FESTIVAL de FRUE Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/festival-de-frue/ Fri, 21 Jul 2023 07:43:15 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.2 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png FESTIVAL de FRUE Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/festival-de-frue/ 32 32 音楽フェス「FESTIVAL de FRUE 2023」の第1弾アーティストが発表 クラウン・コア、チン・ベルナルデス、アシッド・パウリ × ヴィケン・アーマンの3組 https://tokion.jp/2023/07/21/festival-de-frue-2023/ Fri, 21 Jul 2023 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=200089 今年は11月3、4日に開催。第1弾アーティストは3組。

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今年で7回目の開催となる音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」の第1弾アーティスト3組が発表された。

超絶なテクニック持ちながらも人を食ったような動画でカルト的な人気を誇る狂ったピエロのデュオ・クラウン・コア(Clown Core)、オ・テルノとしても知られるブラジル新世代のシンガー・ソングライター、チン・ベルナルデス(Tim Bernardes)、1回目の「FESTIVAL de FRUE」から我々の進化を見守ってきたアシッド・パウリ(Acid Pauli)が、盟友ヴィケン・アーマン(Viken Arman)と貴重なb2bを披露する。

今後、8月から9月中旬ごろにかけて、2、3組ずつ順次アーティストが発表される予定だ。

■FESTIVAL de FRUE 2023
日程:2023年11月3、4日
時間:(3日)OPEN 10:00・START 11:00・END 27:00、(4日)OPEN・START 9:00・END 23:00
会場:つま恋リゾート 彩の郷
住所:静岡県掛川市満水2000
チケット:(カテゴリー3)2日券 ¥19,000、駐車券 ¥3,500、キャンプサイト券 ¥3,000、(カテゴリー4)2日券¥20,000、1日券 ¥14,000 駐車券 ¥3,500、キャンプサイト券 ¥3,300、2日券×4枚+駐車券 ¥80,000、(カテゴリー5)2日券 ¥21,000、1日券 ¥15,000 、駐車券 ¥4,000、キャンプサイト券 ¥3,800、(当日券)2日券 ¥22,000、1日券 ¥16,000 、駐車券 ¥5,000、キャンプサイト券 ¥4,000
※入場券1枚につき1名のみ有効。1日券は、どちらか好きな日に1日来場可能。キャンプサイト券1枚につき1名のみ有効。中学生以下は保護者の同伴に限り入場無料
https://festivaldefrue.com

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11月5、6日開催の音楽フェス「FESTIVAL de FRUE 2022」のタイムテーブルが発表 ディアフーフやピノ・パラディーノ、折坂悠太、岡田拓郎らが出演 https://tokion.jp/2022/10/28/festival-de-frue-2022-time-table/ Fri, 28 Oct 2022 03:05:27 +0000 https://tokion.jp/?p=153361 海外、国内の計22組のアーティストが出演する11月5日、6日開催の音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE 2022」のタイムテーブルが発表

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11月5、6日に静岡県のつま恋リゾート彩の郷で開催される音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE 2022」のタイムテーブルが発表された。

今年は海外からのアーティスト9組に加え、国内から13組のアーティストが出演。気鋭からレジェンドまでが絶好のロケーションに集う、またとない機会を愉しみたい。

■FESTIVAL de FRUE 2022
会期:11月5、6日
会場:つま恋リゾート彩の郷
住所:静岡県掛川市満水2000
時間:(5日)開場 11:00/開演 11:00/終演 27:00、(6日)開場 9:30/開演 9:30/終演 20:00
入場料:(前売り)2日券 ¥19,000〜20,000/1日券 ¥13,000〜14,000/駐車券 ¥3,500~4,000/キャンプ券 ¥3,300〜3,500
(当日)2日券 ¥21,000/1日券 ¥15,000/駐車券 ¥4,000/キャンプ券 ¥4,000
※未使用の2020、21年の未使用チケットも有効
※12歳以下は無料
https://festivaldefrue.com

出演アーティスト:
・11月5日
<The Hall>
ビリー・ウッズ
ドナ・リーク
ピノ・パラディーノ&ブレイク・ミルズ フィーチャリング サム・ゲンデル&エイブ・ラウンズ
サラマンダ
サム・アミドン
ザ・ハッチ
岡田拓郎
折坂悠太(重奏)

<Grass Stage>
悪魔の沼 w/ MOOD魔N
マイケル
ミタヨウ
スイミン

・11月6日
<The Hall>
新垣睦美
ディアフーフ
鈴木慶一 with マージナル・タウン・スクリーマーズ featuring 上野洋子
角銅真実
民謡クルセイダーズ
サム・ウィルクス クインテット フィーチャリング クリス・フィッシュマン、クレイグ・ウェインリブ、ディラン・デイ、 アンド トム・ギル

<Grass Stage>
アシッド・パウリ
パウダー
サラマンダ -B2B-
ワットエヴァー・ザ・ウェザー
イエローウフル

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cero・高城晶平、角銅真実らが語る“暗く自由な”音楽フェス「FRUE」の魅力 https://tokion.jp/2022/06/23/attraction-of-festival-de-frue/ Thu, 23 Jun 2022 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=125861 ジャンルにとらわれないラインアップや、異質な演出で人気を博す「FESTIVAL de FRUE」。主催の2人に、出演経験のある高城、角銅を交えて、過去のライヴや裏話などを語ってもらった。

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来る6月26日、立川ステージガーデンにて開催される「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」。2017年以降、毎年11月に静岡県掛川市のつま恋リゾート彩の郷で行われてきた音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」のチームが新たに挑むワンデー・フェスとして、音楽ファンの大きな注目を集めている。海外からは「FRUE」に出演経験があり縁の深いサム・ゲンデル(Sam Gendel)&サム・ウィルクス(Sam Wilkes、ともにアメリカ)、ブルーノ・ペルナーダス(Bruno Pernadas、ポルトガル)の2アクトを招へい。日本からはcero、坂本慎太郎の出演が実現した。さらに27日名古屋得三(サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)、28日大阪なんばユニバース(ブルーノ・ペルナダス、サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)と「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」は続く。

その開催を前に、ceroやソロ・アクトとして出演を重ね、フェスとしての世界観と可能性を実感してきた高城晶平(cero / Shohei Takagi Parallela Botanica)、角銅真実(ceroサポート)と、主催者の山口彰悟、吉井大二郎を迎えて座談会を行った。
一度でも足を踏み入れた者なら必ず感じる、出演者も観客も戸惑い、やがて忘れられなくなるほどに魅了されるあの暗さ、あの静かさ、そしてあの自由さ。他のフェスとは明らかに違うあのフィーリングとステージで起きる偶然の奇跡。その謎と、「FRUE」らしさの源泉は何なのかについて語り合ってもらった。

過去のライヴから見えてくる「FRUE」の特異性

──「FESTIVAL de FRUE」との関わりとしては、高城くんがDJで参加したのが最初ですよね?

