotifyでの総再生回数が4億7,000万回を超え、国内楽曲としてはYOASOBI「夜に駆ける」に続いて4億回再生を突破。3位の「KICK BACK」はアメリカを筆頭に海外でも広く聴かれ、2022年10月には、世界で一日に最も再生された楽曲ランキングである「トップ50 – グローバル」に、国内アーティストとして初めてチャートインした。

今年海外で最も再生された日本のアーティストは3年連続でYOASOBIとなり、2位に藤井風、3位にXGとなった。YOASOBIは、「アイドル」の他にも「夜に駆ける」が2021年より3年連続で「海外で最も再生された国内楽曲」でトップ5入りをしており、国内のみならず海外のリスナーにも長く聴かれ続けている。3位のXGは、「SHOOTING STAR」や「LEFT RIGHT」が世界各地でバイラルヒットを記録し、世界中で315万人以上がフォローするSpotifyの公式プレイリスト『Pop Rising』でも国内アーティストとして初めてカバーを飾った。

主なランンキングは下記の通り。

2023年 Spotifyグローバルランキング
■世界で最も再生されたアーティスト
1.テイラー・スウィフト
2.バッド・バニー
3.ザ・ウィークエンド
4.ドレイク
5.Peso Pluma
6.Feid
7.トラヴィス・スコット
8.SZA
9.KAROL G
10.ラナ・デル・レイ

■世界で最も再生された楽曲
1.Flowers / マイリー・サイラス
2.Kill Bill / SZA
3.As It Was / ハリー・スタイルズ
4.Seven (feat. Latto) / Jung Kook
5.Ella Baila Sola / Eslabon Armado
6.Cruel Summer / テイラー・スウィフト
7.Creepin’ (with The Weeknd & 21 Savage) / Metro Boomin
8.Calm Down (with Selena Gomez) / Rema
9.Shakira: Bzrp Music Sessions, Vol. 53 / Bizarrap、シャキーラ
10.Anti-Hero / テイラー・スウィフト

■世界で最も再生されたアルバム
1.Un Verano Sin Ti / バッド・バニー
2.Midnights / テイラー・スウィフト
3.SOS / SZA
4.Starboy / ザ・ウィークエンド
5.MAÑANA SERÁ BONITO / KAROL G

2023年 Spotifyジャパンランキング
■国内で最も再生されたアーティスト
1.Mrs. GREEN APPLE
2.Vaundy
3.YOASOBI
4.back number
5.Official髭男dism
6.BTS
7.優里
8.米津玄師
9.Ado
10.あいみょん

■国内で最も再生された楽曲
1.アイドル / YOASOBI
2.怪獣の花唄 / Vaundy
3.Subtitle / Official髭男dism 
4.ダンスホール / Mrs. GREEN APPLE
5.W / X / Y / Tani Yuuki
6.Overdose / なとり
7.KICK BACK / 米津玄師
8.美しい鰭 / スピッツ
9.ベテルギウス / 優里
10.シンデレラボーイ / Saucy Dog

■国内で最も再生されたアルバム

1.壱 / 優里
2.strobo / Vaundy
3.ANTENNA / Mrs. GREEN APPLE
4.ユーモア / back number
5.Attitude / Mrs. GREEN APPLE
6.Proof / BTS
7.UTA’S SONGS ONE PIECE FILM RED / Ado
8.弐 / 優里
9.THE BOOK / YOASOBI
10.LOVE ALL SERVE ALL / 藤井風

■国内で最もSNSでシェアされたアーティスト
1.JO1
2.BE:FIRST
3.INI
4.Mrs. GREEN APPLE
5.NewJeans

■海外で最も再生された日本のアーティスト
1.YOASOBI
2.藤井風
3.XG
4.米津玄師
5.久石譲
6.Ado
7.RADWIMPS
8.Eve
9.ONE OK ROCK
10.LiSA

■海外で最も再生された国内アーティストの楽曲
1.死ぬのがいいわ / 藤井風
2.アイドル / YOASOBI
3.KICK BACK / 米津玄師
4.NIGHT DANCER / imase
5.夜に駆ける / YOASOBI
6.SHOOTING STAR / XG
7.LEFT RIGHT / XG
8.すずめ / RADWIMPS、十明
9.Tokyo Drift (Fast & Furious) – From “The Fast And The Furious: Tokyo Drift” Soundtrack / Teriyaki Boyz      
10.まつり / 藤井風

■国内で最も人気のポッドキャスト番組
1.英語聞き流し|Sakura English/サクラ・イングリッシュ
2.霜降り明星のオールナイトニッポン
3.聴漫才2
4.叶姉妹のファビュラスワールド
5.星野源のオールナイトニッポン
6.Spotify ANIZONE – アニゾーン
7.あののオールナイトニッポン0(ZERO)
8.英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast
9.呪術廻戦 じゅじゅとーく ニキ
10.安住紳一郎の日曜天国

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2022年のSpotifyのデータから考える「ヒットする音楽の傾向」 https://tokion.jp/2023/02/16/thinking-through-spotify-data-in-2022/ Thu, 16 Feb 2023 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=167790 Spotify Japanの音楽部門担当・芦澤紀子に2022年のランキングについて聞く。

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世界で4億8900万人以上のユーザーが利用するオーディオストリーミングサービスSpotifyが発表した2022年のランキングをもとに、2021年からの変化、藤井風の世界的ヒット、日本のボーイズグループの台頭など、日本の音楽シーンの現状を、Spotify Japanの音楽部門担当・芦澤紀子に聞いた。

芦澤紀子
Spotify Japan 音楽企画推進統括。ソニーミュージックで洋楽・邦楽の制作やマーケティング、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)で「PlayStation Music」の立ち上げに携わった後、2018年にSpotify Japan入社。

——まずSpotifyとして2022年はどのような1年でしたか?

芦澤紀子(以下、芦澤):Spotify Japanがスタートしてから6年目を迎えた年でしたが、ストリーミング配信がより日本のマーケットに浸透してきて、音楽のみならずトークコンテンツなどを含めて関心もアクセスも集めたという実感がありました。その上で音楽を聴くだけでなく、さまざまなパートナーシップを通じて付加価値の高いリスニング体験をお届けできるようにも取り組んだ1年だったと思います。具体的な例としては、話題のアニメ映画とのコラボレーションがまず挙げられます。

——『呪術廻戦』『ONE PIECE FILM RED』『すずめの戸締まり』などがありましたね。

芦澤:そうです。特に『ONE PIECE FILM RED』と『すずめの戸締まり』は音楽に軸足を置いた作品ということで、公式プレイリストとして劇中音楽をお楽しみいただくだけではなく、映画の世界観をより深く楽しんでいただけるようなコンテンツ体験をお届けできるように注力しました。『ONE PIECE FILM RED』ですと、ルフィのキャラクターボイスや、再生中のスマートフォン画面に8秒間のループ動画が表示される「Canvas」、楽曲のストーリーを伝える画像+テキスト機能「Storyline」などを活用し、映画の世界を多面的にお楽しみいただけるようにアイデアを凝らしました。

『すずめの戸締まり』に関しては、「聴く小説・すずめの戸締まり」という初めての試みをさせていただきました。岩戸鈴芽役の原菜乃華さんが小説版『すずめの戸締まり』を朗読するという内容で、Spotify Music+Talk機能を使って全30回に分けて配信しました。映画公開1ヵ月以上前から予習コンテンツとして、日々このMusic+Talkを聴いて期待感を高めてもらえたらという意図で企画したのですが、公開後もたくさんの方に繰り返し聴いていただけて、とても好評でした。

——『すずめの戸締まり』の取り組みは非常に印象的でした。

芦澤:ありがとうございます。他の事例についてもお話しすると、Spotify Japan初の取り組みとしてビデオシングルシリーズ「Go Stream」を展開し、5組の国内アーティストに特別なパフォーマンス映像を撮り下ろしていただき、縦型ビデオシングルという形で配信しました。7月と9月の2回に分けて、ずっと真夜中でいいのに。、Vaundy、宇多田ヒカル、Mrs. GREEN APPLE、星野源の5組のアーティストに参加していただいたのですが、これまでのSpotify Japanの歩みを語る上で欠かせない5組と一緒にスペシャルな取り組みができたことに感謝しています。

2017年から続けている新進アーティストサポートプログラム、Early Noiseに関して言えば、2022年は数年前に選出した藤井風やVaundyの2人が大きく飛躍を遂げた1年でした。藤井風は2020年のアルバム曲「死ぬのがいいわ」が世界中でバイラルヒットし、トータル2億再生を突破、「世界で最も再生された国内アーティストの楽曲」年間ランキングで1位になるなど、目覚ましい活躍をみせています。Vaundyは話題のアニメ『チェンソーマン』のEDテーマ「CHAINSAW BLOOD」のヒットに加え、紅白歌合戦での衝撃的なパフォーマンスのインパクトにより、ストリーミングの世界を超えて、お茶の間レベルの存在へと活躍の場を広げています。

藤井風のヒットについて

——藤井風さんの活躍は本当に目覚ましいと自分も思います。この短期間でここまで再生数が伸びた楽曲はなかったんじゃないですか?

