聴く Archives - TOKION https://tokion.jp/verb/聴く/ Wed, 28 Feb 2024 10:06:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.2 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png 聴く Archives - TOKION https://tokion.jp/verb/聴く/ 32 32 ララージやフィル・ラネリンら錚々たる面々が集結 LA音楽家のジェシー・ピーターソンがカルロス・ニーニョとスタートさせたターン・オン・ザ・サンライトの新作が3月20日に世界同時リリース https://tokion.jp/2024/02/28/ocean-garden/ Wed, 28 Feb 2024 10:15:00 +0000 https://tokion.jp/?p=225947 LA拠点の音楽家ジェシー・ピーターソンを中心とするコレクティヴ、ターン・オン・ザ・サンライトの新作『Ocean Garden』が3月20日にCD/LP/デジタルで世界同時リリースとなる。

The post ララージやフィル・ラネリンら錚々たる面々が集結 LA音楽家のジェシー・ピーターソンがカルロス・ニーニョとスタートさせたターン・オン・ザ・サンライトの新作が3月20日に世界同時リリース appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>

LA拠点のマルチインストゥルメンタリスト、作曲家、プロデューサーのジェシー・ピーターソンが、2010年に同地シーンのキーパーソンであるカルロス・ニーニョとともに立ち上げたプロジェクト/コレクティヴ、ターン・オン・ザ・サンライト。

前作から4年ぶりとなる新作『Ocean Garden』には、アンビエント~ニューエイジの重要アーティストであるララージや、〈Tribe〉レーベル創設者の1人であるフィル・ラネリン、細野晴臣プロデュースのアルバム『み空』(1972年)発表後に渡米した金延幸子、ミシェル・ンデゲオチェロ『The Omnichord Real Book』のプロデュースでも話題を呼んだLAのマルチ奏者のジョシュ・ジョンソンなど、錚々たる面々が一同に介する。

「もしブライアン・イーノとジョン・フェイヒーが出会ったら――」という夢想から始まったプロジェクトの現在地で鳴り響く、有機的で深みあるサウンドスケープ&グルーヴを堪能したい。

『Ocean Garden』は3月20日にCD/LP/Digitalで世界同時リリースされ、先行曲としてフィル・ラネリンが参加した「Tune Up」が2月28日にデジタルリリースされた。

■Turn On The Sunlight『Ocean Garden』
リリース日:2024年3月20日
フォーマット:CD / LP / Digital
レーベル:rings / plant bass
オフィシャルURL:https://www.ringstokyo.com/turn-on-the-sunlight-ocean-garden/

Turn On The Sunlight – Tune Up featuring Phil Ranelin (Official Visualizer)

The post ララージやフィル・ラネリンら錚々たる面々が集結 LA音楽家のジェシー・ピーターソンがカルロス・ニーニョとスタートさせたターン・オン・ザ・サンライトの新作が3月20日に世界同時リリース appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
LAシーンとブラジル音楽をつなぐ重要ギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントの5年ぶりの来日ソロ公演が開催 https://tokion.jp/2023/09/08/fabiano-do-nascimento/ Fri, 08 Sep 2023 11:37:06 +0000 https://tokion.jp/?p=207536 南青山のBAROOMにて10月13日にファビアーノ・ド・ナシメントのライブが開催される。

The post LAシーンとブラジル音楽をつなぐ重要ギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントの5年ぶりの来日ソロ公演が開催 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
7月から南青山のBAROOMにてスタートした、“ジャズを核としたその周辺のグッドミュージック”を取り上げるライブシリーズ「JAZZ at BAROOM」。これまでマーク・ド・クライヴ・ロウ × 真鍋大度、笹久保伸、菊地成孔5、BIGYUKI、4Acesなど多彩な面々がパフォーマンスを披露してきた同イベントに、ファビアーノ・ド・ナシメントが出演することが決定した。

ファビアーノ・ド・ナシメントはリオデジャネイロ出身のギタリスト、作曲家、プロデューサーで、現在の拠点はLA。 サム・ゲンデルらとともに多様な音楽が交錯するLAシーンの中核を担う重要人物であり、この8月にはマシューデイヴィッド主宰の〈Leaving Records〉からアルバム『Das Nuvens』をリリースしている。今回のライブでは、6弦・7弦・10弦・ミニギターなど様々なタイプのギターを駆使し、伝統曲のアレンジカバーから未発表の新曲などが演奏予定だ。

本公演の企画者の一人である音楽評論家/〈rings〉プロデューサーの原雅明は以下のコメントを寄せている。

ファビアーノ・ド・ナシメントのソロ・ギターを聴けるのは、喜び以外の何物でもない。リオデジャネイロでギターを習得し、ロサンゼルスでギタリストとしてデビューした彼は、ブラジル音楽の豊かなレガシーと、LAのシーンのオープンマインドな音楽性を併せ持つ稀有な存在だ。エルメート・パスコアールやイチベレ・ズヴァルギの音楽を愛し、朋友サム・ゲンデルにブラジル音楽を教えて演奏を共にしてきた。そして、近年は瞑想的なサウンドスケープやリズミカルでモダンなグルーヴを生み出してもいる。ギター・ミュージックの可能性を拡げる演奏を堪能できるまたとない機会だ。ぜひ、お見逃しのないように!
原 雅明

■JAZZ at BAROOM — ファビアーノ・ド・ナシメント —
日程:10月13日
時間: 18:00OPEN、19;30START
料金:¥5,000 (自由席)※ワンドリンク別
会場:BAROOM
住所:東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山1F
会場webサイト: https://baroom.tokyo/
イベント情報詳細:https://jab231013.peatix.com/

The post LAシーンとブラジル音楽をつなぐ重要ギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントの5年ぶりの来日ソロ公演が開催 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
テイ・トウワが更新し続ける“フューチャー・リスニング” 同時リリース2作から浮かび上がる、その本質と現在地 https://tokion.jp/2023/09/08/towa-tei-touch/ Fri, 08 Sep 2023 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=207100 9月6日に多彩なゲストを迎えた『TOUCH』と初のインスト・ソロ『ZOUNDTRACKS』というアルバム2作を同時リリースしたテイ・トウワ。両作の制作背景から“フューチャー・リスニング”の現在地に迫る。

The post テイ・トウワが更新し続ける“フューチャー・リスニング” 同時リリース2作から浮かび上がる、その本質と現在地 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
9月6日に、細野晴臣や高橋幸宏、清水靖晃、Cornelius、高木完ら豪華多彩なゲストを迎えた『TOUCH』と、キャリア初のインスト・ソロ『ZOUNDTRACKS』という2枚のアルバムを同時リリースしたテイ・トウワ。『TOUCH』は偏執的なまでのレコード愛から生まれた2021年作『LP』の続編として位置付けられ、テイ・トウワならではのエクレクティックで洗練されたポップネスと絶妙なサンプリング・コラージュ感覚が光る仕上がりに。一方、『ZOUNDTRACKS』は“ライブラリー・ミュージック集”といったイメージのもとに制作され、環境音楽~アンビエント的な音像も随所で聴かせるなど新たなムード/モードも感じられる一作となっている。両作の制作背景を糸口として、そのデビューから時代にとっての、自身にとっての“フューチャー・リスニング”を提示し続けてきたテイ・トウワというアーティストの現在地に迫る。

『LP』と同じバイブスを引き継ぎ生まれた二卵性双生児的な2アルバム

——『TOUCH』を『LP』の続編として制作されたとのことですが、『LP』で示した世界観を具体的にどのように『TOUCH』では拡張していくことを考えながら制作されたのでしょうか?