高城晶平(以下、高城):あれは第2回(2018年11月3日、4日)でしたっけ?

山口彰悟(以下、山口):そうです。

──初日、メイン会場(THE HALL)のオープニングDJでしたね。しかも、出演が決まったプロセスってTwitter上のやりとりでしたよね? ネルス・クライン(Nels Cline)とかサム・ゲンデルが出演決定したニュースに対して高城くんが「いいなあ」ってつぶやいたのがきっかけじゃなかった?

高城:前の年に発売したサム・ゲンデルの歌ものアルバム(『4444』2017年)をよく聴いてたし、以前から好きだったネルス・クラインも出る。「最高じゃないか!」と思ったんで、自分が出演したいとかの気持ちも全くなく、普通に「行きたいな」ってツイートしたんです。そしたら、「じゃあDJで出てください」みたいなリプライが来て、こっちとしては「いいんですか?」みたいな流れでした。

──「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」で4年ぶりに来日するブルーノ・ペルナーダスも、その年が初来日だったんですよね。

高城:それで当日、現地に行ってみたら、普通のフェスともう一見して空間が全然違うわけですよ。まず、メイン会場が暗い(笑)。照明も紫か青ばっかりで、たまに赤が入るくらい。その暗さにぶちのめされました。でも、即興メインのアーティストでもちゃんと客席の反応があるし、DJステージ(GRASS STAGE)もすごく盛り上がっていた。「なんかこれってすごいフェスなんじゃないの?」と感じました。翌年(11月3日)にはceroとしても出演して、付き合いが始まりましたね。

角銅真実(以下、角銅):私も、初めてceroで出演した時、光の暗さと即興ベースの音楽にやられました。照明の暗さには意図はあるんですか?

山口:あれは、僕等が2000年代に「オーガニック・グルーヴ」というイベントを手伝っていた頃に知り合い、代官山UNITで「FRUE」を始めた時から付き合いのあるワジー(和島幸郎)さんというライティングデザイナーの方に完全に任せています。

──つまり、わかっててやってる、攻めの照明ってことなんですね。

山口:そうです。「暗すぎる」とか「地味」って結構言われるけど。

高城:いやー、ぜひそのまま明るくしないでやり続けてほしい! 光量上げてビカビカにするフェスは他にいくらでもあるから、「FRUE」には密儀のようにやっていてほしいです。

──山口さんが高城くんに声をかけたのは、純粋にツイートへの反応としてだけじゃなく、ceroというバンドの音楽にもともと興味があったから?

山口:日本人のバンドをどう選ぼうかと考える時に、ceroは候補に入ってくるんですよ。売れているバンドだけど、ちゃんと挑戦的な音楽をやっているという印象は大きかった。

高城:実は、ceroで最初に出た時は、普通のフェスみたいに盛り上げていくチューニングが自分の中から抜けてなかったんです。演奏しながら「あ、そうだよ、これは違うよね」と気が付いたんです。でも、そこに挑戦しがいがあると感じました。

──そういうチャレンジングな空気感は、主宰する側としても最初から意識していたんですか?

山口:あんまり考えてなかった(笑)。僕が家で聴いてる音楽を集めたら、ああいうラインアップになるのかな、という感じ。

高城:2018年にサム・ゲンデルを見た時(ドラマーがライ・クーダーの息子のヨアキムで、ベースがマーク・リボーズ・セラミック・ドッグのシャザード・イスマイリー)、広いステージなのに3人がめちゃ近くに顔付き合わせて演奏したのが、まるでナイヤビンギみたいな密儀感だった。ひたすらモワモワ~って感じで「なんだこりゃ? ここメインステージだよね?」って思ったくらい。

角銅真実(以下、角銅):最高やん! 素晴らしい。

高城:角ちゃん(角銅)と2人でクアルタベ(Quartabê)(2019年)見ながらすごい盛り上がったことあったよね。

角銅:あのジョアナ・ケイロス(Joana Queiroz)さん達のユニットは、すごかった。あんな静かな演奏を大きな規模の会場でやるのもすごいし、「FRUE」には謎があるのがいいですよね。

──普通のフェスには、後半になるにつれてだんだん大物になるとか、暗くなるとムードもぶちあがっていくというエントロピー的な設定がプリセットであるじゃないですか。でも、クアルタベは、まさにその真逆だった。「トリがあの静かさでいいの?」みたいな衝撃がありました。

高城:「ゆく年くる年」みたいな終わり方でしたよね(笑)。

山口:みんなまだあの時点ではクアルタベのよさにあんまり気が付いてなかったけど、僕は絶対いけると思ってたので、遅い時間(初日の21:40~)に入れたんです。

高城:とはいえ、「FRUE」にはエンターテインメントであることをあきらめてない感じもあるじゃないですか。同じ2019年に出たビリー・マーティン(Billy Martin)(illy B’s Organism Session名義で、大友良英、ジョアナ・ケイロス、マルコ・ベネヴェント、マリア・ベラルドが参加)がステージで「ウエー!」って叫びながら笹の葉を振ってて。でも鳴ってる音はシュッシュッってすごく静かなの。あの時間、エンタメというものの可能性が広がるなってすごい思ってました。

山口:あれ、ビリーから「笹が欲しい」ってリクエストが来て、「笹を持ってきてくれた人は入場無料にします」ってツイッターで応募したんだよね。

吉井大二郎(以下、吉井):しかも言われたのがビリーが来日してからだった。でも、告知したら、すげえ応募が来ました。お客さんにも参加してほしいから、ああいう問いかけはおもしろいですよ。

──「FRUE」は客席にも“参加してる感”は必ずありますね。やる人/見る人の関係性が遮断されてない。

高城:なんか、みんな客席で、今演奏しているアクトで起きていることについて、隣にいる人にひそひそ感想をしゃべってるんですよね。僕も「やばいね」みたいなことをすごく言うし、逆にいうと、固唾を呑んでステージを「見てやるぞ」みたいな態度の人はあんまりいない印象。

──“鑑賞”になってしまってないし、悪い意味でのダメ出しとも違う。もちろん黙って見ていても、踊っていてもいい。自分達が演奏に対して反応することで全体に関与できるように感じます。

