cero Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/cero/ Wed, 28 Jun 2023 09:23:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.4 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png cero Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/cero/ 32 32 ceroがニュー・アルバム『e o』で試みた新たな制作方法——宅録・議論・香水のような歌詞 https://tokion.jp/2023/05/31/interview-cero/ Wed, 31 May 2023 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=188249 ニュー・アルバム、『e o』をリリースしたceroの高城晶平と荒内佑にその制作の過程について話を聞いた。

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=ceroの荒内佑(左)と高城晶平(右)

ceroの新しいフェーズを感じさせるニュー・アルバム、『e o』。リズムやグルーヴの世界を探求した『Obscure Ride』(2015年)や『POLY LIFE MULTI SOUL』(2018年。以下『PLMS』)から一転して、アンビエントやポスト・クラシカル的な響きを湛えた、静謐(せいひつ)でありながら緊張感に満ちたアルバムだ。

メンバー3人のソロ活動やシングルリリースもあったし、ライヴをコンスタントに行ってきたこともあって、5年のブランクがあっても決して停滞は感じさせなかった。しかし、『e o』に耳を傾けると、5年の間に、このバンドがリスナーの予想以上に遠くまで歩みを進めていたことに驚かされる。思わず、その時間の厚みに、改めて思いを馳せてしまうほどに。

サポートメンバーを含めたバンドが奏でるフィジカルな快楽から一転、折り重なるサウンドのレイヤーが時間の持続そのものを提示するかのような本作。作業のスタイルそのものから練り直し、「ceroらしさ」に原点回帰しながらも新たに定義しなおしたその制作の過程について、メンバーの高城晶平・荒内佑に話を聞いた。

cero
2004年結成。メンバーは高城晶平(vocal / guitar / flute)、荒内佑(keyboard / sampler)、橋本翼(guitar / cho)の3人。3人それぞれが作曲、アレンジ、プロデュースを 手がけ、サポートメンバーを加えた編成でのライブ、楽曲制作においてコンダクトを執っている。 今後のリリース、ライブが常に注目される音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せ持った東京のバンドである。2023年5月に5枚目となるアルバム『e o』をリリースした。
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Twitter:@cero_info
Instagram:@cero.official
YouTube:https://www.youtube.com/playlist?list=PL93C527F555996E7B

「宅録」への回帰

——前作から5年、みなさんのソロアルバムのリリースをはさみつつも、ceroのアルバムのリリースとしては間隔が空きました。高城さんはリリースコメントで、これまではコンセプトを最初に作ってそこに向かって進めていたのが、今回はそうではなかった。それで時間もかかった……とおっしゃっていましたね。アルバムの全体像が見えてきたのはいつ頃だったんでしょう。

高城晶平(以下、高城):「Fuha」(2022年6月)を出してから、ようやくアルバムを意識しての制作に切り替わりました。シングル1つひとつはアルバムを想定して制作したわけではなく、1曲入魂という形でやっていました。でも、シングルの4曲を改めて並べて聴いたら、それぞれ別個のプロジェクトだったものに共通点を感じたんです。その共通する構造や、「静けさ」みたいな印象を延長するような形で、アルバム制作にだんだんシフトしていきました。

今回のアルバムの特徴は「3人でデモから作り上げていった」ことなんですが、それは「Nemesis」(2021年8月)からですね。最初は、橋本くんがもともと住んでいた吉祥寺のマンションを拠点として、毎週この日に集まろうと決めて、鼻歌程度でもイメージがあったら、すぐにそれを共有して、思いついた順にどんどん録音していって、取捨選択していきました。後半からは、カクバリズムの事務所の一室がその作業場になりました。

——荒内さんはそういった変化をどう感じられましたか。

荒内佑(以下、荒内): すごく自然な流れだったと思います。もともとceroは、3人ともバンドマン以上に宅録出身なところがあって。ある意味『Obscure Ride』と『PLMS』は3人の出自とは全く逆の「生演奏の面白さ」を模索していた時期で。そこから宅録的なスタイルに戻ってやりやすかったですし、みんなの良さが出しやすいんじゃないかと思いました。

——高城さんはコメントで、「すごく議論をした」ともおっしゃってますよね。

高城 :議論と言うとちょっと大げさなんですけど。本当にまったくゼロの、更地の状態から作っていく場合は、まず、ただ話す。最近聴いていた曲から、全然関係ない話まで。そこからちょっとしたミーティングになって、だんだん手が動いてきて、いつの間にか制作と呼べるような作業に移ってる。そのすべてをひっくるめて、「議論」って言ってます。本当に、そこに一番時間をかけたんじゃないかなと思います。

身体という制限から解き放たれて得られた自由

——今回のアルバムには、時間の流れをすごく感じました。多彩で豊かなグルーヴを打ち出していた前2作から打って変わって、アンビエント的な聴かせ方をするところがすごく多い。何かこうした変化に至る転換点があったんでしょうか。

高城:肉体的にスタジオで作っていると逃れるのが難しい枠組みがあると思うんです。ポップスで特に疑われることもない大前提、例えば普通にハイハットがずっと鳴っていて、キックとスネアがあって、ベースがあって、そうした土台に上モノがのって……っていう。特に、なんだかんだ言っても、我々にはバンドマンという出自があるので。