テイ・トウワ:世の中で起きてることに興味がないようでいてもやっぱり物を作っていると気分とか、世の中の風潮だったりが大きく影響すると思うんですよね。『LP』を作り始めた頃に流行病が始まり、「これは収束までに案外長くかかりそうだし、人に出会ったり、クラブでDJをするようなことはしばらくはなくなるんじゃないかな」と思ったんです。

それでここ軽井沢で1人で過ごす時間が増え、レコードに触れる時間が長くなったのですが、『TOUCH』の制作を始める頃も「これはまだまだ終わらないな」と思ったので、とりあえず当てもなく、この環境のまま他にやりたいこともないから、『LP』と同じバイブスのまま、新しいアルバムを作ろうと思い制作を始めました。

——今回は2枚同時リリースとなりましたが、最初から2枚リリースを想定して制作されたのでしょうか?

テイ・トウワ:あくまで結果的にそうなったという感じです。ただ、それに起因するのが以前、僕がサントラを担当した『SUPER CROOKS』というアニメを手がけた堀元宣監督とのやりとりですね。その監督の別の作品のために数曲を提供することになったのですが、その時に「すごく速い戦闘シーンのためのBGMを作ってほしい」というオーダーもあって。

それで「速度」という言葉をいろいろな言語で調べて、とりあえず仮で曲名にしていくという作業をしていたのですが、ある時、俯瞰で見ながら仕上げていく自分の作品と違って、こういう感じでリクエストさえあれば、曲自体はどんどんできるなと思ったんです。それで周りを見渡してみると軽井沢は今すごく不動産がはやっているし、こっちのローカルCMで流れそうな曲を作ってみることにしました。

実は僕が作った曲って、結構世界各国のテレビやラジオで使われることが多いんですよ。その中にはクイズ番組やバラエティー番組で使われる曲もあるんです。でも、それはあくまで二次使用であって僕としてはそういう使い方は意図していない。ただ、そういう使い方をされることもあるので、今回はあえてそっちに向けた音楽を作ることにして、最終的にできた曲を『TOUCH』と『ZOUNDTRACKS』の2枚に分けて収録することにしました。

——できた曲をどういった基準で分けて収録されたのでしょうか?

テイ・トウワ:基本的に他の誰かと一緒に作った曲は『TOUCH』、自分ひとりで作った曲を『ZOUNDTRACKS』に収録しています。もちろん『TOUCH』の中にも自分ひとりで作った曲もありますが、そこはバランスを見ながら振り分けていきましたね。そういう意味では、この2枚は二卵性双生児みたいな感じです。

ただ、自分の中で『ZOUNDTRACKS』はデモテープ集のようなものだったので、このアルバムに関してはCDと配信だけでなくカセットでもリリースすることにしました。

なぜレコードというフォーマットにこだわるのか

——『TOUCH』はレコードでもリリースされますが、その理由を教えてもらえますか?

テイ・トウワ:やっぱりレコードだとジャケットのデザインも含めてモノとしての愛着が湧くんですよ。でも、バリー・マッギーにジャケットを描いてもらっていた『FLASH』、『BIG FUN』、『SUNNY』に関してはレコードを作っていないんです。その頃はダウンロードが増えてきたけど配信がなかったから、世の中的にもまだCDがモノとして必要とされていた時代でした。

それに僕自身は、レコードサイズで描かれた原画をゲットした時点でもう満足していたこともあって、CDはある意味でリスナーにそのお裾分けをするためのものという感じでした。でも、草間彌生さんに『LUCKY』のジャケットを描いていただいた時に「やっぱりこれはリスナーにも共有しないといけない」と思い、またレコードでもリリースするようになりました。

あと、レコードを聴く時には、レコード棚から出して、盤面を拭くというようにレコードに“触る”必要がありますよね。そのことを考えると『TOUCH』というタイトルは、自分の中ですごくしっくりくるアルバム名なんですよ。

ソロ初の日本語ラップ曲に高木完をフィーチャーした理由、高橋幸宏と過ごした歳月への想い

TOWA TEI「EAR CANDY」

——『TOUCH』にはこれまでにもゲストとして招かれていた細野晴臣さんを筆頭にさまざまなゲストが参加されています。特に「EAR CANDY」では、高木完さんが参加され、近年のテイさん作品ではあまり聴くことがなかったラップ入りの楽曲になっています。今作で日本語ラップをフィーチャーすることにした理由を教えてもらえますか?

テイ・トウワ:僕名義の作品で日本語ラップをフィーチャーした曲はこの曲が初めてです。この曲は、今回のアルバム制作の最後に作った曲ですが、最初から児童合唱団とか、たくさんの人が歌っているパートを入れたいと思い、途中でラップになるセクションを作りました。それで完ちゃんにお願いすることにしたのですが、そのお願いをするまでには少し経緯があって。

実は完ちゃんのことは同世代だし、昔から知っていたのですが、それまでは一緒に仕事をしたことがなかったんです。でも、去年の年末くらいからかな。ジャングル・ブラザーズのアフリカ(ベイビー・バム)が日本に来ていたタイミングで完ちゃんから「アフリカがテイくんに会いたがってるよ」と言われて、3人で一緒にカレーを食べに行くことがあり、それからちょくちょく会う機会があって。そんな感じで会話を重ねていくうちに同時代を生きてきたからこその共通項というか、話す内容は全く一緒ではないけど、いっぱい公約数があることに気が付きました。

それで「EAR CANDY」について、自分が思っていることをちゃんと説明した上で、それを反映する形でラップをやってもらえないかとお願いしたところ、快く引き受けてもらえました。その後、東京の僕の部屋でレコードの話とかいろいろな話をしたのですが、完ちゃんは、ちゃんとその時に出てきた共通のワードを取り込んだリリックをすぐに作ってきてくれて。そのおかげで非常に楽しい作業になりましたね。

——同世代ならではの通じ合うことが多かったからこそ、完成した曲ということでしょうか?