高城:そうそう。クリエイトが客席でも起きている感じがある。演奏する側も“ひそひそ”を邪魔しないほうが「FRUE」はいいんだなって思います。

山口:何にも意識してないんだけどな。もともと僕らは新宿にあった時代のリキッドルーム(1994〜2004年)の影響があるんですよ。あの時代のリキッドルームは本当に何でもありだったし、あそこで働いてたりイベントをやってたりした裏方の人達が「FRUE」にも関わってくれてます。僕達は会ったことないのですが、PAで小野さんという方がいらっしゃって、その人が日本のフェスやレイヴシーンを作ったとも言われている存在だと話には聞いていて、すでに小野さんは亡くなっちゃったんですが、小野さんの精神を受け継いだ照明のワジーさんはじめ舞台監督のミック(井上光祥)さんや音響のLSD-Eらの裏方チームが存在します。その彼らとともに、僕達も関わってきた「True People’s CELEBRATION」や「オーガニック・グルーヴ」というイベントが2000年代には行われていて、さらにそこを受け継いだのが「FRUE」で、僕達は小野さんの「孫世代」と言われたことがあります。

高城:あの暗い照明にはそういう歴史と理由があったんだ。なるほどね。

山口:ワジーさんは、最小限の資金でどれだけ効果的なことをやるか、みたいなことも一緒に考えてくれるんですよ。例えば海外アクトから「照明でこれを追加してほしい」とリクエストがあった時も、ちゃんと元の照明でやることの意図を説明してくれるからすごい助かる。「FRUE」のノンジャンル感は、これまでのフェスやレイヴのシーンをイチから作ってきた人達の歴史の上に乗っかってるという意識はあります。

角銅とサム・アミドンが共演した経緯は?

──「FRUE」で印象的なのは、タイムテーブルはあるけど、それぞれのアクトの終わり時間に線を引いてないところですね。一応1時間くらいって目安はあるけど、長くやりたければやってもいいと説明を受けた。2019年の大トリだったトン・ゼー(Tom Ze)について山口さんが「彼がやりたければ3時間くらいやってもいい」って言ってたのを覚えてます。

高城:それはすごい。

山口:終わり時間をタイムテーブルに書いちゃうと、お客さんがみんな「あとこれくらいで終わるんだ」みたいに思っちゃう。それはおもしろくないなと思うんです。転換の時間は必要だから、長くなるといってもせいぜい10分くらいなんで、そこを吸収できるように僕らが進行を組んでいけばいいかな。実際、去年の2日目は少し押していたんですけど、最終的にテリー・ライリー(Terry Riley)で吸収されました。

角銅:テリーさん、すごかった。

──角銅さんも共演してましたしね。あれは本当に現世の夢みたいな時間と空間でした。ステージでのセッション(テリー・ライリー、宮本沙羅、サム・アミドン、大野由美子、角銅が参加)は最初予定になくて、テリーさんが実際に会場でいろいろライヴを見てOKを出していったと聞きました。

角銅:そう、私のライヴも見てくれてて、感想をくれました。

高城:最高だよね。フェスの中で生成変化が起こっている。そう考えると、アーティストも最後までずっと残ってなきゃダメですよね。「『FRUE』の2日間では、そういうことが起こりうるよ」っていうのは、ぜひカラーにしてほしい。

──最初は、「ワールドミュージックとレイヴのフェスなのかな?」くらいの印象だったんですよ。おもしろそうだけど自分が行って楽しめるかはわからない、みたいな先入観があった。だけど、今はこんなにおもしろいフェスはないと感じてるんです。

山口:ワールドミュージックが多いって言われてたのは、ジャジューカ(Joujouka)を呼んだりしてたからかな(2017年)。

高城:むしろ、レコード屋さんにある「その他」の棚みたいなフェスですよね。

──そういう棚に入ってる音楽って、動的か静的かでいったら静かなイメージでしょ? でも、「FRUE」でそういうアクトにアクセスすると、すごく動的な印象を持つ。音が大きくなくても踊れるし、大きなステージにちっちゃく集まってゴニョゴニョやってる行為が音楽としてすごく気になるんです。

高城:そうそう! なんか引きがある。それが発見だよね。

山口:感想ツイートで、「こんなフェスが成立するんだ」みたいなことが書かれてるのがすごい印象的だった。そもそも「見たこともない景色を見せてくれる人達がいいな」と思ってやってるから、どんな音楽やってようが関係ないんですよ。

高城:ジャンルとかじゃない、もっと抽象的なものだけど、一貫性はありますよね。

山口:でも、最近はフェスとしてのストーリー性が出てきたこともおもしろいなと思ってます。去年、角銅さんとサム・アミドンがお互いのステージに参加して、最終的にテリー・ライリーのステージにも一緒に立った流れもそうだし、高城くんが最初はDJで出て、それからceroで出て、ソロのShohei Takagi Parallela Botanicaでも出て、みたいに関係性が育っていく感じもそう。

高城:ceroの出演は、角ちゃんを「FRUE」に連れていったことの功績が大きいですよね。今や角ちゃんは“「FRUE」のクイーン”になってるから(笑)。そこは相当大きい仕事をしたと思います。

──それこそ去年、サム・アミドンが角銅さんのステージに飛び入りしたのは、前の晩にフードエリアにいた時に決まった話でしたよね。

角銅:私がサムさんの前でモジモジしてたら、その時一緒にいた松永さんに「『一緒にやろう』って言ったほうが絶対いいよ」って背中押されたんです。それでサムさんと熱燗を一緒に飲んでいる時に「ちょっと相談があります。一緒にやりたいです」って言いました。そしたら「やろうよ!」って返事してくれて。

──あれは僕が背中押したというより、その前に角銅さん達が「『Lullaby』だったら一緒にできるかも」みたいな話をしてたのを聞いてたから、だったかな。実現する可能性があるならやったほうがいいし、「FRUE」はそういうことを止めるタイプのイベントとは真逆だから。

角銅真実「Lullaby」

高城:サム・アミドンとジム・オルーク(Jim O’Rourke)が楽屋で話してる光景も胸熱だったな。サムの奥さんのベス・オートン(Beth Orton)がジムさんのプロデュースでアルバム(『Comfort of Strangers』、2006年)を出してるでしょ。サムさんが「妻が前にお世話になって」みたいな話をしてて、すごくいいシーンでした。

──サム・アミドン自身も角銅さん、テリー・ライリーのステージに参加して楽しかったと思う。来る時はその展開は予想してなかったんじゃない? そもそもサム・ゲンデルだって2018年に出演したことで「音楽って何やってもいいし、日本のオーディエンスは受け入れてくれる」みたいな感覚をより強く持った、みたいなところはあるかもしれない。

吉井:そもそも僕らも、あの時サム・ゲンデルがどんなライヴをやるのか全くわかってない状態でブッキングしてたから(笑)。

山口:前の年のアルバムでは歌ってたのに、呼んでみたらぜんぜん歌わなかったしね。

吉井:ギターすら弾かなくなっちゃってた。

高城:突然ミュージシャンを20人くらい連れてきても「FRUE」ならOKって思うかも。「今回オーケストラとやるから」「えー?」みたいな。

「みんな音楽をフラットに楽しんでるし、自然に盛り上がる」(高城)

──会場(つま恋リゾート彩の郷)って、確かGoogle Mapで見つけたんですよね?