今回は家っていう本当にパーソナルな小さいところで、話し合いながら、デスクトップ上で作っていくことで、いろんなテーゼから解き放たれて音楽を作ることができた。ハイハットやドラムで作るグリッドではないところに、粒のようにリズムを置いていって、細かい刻みやより広い刻みを浮き上がらせていくように作れたんです。特定の「中心」を迂回しながら色彩をつけていくことで、今回のアルバムに通底する「静けさ」が生まれたんじゃないかなと思います。

——そういった変化について、荒内さんはいかがですか。

荒内:自分のソロ(※2021年8月にリリースした『Śisei』)が大きかったと思います。管弦とビートの組み合わせって、サンプル素材をビートの上にのせただけみたいになっていくんですよ。そうじゃなくて、ドラムというよりもパーカッションのように扱って、並列な関係性にしないといけない。そのために、ハイハットを全然入れないとか、フレーズを断片化させるとか。あるいは、そもそもドラムを入れない、ベースを入れないとか。ソロでしていたそういう作り方が、ceroにもフィードバックされました。

——今のお二人のお話を伺っていて、シングルの「Nemesis」が出た時のことを思い出しました。あの曲って要所要所にしかドラム入っていないのに、ずっとリズムに緊迫感がある。「ceroが次の面白いところに行くのかも」って、最初に思ったのはやっぱり「Nemesis」だったんです。

高城:「Nemesis」は僕等としても、試しにやってみた制作スタイルでいきなり大きな成果を出せたみたいなところがあって。制作スタイルでこんなに変わるんだみたいな驚きもあって。これは確かにそれぞれ1人でやってきたんじゃできないよなっていうものができたんで、結構勢いづきましたね。

テクスチャによって世界を組み立てる

——今回はアコースティック・ピアノの音色もすごく印象的で。荒内さんがピアノを弾かれている曲も多いですが、そういった楽器の選び方、あるいは使い方の背景もお聞きしたいです。

荒内:ピアノそのものというよりは、アコースティックな質感のピアノと電子音の組み合わせが面白かったんです。そこで生まれるテクスチャの在り方っていうのが、自分としては面白いなと。

——テクスチャというと、ビットクラッシュしたザラついた音をはじめ、音の加工もすごく多いし、効果的に使われていますね。

荒内:そういった音とローズみたいなエレクトリックピアノの組み合わせよりかは、アコースティック・ピアノの方が音色的にも、極端なバランス感に聞こえやすいので。誰でもやっている「アコースティックとエレクトロの組み合わせ」ですけど、それが改めて新鮮に聞こえる配分というのがあるんです。アコースティック・ピアノが自分で扱える範囲で1番生々しい楽器なので、その組み合わせが結果的に多くなったのかなと思います。

——例えば「Evening News」はピアノと高城さんのボーカルが軸になっていますが、高城さんの声の選び方にも、そうした質感とリンクしているところがあるように思います。

高城:質感も大きいんですけど、今回は宅録から始まっていることが自分のボーカルのテンションを決定していて。やっぱり、普通の家で録っているので、隣近所気にしながら歌う感じになるんです。バンドと一緒に「せーの」で歌うのとは全然違う。そして、シームレスにデモから完成まで行く流れができているから、そのテンションも保持される。それで、今回のアルバムの歌のトーンがかなり決まりました。

——お話を伺っていて、また作品を聴いていても、音の質感、テクスチャの組み合わせによって表現することに対する関心が高まった時期だったのかなと思うのですが、いかがですか?

荒内:ファーストの『WORLD RECORD』(2011年)からセカンドの『My Lost City』(2012年)までも、テクスチャという概念はまだなかったけれど、エフェクトをかけまくったり、トラックをとにかく足していったりはしていて。そういったDAWの操作は僕も橋本くんも好きだったんです。むしろその次の2作でそこから離れていたのが、戻ってきたのかなと思います。もうちょっと洗練された形で、いろんな音のデザインが意識的にできるようになったので、そこが変わったかな。

あとは、今は作曲とアレンジとミキシングに本当に境目がなくて。例えば、キックの音1つ取っても、ものすごくローカットを入れてカタカタしたパーカッションみたいな音にしたとしますよね。それはもう、ミキシングというよりほぼ作曲に近いんじゃないか。

高城:例えば、フランク・オーシャン(Frank Ocean)の『Blonde』(2016年)みたいに、鳴っているのはギターやピアノと声だけなのに、それこそEQや音のバランス感を取り扱う手付きでヒップホップやR&Bとしか言いようがない音像になるみたいなことが起き始めて。音の扱いの違いだけで、別にキックとスネアがなくても首が振れるような音楽が出てきた。そういったものを念頭に置いた結果でもあるのかなと思います。

自分達らしさに立ち返り、更新する

——制作の在り方も、サウンドのフォーカスも変化してきた中で、外から受けたインスピレーションはありますか。

荒内:むしろ、最初「Fdf」(2020年2月)のシングルを作る時に、僕は高城くんと橋本ちゃんに、「新しいものをわざわざ持ってくるんじゃなくて、今までのceroの引き出しで、新しくて、面白いものは作れるんじゃないか」っていう話を何回かしていました。

あと、去年の頭ぐらいにトム・ジョビンの楽譜を買って。今までなんとなく聞いてたけれども、改めてピアノで弾いてみると、この数年間、特に『PLMS』ぐらいの時に、なにか自分の超自我によって使えないコード進行があったんですけど、ジョビンによってそこは救われたっていうか。バラバラになっていた自分の和声感が再び統合されていった。それによってこれまで避けていた結構ベタなコード進行でも使えるようになったっていうのが、自分の中ではすごく大きいです。

