Spotifyが次世代アーティストを紹介する新「Early Noise」コーナーを開設 今年選出されたRina Sawayamaがコメント

Spotifyは今後の活躍が期待されるアーティストを一堂に紹介するコーナー「Early Noise」を9月18日に開設した。日本ではすでに2017年にスタートし、年初に選出した10組をプレイリストやイベントサポートなど、年間を通じてバックアップを行っている。これまでに、あいみょんやOfficial 髭男 dism、ビッケブランカ、Chaiなど多くのアーティストが選ばれており、国内外のリスナーを獲得してきた。

 一方、3月に世界各地から注目の新進アーティストを紹介するプログラム「RADAR」がスタート。現在115組のアーティストが選出され、同名のプレイリストは6ヵ月間で20億回以上の再生数を記録している。「RADAR」には日本から、今年の「Early Noise」に選出された Rina Sawayama、Vaundy、藤井 風の3 組が選ばれている。

 Spotify内に開設された「Early Noise」コーナーでは、「Early Noise」や「RADAR」のプレイリストの他、世界各国や地域で展開されている22のプログラムのプレイリストも収められている。

「Early Noise」と「RADAR」に選出されたRina Sawayamaは「こんなに多くの素晴らしい才能をもったみなさんの中に入れていただいたことを本当に光栄に思います。Spotifyは私の楽曲を本当にサポートしてくださり、今まで私のことを知らなかった人や、必ずしもポップミュージックが好きではない方々にもオーディエンスの幅を広げることができました。特に素晴らしいのは、リスナーがとても安定していたことで、楽曲がリリースされて数ヵ月たったあとでも、皆さんがその楽曲を聴き楽しんでくれているのは本当に嬉しいですね」とコメントし、「新規のオーディエンスの皆さんの前でライブができないのは悲しいですが、2021年にライブができることをとても楽しみにしています! 『Early Noise』アーティストでは、藤井 風さんを聞いています。素晴らしい歌声ですね! そして、『RADAR』では、オーストラリア出身のmerci, mercyもsuper coolですね。トーンやプロダクションが素晴らしいです!」とポストコロナにおける自身の展望とともに藤井風とmerci, mercyに称賛の言葉を送った。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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