テイ・トウワ:そうですね。お互いにいつ死ぬかもわからないし、会えばそういう話ばかりしています(笑)。だた、こういう話はやっぱり若い人とはできないというか。仮に向こうもそういう話をされたところで、どうしていいかわからないだろうし。でも、それは作る音楽にしても同じなんですよ。若い人に媚を売ってまで売れたいと思わないし、売る気もない。自分のやりたいことをやるというか、自分がまだ聴いたことがない音楽を作りたい。ただそれだけですね。

——2013年の『LUCKY』にも収録された高橋幸宏さんとの「RADIO」の新バージョンが収録されています。今回、このバージョンを収録した理由はやはり今年亡くなられた高橋さんへのトリビュートという意味合いが強いのでしょうか?

テイ・トウワ:この曲に関しては、ちょうど10年前の曲と気が付いたこと、そして、幸宏さんとは想い出多き10年近くの年月を過ごしたこともあって、今年また幸宏さんの声を聞きたいと思い、アルバム完成間際で急遽収録を決めました。

サンプリングという方法論の魅力

——『TOUCH』ではボーカルのカットアップをはじめ、テイさんらしいサンプリング・コラージュの秀逸さを感じました。そのような手法で音楽を作ることにどのような可能性や面白さを感じていますか?

テイ・トウワ:特別意識してやっているわけではないんですけど、元々美大でデザイナーになろうと思ったきっかけがロバート・ラウシェンバーグやアンディ・ウォーホルのアート作品なので、カットアップやコラージュはやっぱり刷り込みとしてあるんですよ。

あと例えば、シンセサイザーで純粋なサイン波の“ド”という音を鳴らしても“ド”以外の音域はなく、倍音は出ません。でも、自然界の音は常に倍音というか、なんらかのノイズがある。だから、普段気がつかないようなものもサンプラーに取り込んだ時点で“ド”の音だとしても“レ”の音を弾いた瞬間に違和感を覚えますが、その感じが好きなんですよ。

基本的に僕は音階とか音楽理論はあまりわからないままやっていますが、絶対音感がある人からすると僕の音楽って理論的には音がぶつかっているはずなんです。でも、そういう音を使っているからこそ、おもしろいと思うんですよ。とはいえ、長年やっているとそういうことも理解できるようになってきたので、そこは直感的にやっていきたいこともあって、なるべく理解しないように努めているという感じですね。

閉鎖的な状況における想像力の広がりから生まれた『ZOUNDTRACKS』

——『ZOUNDTRACKS』では、これまで以上にテイさんのアンビエントテイストの楽曲も目立つ作品になっていると感じました。ある程度まとまった数のアンビエントテイストの楽曲が収録されていますが、これにはどういった狙いがあったのでしょうか?

テイ・トウワ:特に狙いはなくて、さっき話したように環境や状況といった条件が整ったことで作れてしまったから収録したという感じですね。あの時期はDJもほぼやっていなかったし、こんなにも制作だけに集中できる機会は今後もう2度とないということで作ってみた曲です。

実際、ほぼ1年間の間に2枚もアルバムを作ったことはこれまで一度もなかったと思います。ただ、『ZOUNDTRACKS』が先にできたからそっちを11枚目にして、『TOUCH』を12枚目にし、かつ『LP』の続編ということで自分の中では流行病三部作というか、そういう位置付けの作品になりましたね。

でも、基本的には音楽というものは自由なものだから、流行病にすごく影響されたということではないですよ。例えば、「2BAD」は、Netflixでやっているテレビでは流せないような作品で使われるBGMのような音楽をやってみたら自分でも作れたというだけです。そもそもこの作品は、あくまでライブラリー集ということもあって、全部がハッピーな曲である必要はないんですよ。だから、ああいうダークな曲があってもいいなと思って収録することにしました。それとアニメの主役に合いそうな「MUSE」だったり、何か自分なりに勝手にお題を出して、ひとりノリツッコミみたいなことをしながら曲を作っていきました。

そういう意味では、このアルバムは流行病による閉鎖的な状況のおかげで自分の想像力が広がった結果なのかもしれません。結局、音楽は気持ちが一番大事なんですよ。それとクラブでDJができなくなったことも少なからず関係があると思います。そう考えると、もしかしたら自分がニューヨークに行ってDJにならなかったらできたかもしれないアルバムというか。『ZOUNDTRACKS』は、そういう世界線上にあるアルバムだと思っています。

削ぎ落としの果てにたどり着いた、“フューチャー・リスニング”の現在地

——近年、2000年前後のテイさんの作品でも取り入れられていたガラージツーステップやドラムンベースの要素を取り入れたポップなダンスミュージックを打ち出す若いアーティストが増えています。このようにかつて流行したトレンドが若い世代を中心にSNSを起点に再評価される状況が最近では国内外でも珍しくなくなっていますが、音楽の作り手としてはこのように時代を超えて評価される音楽の魅力をどのように捉えていますか?

テイ・トウワ:おそらくそういう20年後、30年後もフレッシュに聴こえる音楽は、タイアップ曲のように1週間後や2週間後のチャートのことだけを考えて作られていないと思います。だから、今はY2Kリバイバルがブームだからといって、そういうすでにあるイディオムに拘って音楽を作っていても、時代を超えていく“フューチャー・リスニング”は、生まれづらいのかもしれません。

ただ、僕自身も若かったこともあって、昔はハウスやボサノヴァ、R&B、ドラムベース、ツーステップなど、その時々のトレンドにアンテナを張っていましたし、それらをうまく自分なりに消化して取り入れるということもやってきました。でも、2002年にSWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE名義のエレクトロニカを取り入れたアルバムを最後にそういったそれまで自分が培ってきたものをどんどん捨てていったように思います。

だから、今の僕は、その時々のトレンドではなく、自分が興味がある“マイブーム”と言える音楽同士をかけあわせた、自分なりのフューチャー・リスニングをやっているつもりです。そして、そういうノンカテゴリーで自分らしい音楽を表現する言葉が“TOWA TEI”という7文字であってほしいと思っています。

■TOWA TEI『TOUCH』
発売日:2023年9月6日
形態:CD /LP
https://columbia.jp/artist-info/towatei/discography/COCB-54360.html

■TOWA TEI『ZOUNDTRACKS』
発売日:2023年9月6日
形態:CD /DIGITAL/CASSETTE TAPE

The post テイ・トウワが更新し続ける“フューチャー・リスニング” 同時リリース2作から浮かび上がる、その本質と現在地 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
音楽家・渋谷慶一郎が書き下ろした、ショートフィルム「Kaguya by Gucci」のサウンドトラック『I come from the Moon』が配信開始 https://tokion.jp/2023/06/16/i-come-from-the-moon/ Thu, 15 Jun 2023 15:06:27 +0000 https://tokion.jp/?p=191353 グッチのショートフィルム「Kaguya by Gucci」のサウンドトラック『I come from the Moon』(作曲:渋谷慶一郎)が6月16日より配信開始。

The post 音楽家・渋谷慶一郎が書き下ろした、ショートフィルム「Kaguya by Gucci」のサウンドトラック『I come from the Moon』が配信開始 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>