高城:ジョビンの話はいま初めて聞いたんですけど、基本的にceroって、曲を作る上でちょっとアイロニーを発動させて、ポップスの約束事をちょっとずつ疑っていくことからスタートしてきたようなところがあって。そのせいで制限が出てきたことも往々にしてあったんです。年齢なのか、いろんなタイミングなのかわかんないですけど、それが解除されていっていますね。とはいえ、アイロニーがなくなったわけじゃなくて、何かオルタナティブなことがまだあるはずだっていう信念とユーモアとが良い具合に絡み合った1つの結果として、このアルバムがあるんじゃないかと思います。

物語を脱ぎ捨てた言葉を求めて

——アルバムに関する言葉についても伺いたいと思います。まず気になるのはタイトルです。セルフタイトルからちょっとひねって「c」と「r」が抜けている、思わず深読みしたくなるようなタイトルですね。

高城:今回、楽曲の詞の成り立ちからして、これまでの物語的な傾向が薄れてきて、リリックらしいリリックの方に自分の言葉の選び方が動いてきたんです。タイトルで筋道めいたものを与えちゃうと、このアルバムの面白さがずいぶん狭められてしまう。セルフタイトルはどうかっていう案がずっと出てたんですけど、そこからもう1段階進んで、3人でずっと続けてきた言葉遊びの感覚を取り入れれば、このアルバムを一番よく表現するものになるんじゃないかと思いました。

——確かにこれまでのアルバムタイトルは、アルバム全体の物語を示唆するようなものが多い。

高城:そっちをプッシュするようなところが多かったし、お客さんもそれをヒントとしてリスニングしていくところがあったと思います。逆に言うと、そういう風にしか聴かれないというか。でも、今回のアルバムに関しては、リニアな時間の流れ方をしてないようなところがあるので。

——そうした変化を感じさせつつも、歌詞のトーンは一貫していて。ちょっとディストピア的でSF的な感じがあり、夜とか闇を連想させるような言葉も多い。扱うモチーフや言葉の選び方はどのように考えていったのでしょうか。

高城:最初に「Nemesis」ができあがって、その歌詞がプラネタリーな規模と心の次元が結びついて織り合わさってるような内容だったので、それに引っ張られるように天文学的なモチーフがたくさん出てきます。ただ、そういう点がいくつか揃ってくると、星座みたいにどんどん物語に変わっていってしまうので、物語を撹拌(かくはん)するような、例えば「Fuha」みたいな歌詞を投じて、煙にまくというか。物語に寄与するために言葉を選んでいるのではなくて、方便であり、メタファー的なものであり、もっと言えば重要なのは意味とかじゃない。そういう意識で言葉を選んでいきました。

サウンドとシンクロする「香水のような歌詞」

——荒内さんは、今回の『e o』の歌の部分ができていくのを聞いて、あるいは見て、どういう風にお感じになってましたか。

荒内:高城くんはとにかく声を重ねたがるんです。声を重ねると、歌う人のニュアンスが歌から消えていって、テクスチュアルなものになっていく。そこと、言葉の抽象度が増してきたことに相関関係がある気がしてて。高城くんが歌詞の説明で、よく「香水のような」っていうんですけど、そういう言葉の在り方と今回のサウンドの在り方はやっぱり近いと思います。

高城:今言った香水っていうのは、僕の妻がコロナ禍に入って、化粧品をしょっちゅう買ってたんですけど。「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」っていうブランドの香水のパンフレットを持って帰ってきて、その説明文が面白いって言うから読んでみたんですよ。そしたら、ほとんど詩の世界で。香りの説明を超えたすごいところに行っていて、でもそれを読むともう香ってくる。すごく感銘を受けて、香水の説明文みたいな、その楽曲が持つフレグランスみたいなものを捉えた言葉があれば、もうそれで十分だと思ったんです。それって、物語とはまたちょっと違う在り方で。言葉をそういう風に取り扱うことが面白いなと思って、そういうことを意識した制作でもありました。

——最後に、これからリリースツアーが始まりますよね。今作の曲がライヴでどう披露されるのか、未知数なことが多いなと期待を含めて感じていて。今、どんな展望がありますか。

高城:『Obscure Ride』や『PLMS』はライヴで演奏することで生まれる広がりを想定しながら作っていました。でも、今回は録音物に完成の軸が置かれてたから、その先っていうのがなかなか自分達にも見えてなくて。試行錯誤中なんですけど、楽曲が持ってる「静けさ」をライヴにまで持っていけたら。「中心」を開けたまんまにしておくことを、ライヴでも引き継いでいけたら1番いいなと。

荒内 :ライヴっていうのは制約がすごく多いし、何よりも目の前にお客さんがいる。今までceroもこの十何年間やってきて、こっちが新しいことを提案しようとしてもスベるってことがあるので。そこのいいバランスを見つけたいです。ただ迎合するわけでもなく、一方的に好きなことやるわけでもなく、いいところを見つけられたらと思います。

——今作はceroが辿ってきた流れをまたぐいっと変えるような作品なので、ライヴの表現にも期待を高めておきます!