高城&角銅:ええー!?

山口:そうなんですよ。

角銅:もうそういうところが好き。探すのも楽しそう。

山口:11月でもまだギリギリ気候があったかくて、雨が降らない時期にできそうな会場をずーっと探してたんですよ、Google Mapで。それで静岡の海沿いを見ていたら、「なんか、ここにあるな」みたいな。検索したら古びたイベントホールが出てきて、実際に見に行って「ここだー!」ってなりました。

高城:あそこって、奥のほうにもう1つ廃墟みたいな建物がありますよね?

山口:ありますね。

──今後、そこも使います? 「肝試しステージ」みたいにして、もう完全に真っ暗で(笑)。

山口:ステージをもう1つ作りたいという気持ちはあるんですよね。弾き語り系の人が出る小さな場所とか。「FRUE」に一度出てくれたアーティストが、バンドで出演とかじゃなくても遊びに来て、ソロでライヴできるとか、そういうステージがあるといいのかなと思っていて。

高城:「ROOKIE A Go-Go」みたいなステージがあってもいいかもね。絶対やばいやつらしか来なそうだけど(笑)。

──「FRUE」の場を一度でも体験したら、ミュージシャンでも「また来たい」ってなると思いますよ。

高城:アクサク・マブール(Aksak Maboul)もあの場所で見たい!

吉井:第1回の時、デヴィッド・バーン(David Byrne)には「DJで来てください」ってオファーは出しました。返事はなかったけど(笑)。

山口:個人的には、コロナ禍の2年で日本のアーティストもいろいろ聴くようになって、最近はそれがすごく楽しいんですよね。

角銅:どんな楽しさですか?

山口:単純にそれまでほとんど日本のアーティストを聴いてなかったから。みんな独自の表現していて、「これまで知らなくてごめんなさい!」みたいな(笑)。

高城:「FRUE」みたいな場を体験して、周りにもっとああいう場ができていったら、若い子達の音楽も必然的に変わっていく気がする。

角銅:少なくとも私は変わったと思う。

高城:ここ何年かはアイデアよりも技術が先行するみたいな風潮があると思うんですけど、そういう技術を持った上で「FRUE」みたいな即興的な場に2、3日いたら「お前、さっき上手かったからこっちのバンドにも出ろよ」みたいなことが自然と起きたりすると思うんです。それで絶対に音楽も変わっていくだろうしね。

──「FRUE」だったら、普通のジャム・セッションにもならないし。

高城:もっとわけがわからない場所にぶち込まれるから。

角銅:笹を振ってますから(笑)。

高城:変な話、笹を持ってきたらアーティストになれるわけだから、そういう発想が技術に入り込んできたらまた生成変化が起きていくよね。

山口:角銅さんがテリー・ライリーとのセッションで口笛で入ってくれた時も、すごいよかったな。「これ、入ってくるだろうな」と思ってたタイミングだったし、もう技術の話じゃないよね。それこそアイデア主体の場だから。

角銅:場の力なのかな。自分のライヴを他の場でやる時とは相乗効果も違う気がする。

高城:去年、サム・アミドンのライヴを見てた時、松永さんと話したんですよね。「東京で彼がソロ公演をやったら熱心なお客さんが集まる濃い感じになるだろうけど、『FRUE』だと全然そんな感じにならないのがおもしろい」って。むしろ「サム・アミドン? 誰ですか?」みたいな感じの客層なのに、みんな音楽をフラットに楽しんでるし、自然に盛り上がる。そういうことは大事ですよね。

角銅:情報じゃないんですよ。その時間にライヴがやっているから見に行く、みたいな感じ。そのフラットさが「FRUE」にはある。今日話してたら、また行きたくなったー(笑)。

山口彰悟

山口彰悟
1977年熊本県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。ライヴの原体験は10歳の時に生で観た立川談志師匠の高座。大学卒業後は、フリーのライターとして活動しながらさまざまな職を経験。「愛・地球博(2005)」「Greenroom Festival(2006)」「TAICOCLUB(2006)」で、イベント制作と運営、「True People’s CELEBRATION 2006」「Organic Groove」の後期コアスタッフとして人生を変える体験のお手伝い。2012年3月から、吉井大二郎とともに、年に2、3回のペースでイベント「FRUE」を開催。2017年から毎年11月に、静岡県掛川市で野外音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE」をプロデュース&ディレクションする。

高城晶平(cero)

高城晶平(cero)
ceroのボーカル/ギター/フルート担当。2019年よりソロプロジェクトのShohei Takagi Parallela Botanicaを始動。2020年4月8日にファーストアルバム『Triptych』をリリースする。その他ソロ活動ではDJ、文筆など多岐にわたって活動している。

角銅真実

角銅真実
音楽家、打楽器奏者。長崎県生まれ。マリンバをはじめとするさまざまな打楽器、自身の声、身の回りのものを用いて、自由な表現活動を展開している。自身のソロ以外に、ceroをはじめさまざまなアーティストのライヴサポート、レコーディングに携わるほか、舞台、ダンスやインスタレーション作品への楽曲提供・音楽制作を行っている。2020年1月、初めて「うた」にフォーカスしたアルバム『oar』(ユニバーサルミュージック)を発表。

Photography Masashi Ura

■FESTIVAL FRUEZINHO 2022
会期:6月26日
会場:立川ステージガーデン
住所:東京都立川市緑町3-3 N1
時間:開場 13:00/開演 14:30/終演 21:30
入場料:早割 ¥12,000(限定500枚)/前売り ¥14,000/当日 ¥16,000
http://fruezinho.com

■愛知公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)
会期:6月27日
会場:得三
住所:愛知県名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2階
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥6,000/当日 ¥7,000(完売)

■大阪公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、ブルーノ・ペルナーダス、折坂悠太)
会期:6月28日
会場:ユニバース
住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ユニバースビル B1
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥9,000/当日 ¥11,000