来たる6月21~23日にパリ・シャトレ座でアンドロイド・オペラ®︎『MIRROR』公演を控える音楽家・渋谷慶一郎が、昨年8月発表のショートフィルム「Kaguya by Gucci」(監督:長久允、出演:満島ひかり、永山瑛太、アオイヤマダ)のために書き下ろしたサウンドトラック『I come from the Moon』を6月16日より配信開始。

渋谷がさまざまな音色を駆使して作曲した電子音楽に、アンドロイド「オルタ4」がヴォーカルを重ね、未来的なポップネスとロマンティシズムが交錯する独自の音世界を描き出していく『I come from the Moon』。同アンドロイドは『MIRROR』パリ公演にも出演し、そこでは渋谷が新たに編曲を行った本楽曲のオーケストラヴァージョンが初公開となる予定だ。

■『I come from the Moon』
作曲:渋谷慶一郎
ヴォーカル:アンドロイド・オルタ4
作詞:長久允、Cypher (GPT)
制作:ATAK
https://linkco.re/uhHP69An

The post 音楽家・渋谷慶一郎が書き下ろした、ショートフィルム「Kaguya by Gucci」のサウンドトラック『I come from the Moon』が配信開始 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
〈ECM〉が高品質なヴァイナル・リイシュー・シリーズ「Luminessence」を始動 4月21日に南青山BAROOMでリスニング・イベントを開催 https://tokion.jp/2023/03/30/ecm-luminessence/ Thu, 30 Mar 2023 07:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=178081 ジャズシーン重要レーベル〈ECM〉が新たなヴァイナル・リイシュー・シリーズ「Luminessence」を始動。南青山のBAROOMにて原雅明をナビゲーターにリスニングイベントを開催。

The post 〈ECM〉が高品質なヴァイナル・リイシュー・シリーズ「Luminessence」を始動 4月21日に南青山BAROOMでリスニング・イベントを開催 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
1969年の設立以来、ジャズを中心に数々の名作を生み出し続けている音楽レーベル〈ECM〉が、新たに高品質なヴァイナル・シリーズ「Luminessence」をスタートさせる。

同シリーズでは、〈ECM〉の膨大かつ深淵なカタログの中から、音楽制作に新たな概念をもたらしたクリエイティヴな作品や、時を経て「クラシック」となった作品、また長きに渡り廃盤になっていたアルバム、未ヴァイナル化作品をリリース予定。ほとんどの作品はオリジナルのアナログ・マスターテープからカットされ、同レーベルの特徴の1つでもある印象的なアートワークをもとにした新しいパッケージ・デザインで蘇るという。

「Luminessence」シリーズのコンセプトムービー

そんな「Luminessence」シリーズの誕生を記念し、リリース作品の発売前リスニング・イベントがロンドン、ベルリン、東京の3都市で開催される。東京では、南青山のレストラン&ミュージックバーBAROOMにて、4月21日の20時より開催。世界同時リリースとなるケニー・ホイーラーの『Gnu High』とナナ・ヴァスコンセロスの『Saudades』の2枚を、アナログ・サウンドに特化したBAROOMのサウンド・システムで再生する。同イベントでは、昨年に好評を博した再発企画「21世紀のECM」の監修にも携わった原雅明がナビゲーターを務める。

■4月28日発売の「Luminessence」シリーズ作品
ケニー・ホイーラー 『Gnu High』

https://Kenny-Wheeler.lnk.to/Gnu_HighPR

ナナ・ヴァンコンセロス 『Saudades』

https://Nana-Vasconcelos.lnk.to/SaudadesPR

■「Luminessence」リスニングイベント
日程:4月21日
時間: 20:00〜22:00
会場:song & supper BAROOM
住所:東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山1F
ナビゲーター: 原雅明
会場webサイト: https://baroom.tokyo/
イベント情報詳細:https://dublab.jp/show/ecm-luminessence/

The post 〈ECM〉が高品質なヴァイナル・リイシュー・シリーズ「Luminessence」を始動 4月21日に南青山BAROOMでリスニング・イベントを開催 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
RQNYが新曲「合図」をデジタル・リリース&MV公開 https://tokion.jp/2023/03/15/rqny-signal-release/ Wed, 15 Mar 2023 09:30:00 +0000 https://tokion.jp/?p=175718 4月8日にワンマン公演を控える気鋭アーティスト・RQNYが新曲「合図」をデジタルリリースし、同曲のMVを公開した。

The post RQNYが新曲「合図」をデジタル・リリース&MV公開 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
昨年に音楽ライターの柴那典が「まだ誰にも発見されていない逸材」とテレビ番組で紹介したことやサマーソニックへの出演でも話題を呼び、「TOKION」でもインタビューを行った気鋭アーティスト、RQNY(ロニー)。

そんな彼が2曲連続リリース第一弾となる楽曲「合図」をデジタル・リリースすると共に、同曲のMVを公開した。

RQNY「合図」オフィシャルMV
Direction Mani Kato

先述のインタビューにて、マイケル・ジャクソンとXXXテンタシオンからの影響を語ってくれたRQNY。同曲においても、トラップ~エモ・ラップ以降のプロダクションと際立つ表現・歌唱力、そして鋭利な感性により紡がれたリリックから織りなされる、彼ならではのポップ・ミュージックを聴かせてくれる。

RQNYは4月8日に初となる有料ワンマン公演も控えている。

■RQNY 2nd ONEMAN LIVE
日程:4月8日
会場:渋谷SPACE ODD
時間:17:00(オープン)、18:00(スタート)
料金:¥ 2,000(ドリンク代別)
詳細はアーティストのオフィシャルサイトを確認のこと
https://rqny.jp/news/rqny-is-here/

The post RQNYが新曲「合図」をデジタル・リリース&MV公開 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
こだま和文&UndefinedとCOMPUMAがライヴで共演 〈Newdubhall〉主宰イベントが4月9日に渋谷WWWで開催 https://tokion.jp/2023/02/06/newdubhall-in-silence/ Mon, 06 Feb 2023 03:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=166760 昨年に注目作をリリースしたこだま和文&Undefined、COMPUMAの2組がライヴで共演。〈rings〉より原雅明とDJ FUNNELのDJ出演も。

The post こだま和文&UndefinedとCOMPUMAがライヴで共演 〈Newdubhall〉主宰イベントが4月9日に渋谷WWWで開催 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>

国内気鋭ダブ・ユニット、Undefinedの主宰レーベル〈Newdubhall〉によるライヴ・イベント「newdubhall in silence」が4月9日に渋谷WWWにて開催。同イベントにて、こだま和文&Undefined、COMPUMAの2組がライヴで共演することが発表された。

「静寂」をタイトルに掲げ、ダブというジャンルの根底に宿る「間」の美学をアフターコロナのモードで音像化した、こだま和文&Undefinedの『2 Years / 2 Years in Silence』。そして、演劇の劇伴素材をもとに、ミニマルで静謐なサウンドスケープを紡ぎあげた、COMPUMAの初のソロ名義作『A View』。昨年にそれぞれ注目作をリリースした両者のパフォーマンスを一度に体験できる、刺激的でまたとない一夜となる。なお、COMPUMAのライヴでは、PA/エンジニアを内田直之が、映像を住吉清隆が担当する。