Photography Masashi Ura

■cero『e o』 

■cero『e o』 
発売日: 2023年5月24日
配信 / 限定盤CD + Blu-ray (¥4,950)
レーベル: KAKUBARHYTHM

Track List
01. Epigraph エピグラフ
02. Nemesis ネメシス
03. Tableaux タブローズ
04. Hitode no umi 海星の海
05. Fuha フハ
06. Cupola(e o) キューポラ (イーオー)
07. Evening news イブニング・ニュース
08. Fdf (e o) エフ・ディー・エフ (イーオー)
09. Sleepra スリプラ
10. Solon ソロン
11. Angelus Novus アンゲルス・ノーヴス
https://kakubarhythm.lnk.to/cero_e_o

■cero『e o』Release Tour 2023
6月2日 仙台 Rensa
6月16日 広島 CLUB QUATTRO
6月18日 福岡DRUM LOGOS
6月30日 札幌 PENNY LANE24 
7月8日 名古屋DIAMOND HALL 
7月9日  大阪 GORILLA HALL 
7月12日 東京 Zepp Shinjuku
https://cero-web.jp/category/live/

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cero・高城晶平、角銅真実らが語る“暗く自由な”音楽フェス「FRUE」の魅力 https://tokion.jp/2022/06/23/attraction-of-festival-de-frue/ Thu, 23 Jun 2022 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=125861 ジャンルにとらわれないラインアップや、異質な演出で人気を博す「FESTIVAL de FRUE」。主催の2人に、出演経験のある高城、角銅を交えて、過去のライヴや裏話などを語ってもらった。

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来る6月26日、立川ステージガーデンにて開催される「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」。2017年以降、毎年11月に静岡県掛川市のつま恋リゾート彩の郷で行われてきた音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」のチームが新たに挑むワンデー・フェスとして、音楽ファンの大きな注目を集めている。海外からは「FRUE」に出演経験があり縁の深いサム・ゲンデル(Sam Gendel)&サム・ウィルクス(Sam Wilkes、ともにアメリカ)、ブルーノ・ペルナーダス(Bruno Pernadas、ポルトガル)の2アクトを招へい。日本からはcero、坂本慎太郎の出演が実現した。さらに27日名古屋得三(サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)、28日大阪なんばユニバース(ブルーノ・ペルナダス、サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)と「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」は続く。

その開催を前に、ceroやソロ・アクトとして出演を重ね、フェスとしての世界観と可能性を実感してきた高城晶平(cero / Shohei Takagi Parallela Botanica)、角銅真実(ceroサポート)と、主催者の山口彰悟、吉井大二郎を迎えて座談会を行った。
一度でも足を踏み入れた者なら必ず感じる、出演者も観客も戸惑い、やがて忘れられなくなるほどに魅了されるあの暗さ、あの静かさ、そしてあの自由さ。他のフェスとは明らかに違うあのフィーリングとステージで起きる偶然の奇跡。その謎と、「FRUE」らしさの源泉は何なのかについて語り合ってもらった。

過去のライヴから見えてくる「FRUE」の特異性

──「FESTIVAL de FRUE」との関わりとしては、高城くんがDJで参加したのが最初ですよね?

高城晶平(以下、高城):あれは第2回(2018年11月3日、4日)でしたっけ?

山口彰悟(以下、山口):そうです。

──初日、メイン会場(THE HALL)のオープニングDJでしたね。しかも、出演が決まったプロセスってTwitter上のやりとりでしたよね? ネルス・クライン(Nels Cline)とかサム・ゲンデルが出演決定したニュースに対して高城くんが「いいなあ」ってつぶやいたのがきっかけじゃなかった?

高城:前の年に発売したサム・ゲンデルの歌ものアルバム(『4444』2017年)をよく聴いてたし、以前から好きだったネルス・クラインも出る。「最高じゃないか!」と思ったんで、自分が出演したいとかの気持ちも全くなく、普通に「行きたいな」ってツイートしたんです。そしたら、「じゃあDJで出てください」みたいなリプライが来て、こっちとしては「いいんですか?」みたいな流れでした。

──「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」で4年ぶりに来日するブルーノ・ペルナーダスも、その年が初来日だったんですよね。

高城:それで当日、現地に行ってみたら、普通のフェスともう一見して空間が全然違うわけですよ。まず、メイン会場が暗い(笑)。照明も紫か青ばっかりで、たまに赤が入るくらい。その暗さにぶちのめされました。でも、即興メインのアーティストでもちゃんと客席の反応があるし、DJステージ(GRASS STAGE)もすごく盛り上がっていた。「なんかこれってすごいフェスなんじゃないの?」と感じました。翌年(11月3日)にはceroとしても出演して、付き合いが始まりましたね。

角銅真実(以下、角銅):私も、初めてceroで出演した時、光の暗さと即興ベースの音楽にやられました。照明の暗さには意図はあるんですか?

山口:あれは、僕等が2000年代に「オーガニック・グルーヴ」というイベントを手伝っていた頃に知り合い、代官山UNITで「FRUE」を始めた時から付き合いのあるワジー(和島幸郎)さんというライティングデザイナーの方に完全に任せています。

──つまり、わかっててやってる、攻めの照明ってことなんですね。

山口:そうです。「暗すぎる」とか「地味」って結構言われるけど。

高城:いやー、ぜひそのまま明るくしないでやり続けてほしい! 光量上げてビカビカにするフェスは他にいくらでもあるから、「FRUE」には密儀のようにやっていてほしいです。

──山口さんが高城くんに声をかけたのは、純粋にツイートへの反応としてだけじゃなく、ceroというバンドの音楽にもともと興味があったから?