芦澤:単曲で2億再生を超える曲はいくつかありますが、わずか数ヵ月でここまで再生数を伸ばした楽曲は国内アーティストの中には見当たらないですね。リリース自体は2020年の楽曲ですが、火がついてからはすごく速いペースで再生数を伸ばしています。月間リスナーも1100万人を超えていまして、国内アーティストで月間リスナー1000万人を超えたというのは初めてだったのですが、前代未聞の速さでリスナーを世界中に増やしているという印象です。

——藤井風の「死ぬのがいいわ」がここまで大きくヒットしたのは、海外のプレイリストにも入っていたという部分まではわかるのですが、Spotifyの指標からみて、具体的にいつ頃からブレイクして、どのような動きをみせていたんでしょうか?

芦澤:まず2022年7月末にタイのバイラルチャートで1位を取ったのが最初の動きでした。突然1位を取ったということで、藤井風本人も当時Twitterで反応されていました。Spotify社内でも話題になったのですが、その後ベトナムやシンガポール、インドネシア、マレーシアといった東南アジア諸国のバイラルチャートでも次々に1位を取っていきましたね。

——しかもその週だけ上位にいて、翌週、翌々週にはランク外に落ちてしまうという動きではなく、長い間上位にランクインしましたよね?

芦澤:そうですね。7月末から9月までの数ヵ月に渡ってバイラルチャートの上位にランクインしていて、バイラルチャートを元にしたプレイリストにも入り、リスナーの裾野がさらに広がっていきました。最初は東南アジアを中心に広がっていき、次にカザフスタンやUAEなどの中東へと流れ、次は東欧からヨーロッパへ、さらに海を越えて北アフリカからアフリカ全土、ちょっと遅れたタイミングでアメリカ、中南米へと広がっていきました。途中からは同時多発的に世界中に拡散していったような印象です。Spotifyが毎日バイラルチャートとしてデータを集計している国や地域がグローバルチャート含めると74あるのですが、すべてのチャートでランクインし、うち23の国・地域で1位を獲得しました。

——もちろんですが、日本人のアーティストとしてはこのようなヒットソングは生まれてないですよね?

芦澤:Spotifyが2016年秋に国内でサービスを開始して以来、このような形でヒットになった楽曲は今までになかったです。われわれもちょっとビックリするほどの動きでした。

——最終的にはアメリカ・カナダなどの北米にまで波及していったわけですが、それはいつ頃ですか?

芦澤:アメリカのバイラルチャートで2位を獲得したのが9月16日、カナダはそれよりも早くて8月29日に1位を獲得しています。もともと日本のアニメやポップカルチャーに関心の高いリスナーが多い国のインドネシアやフィリピン、アメリカやブラジルなどで反応があるというのは納得できるのですが、アラブ諸国やアフリカ、カリブ海周辺の国々をも席巻したというのはちょっと驚きでしたね。

これまでですと「アニメとの関連性がないと日本の音楽は広まっていかないのではないか」という意見もありましたが、アニメという文脈がなく、しかも日本語で歌われ、タイトルすら日本語であったとしても受け入れられる可能性があるということを示した事例だったと思います。

——正直かなりイレギュラーなヒットに感じられますよね。

芦澤:もともとはMVも作っていなかったアルバム楽曲ですからね。実際聴いてみると、メロディは昭和的で歌謡曲っぽさも感じられますが、トラックはYaffleがプロデュースを務めていて、トラップっぽいビートになっている。昭和的で歌謡曲風なメロディに最新のサウンドプロダクションが合わさって、海外のリスナーにはすごく新鮮に聞こえたのかもしれないです。

——近年日本のシティポップが東南アジアを中心に広く聴かれているという一面がありますが、海外で聴かれているシティポップというと、メロディラインはどちらかという歌謡曲っぽさのあるメロディ、ヨナ抜き音階のものとかが多いと思います。もしかすると日本のシティポップに聴きなじみある海外のリスナーに、「シティポップじゃないけど歌謡っぽさがある現代風なサウンドの曲」という感じで刺さったのかな? と思えますね。

芦澤:シティポップにも通じる歌謡っぽいところが海外リスナーにとって新しく聞こえて魅力的という話はよく聞きますので、そういった受け取られ方や需要はおそらくあると思います。

男性シンガーソングライターのロングヒット

——一度国内に話を戻すのですが、藤井風さん、Vaundyさん、優里さん、Tani Yuukiさんらの男性シンガソングライターの楽曲が、2022年の「国内で最も再生された楽曲」「国内で最も再生されたアーティスト」で上位にランクインしていました。2021年にリリースされた楽曲が1年かけてのロングヒットとなった形なのですが、彼等に注目や人気が集まる理由はなんでしょうか?

国内で最も再生された楽曲
1. W / X / Y / Tani Yuuki
2. シンデレラボーイ / Saucy Dog
3. ベテルギウス / 優里
4. なんでもないよ、 / マカロニえんぴつ
5. ドライフラワー / 優里
6. 水平線 / back number
7. 残響散歌 / Aimer
8. 新時代 / Ado
9. きらり / 藤井 風
10. シャッター / 優里

国内で最も再生されたアーティスト
1. BTS
2. Official髭男dism
3. YOASOBI
4. Ado
5. 優里
6. Vaundy
7. back number
8. King Gnu
9. TWICE
10. Saucy Dog

芦澤:藤井風、VaundyとTani Yuuki、優里を一括りで語ることは難しいですが、ここ数年男性シンガーソングライターの楽曲がロングヒットを続けている背景には、コロナの影響が明らかに強くあると思います。コロナ禍で2020年からライブツアーやフェスが一旦止まってしまって、それまでは人気だったライブ会場で躍らせるような楽曲がリスナーに刺さりづらくなった。アーティストもステイホームの流れでライブやイベントに出演できず、自宅で制作した楽曲を動画投稿サイトに投稿する動きが加速、注目を集めるようになっていきました。2020年には、瑛人やもさを。など、弾き語り投稿から共感を呼んで、SNSで広まっていった男性シンガーソングライターの事例が目立ちます。     

Tani Yuukiや優里などはその頃から楽曲をリリースしていて、この動きとちょうどシンクロしていると思います。優里はTHE FIRST TAKEのステイホームバージョン、“THE HOME TAKE”で「かくれんぼ」を披露し、ここから大きくバズっていきました。

さらに2021年以降はコロナ禍が長期化していく中で、静かな弾き語りスタイルやアコースティックな楽曲だけではない、よりバリエーションや振れ幅をもった楽曲がヒットしていくようになりました。例えばTani Yuukiの「W/X/Y」は2021年5月にリリースされた曲ですが、ゆったりとしたヨコノリを感じられる楽曲で、それに合わせて振り付けして踊る動画がバズりました。

優里も弾き語りを感じさせる楽曲ばかりではなく、「ベテルギウス」など幅を広げた楽曲をリリースするようになり、THE FIRST TAKEを含めた動画投稿サイト、SNSを駆使した数々の施策も功を奏し、ストリーミングサイトでの再生につながっていったと思います。お気に入りに保存される回数や、短期間での再生数・リスナー数がグンと伸びると、Spotifyのアルゴリズム上ではレコメンドに繋がりやすく、公式プレイリストにリストインすることも多い。そういった波に乗ってリスナーを増やし、再生数も伸ばしていきました。

——しかも彼等の楽曲は、ラブソングを制作することが比重として多めなタイプだと思います。コロナ禍という世情も相まってよりヒットしやすい、刺さりやすいんじゃないか? と思います

芦澤:それも大いにあると思います。実はコロナ禍に入ってからSpotifyは若い世代により聴かれるようになっていて、「国内で最も再生されたSpotify公式プレイリスト」でもトップに入った「令和ポップス」というプレイリストを見ると、ラブソングがとても多いんです。同じく最近人気を集めている「恋するプレイリスト」もZ世代に向けてラブソングを集めたプレイリストで、昨年から年間を通して展開しているんですが、さまざまなタイプのZ世代向けプレイリストがある中で「恋するプレイリスト」は特にとても反応が良いんです。

国内で最も再生されたSpotify公式プレイリスト
1. 令和ポップス
2. Tokyo Super Hits!
3. Hot Hits Japan
4. This Is BTS
5. 平成ポップヒストリー

——コロナ禍におけるインドア生活・自宅生活が増えたことで、人間関係や友達関係が築きにくくなったと思います。そもそものスタート地点が揺らいだことで、恋人関係・彼氏と彼女の関係性そのものが、それまでの時代に比べてもより理想的に見えたり、夢物語なものとして感じられるようになったんじゃないのかなと思います。恋愛というものに、よりロマンを見出してしまう状況になったといえばいいのかなと。

芦澤:加えて言えるのは、「気持ちを届ける・伝える」ということ自体も、会って話せばすぐに済むはずなのに、コロナ禍ではなかなか会えない状況ですし、「一緒に何かをする」ことも減ってしまった。それによって上手くいかない恋愛ソングが増えているのも印象的ですね。

——Spotifyの指標などから見て、女性のシンガーやシンガーソングライターの中から今後ネクストヒットを狙えそうな方は誰が挙がるのでしょうか?

芦澤:2019年のEarly Noise選出から始まり、これまでSpotify Japanが長くご一緒してきたずっと真夜中でいいのに。のACAねは、シンガーソングライターではないですが注目している女性アーティストです。さらに今年の「RADAR: Early Noise 2023」にはTOMOO、春ねむり、Furui Riho、LANAという4組の女性アーティストが入っていまして、それぞれがバックグラウンドや根差しているシーンは異なるものの、大きなポテンシャルを感じており、今後の活躍に期待しています。

ボーイズグループのファンダム

——日本のボーイズグループ・ガールズグループ、特にジャニーズではないグループからの影響力・ヒットが見えてきていると思います。K-POPからの影響も多分にあるとは思いますが、「国内で最もシェアされた楽曲」では彼等が大きく席巻しました。なぜ彼等の楽曲がシェアされやすいのでしょうか?