また、2組のライヴアクトに加えて、『2 Years / 2 Years in Silence』をリリースしたレーベル〈rings〉より、主宰の原雅明、コーディネーション&プロモーションを務めるDJ Funnelの2名がDJとして参加し、イベントにさらなる音像を加える。

■「newdubhall in silence」
会期:4月9日
会場:WWW
住所:東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下
時間:OPEN 17:30
入場料:前売り¥4,000 / 当日¥4,500 ※ドリンク代別 / 全自由

チケットなど詳細は特設サイトを確認のこと
特設サイト:https://in-silence.newdubhall.com/

The post こだま和文&UndefinedとCOMPUMAがライヴで共演 〈Newdubhall〉主宰イベントが4月9日に渋谷WWWで開催 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
12月3日レコードの日にディープなリスニング&トークイベントが開催 「南青山レコード倶楽部Vol.1 -荒内佑(cero) × 原雅明-」 https://tokion.jp/2022/11/25/minamiaoyama-record-club-01/ Fri, 25 Nov 2022 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=158099 「レコードの日 2022」のDAY2である12月3日に、南青山のBAROOMにて荒内佑(cero) と原雅明によるリスニング&トークイベントが開催。

The post 12月3日レコードの日にディープなリスニング&トークイベントが開催 「南青山レコード倶楽部Vol.1 -荒内佑(cero) × 原雅明-」 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>

「レコードの日 2022」のDAY2である12月3日に、円形のイベントホールにレストラン&バーが併設された青山BAROOMにて新たなイベント「南青山レコード倶楽部」が始動する。

同イベントでは、音楽を愛する文化人・アーティストが、自身のフェイバリット・レコードをかけながらクロストークを実施。記念すべき第1回には、荒内佑(cero)と原雅明の2名が出演する。

荒内 佑
音楽家。バンド、ceroのメンバー。多くの楽曲で作曲、作詞も手がける。その他、プロデュース、楽曲提供、Remixなども行っている。

原 雅明
音楽の物書き。雑誌・ウェブメディアへの寄稿やライナーノーツ執筆の傍ら、レーベルringsのプロデューサー、LA発のネットラジオdublab.jpのディレクター、DJやホテルの選曲も務める。早稲田大学非常勤講師。著書『Jazz Thing ジャズという何か』ほか。

ディープなトークと極上の音楽とともに、レコードの日を存分に愉しみたい。

■南青山レコード倶楽部Vol.1
日程:12月3日
時間:開場16:30、開演17:00
会場:song & supper BAROOM
住所:東京都港区南青山6-10-12
出演:荒内佑 × 原雅明
チケット:¥2,500
詳細はイベントページにて確認のこと
https://baroom.jp/events/qdKCw72O

The post 12月3日レコードの日にディープなリスニング&トークイベントが開催 「南青山レコード倶楽部Vol.1 -荒内佑(cero) × 原雅明-」 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
音楽家・渋谷慶一郎が3年ぶりのピアノソロコンサートを12/5に開催 ソプラノ歌手・田中彩子とギタリスト・笹久保伸もゲスト参加 https://tokion.jp/2022/10/19/keiichiro-shibuya-playing-piano-in-the-raw/ Wed, 19 Oct 2022 05:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=151464 音楽家・渋谷慶一郎がピアノソロコンサート「Keiichiro Shibuya Playing Piano In The Raw」を浜離宮朝日ホールにてフルアコースティックで開催。世界的ソプラノ歌手・田中彩子と境界横断的ギタリスト・笹久保伸も特別ゲスト参加。

The post 音楽家・渋谷慶一郎が3年ぶりのピアノソロコンサートを12/5に開催 ソプラノ歌手・田中彩子とギタリスト・笹久保伸もゲスト参加 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
「TOKION」でも連載でその動向を追っている音楽家・渋谷慶一郎が、自身のレーベル「ATAK」の設立20周年を記念し、3年ぶりとなるピアノソロコンサートを12/5に東京・浜離宮朝日ホールで開催する。

当日は、映画「ミッドナイトスワン」や「ホリック xxxHOLiC」、「SPEC」、「Memories of Origin Hiroshi Sugimoto」 といった渋谷がこれまで手掛けてきたサウンドトラック作品をはじめ、2009年にリリースされた渋谷初のピアノソロアルバム『for maria』からの楽曲など、幅広い選曲が予定されている。

今回のピアノソロコンサートでは、豪華ゲストを迎えた初の試みが予定されていることにも注目したい。8月に発表されたばかりのGUCCIのショートフィルム「KAGUYA BY GUCCI」のメインテーマ『I come from the Moon』やアンドロイド・オペラ®︎『Scary Beauty』といった、オリジナルバージョンではアンドロイドがヴォーカルを担当する楽曲を、ウィーン在住の世界的なソプラノ歌手・田中彩子を迎えてカバー。また、最新作の『BORDERLINE』や『Open your eyes』といった新旧混じえた楽曲を、圧倒的な演奏能力で境界横断的な活動を展開するギタリスト・笹久保伸との共演によりアコースティックギターとピアノでカバーする。

同コンサートは、浜離宮朝日ホールの素晴らしいホールアンビエンスを生かしたいという渋谷の意向により、スピーカーを一切使用しないフルアコースティックで実施。また、映像は渋谷と10年近いコラボレーションを断続的に行っているフランス人ヴィジュアルアーティストのJustine Emardが来日し担当する。

渋谷の繊細で詩情豊かなピアニズム、そして刺激的なコラボレーションにより紡がれる珠玉のアコースティックサウンドを、格別の空間で堪能できるまたとない一夜となるだろう。チケットは本日から発売開始。

■「Keiichiro Shibuya Playing Piano In The Raw」
日程:2022年12月5日
時間: 開場18:15 /開演 19:00
会場:浜離宮朝日ホール 
住所:〒104-8011東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階
出演:渋谷慶一郎(ピアノ)
ゲスト:田中彩子(ソプラノ)、笹久保伸(ギター)
映像:Justine Emard
チケット:全席指定 SS ¥10,000、S ¥7,000、A ¥5,000、B ¥3,000 (10/19より販売開始、定員に達しだい販売終了)
プレオーダー:https://eplus.jp/sf/detail/3737080001-P0030001P021001?P1=0175
演奏曲目:『Midnight Swan』、『HOLiC』、『SPEC』、『I come from the Moon』、『for maria』、『Scary Beauty』 他多数。

渋谷慶一郎が映画作品『ホリック xxxHOLiC』(監督:蜷川実花、主演: 神木隆之介×柴咲コウ)に書き下ろした全21曲を収録したアルバム『ATAK025 xxxHOLiC』を発表。