山口:日本人のバンドをどう選ぼうかと考える時に、ceroは候補に入ってくるんですよ。売れているバンドだけど、ちゃんと挑戦的な音楽をやっているという印象は大きかった。

高城:実は、ceroで最初に出た時は、普通のフェスみたいに盛り上げていくチューニングが自分の中から抜けてなかったんです。演奏しながら「あ、そうだよ、これは違うよね」と気が付いたんです。でも、そこに挑戦しがいがあると感じました。

──そういうチャレンジングな空気感は、主宰する側としても最初から意識していたんですか?

山口:あんまり考えてなかった(笑)。僕が家で聴いてる音楽を集めたら、ああいうラインアップになるのかな、という感じ。

高城:2018年にサム・ゲンデルを見た時(ドラマーがライ・クーダーの息子のヨアキムで、ベースがマーク・リボーズ・セラミック・ドッグのシャザード・イスマイリー)、広いステージなのに3人がめちゃ近くに顔付き合わせて演奏したのが、まるでナイヤビンギみたいな密儀感だった。ひたすらモワモワ~って感じで「なんだこりゃ? ここメインステージだよね?」って思ったくらい。

角銅真実(以下、角銅):最高やん! 素晴らしい。

高城:角ちゃん(角銅)と2人でクアルタベ(Quartabê)(2019年)見ながらすごい盛り上がったことあったよね。

角銅:あのジョアナ・ケイロス(Joana Queiroz)さん達のユニットは、すごかった。あんな静かな演奏を大きな規模の会場でやるのもすごいし、「FRUE」には謎があるのがいいですよね。

──普通のフェスには、後半になるにつれてだんだん大物になるとか、暗くなるとムードもぶちあがっていくというエントロピー的な設定がプリセットであるじゃないですか。でも、クアルタベは、まさにその真逆だった。「トリがあの静かさでいいの?」みたいな衝撃がありました。

高城:「ゆく年くる年」みたいな終わり方でしたよね(笑)。

山口:みんなまだあの時点ではクアルタベのよさにあんまり気が付いてなかったけど、僕は絶対いけると思ってたので、遅い時間(初日の21:40~)に入れたんです。

高城:とはいえ、「FRUE」にはエンターテインメントであることをあきらめてない感じもあるじゃないですか。同じ2019年に出たビリー・マーティン(Billy Martin)(illy B’s Organism Session名義で、大友良英、ジョアナ・ケイロス、マルコ・ベネヴェント、マリア・ベラルドが参加)がステージで「ウエー!」って叫びながら笹の葉を振ってて。でも鳴ってる音はシュッシュッってすごく静かなの。あの時間、エンタメというものの可能性が広がるなってすごい思ってました。

山口:あれ、ビリーから「笹が欲しい」ってリクエストが来て、「笹を持ってきてくれた人は入場無料にします」ってツイッターで応募したんだよね。

吉井大二郎(以下、吉井):しかも言われたのがビリーが来日してからだった。でも、告知したら、すげえ応募が来ました。お客さんにも参加してほしいから、ああいう問いかけはおもしろいですよ。

──「FRUE」は客席にも“参加してる感”は必ずありますね。やる人/見る人の関係性が遮断されてない。

高城:なんか、みんな客席で、今演奏しているアクトで起きていることについて、隣にいる人にひそひそ感想をしゃべってるんですよね。僕も「やばいね」みたいなことをすごく言うし、逆にいうと、固唾を呑んでステージを「見てやるぞ」みたいな態度の人はあんまりいない印象。

──“鑑賞”になってしまってないし、悪い意味でのダメ出しとも違う。もちろん黙って見ていても、踊っていてもいい。自分達が演奏に対して反応することで全体に関与できるように感じます。

高城:そうそう。クリエイトが客席でも起きている感じがある。演奏する側も“ひそひそ”を邪魔しないほうが「FRUE」はいいんだなって思います。

山口:何にも意識してないんだけどな。もともと僕らは新宿にあった時代のリキッドルーム(1994〜2004年)の影響があるんですよ。あの時代のリキッドルームは本当に何でもありだったし、あそこで働いてたりイベントをやってたりした裏方の人達が「FRUE」にも関わってくれてます。僕達は会ったことないのですが、PAで小野さんという方がいらっしゃって、その人が日本のフェスやレイヴシーンを作ったとも言われている存在だと話には聞いていて、すでに小野さんは亡くなっちゃったんですが、小野さんの精神を受け継いだ照明のワジーさんはじめ舞台監督のミック(井上光祥)さんや音響のLSD-Eらの裏方チームが存在します。その彼らとともに、僕達も関わってきた「True People’s CELEBRATION」や「オーガニック・グルーヴ」というイベントが2000年代には行われていて、さらにそこを受け継いだのが「FRUE」で、僕達は小野さんの「孫世代」と言われたことがあります。

高城:あの暗い照明にはそういう歴史と理由があったんだ。なるほどね。

山口:ワジーさんは、最小限の資金でどれだけ効果的なことをやるか、みたいなことも一緒に考えてくれるんですよ。例えば海外アクトから「照明でこれを追加してほしい」とリクエストがあった時も、ちゃんと元の照明でやることの意図を説明してくれるからすごい助かる。「FRUE」のノンジャンル感は、これまでのフェスやレイヴのシーンをイチから作ってきた人達の歴史の上に乗っかってるという意識はあります。

角銅とサム・アミドンが共演した経緯は?