芦澤:コロナ禍前後からスタートしたオーディション番組を通して輩出されたグループがその中心を担っていて、BE:FIRST、JO1、INIなどが挙がります。彼等を見ていると、やはりファンの応援の仕組みが変わったと感じます。コロナ禍以前であれば、CDを購入して、購入者限定の特典をゲットしたり握手会などに参加する、もしくはファンの間で大量に購入することで、オリコンやビルボードなどのヒットチャート上位に彼らをランクインさせたいというのがあった。さらにファンクラブに入会してライブ会場にも積極的に足を運ぶ、という流れだったと思うんです。

——ライブツアーでしか買えない限定グッズもすべて買って揃えて……みたいなところですよね。

芦澤:そうですね。ですがコロナ禍に入ったことでライブがそもそも開催できなくなり、CDショップにも行けなくなるという状況になって、そういった応援の仕方が難しくなった。その中で応援の仕方で新たなロールモデルになったのがK-POPのファンだったと思います。

——なるほど。アーティストだけでなくファンの応援もK-POP的になった、と。

芦澤:コロナ以前からBTSを始めとするK-POPのファンが世界中にいて、もちろん日本にもかなり大きなファン層を抱えていました。ARMY(BTSファンのファンネーム)がBTSをどのように応援していたかというと、「BTSの楽曲をストリーミングサイトで聴いてSNSにシェアをする」「彼らのメッセージを広めていく」というものが中心でした。それまでのCD販売や握手会など、フィジカルな基盤に基づいた応援とは全く別の、K-POP流の応援の仕方が確立されていったと思うんです。

そこからコロナ禍になった時に、K-POPのような応援スタイルが「外出制限があるステイホーム生活」にもマッチしているということで、応援スタイルやマインドが変わっていったのかなと思います。コロナ禍にデビューしてきたアイドルグループを応援するファンの中でも、ストリーミングで聴いた楽曲をSNSへとシェア・拡散することに重きを置くファンが非常に増えています。結果的に「国内で最もシェアされた楽曲」ランキングでは、BE:FIRST、JO1、INIの3組がほぼ独占した状況になりました。

国内で最もシェアされた楽曲
1. SuperCali / JO1
2. Bye-Good-Bye / BE:FIRST
3. CALL 119 / INI
4. Password / INI
5. With Us / JO1
6. Betrayal Game / BE:FIRST
7. Brave Generation / BE:FIRST
8. 僕らの季節 / JO1
9. Gifted. / BE:FIRST
10. Scream / BE:FIRST

——「Spotifyを使ってSNSにシェアをした」という行為は、チャートにどういった形で表れるのでしょうか?

芦澤:さまざまな指標を用いて算出されている独自のランキングですので、詳しくお話はできないのですが、SNS上で活発にシェアされた楽曲として具現化されるのはバイラルチャートになります。このチャートは「何が一番バズっているのか?」という部分にフォーカスを置いているので、日々変動が激しいのですが、「今のトレンドをいち早く知りたい」という方々が常にチェックしていることが多いんです。バイラルチャートで上位に居続けることでバズを起こしていることがより広く知られ、再生回数が伸びてトップランキングにも入ったり、また他のプレイリストなどにリストインすることで、年間を通してロングタームにヒットする楽曲になる可能性があったります。

J-POPの可能性

——「世界で最も聴かれた・再生されたアーティスト」でバッド・バニー(Bad Bunny)が3年連続で1位を獲得しました。彼が発表したアルバム『Un Verano Sin Ti』はビルボードTOP200では合計13週に渡って1位を獲得して、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)のアルバム『Midnight』よりも多く1位を獲得しています。Spotifyで大きな支持を受け続けている彼ですが、ここまでウケている理由はなぜでしょうか?

芦澤:日本に住んでいると「洋楽といえば英語圏の曲」という印象が非常に強く、実際に日本において洋楽アーティストといえば英語圏のアーティストを指すことが圧倒的に多いと思います。アメリカやイギリスのチャートが主要な指標として参照されている部分がありますよね。ただ世界の音楽マーケットを俯瞰で見てみると、英語圏の国々が多いのも間違いないですが、実際にはスペイン語圏の国々・地域・人口が非常に大きいんです。バッド・バニーの故郷・プエルトリコがある中南米では、ポルトガル語が第一言語になっているブラジル以外、ほとんどの国でスペイン語が使われています。

——国によっては英語を使う国もありますが、第二言語としてスペイン語を話す方も多いと思いますし、中南米・ラテンアメリカ地域ではスペイン語は無くてはならないレベルですね。

芦澤:当然それらの国ではスペイン語で歌われていますし、スペイン語の音楽が国境を越えて広がるポテンシャルが大いにあります。世界中にスペイン語圏の移民も多く、音楽を楽しむことにアクティブなカルチャーも特徴的です。日本にいると気付きにくいですが、ラテン・カルチャーの重要度や影響は世界においては大きいんです。

Spotifyは言語やカルチャーを超えてボーダーレスに音楽を楽しむことができるプラットフォームなので、自国以外のアーティストによる楽曲がプレイリストに入ることはよくあります。日本とは違い、海外ではさまざまな言語・カルチャーが混ざり合っているのが普通の状況なので、「英語圏の国にいながらスペイン語の曲を聴く」ことも日々の生活の中で自然に生まれ、言語の障壁はかなり低くなったように感じます。無意識のうちによりボーダーレスな聴き方が浸透していると思います。

——なるほど

芦澤:BTSをはじめとするK-POPのヒットを見てみると、アメリカやヨーロッパなどで韓国語が理解されているからヒットしている……というわけではないですよね。むしろK-POPというカルチャーを含め自然に受け入れられているんだと思います。

——ここまでのお話を伺って、メインストリームとなって聴かれている音楽には英語の楽曲が多い中で、ストリーミングの普及によってバッド・バニーを中心としたラテン・ポップやK-POPといった「英語圏外の音楽」も世界的な支持を得られるようになってきたと繋がってきました。今年開催されCoachella 2023ではフランク・オーシャン(Frank Ocean)とともに、バッド・バニーとBLACKPINKがヘッドライナーを務めるというニュースが出てきたのも象徴的ですね

昨年の取材では「J-POPのままでも海外でヒットを飛ばせるのでは?」なんて話をしましたが、アニソンやシティポップが海外でウケているという話題に、藤井風さんのヒットのようなヒットが続けば「日本人が日本語のまま歌い、J-POPが世界中で聴かれるのでは?」という未来が見えてきそうですが、改めていかがでしょうか?

芦澤:点々として出てきた現象がいくつかあって、藤井風の楽曲がSNSを通して海外で大きくヒットする、アニメーション作品と紐づいてヒットしていく日本の楽曲がある、年代を飛び越えてシティポップがウケている、それぞれ別々のことなんですけど繋がっているように感じられます。YOASOBIの「夜を駆ける」は「世界で最も聴かれた日本の楽曲」ランキングでここ数年上位にいましたが、あの曲は実はアニメのタイアップ楽曲でもなんでもない。おそらく推測ですが、YOASOBIが「日本のポップカルチャーの代表」としてアイコニックに見られているからだと思うんです。シティポップが広がっていった流れにも繋がるんですが、東南アジアのZ世代のリスナーがこうした楽曲をSNSで投稿する際に、何かしらアニメーションのgif動画などとともに投稿するパターンが多いこともその裏付けだと思っています。     

——藤井風の「死ぬのがいいわ」を使ったUGC投稿(ユーザー制作投稿)では、原曲を早送りにした音源が使用されてましたが、その後は原曲そのものを使った動画が投稿されるようになりました。映像もアニメやゲームからのものが非常に多いですね。

芦澤:UGCのものはほとんどそうですね。しかも歌詞の意味をしっかりと理解していて、「自分の推しのためなら死んでもいい」というニュアンスで動画が制作・投稿されているんです。藤井風、アニメ、推しカルチャー的な応援、日本に住んでいる私達からすればどれも繋がっていないバラバラな現象のように見えますが、すべて日本的なポップカルチャーとして受容されているという印象はあります。もっとこういった点が増えていけば、点と点がどんどんと繋がって、1つのムーブメントのようになるのかなと思います。

——アニメーションなどうまく使いながら、何かしらの光景や情景を感じさせつつ、自分がそこにいるかのように感じさせてくれるもの。そういう風にJ-POPや日本のポップカルチャーが受け入れられているなと、今回のお話を聞いていて感じました。

ここ数年、SNSや動画投稿サイトでバイラルヒットした楽曲がそのまま人気を集めていくという傾向が見えますが、Spotify Japanやストリーミングサービスの役割はどのように変化していると感じていますか?