渋谷慶一郎
音楽家。1973年、東京都生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、2002年に音楽レーベル ATAKを設立。代表作は人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』(2012)、アンドロイド・オペラ®『Scary Beauty』(2018)など。2020年には映画「ミッドナイトスワン』の音楽を担当、第75回毎日映画コンクール音楽賞、第30回日本映画批評家大賞映画音楽賞を受賞。2021年8月 東京・新国立劇場にてオペラ作品『Super Angels』を世界初演。2022年3月にはドバイ万博にてアンドロイドと仏教音楽・声明、UAE現地のオーケストラのコラボレーションによる新作アンドロイド・オペラ®︎『MIRROR』を発表。4月、映画『xxxHOLiC』(蜷川実花監督)の音楽を担当。8月にはGUCCIのショートフィルム『KAGUYA BY GUCCI』の音楽を担当。最近では、大阪芸術大学にアンドロイドと音楽を科学する研究室「Android and Music Science Laboratory(AMSL)」を設立。テクノロジー、生と死の境界領域を、作品を通して問いかけている。
http://atak.jp
Photography Mari Katayama

田中彩子
3歳からピアノを学ぶ。18歳で単身ウィーンに留学。わずか4年後の22歳のとき、スイス ベルン州立歌劇場にて『フィガロの結婚』のソリスト・デビューを飾る。同劇場日本人初、且つ最年少での歌劇場デビューで大きな話題を集め、6ヶ月というロングラン公演を代役なしでやり遂げる。翌年、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクールにてオーストリア代表として本選出場を果たす。ロンドン・ロイヤルフィル管弦楽団、アルゼンチン国立管弦楽団、等との共演を重ね、日本でも2014年のデビュー以来、リサイタルツアーなどの演奏活動等国内外で活躍している。『情熱大陸』などメディアにも出演。アルゼンチン政府が支援し、様々な人種や家庭環境で育った青少年に音楽を通して教育を施す目的で設立されたアルゼンチン国立青少年オーケストラとも共演するなど、社会貢献活動にも携わっている。2019年 Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選出。京都府出身、ウィーン在住。

笹久保伸
秩父出身。 2004年〜2008年ペルーでアンデス音楽の調査と演奏活動。現代音楽とアンデス音楽を演奏するギタリストとして南米やヨーロッパで公演し、2010年代はアートクルー「秩父前衛派」を展開し音楽、映画、写真、現代美術の作品を制作。金沢21世紀美術館、瀬戸内国際芸術祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭、市原湖畔美術館などで作品を発表。2022年現在までに35枚のアルバムをLP、CD、カセットテープなどでリリースしている。

Justine Emard
フランス人アーティスト。パリ在住。彼女の作品では人間の存在とテクノロジーの間に確立されつつある新たな関係性を探求している。写真からビデオ、ヴァーチャルリアリティまで様々なメディアを組み合わせ、神経科学、オブジェクト、3Dプリント、有機生命、人工知能の交差点に位置した作品の創作を行う。2017年、東京でのプロジェクトのためInstitut FrançaisのレジデンスHors-les-mursを獲得。 モスクワ現代美術ビエンナーレ、NRW Forum(デュッセルドルフ)、シンガポール国立博物館、モスクワ近代美術館、Itaú Cultural(サンパウロ)、Cinémathèque Québécoise(モントリオール)、森美術館(東京)、東京都現代美術館、アイルランド近代美術館(ダブリン)、Barbican Center(ロンドン)などでこれまで作品を展示する。 2020年にはカールスルーエのZKM(Center for Art and Media Karlsruhe)に滞在。CNAP(National Center for Visual Arts)とパリのJeu de Paume(Jeu de Paume)によるナショナル・フォトグラフィー・コミッション「IMAGE 3.0」を受賞。

The post 音楽家・渋谷慶一郎が3年ぶりのピアノソロコンサートを12/5に開催 ソプラノ歌手・田中彩子とギタリスト・笹久保伸もゲスト参加 appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
インタビュー:こだま和文&サハラ(Undefined)ダブとアンビエントが交錯する、「静けさ」に満ちた音世界の根底にあるもの https://tokion.jp/2022/09/27/interview-kazufumi-kodama-x-undefined/ Tue, 27 Sep 2022 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=147098 日本ダブ・シーンのパイオニア・こだま和文と気鋭ユニット・Undefinedが約4年ぶりにタッグを組み共作アルバム『2 Years / 2 Years in Silence』をリリース。その静謐で美しきダブ/アンビエントはいかにして生まれたのか。

The post インタビュー:こだま和文&サハラ(Undefined)ダブとアンビエントが交錯する、「静けさ」に満ちた音世界の根底にあるもの appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>
こだま和文の吹くトランペットは、時代の片隅にあるものを常に捉えてきた。自身が率いたダブバンド、MUTE BEATではバブル期の浮ついた日本社会の中で孤高のメロディーを奏で、2003年にはアメリカ同時多発テロの犠牲者を追悼するかのようなソロ作『A SILENT PRAYER』をリリースした。2019年11月にリリースしたKODAMA AND THE DUB STATION BANDの『かすかなきぼう』もまた、当時の時代のムードを反映した作品といえるだろう。

コロナ禍で社会の断絶が進み、ウクライナへのロシアの軍事侵攻などによって世界が死の気配で満たされた2022年、こだまは2人組のダブユニット、Undifinedとの共演作『2 Years / 2 Years in Silence』をリリースする。本作はソロ時代のこだまを思わせる静謐なオリジナル4曲に加え、同曲のアンビエントトラック4曲で構成されている。音数を極限まで削り落とし、時には無音状態さえも作り出すそれらの楽曲は、こだまとUndefinedによる鎮魂歌ともいえるかもしれない。

彼らはこの2022年、どのような音を鳴らそうとしているのだろうか。アンビエントと「静けさ」をテーマに、こだまとサハラ(Undefined)のふたりに話を聞いた。

起点となった2018年の10インチ 互いの音に見出したもの

『2 Years / 2 Years in Silence』の起点となったレコードがある。それが2018年5月にリリースされたUndefinedの10インチ『New Culture Days/New Culture Days(dub)』だ。こだまをフィーチャーしたこのレコードではミニマルダブの極北ともいうべき静かな音世界が展開されており、国内外で大きな反響を巻き起こした。制作の背景をサハラはこう説明する。

サハラ「ジャマイカのレコードって(盤質がよくないため)バチバチというノイズが出ることもあるんですけど、そうしたノイズも含めてレゲエだと捉えれば、すごく視点が広がると思うんです。こだまさんの『Stars』(2000年)にレコードノイズをループさせてる曲がありましたけど、昔からそういう部分におもしろみを感じていたところはありました。

 (Undefinedのドラムである)オオクマとスタジオで音を出していた時にできたのが『New Culture Days』のトラックで。ライヴで盛り上がるような曲ではないんですけど、自分たちの中で掴んだものがあったんです。これをリリースしようと思った時、僕らがやろうとしていることを理解してくれるのはこだまさんしかいない気がしたんですね。それでオファーしました」。