──「FRUE」で印象的なのは、タイムテーブルはあるけど、それぞれのアクトの終わり時間に線を引いてないところですね。一応1時間くらいって目安はあるけど、長くやりたければやってもいいと説明を受けた。2019年の大トリだったトン・ゼー(Tom Ze)について山口さんが「彼がやりたければ3時間くらいやってもいい」って言ってたのを覚えてます。

高城:それはすごい。

山口:終わり時間をタイムテーブルに書いちゃうと、お客さんがみんな「あとこれくらいで終わるんだ」みたいに思っちゃう。それはおもしろくないなと思うんです。転換の時間は必要だから、長くなるといってもせいぜい10分くらいなんで、そこを吸収できるように僕らが進行を組んでいけばいいかな。実際、去年の2日目は少し押していたんですけど、最終的にテリー・ライリー(Terry Riley)で吸収されました。

角銅:テリーさん、すごかった。

──角銅さんも共演してましたしね。あれは本当に現世の夢みたいな時間と空間でした。ステージでのセッション(テリー・ライリー、宮本沙羅、サム・アミドン、大野由美子、角銅が参加)は最初予定になくて、テリーさんが実際に会場でいろいろライヴを見てOKを出していったと聞きました。

角銅:そう、私のライヴも見てくれてて、感想をくれました。

高城:最高だよね。フェスの中で生成変化が起こっている。そう考えると、アーティストも最後までずっと残ってなきゃダメですよね。「『FRUE』の2日間では、そういうことが起こりうるよ」っていうのは、ぜひカラーにしてほしい。

──最初は、「ワールドミュージックとレイヴのフェスなのかな?」くらいの印象だったんですよ。おもしろそうだけど自分が行って楽しめるかはわからない、みたいな先入観があった。だけど、今はこんなにおもしろいフェスはないと感じてるんです。

山口:ワールドミュージックが多いって言われてたのは、ジャジューカ(Joujouka)を呼んだりしてたからかな(2017年)。

高城:むしろ、レコード屋さんにある「その他」の棚みたいなフェスですよね。

──そういう棚に入ってる音楽って、動的か静的かでいったら静かなイメージでしょ? でも、「FRUE」でそういうアクトにアクセスすると、すごく動的な印象を持つ。音が大きくなくても踊れるし、大きなステージにちっちゃく集まってゴニョゴニョやってる行為が音楽としてすごく気になるんです。

高城:そうそう! なんか引きがある。それが発見だよね。

山口:感想ツイートで、「こんなフェスが成立するんだ」みたいなことが書かれてるのがすごい印象的だった。そもそも「見たこともない景色を見せてくれる人達がいいな」と思ってやってるから、どんな音楽やってようが関係ないんですよ。

高城:ジャンルとかじゃない、もっと抽象的なものだけど、一貫性はありますよね。

山口:でも、最近はフェスとしてのストーリー性が出てきたこともおもしろいなと思ってます。去年、角銅さんとサム・アミドンがお互いのステージに参加して、最終的にテリー・ライリーのステージにも一緒に立った流れもそうだし、高城くんが最初はDJで出て、それからceroで出て、ソロのShohei Takagi Parallela Botanicaでも出て、みたいに関係性が育っていく感じもそう。

高城:ceroの出演は、角ちゃんを「FRUE」に連れていったことの功績が大きいですよね。今や角ちゃんは“「FRUE」のクイーン”になってるから(笑)。そこは相当大きい仕事をしたと思います。

──それこそ去年、サム・アミドンが角銅さんのステージに飛び入りしたのは、前の晩にフードエリアにいた時に決まった話でしたよね。

角銅:私がサムさんの前でモジモジしてたら、その時一緒にいた松永さんに「『一緒にやろう』って言ったほうが絶対いいよ」って背中押されたんです。それでサムさんと熱燗を一緒に飲んでいる時に「ちょっと相談があります。一緒にやりたいです」って言いました。そしたら「やろうよ!」って返事してくれて。

──あれは僕が背中押したというより、その前に角銅さん達が「『Lullaby』だったら一緒にできるかも」みたいな話をしてたのを聞いてたから、だったかな。実現する可能性があるならやったほうがいいし、「FRUE」はそういうことを止めるタイプのイベントとは真逆だから。

角銅真実「Lullaby」

高城:サム・アミドンとジム・オルーク(Jim O’Rourke)が楽屋で話してる光景も胸熱だったな。サムの奥さんのベス・オートン(Beth Orton)がジムさんのプロデュースでアルバム(『Comfort of Strangers』、2006年)を出してるでしょ。サムさんが「妻が前にお世話になって」みたいな話をしてて、すごくいいシーンでした。

──サム・アミドン自身も角銅さん、テリー・ライリーのステージに参加して楽しかったと思う。来る時はその展開は予想してなかったんじゃない? そもそもサム・ゲンデルだって2018年に出演したことで「音楽って何やってもいいし、日本のオーディエンスは受け入れてくれる」みたいな感覚をより強く持った、みたいなところはあるかもしれない。

吉井:そもそも僕らも、あの時サム・ゲンデルがどんなライヴをやるのか全くわかってない状態でブッキングしてたから(笑)。

山口:前の年のアルバムでは歌ってたのに、呼んでみたらぜんぜん歌わなかったしね。

吉井:ギターすら弾かなくなっちゃってた。

高城:突然ミュージシャンを20人くらい連れてきても「FRUE」ならOKって思うかも。「今回オーケストラとやるから」「えー?」みたいな。

「みんな音楽をフラットに楽しんでるし、自然に盛り上がる」(高城)

──会場(つま恋リゾート彩の郷)って、確かGoogle Mapで見つけたんですよね?

