「ナイキ」から日本限定の藍染スニーカー“ISPA ドリフター インディゴ カラー”が登場 

「ナイキ」から日本限定の藍染の“ISPA ドリフター インディゴ カラー”が8月31日に発売される。本製品は、徳島で藍の栽培から染め物までを一貫して行う藍師・染師「BUAISOU」の手によって、伝統的工程で1足1足染められており、それぞれ個性的で1点物の雰囲気を漂わせた仕上がりになっている。価格は¥60,500で「NIKELAB MA5」「DSM GINZA」、一部「ナイキ」取扱店にて販売を予定している。

“ISPA”は、Improvise (即興的工夫)、Scavenge(徹底的な素材の活用)、Protect(守る)、Adapt(応用する、適用させる)の頭文字を取ったもの。2020年に初登場した“ISPA ドリフター”は、イノベーション、伝統主義、クラフトマンシップをテーマに作られた。特徴的なシルエットのミッドソールには、リサイクルされた“ナイキ ズーム X フォーム”、ヒールクリップとアウトソールにはコルクが用いられている。アッパーはユニークな構造にして不要な素材や接着剤を省き、ソックライナーや素材の端まで接着剤をつけるミッドソールの使い方も避けている。日本の地下足袋と「ナイキ」のイノベーションをハイブリッドさせた“ISPA ドリフター”は、親指が別れた伝統的な足袋の形を、人工的環境になじみ、軽量で一日中機能を発揮するシューズにアップデートしている。

また、素材そのものの色を使用した“ISPA ドリフター ナチュラル カラー”(¥24,200)は世界各地で発売となる。日本では、9月15日から「SNKRS」「NIKELAB MA5」「DSM GINZA」、一部「ナイキ」 取扱店にて販売予定。

ナイキのフットウェア プロダクト デザイン担当ヴァイスプレジデントのダリル・マシューズは、「“ナイキ ISPA ドリフター インディゴ カラー”は、コンセプトの原点である日本に目を向けて作られました。徳島の『BUAISOU』の職人による、藍染めの技術からインスピレーションを得ました」とコメントする。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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