芦澤:SNSや動画投稿サイトがヒットやバズの「キッカケ」であり「発火点」になりやすいというのは昨今の傾向としてあると思います。ですが、発火するだけでは楽曲やアーティストへの人気や注目には必ずしもつながらず、短期間でクルクル回っているだけになってしまう。それをフォローするのがプレイリストかなと考えています。「この動画でタイトルとアーティストを知れたけど、どこで聴こうか?」となった時には、やはりストリーミングサービスになる。さらに曲を聴いてそのアーティストに興味を持った時に、過去のカタログや関連するアーティストまでどんどん掘り下げ、新たな出会いや発見を楽しんでいくことができる。そういったニーズに応えられればとも感じています。

——ありがとうございます。最後にSpotify Japanとして2023年の展望はどのように考えていますか?

芦澤:Spotifyは2016年秋に国内でサービスを開始し、当初は熱心な音楽ファンを中心に支持されてきましたが、ここ数年でユーザー層は大きく広がりました。ストリーミングの利用が日本でも普及し、音楽やトークコンテンツに対するニーズがますます高まる中、2023年もカルチャーファンダムやコミュニティにおいてSpotifyをいっそう欠かせない存在と感じていただけるように取り組むとともに、新たなオーディエンスとの接点も広げていきたいと考えています。

Photography Yohei Kichiraku

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SpotifyがヤングスキニーやLANA、春ねむりなど10組を「RADAR: Early Noise 2023」に選出 https://tokion.jp/2023/01/12/spotify-radar-early-noise-2023/ Thu, 12 Jan 2023 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=164277 Skaai、DURDN、Tele、TOMOO、なとり、春ねむり、Furui Riho、ヤングスキニー、LANA、れんの10組。

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Spotifyは、今年飛躍が期待される注目の新進気鋭・国内アーティスト10組を「RADAR: Early Noise 2023」として選出した。選ばれたのは、Skaai、DURDN、Tele、TOMOO、なとり、春ねむり、Furui Riho、ヤングスキニー、LANA、れんの10組。※アーティスト名は50音順

Skaai

DURDN

Tele

TOMOO

なとり

春ねむり

Furui Riho

ヤングスキニー

LANA

れん

2017年に日本でスタートし、今年で7年目となる「RADAR: Early Noise」からは、これまでに、あいみょん、King Gnu、ずっと真夜中でいいのに。、Vaundy、藤井風などのアーティストが多くのリスナーを獲得している。

今回の「RADAR: Early Noise 2023」アーティストの発表に合わせ、彼らの曲を集めたプレイリスト「RADAR: Early Noise 2023」と共に、選出アーティストの魅力について音楽コンシェルジュ ふくりゅうとSpotify音楽事業部門の担当者が語り合うMusic+Talk番組 「Spotify RADAR: Early Noise 2023 Music+Talk Edition」を公開した。また3月17日に、「Spotify Early Noise Night #15」を東京・Spotify O-EASTにて開催することも決定。今回の選出アーティストの中から、Skaai、TOMOO、ヤングスキニー、れんの4組が第1弾出演アーティストとして発表された。

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海外で最も再生された日本の楽曲は藤井風の「死ぬのがいいわ」 Spotifyが2022年に海外で再生された日本の音楽ランキングを発表 https://tokion.jp/2022/12/07/spotify-2022-vol2/ Wed, 07 Dec 2022 07:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=159400 藤井風は国内アーティストとして初めて月間リスナー数1000万人を突破。

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Spotifyが2022年に海外で再生された日本の音楽ランキングを発表した。海外で最も再生された日本の楽曲は藤井風の「死ぬのがいいわ」で、海外で最も再生された国内アーティストは2年連続でYOASOBIだった。

藤井はアジアでのSNSバズをきっかけに、2022年7月以降、Spotifyのバイラルチャートの対象74地域すべてでランクインを果たし、23の国と地域では1位を獲得。国内アーティストとして初めて月間リスナー数1000万人を突破し、リスナーを大きく広げた。「死ぬのがいいわ」が 最も再生された国と地域は、1位アメリカ、2位インド、3位日本の順だった。

また、3位以降には、3位に SiM「The Rumbling」(『進撃の巨人 The Final Season Part2』 OPテーマ曲)、4位にEve「廻廻奇譚」(『呪術廻戦』OP テーマ曲)、5位にLiSA「紅蓮華」(『鬼滅の刃 炭治郎立志編』OPテーマ曲)、6位に Aimer「残響散歌」(『鬼滅の刃 遊郭編』OPテーマ曲)と、今年もアニメ関連楽曲がエントリーし、「進撃の巨人」や「呪術廻戦」、「鬼滅の刃」などをはじめ、海外でのアニメ人気の定着を印象付ける結果となった。

そのほか、リリース年代別楽曲も発表。2022年最も再生された1970年代の楽曲は昨年に続き、荒井由実の「やさしさに包まれたなら」、1980年代は米米CLUBの「浪漫飛行」、1990年代はスピッツの「チェリー」、2000年代はスキマスイッチの「全力少年」、10年代はMrs. GREEN APPLE、井上苑子による「点描の唄」となった。

各ランキングは以下の通り。

■海外で最も再生された国内アーティストの楽曲
1. 死ぬのがいいわ / 藤井 風
2. 夜に駆ける / YOASOBI
3. The Rumbling / SiM
4. 廻廻奇譚 / Eve
5. 紅蓮華 / LiSA
6. 残響散歌 / Aimer
7. Tokyo Drift (Fast & Furious) – From “The Fast And The Furious: Tokyo Drift” Soundtrack / Teriyaki Boyz
8. 悪魔の子 / ヒグチアイ
9. Black Catcher / ビッケブランカ
10. unravel / TK from 凛として時雨

■藤井 風「死ぬのがいいわ」が最も再生された国と地域
1. アメリカ
2. インド
3. 日本
4. インドネシア
5. フィリピン
6. メキシコ
7. マレーシア
8. ブラジル
9. カナダ
10. タイ

■海外で最も再生された日本のアーティスト
1. YOASOBI
2. Eve
3. 久石譲
4. LiSA
5. 澤野弘之
6. Aimer
7. Nigo
8. ONE OK ROCK
9. Ado
10. SiM

■2022年最も再生された1970年代の楽曲
1. やさしさに包まれたなら / 荒井由実
2. ひこうき雲 / 荒井由実
3. ルージュの伝言 / 荒井由実
4. 銀河鉄道999 / ゴダイゴ
5. September / アース・ウィンド&ファイア
6. いとしのエリー / サザンオールスターズ
7. Don’t Stop Me Now – Remastered 2011 / クイーン
8. 勝手にシンドバッド / サザンオールスターズ
9. 異邦人 / 久保田早紀
10. 中央フリーウェイ / 荒井由実

■2022年最も再生された1980年代の楽曲
1. 浪漫飛行 / 米米CLUB
2. 未来予想図Ⅱ / DREAMS COME TRUE
3. Get Wild / TM NETWORK
4. I LOVE YOU / 尾崎豊
5. フレンズ / REBECCA
6. DIAMONDS (ダイアモンド) / PRINCESS PRINCESS
7. M / PRINCESS PRINCESS
8. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY) / サザンオールスターズ
9. My Revolution / 渡辺美里
10. OH MY LITTLE GIRL / 尾崎豊

■2022年最も再生された1990年代の楽曲
1. チェリー / スピッツ
2. 丸ノ内サディスティック / 椎名林檎
3. ロビンソン / スピッツ
4. 空も飛べるはず / スピッツ
5. 真夏の果実 / サザンオールスターズ
6. カブトムシ / aiko
7. サウダージ / ポルノグラフティ
8. 楓 / スピッツ
9. Tomorrow never knows / Mr.Children
10. ロマンスの神様 / 広瀬香美

■2022年最も再生された2000年代の楽曲
1. 全力少年 / スキマスイッチ
2. HANABI / Mr.Children
3. 小さな恋のうた / MONGOL800
4. キセキ / GReeeeN
5. 大阪LOVER / DREAMS COME TRUE
6. 天体観測 / BUMP OF CHICKEN
7. 奏(かなで) / スキマスイッチ
8. 韻波句徒 / CHEHON
9. 愛唄 / GReeeeN
10. 何度でも / DREAMS COME TRUE

■2022年最も再生された2010年代の楽曲
1. 点描の唄 / Mrs. GREEN APPLE, 井上苑子
2. 夜に駆ける / YOASOBI
3. 魔法の絨毯 / 川崎 鷹也
4. 115万キロのフィルム / Official髭男dism
5. Pretender / Official髭男dism
6. 猫 / DISH//
7. I LOVE… / Official髭男dism
8. いつか / Saucy Dog
9. 青と夏 / Mrs. GREEN APPLE
10. かくれんぼ / 優里

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Spotifyが2022年のランキングを発表 国内で最も聴かれたアーティストは2年連続でBTS、最も聴かれた楽曲はTani Yuukiの「W / X / Y」 https://tokion.jp/2022/11/30/spotify-2022/ Wed, 30 Nov 2022 13:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=158558 Spotify による2022年のグローバル&国内ランキングが発表。国内ではTani Yuukiの「W / X / Y」やSaucy Dogの「シンデレラボーイ」が人気。

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Spotifyは、音楽やポッドキャストなどの今年のリスニングデータから2022年を振り返る各種ランキングを発表した。

2022年世界で最も聴かれた楽曲は、再生回数が15億回を突破したハリー・スタイルズの「As It Was」、世界で最も聴かれたアーティストは3年連続でバッド・バニーとなった。