かつてはサハラが在籍していたレゲエバンド、THE HEAVYMANNERSの活動を通じて両者は以前からいくらかの交流があったものの、本格的な共演は「New Culture Days」が初めて。こだまも「僕のところに連絡をくれるまでは、(サハラのことは)ほとんど知らなかったんです。ただ、後になって思えば、僕の周辺にいた人たちとの関わりがある人なんだなとわかって、なるほどなと思いました」と話す。こだまは「New Culture Days」のデモトラックを初めて聴いた時のことをこう振り返る。

こだま「僕がソロ活動の中でやってきたことが含まれていることはすぐわかりましたよね。サハラくんたちが何をやろうとしているのか。あるいは僕に何を求めてくれているのか。デモを聴いただけでほとんどの様子がわかりましたね。僕ももっと積極的にソロを作ることができたなら、こういう方向でいくつかのアルバムを作っていたかもしれないなという感じもありました」。

ブライアン・イーノとの出会い~アンビエントの静けさとアフリカ的リズムを内包するレゲエという音楽への目覚め

極端なまで音数を削り落とされた「New Culture Days」は、90年代末にベーシック・チャンネルが打ち出したミニマル・ダブの現代版ともいえるものだが、そこにはこだまが長年関心を持ってきたブライアン・イーノのアンビエント作品に通じる感覚も宿っている。こだまがイーノ作品と出会ったのは70年代末。レゲエに対して強い関心を持つ前のことだった。

こだま「僕はかなりうるさい音楽を好みながらも、どこかに静けさを求めるようなところがあるんですよ。そんなこともあって、ブライアン・イーノの作品も当時自然にキャッチすることができたんでしょうね。それこそアンビエントという言葉さえよく知らない時代にね。当時の僕は絵を描く暮らしもしてたんですよね。絵の中で求めていくものがアンビエントともすぐに結びついたところがありました」。

「静けさ」とはこだまが長い音楽人生で追い求めてきた感覚でもある。そうした感覚はどこから来ているものなのだろうか。

こだま「そうですね…自分でもよくわかりませんけど、静かだったらいいのかというと、そんなこともなくて。なかなか言葉では説明しにくいけど、音楽が出してる純度というか、いい空気があるんですよ。

 僕はね、表現されたものでも、嘘と感じるものが嫌なんですよ。とても静かで、綺麗でしょ? と言われると、ちょっと白々しく感じるんです。激しいサウンドの音楽でも純度があってリズムがよければ、そこには静けさがある。静かなものにしろ、やかましいものにしろ、そこにハッタリがあると淀んでしまうんです」。

ブライアン・イーノのアンビエントに目覚めた頃、こだまはアフリカ的なリズムにも関心を持ち始めていた。それ以前はロックを中心に回っていた彼の音楽生活が、急激に豊かになりつつあった。そして、当時の彼が追い求めていた「静けさ/アフリカ的なリズム」の両方が共存していたのが、レゲエという音楽だったのだ。

こだま「ボブ・マーリーぐらいしか知らなかった時期、知人がサード・ワールドの12インチのB面をかけてくれたんですよ。歌が入っていなくて、同じフレーズをずっと繰り返してるだけなんですけど、それはもう衝撃でしたね。もしくはサード・ワールドのファースト・アルバム。淡々とした演奏がすごく印象に残っています。単調なリズムなんだけど、微妙にリズムが躍動してるというか。とにかく『静かだな』と思ったんですよ」。

アルバムと引き算のグルーヴ

話を「New Culture Days」に戻そう。2018年にこのレコードが発売された時の反響をサハラはこう語る。

サハラ「『New Culture Days』はUndefinedがやっているnewdubhallというレーベルから出したんですけど、このレーベルは基本的には海外でプレスして、そのままヨーロッパのディストリビューターに卸しているんですね。その形でリリースしたら、1ヵ月も経たないうちにレーベルの在庫が完売して。

『New Culture Days』はヨーロッパでもあまりない音楽だったと思うんです。ブリストルのヤング・エコーというグループのライダー・シャフィークが来日した際にも驚いていましたね。なんで君たちは生演奏でダブを表現できるんだ?って。日本にはMUTE BEAT以降のダブのシーンがあるわけですけど、それ自体がすごくオリジナリティーがあるんだと再認識しました」。

「New Culture Days」の反響を受け、Undefinedはこだまを迎えたアルバム制作に乗り出す。オリジナル4曲の制作はUndefinedが作ったトラックに対し、こだまがトランペットを乗せていくというプロセスで進められた。2019年に2曲を録音、一時制作が中断するが、2021年に再開。同年末にようやく完成に漕ぎ着けた。

こだま「時間がかかりましたけどね、そのペースもとても取り組みやすかったんですよ。じっくり曲を聞いて、自分の中から出てくるメロディーを乗せていくことができました」。

一方、「New Culture Days」で限界まで音数を減らしたダブ表現を掴み取っていたUndefinedは、その方向性をさらに押し進めていく。

サハラ「『New Culture Days』で自分たちなりに掴んだものがあったんです。たとえば、ふたりで演奏している時にそれぞれの音が重なり合う瞬間があるわけですよね。それが積み重なることでグルーヴが生まれるわけですけど、重なり合う瞬間にどちらかの音が鳴っていれば、片方が鳴ってなくてもいいんじゃないかという考えになってきたんですね。ユニゾンしなくてもいいんじゃないかと」。

いわば引き算のグルーヴである。それもドラムとベースという音楽としての基礎を残したままでの引き算ではなく、基礎そのものも取り除いてしまうという過激な引き算。音楽のあり方そのものを捉え直そうという試みである。

サハラ「ユニゾンしないとなると、正直失うものもあるんです。アフリカのリズムみたいにいろんな要素が重なった大きなグルーヴは失われるかもしれないんですけど、自分の中ではそこに何かあるんじゃないのかなっていう考えがあって。

10代の頃(オーガスタス・)パブロの『East Of The River Nile』というアルバムを聴いた時、音が始まった瞬間に全員が別の場所から音を鳴らしている感じがしたんですよね。一緒にいるはずなのにバラバラの場所にみんながいるような、各自の居場所のある音楽というか。その感覚がずっと残っていて」。

プレイヤーひとりひとりが孤立しているものの、同じ場所で共鳴し合っているようなフィーリング。クールでありながらグルーヴする感覚。相反する要素が渾然一体となったその感覚とは、ある種のレゲエに共通するものともいえるかもしれない。こだまもこう続ける。

こだま「レゲエっていう音楽は音を鳴らすひとりひとりの自由度が高いんですよね。ひとりひとりがひとりひとりを尊重するというか、相手のやることを無条件に受け入れるんですね。ベーシストは気に入ったフレーズがあったら、それを10分でも20分でもやる。それもある種の自由度なんですよね。そこに『もうちょっとこんなふうに弾けるぞ』とか、何かそこに飾りを付けるようなことをすると、別なものが混じってしまう。そうじゃない音楽ってのはとても少ないですよね。」。

