「スウォッチ」と「オメガ」のコラボ時計が「ストックX」で人気に 小売の4倍近い価格での取引も

時計ブランドの「スウォッチ(SWATCH)」と「オメガ(OMEGA)」が3月26日に発売したコラボコレクション「ムーンスウォッチ」が、リセールサイト「ストックX」内で人気となっている。

「ムーンスウォッチ」は、太陽系の惑星の名前がついた11本の時計からなるコレクションで、日本では店舗に購入希望者が長蛇の列をなして警察からの指導を受けたため、急遽販売を中止して後日抽選制に切り替えるなど対応を行なっていた。

コレクションは、発売から1週間足らずで「StockX」上で約2000件取引され、発売週の取引数ランキングでは同サイト史上最も売れた腕時計となり、また腕時計カテゴリーの中で最も高い価格上昇率を誇っている。

3月29日までの平均取引価格は、小売価格260ドル(¥33,550)から250%増にあたる900ドル(約¥110,000)となっており、これは「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」と「ナイキ(NIKE)」、ラッパーのバッド・バニー(Bad Bunny)と「アディダス(ADIDAS)」のような人気コラボアイテムと同程度の上昇率となる。なお、コレクションの中で“ムーン(月)”が最も多く取引されており、平均取引価格は小売価格の4倍近い995ドル。“ウラヌス(天王星)”の平均取引価格は1,040ドル(¥127,000)で、最も高い価格上昇率を記録している。

以下、3月29日時点での取引き数ランキング
1. “ムーン(月)”
2. “マーキュリー(水星)”
3. “ウラヌス(天王星)”
4. “ネプチューン(海王星)”
5. “サタン(土星)”
6. “アース(地球)”
7. “マーズ(火星)”
8. “ヴィーナス(金星)”
9. “ジュピター(木星)”
10. “サン(太陽)”
11. “プルート(冥王星)”

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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