「ジル サンダー」と「ビルケンシュトック」の初コラボ 新モデル含む4型を発売

「ジル サンダー」と「ビルケンシュトック」は、初となるコラボアイテム4型を8月4日に発売する。コレクションは、発売同日に伊勢丹新宿店3階でオープンするポップアップストアをはじめ、「ジル サンダー」の一部直営店と両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

今回のコラボは、「ジル サンダー」の別コレクションで、自然の中の暮らしをコンセプトに掲げる「ジル サンダー+」が展開する。コラボアイテム4型のうち3型は「ビルケンシュトック」を代表するモデル“アリゾナ”“ミラノ”“ベルリン”を再解釈したもので、従来よりも幅広で高さのあるシルエットと大きめのアウトソールが特徴。素材は裁ち切りのカーフスキンやスウェードを採用し、ラフな印象に仕上げた。また、ストラップを長くとり、バックルは従来よりも薄くしている。残り1型の“ヴェラン”は今回新たに制作したモデルで、“ベルリン”をベースに柔らかいナッパレザーのアンクルストラップを施した。色はクリアやグラフィック、クリーム、オリーブ、ブラックを各モデルで展開する。

「ジル サンダー」のクリエイティブ・ディレクターであるルーシー&ルーク・メイヤー夫妻は、「私達は物心がついた頃からずっと『ビルケンシュトック』を履いています。『ビルケンシュトック』の製品は、履き心地が良いだけでなく、気持ちが安らぐのです。カナダの荒野でキャンプをした時や、スイスアルプスの山小屋の、暖炉の側でくつろいでいた時など、日常を離れた場所でも履いていました。『ビルケンシュトック』とのコラボレーションに踏み切る決め手となったのは、同ブランドの品質と実直な姿勢です」と「ビルケンシュトック」と、コラボ相手の印象や制作背景について語った。

一方「ビルケンシュトック」のCEO、オリヴァー・ライヒェルトは、「ルーシー&ルーク・メイヤーによる新しい解釈を信じて、『ジル サンダー』とのコラボレーションを決意しました。当社では、2人が重要なブランド・レレバンスと確固たるオーセンティシティをもたらしてくれたと考えています。両社が協力することで、我々が常に追求している真の新しさと製品イノベーションが実現しました」とコラボアイテムの完成を喜んだ。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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