タウンユースはもちろんアウトドアでも。使えるアウトドアグッズ――連載「Tokyo Wish List」

暑い夏も終わりに向かっているけど、まだまだ外遊びは楽しめる季節。川や山、野外フェスと、まだまだイベントは目白押し。そこで今の気分にフィットし、手に入れたいアイテムをTOKION視点でピックアップする連載「Tokyo Wish List」では、街でも使えるアウトドアグッズに注目。
虫も多い野外での遊びや突然の雨など、あれば便利なグッズを集めてみた。もちろん、デザイン性に優れているので、タウンユースにもぴったり。あなたはどれを選ぶ?

beautiful-people

遊び心とデザイン性が共存した周りと差がつくレイングッズ

2006年にデザイナーの熊切秀典を中心にスタートした「ビューティフルピープル(beautiful-people)」。そのプロダクトは、世界の多様性を肯定しながら日常の中にあるさまざまな要素に加え、時には相反するものや矛盾する概念の中にある新たな美を落とし込んでいる。そこで今回フォーカスしたのは、ヨーロッパのフードマーケットで見かけるチーズのロゴからインスピレーションを得たというモノグラム柄をテキスタイルで仕上げたレイングッズ。ポンチョ、キャップともに素材は、耐久性や撥水性に優れたエコナイロンを使用しているのがポイント。ポンチョは、ゆったりとしたシルエットなので男女兼用で着用することが可能で、裏側のポケットに収納できるポケッタブル仕様。キャップは、クラウンスタイルを採用しており、背面には、ゴールドのアジャストを配置している。どちらもタウンユースで使えるアイテムなので、季節を問わず重宝したい。

ビューティフルピープル 青山 03-6447-1869

SOUTH2 WEST8

防虫加工が施されたメッシュ素材のクルーネック

今やタウンユースでも使えるフィッシングウェアが注目を集めているが、北海道生まれの「サウス2 ウエスト8(SOUTH2 WEST8)」は、今から約20年前の2003年から街でも着ることができるフィッシングウェアやアウトドアウェアを提案している。
そこで今回フォーカスしたいのは、同ブランドでは定番でリリースされているメッシュ素材のクルーネックシャツ。毎シーズン、個性的でデザイン性に富んだクルーネックを多種リリースしている。特徴としては、防虫加工を施したポリエステルの蚊帳用の生地が採用されている点。メッシュなので、透け感を生かしたレイヤードスタイルを楽しめると同時に、肌を保護する機能性も兼ね備えているのが嬉しい。他にも、裾がドローコードで調整することができるので、自分好みのシルエットを作ることができるし、柔らかな素材なので着心地もいい。野外でも街でも目立てて、ファッションを楽しめる1着だ。

サウス2 ウエスト8 011-280-7577

MY G-SHOCK × FACETASM

自分好みの配色を楽しめるオリジナル「G-SHOCK」

カシオ計算機がリリースする「G-SHOCK」は、1981年の誕生以来、今や世界中に熱烈なファンを抱えるリストウォッチだ。その人気の理由は、オンでもオフでも使えるデザイン性が豊富なバリエーションと、タフであり多機能でもある点ではないだろうか。そこで今回紹介したいのが、「G-SHOCK」のカスタマイズサービス「MY G-SHOCK」とファッションブランド「ファセッタズム(FACETASM)」のコラボレーションモデル“DWE-5610FA”。「MY G-SHOCK」は人気モデルの“5600”シリーズをベースに、パーツの色を組み合わせることで、自分好みのモデルが作れるサービスで、本コラボでは「ファセッタズム」がデザインを手掛けたパーツを自分好みに組み合わせることができる。さらにバックライトには、「ファセッタズム」のデザイナー、落合宏理の息子が4歳の時に描いたモンスターの絵が浮かび上がる仕掛けも。同色でそろえるのもいいし、マルチカラーにするもよし、自分だけの1本を楽しみたいところ。

カシオ計算機 03-5334-4869

Photography Erina Takahashi
Styling Takuya Raita

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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