それぞれがそれぞれの形で、自由なまま存在する――そうした音楽のイメージとは、こだまが理想とする社会の形とも重なり合うものではないか。そう話すとこだまは「ああ、そうですね」と賛同し、「理想とする価値観というのは、すでにレゲエの中にあったんです」と静かに、はっきりとつぶやいた。

「音のないところに宿るもの」もしかと刻み込んだ『2 Years / 2 Years in Silence』

こだまとUndefinedの2人が作り上げた『2 Years / 2 Years in Silence』というアルバムは、当初はオリジナルとダブが交互に入ったショウケーススタイルの作品を想定していた。だが、結果としてオリジナル4曲+同曲のアンビエント4曲という構成に。後半4曲のアンビエントには両者の世界観が凝縮されている。

Kazufumi Kodama & Undefined『2 Years / 2 Years in Silence』

サハラ「ダブに着手した時、こだまさんにいくつかのテイクを送ったんですね。そうしたらこだまさんが『トランペットが入ってないほうが好きなんだよね』と連絡をくれて。確かに、何でもないリズムだけでも、こだまさんの残像というものを感じるんですね。それを突き詰めていくのがいいんじゃないかと思ったんです。逆に考えれば、こだまさんの音を中心として、ドラムもすべて排除したものがあったって成立するんじゃないかと」。

引き算を極限まで押し進めた結果、時にはレゲエの根幹をなすドラムとベースさえカットされ、無音状態も挟み込まれた彼ら流のアンビエントが構築された。

サハラ「こだまさんのレコーディングには僕もずっと立ち会わせてもらったんです。こだまさんがブースに入って、トランペットを吹くその空気も含めて、すべて目撃していたんですね。そういう現象すべてが音楽になり得ると思ったんですよ。こだまさんが吹いていない箇所は不要な音としてミュートしてもいいのかもしれないんですけど、そこにもこだまさんが存在すると思っていたのでミュートしていないんですよ。そこに何かがある気がしたんです」。

サハラの言葉どおり、本作は音のないところに宿るものもきっちりと記録されている。スタジオのアンビエンス、こだまの息遣いや鼓動。無音部分にも情報が詰まっているのだ。

コロナ禍の息詰まるような暮らしの中で、彼らが奏でる静かな音世界は特別に響く。こだまも近年、ブライアン・イーノのアンビエント作品を聴き返していたというが、リアルとフェイクが混ざり合った情報の渦の中で、なぜ私たちは「静けさ」を求めているのだろうか。こだまはこう話す。

こだま「言葉を要する話になっちゃいますけど…とにかく大変な状況の中に自分がいるってことですよね。しかも今突然そうなっただけではなくて、それぞれの土地に過酷な状況がずっとあった。ウクライナの状況にしろ、コロナにしろ、歴史的な状況の中に身を置いて、何を希望として見い出すのか。生きていくための価値観をどう見出していくか。その難しさというか、わからなさはなかなか耐えがたいものがあります。そんな思いをまた新たにしたこの2年間だったんですよ」。

希望を見出すことのできない混迷の世界の中であっても、決して立ち止まることはできない。こだまもまた「自分があとどのぐらい音楽をやっていけるのかという思いもあって。自分のやれるギリギリのところを引き出してくれたのが、このアルバムだと思います」と話す。『2 Years / 2 Years in Silence』には、今もなお前進を続けていこうという決意が静かに綴られているのだ。

■Kazufumi Kodama & Undefined『2 Years / 2 Years in Silence』

Kazufumi Kodama & Undefined『2 Years / 2 Years in Silence』
国内ダブ・ミュージックのパイオニア・こだま和文と、気鋭ダブ・ユニットUndefinedによる初のフルアルバム。オリジナルの4曲と、コンセプチュアルなエディット~ポスト・プロダクションを行ったアンビエント4曲で孤高の音世界を聴かせる。CDは9/21に、LPは12/3に〈rings〉からリリース。河村祐介と原雅明が解説を寄せる。
https://bit.ly/3Umw2GK

こだま和文
1982年9月、ライブでダブを演奏する日本初のダブバンド「MUTE BEAT」結成メンバー。通算7枚のアルバムを発表。1990年からソロ活動を始める。1stソロアルバム「QUIET REGGAE」から2003年発表の「A SILENT PRAYER」まで、映画音楽やベスト盤を含め通算8枚のアルバムを発表。2005年、KODAMA AND THE DUB STATION BANDとして「IN THE STUDIO」、2006年「MORE」を発表している。プロデューサーとしての活動では、FISHMANSの1stアルバム「チャッピー・ドント・クライ」、チエコビューティーの1stアルバム「ビューティーズ・ロックスティディ」等で知られる。また、GOTA、DJ KRUSH、UA、EGO-WRAPPIN’、LEE PERRY、RICO RODRIGUES等、国内外のアーティストとの共演、共作曲もある。近年、DJ YABBY、KURANAKA a.k.a 1945、DJ GINZI等と共にサウンドシステム型のライブ活動を続けている。2015年12月、KODAMA AND THE DUB STATION BANDを再始動させ、2016年10月に自らのレーベル「KURASHIレーベル」より、12inch アナログ『ひまわり』をリリースし、2018年3月に同レーベルよりCD『ひまわり / HIMAWARI-DUB』をリリース。2018年4月、Kazufumi Kodama & Undefinedの10inch「New Culture Days」リリース。2019年11月、KODAMA AND THE DUB STATION BANDのオリジナル・フルアルバム『かすなかな きぼう』をリリース。また水彩画、版画など、絵を描くアーティストでもある。著書に「スティル エコー」(1993)、「ノート・その日その日」(1996)、「空をあおいで」(2010)。ロングインタビュー書籍「いつの日かダブトランペッターと呼ばれるようになった」(2014) がある。
Twitter:@Kazufumi_Kodama

Undefined
キーボード&プログラミングのSaharaと、ドラムスのOhkumaにより結成されたエクスペリメンタル・ダブ・ユニット。2017年デビュー7インチ「After Effect」をリリース。以降、こだま和文との共作10インチ「New Culture Days」、dBridge、Babe Roots等との共演/リミックス作品を発表。2019年7インチ「Three」に続き、2022年4月モダン・ダブの牙城、アメリカ・ポートランドの〈Khaliphonic / ZamZam Sounds〉よりPaul St. Hilaire、Rider Shafique、Ras Dasherを迎えたファースト・アルバム『Defined Riddim』をリリース。
オフィシャルサイト:https://www.newdubhall.com/
Instagram:@newdubhall

Photography Kentaro Oshio

The post インタビュー:こだま和文&サハラ(Undefined)ダブとアンビエントが交錯する、「静けさ」に満ちた音世界の根底にあるもの appeared first on TOKION - カッティングエッジなカルチャー&ファッション情報.

]]>