一方、国内で最も聴かれた楽曲はTani Yuukiの「W / X / Y」で、2位はSaucy Dogの「シンデレラボーイ」がランクイン。3位に「ベテルギウス」がランクインした優里は、「ドライフラワー」(5位)、「シャッター」(10位)を含む3曲が、今年のトップ10に入った。また、国内で最も聴かれたアーティストは、1位にBTS、9位にTWICEと昨年に続きトップ10にK-POPアーティストが2組ランクイン。また、6位にVaundy、10位にSaucy Dogがトップ10に初めてエントリーし、新世代アーティストの躍進を印象付ける結果となった。

2022年Spotify上からSNSなどで最もシェアされた楽曲は、1位がJO1の「SuperCali」、2位がBE:FIRSTの「Bye-Good-Bye」、3位がINIの「CALL 119」となり、強いファンダムを持つアーティストの楽曲が上位を占めた。

他には、国内で最も聴かれたアルバムは、1位は優里の『壱』、2位はAdo『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』。国内で人気のポッドキャスト番組トップ10には、Spotifyオリジナル&独占配信番組8作品が並んだ。中でも「SPY×FAMILY オペレーション〈ポッドキャスト〉」、「Spotify ANIZONE – アニゾーン」、そして「呪術廻戦 じゅじゅとーく + オーディオコメンタリー」と、人気アニメ作品の知られざる魅力や制作の裏話などを楽しむことができるトーク番組の人気だった。

主なランンキングは下記の通り。

2022年 Spotifyグローバルランキング
■世界で最も再生されたアーティスト
1. バッド・バニー
2. テイラー・スウィフト
3. ドレイク
4. ザ・ウィークエンド
5. BTS

■世界で最も再生された楽曲
1. As It Was / ハリー・スタイルズ
2. Heat Waves / Glass Animals
3. STAY (with Justin Bieber) / The Kid LAROI
4. Me Porto Bonito / バッド・バニー
5. Tití Me Preguntó / バッド・バニー

■世界で最も再生されたアルバム
1. Un Verano Sin Ti / バッド・バニー
2. Harry’s House / ハリー・スタイルズ
3. SOUR / Olivia Rodrigo
4. = / エド・シーラン
5. Planet Her / Doja Cat

2022年 Spotifyジャパンランキング
■国内で最も再生されたアーティスト
1. BTS
2. Official髭男dism
3. YOASOBI
4. Ado
5. 優里
6. Vaundy
7. back number
8. King Gnu
9. TWICE
10. Saucy Dog

■国内で最も再生された楽曲
1. W / X / Y / Tani Yuuki
2. シンデレラボーイ / Saucy Dog
3. ベテルギウス / 優里
4. なんでもないよ、 / マカロニえんぴつ
5. ドライフラワー / 優里
6. 水平線 / back number
7. 残響散歌 / Aimer
8. 新時代 / Ado
9. きらり / 藤井 風
10. シャッター / 優里

■国内で最もシェアされた楽曲
1. SuperCali / JO1
2. Bye-Good-Bye / BE:FIRST
3. CALL 119 / INI
4. Password / INI
5. With Us / JO1
6. Betrayal Game / BE:FIRST
7. Brave Generation / BE:FIRST
8. 僕らの季節 / JO1
9. Gifted. / BE:FIRST
10. Scream / BE:FIRST

■国内で最も再生されたアルバム
1. 壱 / 優里
2. ウタの歌 ONE PIECE FILM RED / Ado
3. THE BOOK / YOASOBI
4. THE BOOK 2 / YOASOBI
5. 狂言 / Ado
6. LOVE ALL SERVE ALL / 藤井 風
7. Editorial / Official髭男dism
8. strobo / Vaundy
9. Love Yourself 結 ‘Answer’ / BTS
10. ハッピーエンドへの期待は / マカロニえんぴつ

■国内で最も人気のポッドキャスト番組
1. 英語聞き流し | Sakura English/サクラ・イングリッシュ
2. SPY×FAMILY オペレーション〈ポッドキャスト〉
3. Spotify ANIZONE – アニゾーン
4. 聴漫才
5. 叶姉妹のファビュラスワールド
6. 呪術廻戦 じゅじゅとーく + オーディオコメンタリー
7. 霜降り明星のオールナイトニッポン
8. サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
9. 英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast
10. Naomi Takes America

■国内で最もいいねや保存された曲
1. W / X / Y / Tani Yuuki
2. 新時代 / Ado
3. ベテルギウス / 優里
4. ミックスナッツ / Official髭男dism
5. なんでもないよ、 / マカロニえんぴつ
6. シンデレラボーイ / Saucy Dog
7. Habit / SEKAI NO OWARI
8. ダンスホール / Mrs. GREEN APPLE
9. 私は最強 / Ado
10. 残響散歌 / Aimer

■国内で最もゲーム機で再生された楽曲
1. 新時代 / Ado
2. 2:23 AM / しゃろう
3. 一途 / King Gnu
4. W / X / Y / Tani Yuuki
5. STAY (with Justin Bieber) / The Kid LAROI

■国内で最も人気のMusic + Talkコンテンツ
1. Liner Voice+
2. New Music Wednesday [Music+Talk Edition]
3. YOASOBI THE BOOK 2 Spotify Edition
4. 小泉今日子とYOUのK-POP PARTY
5. 聴く小説・すずめの戸締まり

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2021年のSpotifyのデータから読み解く「日本の音楽シーン」と「海外で聴かれる日本の音楽」 https://tokion.jp/2022/04/04/japanese-music-scene-to-be-read-from-2021-spotify-data/ Mon, 04 Apr 2022 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=106877 Spotify Japanが発表した2021年のランキングをもとに、日本の音楽シーンの傾向を多角的に検証していく。

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世界で4億600万人以上のユーザーが利用するオーディオ ストリーミングサービス Spotify。そのSpotify Japanが2021年12月に発表したさまざまな年間ランキングをもとに、今の日本の音楽シーンの傾向を多角的に検証していく。さらに海外で日本の楽曲がヒットする可能性はあるのか。 Spotify Japanの音楽部門担当・芦澤紀子に話を聞いた。

日本国内ではBTSとYOASOBI の強さが目立つ

——まずは全体のお話からお聞きできればと思います。Spotifyとして2021年はどのような年となりましたか?

芦澤紀子(以下、芦澤):コロナ禍の状況となって1年以上が経過し、1周分回った年というのがスタートでした。2020年はコロナ禍に入ったことでライブやフェスティバルなどのイベントも中止となり、アーティストの活動が制限されることも多く、ユーザー側もステイホームの流れになって自宅で新たなエンターテイメントを探す機会が増え、これまでライブやフェスに行かれるような層にもストリーミングや動画配信サービスを楽しむ方が増えたと思います。Spotifyではコロナ禍の初期にはチル系の音楽、ローファイ、インスト系のプレイリストや楽曲が支持されるようになりました。

——それが2021年に入ってどのように変わったのでしょう?

芦澤:2021年にはチル系やノスタルジーを感じさせるような音楽が極端に聴かれることはなくなって、日常を取り戻すように少し落ち着いていった感じです。代わりに「良い音楽がずっと繰り返し聴かれる」というような形で、ロングタームで同じ曲がずっと聴かれ続けるということがありました。「2021年に日本国内で最も再生された楽曲トップ10」ランキングを見れば、日本では2021年はBTSとYOASOBIが占拠していた年だと思います。

「2021年に日本国内で最も再生された楽曲トップ10」
1. ドライフラワー / 優里
2. Dynamite / BTS
3. 夜に駆ける / YOASOBI
4. 怪物 / YOASOBI
5. 群青 / YOASOBI
6. 勿忘 / Awesome City Club
7. Butter / BTS
8. うっせぇわ / Ado
9. Stand by me, Stand by you. / 平井 大
10. 炎 / LiSA

「2021年に日本国内で最も再生されたアーティスト」
1. BTS
2. YOASOBI
3. Official髭男dism
4. 平井 大
5. back number
6. TWICE
7. 嵐
8. 優里
9. 米津玄師
10. あいみょん

——「2021年に日本国内で最も再生された楽曲トップ10」では10曲中5曲が、BTSとYOASOBI の2組で、その強さがハッキリと分かります。「ドライフラワー」「Dynamite」「群青」「うっせぇわ」「Stand by me, Stand by you.」は2020年に、「夜に駆ける」は2019年にリリース。YOASOBIの「怪物」は2021年1月、Awesome City Clubの「勿忘」は2021年2月、BTSの「Butter」が2021年5月にそれぞれリリースされています

芦澤:単曲で最も再生された楽曲は優里の「ドライフラワー」でした。2020年秋にリリースされたのち、「THE FIRST TAKE」で本人が歌ったのをきっかけに、TikTokでもこの楽曲を使った動画がいくつもバズを起こし、YouTubeなどで「歌ってみた」動画の題材にもなったりするなど、ユーザーからの支持を集めた楽曲でした。そこから2021年になると多くのユーザーから「良い曲」という認識で長く聴かれる楽曲へと成長したというのは、面白い傾向だと思います。

——リリース日順に考えれば2020年以前に発表された曲が6曲も「2021年に日本国内で最も再生された楽曲トップ10」を占めているという不思議な状況ですよね。例えば1990年代のオリコンヒットチャートなどではこのような状況は一切なかったわけで、海外のヒットチャートなどではこういったロングテールなヒット傾向は当たり前にある中、先ほどの話を踏まえてロングタームでヒットする楽曲が日本国内でここまで増えたのは特筆すべきだと思います。2020年から2021年にかけてユーザーが増えたのはもちろんだと思うのですが、男女比率や年齢比率は変わったんでしょうか?