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音楽フェス「FESTIVAL de FRUE 2022」が11月5、6日に開催 ディアフーフやピノ・パラディーノ、サラマンダらが来日 https://tokion.jp/2022/06/10/festival-de-frue-2022/ Fri, 10 Jun 2022 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=123596 アシッド・パウリ、新垣睦美、ビリー・ウッズ、ディアフーフ、角銅真実、ピノ・パラディーノ&ブレイク・ミルズ フィーチャリング サム・ゲンデル&エイブ・ラウンズ、サラマンダ、サム・アミドンの8組が出演決定。

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音楽フェスの「FESTIVAL de FRUE 2022」が11月5、6日に開催する。会場は静岡県のつま恋リゾート彩の郷。チケットの価格は購入時期によって異なり、2日券が¥18,000〜20,000、1日券が¥12,000〜14,000。なお、2020、21年分のチケットも未使用に限り有効となる。

今回発表された第1弾ラインアップは、アシッド・パウリ(Acid Pauli)、新垣睦美、ビリー・ウッズ(billy woods)、ディアフーフ(Deerhoof)、角銅真実、ピノ・パラディーノ&ブレイク・ミルズ フィーチャリング サム・ゲンデル&エイブ・ラウンズ(Pino Palladino & Blake Mills featuring Sam Gendel & Abe Rounds)、サラマンダ(Salamanda)、サム・アミドン(Sam Amidon with String Quartet)の8組。

■FESTIVAL de FRUE 2022
会期:11月5〜6日
会場:つま恋リゾート彩の郷
住所:静岡県掛川市満水2000
時間:(5日)開場 11:00/開演 11:00/終演 27:00、(6日)開場 9:30/開演 9:30/終演 20:00
入場料:(前売り)2日券 ¥18,000〜19,000/1日券 ¥12,000〜13,000/駐車券 ¥3,500/キャンプ券 ¥3,000〜3,300
(当日)2日券 ¥20,000/1日券 ¥14,000/駐車券 ¥4,000/キャンプ券 ¥4,000
※未使用の2020、21年の未使用チケットも有効
※12歳以下は無料
https://festivaldefrue.com

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【追記】坂本慎太郎とサム・ゲンデル&サム・ウィルクスの2組が新たに「FESTIVAL FRUEZINHO」に出演決定 https://tokion.jp/2022/03/18/festival-fruezinho-2022-part2/ Fri, 18 Mar 2022 03:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=103528 6月に東京の立川ステージガーデンで開催。第1弾で発表したceroとポルトガルのブルーノ・ペルナーダスとあわせて、計4組の出演が決定した。また、愛知と大阪では追加公演を行う。

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【追記:6月21日】東京および大阪公演のタイムテーブルが公開された(名古屋は非公開)。各ライヴの終了時刻は「演奏時間はできるだけたっぷり」という意向のもと記載しておらず、転換の時間も長めに設けている。なお、名古屋および大阪公演には折坂悠太が追加で出演する。

6月26日に東京の立川ステージガーデンで開催されるライヴイベント「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」は、追加出演ミュージシャンを発表した。

発表したのは、坂本慎太郎と、アメリカ・ロサンゼルス出身のサックスプレイヤーのサム・ゲンデルとベーシストのサム・ウィルクスによるデュオの2組。第1弾のceroと、ポルトガルのブルーノ・ペルナーダスとあわせて計4組が決まった。

さらに、名古屋と大阪では追加公演を行う。「FESTIVAL FRUEZINHO 2022」翌日の27日には名古屋のライヴハウス・得三でサム・ゲンデルとサム・ウィルクスによるデュオと折坂悠太、28日には大阪のユニバースで同デュオとブルーノ・ペルナーダス、折坂が出演する。

「FRUE」は“魂の震える音楽体験”をコンセプトとして、2012年にクラブイベントとして立ち上がり、2017年に「FESTIVAL de FRUE」がスタート。ジャズやロック、電子音楽、民族音楽などさまざまなジャンルのミュージシャンを国内外から招へいしてきた。今回の「FRUEZINHO」は、ポルトガル語で「小さい」や「かわいらしい」を意味する「ZINHO」から命名した。

■FESTIVAL FRUEZINHO 2022
会期:6月26日
会場:立川ステージガーデン
住所:東京都立川市緑町3-3 N1
時間:開場 13:00/開演 14:30/終演 21:30
入場料:早割 ¥12,000(限定500枚)/前売り ¥14,000/当日 ¥16,000
http://fruezinho.com

■愛知公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、折坂悠太)
会期:6月27日
会場:得三
住所:愛知県名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2階
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥6,000/当日 ¥7,000(完売)

■大阪公演(出演:サム・ゲンデル&サム・ウィルクス、ブルーノ・ペルナーダス、折坂悠太)
会期:6月28日
会場:ユニバース
住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ユニバースビル B1
時間:開場 18:00/開演 19:00
入場料:前売 ¥9,000/当日 ¥11,000

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音楽フェス「FRUE」のコンパクト版「FESTIVAL FRUEZINHO」が6月に立川で開催 ブルーノ・ペルナーダスやceroらが出演 https://tokion.jp/2022/01/27/festival-fruezinho-2022/ Thu, 27 Jan 2022 03:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=93169 野外フェス「FESTIVAL de FRUE」のコンパクト版としてスタート。第1弾ラインアップとして、ポルトガルのブルーノ・ペルナーダスの6人編成バンドと、ceroの2組を発表した。

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野外音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」のコンパクト版として、「FESTIVAL FRUEZINHO 2022(フェスティバル・フルージーニョ・2022)」が6月26日に東京の立川ステージガーデンで開催される。チケットの価格は販売時期によって異なり、500枚限定の早割が¥12,000、前売りが¥14,000、当日が¥16,000で、「FRUE」の公式サイトで取り扱っている。

「FRUE」は“魂の震える音楽体験”をコンセプトとして、2012年にクラブイベントとして立ち上がり、2017年に「FESTIVAL de FRUE」がスタート。ジャズやロック、電子音楽、民族音楽などさまざまなジャンルのミュージシャンを国内外から招へいしてきた。今回の「FRUEZINHO」は、ポルトガル語で「小さい」や「かわいらしい」を意味する「ZINHO」から命名した。

第1弾ラインアップとして発表したのは、ポルトガルのブルーノ・ペルナーダス(Bruno Pernadas)による6人編成バンドと、ceroの2組。ペルナーダスは、リスボンの名門音楽スクールでジャズギターと作曲、音楽理論を学び、アカデミックな音楽的バックグラウンドを持ちつつも、ポップやジャズ、エキゾチック、フォーク、クラシックなどを取り入れた独特の音楽性を構築。まるで世界旅行帰りのレコードコレクターのスーツケースをひっくり返したようなサウンドを奏でている。ceroは、サポートに角銅真実や小田朋美らを迎えた8人編成で出演する。

