「ナイキ」の“ISPA”から分解してリサイクルできるスニーカー“ISPA リンク”が登場

「ナイキ(NIKE)」の“ISPA”から新たに、着用し、その機能を活用した後に、分解してリサイクルできるようにデザインされたシューズ“ナイキ ISPA リンク”(¥27,500)と“ナイキ ISPA リンク アクシス”が登場する。“ナイキISPA リンク”は6月23日からSNKRS、NIKE MA5 DSM GINZAなどで順次発売予定。また、“ナイキ ISPA リンク アクシス”は2023年初頭に発売予定となっている。

“ナイキ ISPA リンク”の未来的なシルエットは、3つの部材が接着剤を使わずに繋ぎ合わされており、使用後は分解することができる。ミッドソールのペグ状の突起をアッパーの開口部に差し込んで組み立てると、快適さ、安定感、通気性、フィット感を持つシューズになる。これらは、試作品を200時間余り着用した40人のアスリートが実証済みだという。

“ナイキ ISPA リンク アクシス”は、“ISPA リンク”のサステナビリティ志向をさらに進化させたもの。100%再生ポリエステルのフライニット アッパーは、“ISPA リンク”に採用した従来タイプの素材を裁断、縫製する製法ではなく、アウトソールにピッタリとフィットする精密なデザインで、ソールに用いたTPUはエアバッグ素材のスクラップを使った100%リサイクル原料を使用。さらに、20%リサイクル素材のTPUケージも組み合わせている。

ISPA(Improvise:即興、Scavenge:資源・廃棄物の有効活用、Protect:守る、Adapt:対応する)は、実験的で、型にはまらない新しいものづくりを促すための「ナイキ」のデザイン理念。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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