芦澤:大きく変わったわけではないですが、いま現在では若干女性ユーザーのほうが多いですね。年齢層だと20代から30代前半の年齢がコアユーザーとなっていますが、その前後にあたる年齢層、ティーンエイジャーと40代以上の利用者が増えています。ストリーミングサイトへの認知が深まって市場全体が伸びていることの影響もありますね。

——日本国内のユーザー全体では、日本国内/国外のアーティストをどのくらいの比率で聴いているのでしょうかコロナ禍で変化はありましたか?

芦澤:日本国内ユーザーの6〜7割は日本国内のアーティストを主に聴いている印象です。他の諸外国でここまで圧倒的にローカルコンテンツ(自国のアーティスト)を聴いている国はほとんどなく、日本と似た傾向の国というとアメリカになるんです。とは言え、アメリカでのローカルコンテンツというとそれはグローバルヒットに繋がると言っても差し支えないわけですし、やはりここまで特殊で顕著な国はほとんどないです。

——そこまでハッキリとしているんですね。

芦澤:逆に日本人が海外の音楽を聴く中で、ハッキリとした伸びを見せているのがK-POPです。BTSやTWICEはもちろんですが、最近ですとIVEやkep1erといった新しいガールズユニットもチャート上位に入ってきますし、加えてENHYPENやTOMORROW X TOGETHERといった男性ユニットも日本のチャートに入っていますね。それも韓国語版や日本語版といった言語の違いもあまり関係なくチャートインしている状況です。

——以前ですと「日本語ヴァージョンをリリースしないとヒットに繋がらない」というレーベルの考えがあったんでしょうけれども、現在では「新曲が出るのであればすぐにでも聴きたい!」という気持ちが先立っていて、言語の違いなど関係なく新曲を聴かれているわけですね。

芦澤:そうですね。この流れは日本だけではなく、アメリカやヨーロッパのチャートを踏まえてみても、世界全体で「K-POPがヒットしている」というように見えてくると思います。韓国という人口のそれほど多くないマーケットにあるからこそ、産業に関わる多くの方々が「世界で勝負しなくてはいけない」という気持ちを持っていたと思います。厳しいトレーニングを重ねたことで歌もダンスもグローバルスタンダードのレベルまであがった。コロナ禍においてストリーミングサイトや動画サイトが浸透していくことによって、人気が落ちることなくK-POPの魅力を知る人が増えたとも言えますね。

「音楽において言語の壁が問題にならなくなってきている」

——なるほど。ここで「世界で最も再生されたアーティスト」に目を移すと、BTSやテイラー・スウィフトを抑えてバッド・バニーが1位になっています。実は2020年から2年連続でバッド・バニーが1位を獲得していて、日本のリスナーやユーザーにはにわかに信じがたいだろうなと思います。

2021年 Spotifyグローバルランキング
「世界で最も再生されたアーティスト」
1. バッド・バニー 
2. テイラー・スウィフト
3. BTS
4. ドレイク
5. ジャスティン・ビーバー

「世界で最も再生された楽曲」
1. drivers license / Olivia Rodrigo
2. MONTERO (Call Me By Your Name) / リル・ナズ・X
3. STAY (with Justin Bieber) / The Kid LAROI, ジャスティン・ビーバー
4. good 4 u / Olivia Rodrigo
5. Levitating (feat. DaBaby) / デュア・リパ, DaBaby

「世界で最も再生されたアルバム」
1. SOUR / Olivia Rodrigo
2. Future Nostalgia / デュア・リパ
3. Justice / ジャスティン・ビーバー
4. = / エド・シーラン
5. Planet Her / ドージャ・キャット

芦澤:確かにそうかもしれないですが、その意外な感覚こそ、日本と世界との距離感と言ってもいいでしょうね。

——彼のほかにも、上の世代ではLuis Fonsi、J.Balvin、Daddy Yankee、新しい世代だとRauw Alejandro、Farruko、Ozunaといったアーティストがレゲトンシーンから出てきました。コロナ禍以前から彼らはグローバルヒットの中でフューチャリングされることが多かったわけですが、「リラックスできて、長い時間流していられるような」音楽というコロナ禍中にあった需要に加えて、「ほどよく楽しくて踊れる」という本来の魅力も失うことなく楽曲をリリースしていた印象があります。

芦澤:K-POPの話にもつながりますが、言語の壁が問題にならなくなったというのはあると思います。K-POPは韓国語で、彼らはラテン語やスペイン語圏で活動していて、ひと昔前までなら「英語で歌わないと世界に打って出られない」という風に思われていたと思うんですが、コロナ禍を通してインターネットやストリーミングサイトがより浸透し、そのハードルが下がった。リスナーはより感覚的に、カジュアルに音楽を楽しんでいる、言葉が100%わからなくても音楽を楽しむことができるという認識が強くなってきているんだと思います。

また、ジャンルのハイブリッド化も現在進んでいると思います。昔のCDショップならばジャンル別に分けられていたり、専門書もきっちりと分けられていた状況で、「邦楽」と「洋楽」を分けて聴いているカルチャーでしたよね。いまではプレイリストの中で世代・国境・ジャンルを飛び越えて聴くことができますし、アルゴリズムでおすすめされたりする。リスナーも、そういったハードルを意識せず、感覚的に楽しんで聴ける環境に徐々に慣れてきた中で、アーティスト側もそれに反応し、ジャンルのハイブリッド化の拍車をかけたのかなと思います。

——プレイリストの話に移るのですが、「国内で最も再生されたSpotify公式プレイリスト」というランキングでは「Tokyo Super Hits!」「Hot Hits Japan」「Today’sTop Hits」「Spotify Japan 急上昇チャート」と、上位5つのうち4つが直近でヒットしている楽曲で固めたプレイリストになっています。これが「世界で最も再生されたSpotify公式プレイリスト」になると、「Sleep」「Peaceful Piano」「lofi beats」「Deep Sleep」と、トップヒッツ系なプレイリストではなく、シチュエーションに合わせた4つのプレイリストが上位に来ています。コロナ禍になる以前と変わらぬ傾向とも言えますが、どのように捉えていますか?

「国内で最も再生されたSpotify公式プレイリスト」
1. Tokyo Super Hits!
2. This Is BTS
3. Hot Hits Japan
4. Today’s Top Hits
5. Spotify Japan 急上昇チャート

芦澤:もともとチル系やスリープ系が強かったのはその通りで、文化風習の違いとしか言えないかなと。日本では1980年代や1990年代のテレビ番組などで「ザ・ベストテン」「ベストヒットUSA」などが人気でしたし、国内外の音楽に関わらず「今、何がヒットしているのか?」を知りたいという欲求がすごく強い。日本人はランキングやヒットチャートを見て音楽を聴いていると言えますね。

海外ではアニソン強し

——話を変えて、「2021年に海外で最も再生された日本のアーティスト」「2021年に海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲」では、アニソンヒットの影響が目に見えてわかる状態になっています。KANA-BOONの「シルエット」といきものがかりの「ブルーバード」はアニメ『NARUTO』の主題歌になっていますが、「シルエット」は2014年、「ブルーバード」は2008年と、10年以上前の楽曲にも関わらずランクインしています。

「2021年 海外で最も再生された日本のアーティスト」
1.YOASOBI
2.Lisa
3.Eve
4.澤野弘之
5.Linked Horizon
6.久石 譲
7.RADWIMPS
8.ONE OK ROCK
9.たかやん
10.米津玄師

「2021年 海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲」
1.廻廻奇譚 / Eve
2.紅蓮華 / LiSA
3.夜に駆ける / YOASOBI
4.unravel / TK from 凛として時雨
5.心臓を捧げよ! / Linked Horizon
6.Tokyo Drift (Fast & Furious) – From “The Fast And The Furious: Tokyo Drift” Soundtrack   / Teriyaki Boyz
7.Black Catcher / ビッケブランカ
8.シルエット / KANA-BOON
9.ブルーバード / いきものがかり
10. 怪物 / YOASOBI

芦澤:2016年秋にSpotifyが日本にローンチして5年ほど経ちましたが、この傾向はずっと続いてきましたね。むしろ顕著になってきているとすら思えます。ここ5年の間で最新のアニメも古いアニメもストリーミング配信を通して見られるようになったというのが大きいと思います。

——「過去5年間に海外でもっとも再生された日本のアーティストの楽曲」でもこの2曲はランクインしていて、LiSA「紅蓮華」とTK from 凛として時雨「unravel」も数えれば、過去5年間で最も再生された日本人の楽曲はアニメソングで独占されている。正直申し上げれば、あまりにも強すぎるし一方的すぎないか? とも思えます。

「過去 5年間(2016〜2021年)に海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲」
1.unravel/TK from 凛として時雨
2.Tokyo Drift (Fast & Furious) – From “The Fast And The Furious: Tokyo Drift” Soundtrack/Teriyaki Boyz
3.紅蓮華/LiSA
4.シルエット/KANA-BOON
5.ブルーバード/いきものがかり
6.廻廻奇譚/Eve
7.ピースサイン/米津玄師
8.夜に駆ける/YOASOBI
9.狂乱 Hey Kids!!/THE ORAL CIGARETTES
10.crossing field/LiSA