■FESTIVAL FRUEZINHO 2022
会期:6月26日
会場:立川ステージガーデン
住所:東京都立川市緑町3-3 N1
時間:開場 14:30/開演 15:30(予定)
入場料:早割 ¥12,000(限定500枚)/前売り ¥14,000/当日 ¥16,000
http://fruezinho.com

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音楽フェス「FESTIVAL de FRUE 2021」が11月6〜7日に開催 テリー・ライリーら出演 https://tokion.jp/2021/07/21/festival-de-frue-2021/ Wed, 21 Jul 2021 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=47773 静岡県の「つま恋リゾート 彩の郷」で行われる音楽フェス。テリー・ライリー with Sara Miyamoto、Buffalo Daughter、サム・アミドンらが出演する。

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音楽フェス「FESTIVAL de FRUE 2021」が静岡県の「つま恋リゾート 彩の郷」で11月6〜7日に開催される。

最終ラインアップが発表され、THE HALLにはテリー・ライリー with Sara Miyamoto -Everything & Beyond-、Buffalo Daughter、butasaku、GEZ@N(experimetal protozoa set)、Manami Kakudo、サム・アミドン、Shohei Takagi Parallela Botanica、テノ・アフリカ、UNKNOWN ME、カフカ鼾 (ジム・オルーク×石橋英子×山本達久)、冥丁、ユザーンと原田郁子(ゲストとして勝井祐二)、悪魔の沼、やけのはらが出演。Grass StageにはAKIRAM EN、CALPISS、DJ mew、mitokon、MOODMAN、OG Militant B、Powder、Ramza、suimin、Torei、ykah、YELLOWUHURUが出演する。サム・ゲンデルとファビアーノ・ド・ナシメントはキャンセルとなった。

なお参加するためには、エントランスにてワクチン接種証明書もしくは接種記録書(1度でも可)、48時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性証明(市販のもので可)、宿泊・自宅療養証明書(新型コロナウイルス感染症専用、自由形式)のいずれか1点の写真かコピーの提示が必要。

「FESTIVAL de FRUE」は、2012年にクラブイベントとして立ち上がった「FRUE」を前身として、2017年にスタートした音楽フェス。“魂の震える音楽体験”をコンセプトに、ジャズやロック、電子音楽、民族音楽など多岐にわたるジャンルの国内外アーティストを招へいしている。

■「FESTIVAL de FRUE 2021」
会期:2021年11月6〜7日
会場:つま恋リゾート 彩の郷
住所:静岡県掛川市満水2000
入場料:2日券 ¥18,000〜20,000 / 駐車券 ¥2,500〜3,500 / キャンプ券 ¥2,300〜3,000
※いずれの価格も購入時期によって異なる
Webサイト:https://festivaldefrue.com

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観客とともに作り上げるという感覚 「FRUE」主催者がコロナ禍での開催を経て感じ取ったもの https://tokion.jp/2020/12/22/festival-de-frue/ Tue, 22 Dec 2020 06:00:49 +0000 https://tokion.jp/?p=14384 コロナ禍で開催された音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」の主催者インタビュー。後半には出演アーティスト達によるコメントも掲載。

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2020年は各業界同様、音楽業界にとっても困難な1年だったことは言うまでもない。大型音楽フェスは軒並み延期・中止となり、中小規模のイベントも人数制限を余儀なくされている。

そんな中、音楽フェス「FESTIVAL de FRUE」が静岡県掛川市の「つま恋リゾート 彩の郷」で10月31日と11月1日に開催された。

「FRUE」は“魂の震える音楽体験”をコンセプトとして、2012年にクラブイベントとして立ち上がり、2017年にフェス形態の「FESTIVAL de FRUE」がスタート。ジャズやロック、電子音楽、民族音楽など多岐にわたるジャンルの海外アーティストを中心に、ブラジル音楽界の巨匠トン・ゼーや、モロッコのリフ山脈南側に位置するスリフ族の村のスーフィーの音楽集団、ザ・マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカを招聘するなど、他のイベントでは見ることができないラインアップでコアな音楽ファンを獲得してきた。

新型コロナウイルス禍での開催となった今回は、海外アーティストが思うように呼べず、予定していたブラジルのミュージシャン、ファビアーノ・ド・ナシメントの来日も前日にキャンセル。それでも「FRUE」の独自性は失われず、トレンドと一線を画し自身のクリエイションを貫く有数の国内アーティストが出演した。ファビアーノの空いた枠には石橋英子と山本達久のデュオ出演が急遽決定し、見事な演奏を披露した。

会場は約6000人のキャパに対して1日の来場者は1300人程度となり、他人との距離も取りやすいのも印象的だった。マスクをしていても苦しくない気候で、開催時期と会場選びという根本的な要素が奏功した。

イベントに伴う新型コロナウイルス感染者も報告されず、無事1カ月が経過した。「FRUE」主催者の山口彰悟と吉井大二郎はコロナ禍での開催を経て、何を感じとったのだろうか。

――「FESTIVAL de FRUE」を開催する決断はいつ頃だったのでしょうか?

山口彰悟(以下、山口):いつ頃だったんだろう。もちろん状況を見ながらでしたが、最初から開催するつもりでした。コロナだからと言って開催しない選択肢はなかったし、どうにかなんとかするというのが「FRUE」の信条ですので。

吉井大二郎(以下、吉井):協賛企業もないし2人だけだから、やろうと決めてスタッフさえそろえば開催できるということもあります。会場を所有しているホテル(「つま恋リゾート 彩の郷」はホテルやレジャーを擁するリゾート施設)もイベントに理解があって助かりました。コロナ禍だと公営の会場は借りられないこともありますし。

山口:インディーじゃないと開催できないけど、当然インディーすぎてもできない。コロナ感染の第2波が落ち着いてから本格的に動き始めたので、準備期間は1ヶ月半くらいしかなかったけど、4年目である程度は体制が整っていたのも開催できた理由の1つだと思います。それにちょうど陽性者の数が落ち着いていた時期だったのもラッキーでした。

――結局、海外アーティストの来日は難しくなってしまった。

山口:海外勢は呼べないかなと思ったのが、9月末から10月頃です。1月に出演発表していたザ・マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカ&ジ・オーブも夏ぐらいには来日できないだろうと判断しました。それでも海外アーティストは諦めきれなかったし、いつまでに国内アーティストを中心として開催の決断をするかという難しさがありましたね。

――それでは国内アーティストのブッキングを始めたのは、開催が近くなってからでしょうか?

