「アディッシュ」が5人のアーティストとコラボアイテムを発売 収益の全額をMAPに寄付

「アディッシュ(ADISH)」がブランド設立5周年を記念し、5人のアーティストとのコラボアイテムを「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET)」ニューヨーク店、ロサンゼルス店、銀座店、「アディッシュ」オンラインショップで限定発売した。

コラボレーションしたのは、ジョーダン・ ナサール(Jordan Nassar)、エマ・コールマン(Emma Kohlmann)、ウー・ユエ(Wu Yué)、アダム・ イェクチエリーa.k.aノウ・ホープ(Addam Yekutieli a.k.a Know Hope)、山瀬まゆみの5人で、収益の全額はパレスチナ人のための医療援助団体「Medical Aid for Palestinians(MAP)」に寄付される。

ジョーダンは、ニューヨークを拠点に活動するパレスチナ系アメリカ人のアーティストでブランド「アディッシュ」の創設者の1人でもある。主にテキスタイルを使って、パレスチナの伝統的なタトリーズ刺繍をベースにした作品を制作している。

エマは、⻄マサチューセッツ州を拠点に活動するアーティストで、主にインクと水彩にフォーカスした作品を制作している。これまでにドローイングやペインティング、Zine、デジタルアート、本、レコードカバー等、幅広い媒体で表現を行ってきた。

中国出身のウーは、パリを拠点にイラストレーション、ペインティング、アニメーション、ドローイング等さまざまな領域で活動し、「カルティエ(CARTIER)」、「ナイキ(NIKE)」等とコラボレーション経験を持つ。

アダムは、イスラエルのテルアビブを拠点に活動する現代美術家で、社会的・政治的プロジェクト、没入型インスタレーション、パブリックアート作品等を制作している。アダムは元々ノウ・ホープ(Know Hope)というアーティスト名で、テルアビブの街頭で作品を発表していた。

幼少期をアメリカで過ごし、ロンドン芸術大学でファインアートを学んでいた山瀬は、相対するリアリティ(肉体)と目に見えないファンタジーや想像を、主に抽象的なペインティングとソフトスカルプチャーで表現する。東京、ロンドン、シンガポールでの展示の他に、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のアート制作、「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションシューズ等、さまざまな取り組みを行っている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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