芦澤:「日本のカルチャーはアニメにまつわるもの」という認識がかなり根強いんだと思います。「2021年に海外で最も再生された日本のアーティスト」にYOASOBIが入っていますが、こちらも「夜に駆ける」のMVでアニメーションだったりしていて、海外では「アニメを主体とするポップカルチャーの象徴」のように受け取られているんじゃないのかなと思います。

——確かにそのような面はありますね。動画のコメント欄でも海外コメントが多いですし。

芦澤:インドネシアのYouTuberであるRainych(レイニッチ)はインフルエンサー的な役割を担っているんですけど、彼女は主に日本のシティポップやアニソンを歌っているんです。日本人からすれば「どうしてそれとそれが一緒になるんだ?」と思われそうですが、最近Night Tempoが「日本ではアニメは一部の熱心なファンのものだと思われているかもしれないけれども、僕らはアニメをオシャレなものとして見ています」と話されていたのが印象的ですね。オシャレなものだからこそ、年代や音楽性はあまり問わずにヒットしていくのだろうと思います。

日本と海外での受け止め方の違い

——これらのランキングを見て気づくのが、海外ではアニソンを専業で歌われている人や、声優さんの楽曲がランキングに入っていないということです。日本で「アニソン」という時は、声優さんやキャラクターソングへの人気がよりグっと強い存在感を放っているところですが。

芦澤:その目線の違いが、やはり日本のファンと海外のファンの違いになるんでしょうね。社内でよく「カリフォルニアロール」を例に挙げることがあるんです。日本人から見ると「カリフォルニアロール」はとても邪道なものに見えるけども、現地では高い評価を受けている。逆に日本人が「寿司というのはこれ!」というものを出すと、あまり理解がされないという。受け止め方の違いは顕著にあるのかなと。

——同じようなお話は、現状のシティポップ人気にも繋がるようなお話じゃないのかなと思います。フューチャーファンクやヴェイパー・ウェイヴが流行った中で、サンプリング元にアニメソングや1980年代のシティポップが使われることが多く、ここにTikTokなどでのバズも加わって徐々に日の目を見るようになったと思います。それとは別にして、日本では2015年前後から現在にかけてネオ・シティポップとも言われたアーティストが続々と登場しましたよね。数多くのバンドやアーティストがフックアップされて大きく人気を得たり、現在に至るまで日本国内でしっかりとしたファンダムを築きましたが1980年代のシティポップのように海外で徐々に受け入れられている、または海外リスナーが発見しているとは言いづらい状況ですよね。

芦澤:やはり日本と海外では受け止め方が違うのだと思います。海外ではよりビートやグルーヴが強く出た楽曲が好まれる傾向があって、例えばキリンジの「エイリアンズ」などがシティポップとして挙げられても、海外ではシティポップとしては認識されにくいんです。ディスコらしいアレンジやR&Bに寄せた楽曲が海外では支持されやすいかなと思います。Night Tempoが制作したシティポップのプレイリスト「Japanese City Pop 100, selected by Night Tempo」があるのですが、そちらを聴いてみるとよりわかりやすいかなと思います。

——ここまでのお話をお聞きしていると、日本人アーティストが海外進出する難しさをとても感じます。「日本人が海外でヒットする」という点について、ここまでの活動を通じてどのように捉えていますか?

芦澤:「狙ってやったものが必ずヒットする」とは限らないんですよね。松原みきの「真夜中のドア」や竹内まりやの「Plastic Love」が40年近く経過してここまでヒットするなんて想定していなかったはずです。ストリーミングサイト側の立ち位置でいうならば、「何が起きているのか?」というのをモニターしつつ、何かしらの反響が起きたならば、すぐにそこに合わせて動いていくことが重要になるのではないかなと思います。先ほどお話に挙がった「ドライフラワー」や「夜に駆ける」などは、バイラルヒットから国民的なヒットへと繋がっていきましたし。

——「うっせぇわ」もまさにそうですし、最近ですとChinozoの「グッバイ宣言」でしょうか。

芦澤:そうですね。SpotifyのバイラルチャートはUser Generated(ユーザー主導)の側面が強く、確かにランキングは移り変わりが激しいわけですが、川崎鷹也やTani Yuukiのようにロングヒットにつながった方もいますしね。TikTokの中では話題は作れても、ロングヒットになりにくいというのは、アーティスト側からも話を伺っています。最近で言うと東南アジア、インドネシアやフィリピンでバズが顕著に起きやすい状況です。インターネットを使っている人口も多く、マーケットが若いということもあり、ソーシャルからの影響がダイレクトにストリーミングに反映しやすいんです。

——アニメ人気もシティポップ人気も東南アジアが支えている部分は大いにありますよね。

芦澤:そうですね。東南アジアで大きくバズを起こした後、アメリカや英語圏のマーケットに繋がっていくというヒットパターンが目につくようになりました。

継続的な海外アーティストとのコラボが鍵

——とても素朴なお話になるかと思いますが、例えば星野源やKing Gnuのように日本国内で圧倒的にファンがいるアーティストが少しずつ海外にアクションをかけているような形になっていて、このまま海外ファンを増やすという道筋はあるのでしょうか?

芦澤:海外アーティストとのコラボレーションなどを通じて、プレイリストやアルゴリズムでおすすめされる面を広げていくというのは1つの手段かと思いますね。

——もしくは、日本のランキングやプレイリストなどにBTSが入り続けるのと同じように、海外アーティストがメインになっているプレイリストやチャートの中にずっとリストインして、海外リスナーの目に止まりやすい状況になることも1つありますよね。

芦澤:少し前にプレイリスト「Hyperpop」に4s4kiやTohjiの楽曲が入っていたことがありますし、可能性としては十二分にあり得るのではないかなと思えます。どのようにして公式プレイリストに入るのかというと、テーマに合った楽曲群の中から、Spotify上でどのように聴かれているか? というデータの分析と、エディターによる判断を加味して選曲しています。

——なるほど。日本のJ-POPにまで話を伸ばしたいのですが、J-POPというとイントロがまずあって、Aメロ・Bメロ・サビと繋がり、間奏が入って再びAメロBメロサビが入り、最後に大サビを入れてみるというような曲構造の楽曲が多く、海外のヒット曲とはかなり違った形になっていて、もはや1つの音楽形態・ジャンルのように思えます。J-POPという形で海外にそのまま打って出ても、もしかすると海外でヒットが残せるのでは? などと思うのですが、雑感としてどう思いますか?

芦澤:今後海外でヒットするのかはやはりわからないですね。ただ、日本国内の新世代アーティストの中には、そういった典型的なフォーミュラをかなり崩した音楽を作られる方も多く、J-POPならではの曲作りをしている人が減っているように感じることもあります。とは言え、時代と共に変化していくのもJ-POPだと思いますし、また新しい世代によって変わっていくのかもしれないですね。

——ありがとうございます。2022年が始まって3ヵ月というところですが、Spotify Japanの今後のプランについて教えてください

芦澤:まず期待の新進アーティストをサポートする「RADAR:Early Noise」についてはこの5年間やり続けてきて、過去にはあいみょん、Official髭男dism、King Gnu、Vaundy、藤井風らをピックアップしてきて、実績のあるシリーズになったと思っています。今年も年初に10組のアーティストを選ばせてもらっていて、年間通して彼らを次の段階へと進めていくお手伝いができればと思っています。今年は、アーティストの魅力を伝えるパフォーマンスや過去のドキュメンタリーといった映像も発信していきたいと考えています。The Kid LAROIなどが海外の「RADAR」アーティストとしてフックアップされていた時に、同じような取り組みを行い、大きなアーティストへと成長しています。加えて海外で展開している「RADAR」プログラムと連携して、海外アーティストとのコラボレーションできるチャンスを狙っているところです。

——昨年からは音声とトークを楽しめる「Music+Talk(ミュージックアンドトーク)」を利用できるようになりましたよね。

芦澤:配信アプリのAnchorを利用して、スマホ1つあれば簡単にトークを録音・編集ができ、これをSpotify上で公開されている音楽と合わせることで1つの音楽番組のようなコンテンツが作れます。アーティストやレーベルが公開したり、Spotifyがオフィシャルとして制作したものなど、多くのコンテンツが生まれています。また、アーティスト本人が最新アルバムの収録曲について深く語り、そのまま楽曲も聴いて楽しめるという「Liner Voice+」にも注力しています。aiko、RADWIMPS、クリープハイプ、年初にはマカロニえんぴつに宇多田ヒカルと、注目作品がリリースされるタイミングでは「Liner Voice+」を通して、音楽の魅力を多くの人に届けていければと思ってます。

芦澤紀子
Spotify Japan 音楽企画推進統括。ソニーミュージックで洋楽・邦楽の制作やマーケティング、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)で「PlayStation Music」の立ち上げに関わった後、2018年にSpotify Japan入社。

Photography Mayumi Hosokura

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Spotifyが注目する2022年のネクストブレイクアーティト10組を発表 「RADAR:Early Noise 2022」にWurtsやtonun、菅原圭など https://tokion.jp/2022/01/18/spotify-early-noise-2022/ Tue, 18 Jan 2022 07:30:00 +0000 https://tokion.jp/?p=91733 2017年にスタートした「RADAR:Early Noise」企画。2022年の10組が発表される。

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Spotifyは2022年に飛躍が期待される日本国内のアーティスト10組を「RADAR:Early Noise 2022」として発表した。