山口:GEZAN、折坂悠太、冥丁、POWDERは3月くらいにオファーをしていました。ただ、出演できるという返信がきたのが夏から秋にかけてでした。各アーティスト、それぞれ考えるところがあったと思います。

――11月1日に出演予定だったファビアーノ・ド・ナシメントはキャンセルになってしまいましたが、その枠に石橋英子さんと山本達久さんの出演が急遽決定しました。どのような経緯だったのでしょうか?

吉井:ファビアーノとは10月30日までやりとりしていたのですが、向こうの書類の不備やビザを申請するための面接のアポイントが進まず、どうしても飛行機に間に合わなかったんです。

山口:そんな中、コアスタッフの1人が下北沢のスプレッドというクラブで働いていて、そこで「FESTIVAL de FRUE」の10日前に石橋さんと山本さんに出演してもらっていて、そのつながりで僕からメールでオファーしたのが、10月30日の深夜2時頃でした。

吉井:そこからアーティスト写真を取り寄せたり、どんな機材が必要かを聞いた後に制作チームに話して用意できるものをまた2人に戻して……とやりとりしていたのが31日。イベントの最中にブッキングを進めていました。お二人はジャズの人だから即興での対応能力が高い。

山口:演奏だけじゃないです。さすがだと思いました。普通は急にオファー来ても断っちゃいますよね。山本さんには過去2度ほどご連絡を差し上げたこともあったので、どういうフェスなのかご存じだったのかもしれません。

――今回の「FESTIVAL de FRUE」全体を通して印象に残っていることはありますか?

山口:一番最初にライヴをした ALKDOが音を鳴らし始めた時はやはり感動しました。開催までこぎ着けたことと、こんなに音楽を求めていたんだと思って。あと1日目の夜、POWDERが最後にプレイしながら踊っていたんですが、その姿にジーンときました。人前でプレイできる喜びがあふれているかのようでした。
それから、本番当日はお客さんの顔がマスクで隠れていてあまり見えなかったのですが、インスタなんかで笑顔の写真がアップされていて嬉しかったですね。

コロナ禍のイベントでの、主催と来場者の関係性

――公式サイトやSNSでは「FESTIVAL de FRUE」前後の1週間の自粛を呼びかけるなどユニークな呼びかけをしていました。イベント当日はどのような施策を行っていましたか?

吉井:ある程度のフォーマットは用意されているので、マスク着用や人との距離を意識することなどの基本事項を書いた張り紙を貼ったり、その内容のアナウンスを録音してライヴの終わりに流したりしました。あとはステージ近くのところどころにプラ柵を設置したり。きちんとお金をかければ感染症対策はできると思います。

山口:「FESTIVAL de FRUE」の前に開催した別のフェスが炎上したのですが、そのことを知っていた来場者も多かったからか意識がすごく高くて、主催としてはとても助かりました。感染症対策はもちろん大事だけれど、ガチガチに規制するにも限界がある。それにお客さんが「そもそも自由である」ことはとても大事なポイントなので、そのためには「自分で考えて行動してください」ということをどう伝えたらよいのかと考えました。フォーマットをコピペするだけではなかなか伝わらないかと思って、そのような呼びかけを行うことになりました。

ただ、GEZANのライヴが最高潮に達しようとした時は、「あぁモッシュ起きるなぁ、どうしよう」とフロアで考えていました(笑)。でも結局起きなくて、そのまま1人ひとりが個として燃え上がっていくフロアは最高でした。皆さん、ありがとう!って感謝の念が湧きましたね。

――なるほど。今までもいろんなイベントを「みんなで作り上げる」という考え方がありましたが、今回「FESTIVAL de FRUE」に実際に来場した時にそれをより強く感じました。主催者だけでなく来場者も意識的な行動を心がけて「みんなで作り上げる」ことがより重要になってくるように思います。

山口:そうですね。やっぱり遊び場は自分達で守らないといけないという気持ちがあったような気がします。ゴミもほとんど落ちてなくて、主催として助かりました。

――イベント準備を進めるにあたり、開催決定前は想像できなかった問題はありましたか?

山口:スタッフ間でもコロナに対する認識が全然違ったので、そのズレに苦労しました。僕は「FRUE」とは別で仕事をしていて、緊急事態宣言前後のピリピリしていた時でも、電車で週に2、3日通勤したり、4月と6月に「FRUE」のオンライン配信もしていたので、外出することや人と会うことに抵抗はありませんでした。

一方で、音響や照明、舞台監督の外部スタッフ達は2月頃からすべての予定がキャンセルになって、お家でグレイトフル・デッドのジグソーパズルをやってたっていう人もいるし。笑いごとではないですが……。8月頃にそのスタッフ達とミーティングをしたんですが、皆さん顔は晴れないですよね。他のコアスタッフからも、感染症対策をきちんとやらないと今年は手伝えないよと言われるし、周りの環境や得ている情報の違いで、ここまでコロナに対しての認識が違うのかと思いました。そして認識をすり合わせて、どこに落としどころを作るのかというのが大変でした。

例えば、エントランスの検温でどれほど感染を防げるかは疑問なのですが、それをやるのが感染症対策だし、もしなんかあったらどうするの? と他のスタッフから諭されると、ぐうの音もでない。でも「FRUE」は今までも「本音」だけでやってきたから、その気持ちをにじませるために今年のチケットは2021年と2022年も利用できるようにしました。「そもそも体調が悪かったら無理して来ないでね」というメッセージです。

ただ、コロナの影響で良かったこともあって。これまでステージのマイクなどは使いまわしていたのですが、各アーティストが使うたびにちゃんと消毒した上で取り替えるなど、今後のスタンダードとなるような改善も行いました。コロナがなかったら考えなかったこともあります。

来年の開催へ向けて

――来年も「FESTIVAL de FRUE」は開催予定でしょうか?

山口:もちろん開催します。来年の11月には、さすがに海外からの来日も大丈夫だろうと思うので、2021年1月末ごろから小出しに、月2、3組ずつ出演の決まったアーティストを発表し、音源などを紹介していけたらいいなと思っています。変な言い方ですが、楽天的じゃないとやっていられない部分もある。

――どんなアーティストをブッキング予定でしょうか?