高城&角銅:ええー!?

山口:そうなんですよ。

角銅:もうそういうところが好き。探すのも楽しそう。

山口:11月でもまだギリギリ気候があったかくて、雨が降らない時期にできそうな会場をずーっと探してたんですよ、Google Mapで。それで静岡の海沿いを見ていたら、「なんか、ここにあるな」みたいな。検索したら古びたイベントホールが出てきて、実際に見に行って「ここだー!」ってなりました。

高城:あそこって、奥のほうにもう1つ廃墟みたいな建物がありますよね?

山口:ありますね。

──今後、そこも使います? 「肝試しステージ」みたいにして、もう完全に真っ暗で(笑)。

山口:ステージをもう1つ作りたいという気持ちはあるんですよね。弾き語り系の人が出る小さな場所とか。「FRUE」に一度出てくれたアーティストが、バンドで出演とかじゃなくても遊びに来て、ソロでライヴできるとか、そういうステージがあるといいのかなと思っていて。

高城:「ROOKIE A Go-Go」みたいなステージがあってもいいかもね。絶対やばいやつらしか来なそうだけど(笑)。

──「FRUE」の場を一度でも体験したら、ミュージシャンでも「また来たい」ってなると思いますよ。

高城:アクサク・マブール(Aksak Maboul)もあの場所で見たい!

吉井:第1回の時、デヴィッド・バーン(David Byrne)には「DJで来てください」ってオファーは出しました。返事はなかったけど(笑)。

山口:個人的には、コロナ禍の2年で日本のアーティストもいろいろ聴くようになって、最近はそれがすごく楽しいんですよね。

角銅:どんな楽しさですか?

山口:単純にそれまでほとんど日本のアーティストを聴いてなかったから。みんな独自の表現していて、「これまで知らなくてごめんなさい!」みたいな(笑)。

高城:「FRUE」みたいな場を体験して、周りにもっとああいう場ができていったら、若い子達の音楽も必然的に変わっていく気がする。

角銅:少なくとも私は変わったと思う。

高城:ここ何年かはアイデアよりも技術が先行するみたいな風潮があると思うんですけど、そういう技術を持った上で「FRUE」みたいな即興的な場に2、3日いたら「お前、さっき上手かったからこっちのバンドにも出ろよ」みたいなことが自然と起きたりすると思うんです。それで絶対に音楽も変わっていくだろうしね。

──「FRUE」だったら、普通のジャム・セッションにもならないし。

高城:もっとわけがわからない場所にぶち込まれるから。

角銅:笹を振ってますから(笑)。

高城:変な話、笹を持ってきたらアーティストになれるわけだから、そういう発想が技術に入り込んできたらまた生成変化が起きていくよね。

山口:角銅さんがテリー・ライリーとのセッションで口笛で入ってくれた時も、すごいよかったな。「これ、入ってくるだろうな」と思ってたタイミングだったし、もう技術の話じゃないよね。それこそアイデア主体の場だから。

角銅:場の力なのかな。自分のライヴを他の場でやる時とは相乗効果も違う気がする。

高城:去年、サム・アミドンのライヴを見てた時、松永さんと話したんですよね。「東京で彼がソロ公演をやったら熱心なお客さんが集まる濃い感じになるだろうけど、『FRUE』だと全然そんな感じにならないのがおもしろい」って。むしろ「サム・アミドン? 誰ですか?」みたいな感じの客層なのに、みんな音楽をフラットに楽しんでるし、自然に盛り上がる。そういうことは大事ですよね。

角銅:情報じゃないんですよ。その時間にライヴがやっているから見に行く、みたいな感じ。そのフラットさが「FRUE」にはある。今日話してたら、また行きたくなったー(笑)。

山口彰悟

山口彰悟
1977年熊本県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。ライヴの原体験は10歳の時に生で観た立川談志師匠の高座。大学卒業後は、フリーのライターとして活動しながらさまざまな職を経験。「愛・地球博(2005)」「Greenroom Festival(2006)」「TAICOCLUB(2006)」で、イベント制作と運営、「True People’s CELEBRATION 2006」「Organic Groove」の後期コアスタッフとして人生を変える体験のお手伝い。2012年3月から、吉井大二郎とともに、年に2、3回のペースでイベント「FRUE」を開催。2017年から毎年11月に、静岡県掛川市で野外音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE」をプロデュース&ディレクションする。

高城晶平(cero)

高城晶平(cero)
ceroのボーカル/ギター/フルート担当。2019年よりソロプロジェクトのShohei Takagi Parallela Botanicaを始動。2020年4月8日にファーストアルバム『Triptych』をリリースする。その他ソロ活動ではDJ、文筆など多岐にわたって活動している。

角銅真実

角銅真実
音楽家、打楽器奏者。長崎県生まれ。マリンバをはじめとするさまざまな打楽器、自身の声、身の回りのものを用いて、自由な表現活動を展開している。自身のソロ以外に、ceroをはじめさまざまなアーティストのライヴサポート、レコーディングに携わるほか、舞台、ダンスやインスタレーション作品への楽曲提供・音楽制作を行っている。2020年1月、初めて「うた」にフォーカスしたアルバム『oar』(ユニバーサルミュージック)を発表。