2017年にスタートした「RADAR:Early Noise」は、これまでにあいみょんやOfficial髭男dism、King Gnu、藤井風、Vaundyなどさまざまなアーティストを紹介してきて、今年で6年目となる。

今回選ばれたのは、ao、秋山璃月、ego apartment、CVLTE(カルト)、菅原圭、tonun(トヌン)、Bialystocks(ビアリストックス)、Bleecker Chrome、Penthouse、Wurts(ワーツ)の10組。※アーティストは50音順。
今回の発表に合わせて、彼らの曲を集めたプレイリストも公開している。

ao
15才。ただ歌うことが好きだったaoが、小学6年生の時に初めて出演したオーディションで、その才能を見出される。2020年9月に「no THANKYOU」を自主配信し、2021年9月に「Tag」でメジャーデビュー、同年11月には「you too」と、自身の作詞作曲による3曲をリリース。15才のリアルな日常を独特の感性で切り取った歌詞、重厚感あるダークなビートサウンドから、高揚感溢れるキャッチーなメロディまで、その全てを唯一無二の声で表現していく。そんなaoの紡ぐ音楽は、流行に捉われることなく、言語や世代を超え、これからの音楽シーンに新たな希望を見出す。

秋山璃月
2017年、初めて出演した10代限定の音楽フェス「未確認フェスティバル」で、初披露で歌った楽曲「偏見」が、すべての審査員と多くのリスナーに強烈な衝撃を刻み、3000組を超える挑戦者の中から、当時17歳で見事グランプリを獲得。その後、初のミニアルバム『DAWN TO YOUTH』をリリースし、群馬県みなかみ高原で開催される音楽フェス「New Acoustic Camp」に2018、2019年、2年連続で出演。受験、休学を経て、本格始動。まるで新世代のビートニクス文学を読むようなその詩世界は、ヴィンテージでポップで刹那的。弾き語りから打ち込み、バンドサウンドまで、多様な表情を見せる楽曲たちは、新しい時代のロードムービーの匂いを感じさせる。ジャビーでシックな独特のセンスで創作するアートや映像作品も面白い、2000年生まれのシンガーソングライター。

ego apartment
サイパン島出身リーダーのDyna(ダイナ)、大阪市堺市出身Peggy Doll(ペギードール)、シドニー出身Zen(ゼン)による3人組ユニット。日本語英語を混ぜ合わせた歌詞、変幻自在な2ボーカルスタイルにアナログ感を残すが新しさを感じさせるサウンド悲しさと楽しさを同時に放つDynaのトラックに哀愁かつ美しい唯一無二の声を持つZen、そしてメロディセンスと歌声で認知度を高めるPeggy Doll。

CVLTE
北海道札幌を中心に活動するオルタナティブバンドCVLTE(カルト)。2018 年に本格的に活動を開始。ヴォーカルのaviel kaei.が作り出す独自の世界観と、HIP-HOPアーティストや気鋭の海外アーティストをフィーチャリングに迎えるなど、ジャンルに囚われない楽曲をデスクトップから世界に布教するニューアイコン。

菅原圭
一度聴いたら忘れられない中毒性の高いエモーショナル・ボイス。中性的かつ感傷的な歌声と切なさを纏ったハイトーンが特徴的で、作詞・作曲も自身で行うアーティスト「菅原圭(スガワラケイ)」。ほろ苦い繊細な言葉で紡がれる歌詞や、心の奥底の琴線に触れるメロディーラインによって、多くのリスナーを虜にし、圧倒的“見つけてしまった感”とインターネット上で注目を集めている。2020年10月に初の配信シングル「フライミ feat. PSYQUI」をリリースして以降、YouTubeやストリーミングサービスを中心に続々とオリジナル曲を発表・リリース。オトナとコドモの狭間で揺れ動きながら“いまの時代”を赤裸々に浮き彫りにし、感度の高いティーンやアンテナを張ったミュージックラヴァーを魅了。急速にフォロワーを増やしている要注目の新しい才能。

tonun
作詞・作曲・トラックメイクを自身にて手掛ける現代型シンガーソングライター。2020年10月に動画投稿サイトへ『最後の恋のmagic』を投稿し活動をスタート。2021年1月には初の配信作品である1st EP『tonun EP』をリリース。その後は毎月SGリリースを重ねつつも、2021年7月には2nd EP『tonun 2』、2021年12月に3rd EP『tonun 3』という驚異的なスピードで作品を発表している。特徴的な甘い歌声と頭から離れないメロディーラインが絶対的な武器であり、それらを洋楽の影響を色濃く受けたサウンドと掛け合わせることで独自の世界観を作り上げている。音源の配信とSNSでの活動のみにもかかわらず、日本だけでなくアジア圏をはじめとした海外にも多くのファンを持つ。

Bialystocks
2019年、ボーカル甫木元空監督作品、 青山真治プロデュースの映画 『はるねこ』 生演奏上映をきっかけに結成。ソウルフルで伸びやかな歌声で歌われるフォーキーで温かみのあるメロディーと、ジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器陣の組み合わせは、普遍的であると同時に先鋭的と評される。2021年1st Album 『ビアリストックス』 発表。収録曲「I Don’t Have a Pen」はNTTドコモが展開する「Quadratic Playground」のウェブCMソングに選出されている。

Bleecker Chrome
XinとKENYAの2人組。3年半のニューヨーク武者修行でアーティストとしての感性・実力を養い、2019年に1st EP『Born Again』でシーンの話題をさらった。トレンドをモノにしたラップスキルや歌唱力だけでなく、メンバー自らソングライティングやビートメイキングをこなすセルフプロデュース能力の高さも高く評価されている。話題を集め続け、ツアーファイナルには400人以上を動員。「14」のMusic Videoは再生回数44万回を越え、デビュー時から音楽性の高さと持ち前のセンスで注目を集める。その後、各自ソロ活動を展開し、AK-69「Next to you」への客演参加をはじめ、トップアーティストとのコラボレーション作品への参加やヒットアルバムへの楽曲提供など幅広い活動を続ける。2021年7月「ALIVE」のリリースで待望のカムバックを果たし活動を再開。

Penthouse
浪岡真太郎(Vo, Gt)、大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBである現メンバーが、ヴォーカルの浪岡を中心に集まり2019年6月より活動開始。これまでオリジナル楽曲に加え、アレンジを施した様々なジャンルのカバー動画をYouTubeにて公開。2021年5月に配信リリースされたオリジナル楽曲「…恋に落ちたら」はSpotifyバイラルチャート6位を獲得。11月25日にはメジャー1st EP『Living Room』を配信リリースし、その音楽的素養の高さにより幅広い世代から大きな注目を集めている。

Wurts
2021年本格始動。研究者×音楽家。作詞・作曲・アレンジ、アートワークや映像に至るまで全てをセルフプロデュースする、21世紀生まれのソロアーティスト。その楽曲は、ロック、ヒップホップ、エレクトロ等、様々なジャンルの垣根を超え、日々変貌を遂げている。

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Spotifyが次世代アーティストを紹介する新「Early Noise」コーナーを開設 今年選出されたRina Sawayamaがコメント https://tokion.jp/2020/09/18/early-noise-rina-sawayama/ Fri, 18 Sep 2020 11:00:11 +0000 https://tokion.jp/?p=5929 Rina Sawayama、Vaundy、藤井風は、世界規模のプログラム「RADAR」にも選出された。

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Spotifyは今後の活躍が期待されるアーティストを一堂に紹介するコーナー「Early Noise」を9月18日に開設した。日本ではすでに2017年にスタートし、年初に選出した10組をプレイリストやイベントサポートなど、年間を通じてバックアップを行っている。これまでに、あいみょんやOfficial 髭男 dism、ビッケブランカ、Chaiなど多くのアーティストが選ばれており、国内外のリスナーを獲得してきた。

 一方、3月に世界各地から注目の新進アーティストを紹介するプログラム「RADAR」がスタート。現在115組のアーティストが選出され、同名のプレイリストは6ヵ月間で20億回以上の再生数を記録している。「RADAR」には日本から、今年の「Early Noise」に選出された Rina Sawayama、Vaundy、藤井 風の3 組が選ばれている。

 Spotify内に開設された「Early Noise」コーナーでは、「Early Noise」や「RADAR」のプレイリストの他、世界各国や地域で展開されている22のプログラムのプレイリストも収められている。

「Early Noise」と「RADAR」に選出されたRina Sawayamaは「こんなに多くの素晴らしい才能をもったみなさんの中に入れていただいたことを本当に光栄に思います。Spotifyは私の楽曲を本当にサポートしてくださり、今まで私のことを知らなかった人や、必ずしもポップミュージックが好きではない方々にもオーディエンスの幅を広げることができました。特に素晴らしいのは、リスナーがとても安定していたことで、楽曲がリリースされて数ヵ月たったあとでも、皆さんがその楽曲を聴き楽しんでくれているのは本当に嬉しいですね」とコメントし、「新規のオーディエンスの皆さんの前でライブができないのは悲しいですが、2021年にライブができることをとても楽しみにしています! 『Early Noise』アーティストでは、藤井 風さんを聞いています。素晴らしい歌声ですね! そして、『RADAR』では、オーストラリア出身のmerci, mercyもsuper coolですね。トーンやプロダクションが素晴らしいです!」とポストコロナにおける自身の展望とともに藤井風とmerci, mercyに称賛の言葉を送った。

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