山口:ラインアップは構想中ですが、今年出演してほしくて連絡していたり、以前からアプローチしていたり、新譜が良かったり、出てほしいアーティストはたくさんいます。楽しみにしていてください。

それから、新たな試みとして出演アーティストをクラウドファンディングで決める仕組みができないかと考えています。「FESTIVAL de FRUE」には、バンドとDJがそれぞれ10組くらい出演しているのですが、そのうちの1、2組をファンドした人の投票で決められないかなと。4回もフェスをやっていると、レーベルの人やプロモーター、アーティストの友達などいろんな人達から、「〇〇を呼んでほしい」というリクエストを受けます。だから、その「〇〇を呼んでほしい」枠を僕に近い人だけではなく、お客さんにも開いてみたいと思っています。どういう方法で進めていくかは考え中ですが、今年はマナー面も含めて、来場者の方々と共に「FESTIVAL de FRUE」を作り上げている感覚が強くて、その感覚をもう少しだけ膨らませてみたいです。

――是非とも、そのクラウドファンディングには自分も参加したいですね。

山口:みんなそれぞれ推したいアーティストがいるはずなので、参加してもらえるとありがたいです。そして、自分が出したアイデアがもしかしたら少しずつ形になっていくかもしれないという醍醐味を味わってもらえたらいいなと。

山口彰悟 
1977年熊本県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。ライヴの原体験は10歳の時に生で観た立川談志師匠の落語。大学卒業後は、フリーのライターとして活動しながらさまざまな職を経験。「愛・地球博(2005)」「Greenroom Festival(2006)」「TAICOCLUB(2006)」で、イベント制作と運営、「True People’s CELEBRATION 2006」「Organic Groove」の後期コアスタッフとして人生を変える体験のお手伝い。2012年3月から、吉井大二郎とともに、年に2、3回のペースでイベント「FRUE」を開催。2017年から毎年11月に、静岡県掛川市で野外音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE」をプロデュース&ディレクションする。

今回、ステージの1つ「THE HALL」に登場した複数のアーティストに、出演しての感想や思いを聞いた。(掲載は出演順)

Ramza

コロナ禍の息苦しさを完全に忘れてしまうほどの風通しの良さがそこに用意されていました。ロケーションや食事は素晴らしく、インフラ部分に至ってもストレスのないようにしっかりと配慮されていました。出演者に関しても意義深い海外勢が多く出演している「FRUE」ですが、国内勢のみで作り上げなければいけないという条件の中でも、その向かう方向や強度は決して薄れていませんでした。

自分は普段から外的な影響を多く受けないタイプだと感じていますが、コロナ禍において外界に触れる機会が減ることでそれに拍車がかかっているようにも感じます。抽象的ですが、自分の内なるシンクタンクにずっとこもっているみたいな感覚です。そうするとより自分の音楽はパーソナルなものになります。「FRUE」ではそんな最近の自分をぶちまけたという感じでした。

冥丁

まず最初に言わせて頂きたいです。本当に楽しかったです。今年は予定されていた国内外のほぼすべてのショウがキャンセルになりました。そんな過酷な時期であるにもかかわらず、このような機会を与えて頂いたことに感動しました。この場を借りて「FRUE」の皆さま、オーディエンスの方々に心から感謝を申し上げたいです。また「FRUE」でプレイする日を楽しみにしています。ありがとうございます。

「FRUE」では、現在リリースしている作品の持つオリジナルの世界観を再解釈してセットリストを作りました。基本的に冥丁はアルバムごとにテーマの異なるトラックを用意しています。それにすべてのアルバムはショウ化することを前提に作っていないんです。それもあって個々の音楽性を確立しているトラック同士を1つのセットに入れることには、個人的に戸惑いがあります。理想は1つのアルバムにつき1つのセットを確立させることですが、新しいアルバムもリリースされていく流れの中でそれを実行するのは今はまだ難しそうです。冥丁がライヴをすることは一生ないと思っていたので、自分がステージに立ってプレイすることは今もまだ不思議です。これからライヴを通じて生まれる自分の新しい視点、世界観に関心があります。とにかく大切に日々精進します。

石橋英子(山本達久とデュオ出演)

(オファーを受けた時は)びっくりしましたが嬉しかったです。「午後のリラックスしたひとときを石橋さんの歌で……」と言ってくださり、いびつな歌ばかりだしスケジュールが詰まっていたので正直少し迷いましたが、ちょうどその1週間ほど前に山本達久さんとやったライヴがとても楽しかったので、その形でまたやれたら楽しいと思って山本さんをお誘いしました。

出演後はいびつな歌でも受け入れていただけそうな懐の深いフェスだとわかりました。フェスティバルなのに、小さい箱に演奏に来たような感じもあり、お客さんが1人で来てくださってもリラックスして楽しめる空気感がいいなと思いました。演者は「お客さんを盛り上げよう!」、お客さんは「あれを見なきゃ!」ではなく、演奏する側もお客さんも真剣にその場にあるものをそのままとして楽しむという海外のフェスのようなすてきな雰囲気でした。何が起こるかわからない世の中でそういうことに価値を見いだしていくことがもっと大事になってくるのではないかなと思いました。

山本達久(石橋英子とデュオ出演)

今年初めての野外フェスで、直前のサウンドチェック中も例年と違ってステージ前にお客さんの姿もほとんど見受けられず新鮮でした。普段ライヴ中は客席を見ないのが癖なのでお客さんがどんな楽しみ方をしていたのかは未確認ですが、今のところクラスターなど発生してないようで良かったです。そもそも我々の音楽が感染拡大を助長するような音楽ではなかったというのもありますが……。

実は一昨年も昨年も別口でオファーを頂いていたこともあり、気になっていた催しの1つでもあったので出演できて素直に嬉しかったです。ご縁を感じました。今後ともよろしくお願いいたします。

イノヤマランド(井上誠/山下康)

正直、この時期にこのような大規模イベントが行われていること自体が「???」でしたが、現場に接してみて、「行うべきことを行えば、行える」と感じました。主催者、スタッフの皆さん、このような貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。スケジュールの都合でリゾートホテルに宿泊できなかったのが、ちょっと心残りでしたね。

今回に限らず演奏に関しては、場所、雰囲気、聴衆などをあまり意識しないことを意識しています。が、行ってビックリ! 会場がデカ過ぎましたね。でもそこからは楽しめました。演奏ポジションからは日のあたる雑木林がよく見えたので、風で揺れ動く木々や、差し込む光とのセッション。もちろん、お客さん達との気分や意識が行ったり来たりのセッションも。ああ、楽しかった!

折坂悠太

会場についてしばらく現実感がありませんでした。「FRUE」が独自なのかもしれませんが、音楽イベントの様相をした新しい集まりのような感じがしました。久々の景色を見て楽しみながらも、去年までとは何もかも違うんだと実感しました。ステージで鳴っている音の1つひとつが使命を帯びていて、以前より切実に響きました。

(複数の新曲を演奏したことに対して)見てくれる人を信頼して、とにかくやりたいことだけを入れさせてもらいました。自粛前と考え方が少し変わって、ライヴの現場においては音楽をパッケージ化するのをやめようと意識しました。よりみずみずしく健やかだったと、自分では思っています。

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