Photography Masashi Ura

■FESTIVAL FRUEZINHO 2022
会期:6月26日
会場:立川ステージガーデン
住所:東京都立川市緑町3-3 N1
時間:開場 13:00/開演 14:30/終演 21:30
入場料:早割 ¥12,000(限定500枚)/前売り ¥14,000/当日 ¥16,000
http://fruezinho.com

■愛知公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)
会期:6月27日
会場:得三
住所:愛知県名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2階
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥6,000/当日 ¥7,000(完売)

■大阪公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、ブルーノ・ペルナーダス、折坂悠太)
会期:6月28日
会場:ユニバース
住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ユニバースビル B1
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥9,000/当日 ¥11,000

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【追記】坂本慎太郎とサム・ゲンデル&サム・ウィルクスの2組が新たに「FESTIVAL FRUEZINHO」に出演決定 https://tokion.jp/2022/03/18/festival-fruezinho-2022-part2/ Fri, 18 Mar 2022 03:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=103528 6月に東京の立川ステージガーデンで開催。第1弾で発表したceroとポルトガルのブルーノ・ペルナーダスとあわせて、計4組の出演が決定した。また、愛知と大阪では追加公演を行う。

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【追記:6月21日】東京および大阪公演のタイムテーブルが公開された(名古屋は非公開)。各ライヴの終了時刻は「演奏時間はできるだけたっぷり」という意向のもと記載しておらず、転換の時間も長めに設けている。なお、名古屋および大阪公演には折坂悠太が追加で出演する。

6月26日に東京の立川ステージガーデンで開催されるライヴイベント「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」は、追加出演ミュージシャンを発表した。

発表したのは、坂本慎太郎と、アメリカ・ロサンゼルス出身のサックスプレイヤーのサム・ゲンデルとベーシストのサム・ウィルクスによるデュオの2組。第1弾のceroと、ポルトガルのブルーノ・ペルナーダスとあわせて計4組が決まった。

さらに、名古屋と大阪では追加公演を行う。「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」翌日の27日には名古屋のライヴハウス・得三でサム・ゲンデルとサム・ウィルクスによるデュオと折坂悠太、28日には大阪のユニバースで同デュオとブルーノ・ペルナーダス、折坂が出演する。

「FRUE」は“魂の震える音楽体験”をコンセプトとして、2012年にクラブイベントとして立ち上がり、2017年に「FESTIVAL de FRUE」がスタート。ジャズやロック、電子音楽、民族音楽などさまざまなジャンルのミュージシャンを国内外から招へいしてきた。今回の「FRUEZINHO」は、ポルトガル語で「小さい」や「かわいらしい」を意味する「ZINHO」から命名した。

■FESTIVAL FRUEZINHO 2022
会期:6月26日
会場:立川ステージガーデン
住所:東京都立川市緑町3-3 N1
時間:開場 13:00/開演 14:30/終演 21:30
入場料:早割 ¥12,000(限定500枚)/前売り ¥14,000/当日 ¥16,000
http://fruezinho.com

■愛知公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)
会期:6月27日
会場:得三
住所:愛知県名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2階
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥6,000/当日 ¥7,000(完売)

■大阪公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、ブルーノ・ペルナーダス、折坂悠太)
会期:6月28日
会場:ユニバース
住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ユニバースビル B1
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥9,000/当日 ¥11,000

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音楽フェス「FRUE」のコンパクト版「FESTIVAL FRUEZINHO」が6月に立川で開催 ブルーノ・ペルナーダスやceroらが出演 https://tokion.jp/2022/01/27/festival-fruezinho-2022/ Thu, 27 Jan 2022 03:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=93169 野外フェス「FESTIVAL de FRUE」のコンパクト版としてスタート。第1弾ラインアップとして、ポルトガルのブルーノ・ペルナーダスの6人編成バンドと、ceroの2組を発表した。

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野外音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」のコンパクト版として、「FESTIVAL FRUEZINHO 2022(フェスティバル・フルージーニョ・2022)」が6月26日に東京の立川ステージガーデンで開催される。チケットの価格は販売時期によって異なり、500枚限定の早割が¥12,000、前売りが¥14,000、当日が¥16,000で、「FRUE」の公式サイトで取り扱っている。

「FRUE」は“魂の震える音楽体験”をコンセプトとして、2012年にクラブイベントとして立ち上がり、2017年に「FESTIVAL de FRUE」がスタート。ジャズやロック、電子音楽、民族音楽などさまざまなジャンルのミュージシャンを国内外から招へいしてきた。今回の「FRUEZINHO」は、ポルトガル語で「小さい」や「かわいらしい」を意味する「ZINHO」から命名した。

第1弾ラインアップとして発表したのは、ポルトガルのブルーノ・ペルナーダス(Bruno Pernadas)による6人編成バンドと、ceroの2組。ペルナーダスは、リスボンの名門音楽スクールでジャズギターと作曲、音楽理論を学び、アカデミックな音楽的バックグラウンドを持ちつつも、ポップやジャズ、エキゾチック、フォーク、クラシックなどを取り入れた独特の音楽性を構築。まるで世界旅行帰りのレコードコレクターのスーツケースをひっくり返したようなサウンドを奏でている。ceroは、サポートに角銅真実や小田朋美らを迎えた8人編成で出演する。

■FESTIVAL FRUEZINHO 2022
会期:6月26日
会場:立川ステージガーデン
住所:東京都立川市緑町3-3 N1
時間:開場 14:30/開演 15:30(予定)
入場料:早割 ¥12,000(限定500枚)/前売り ¥14,000/当日 ¥16,000
http://fruezinho.com

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