「エンダースキーマ」や「フォート」「ポリプロイド」「ケージギャラリー」を運営するライコスが書籍『principle』を8月7日に出版する。
原理、原則、行動指針を意味する『principle』は、「エンダースキーマ」がブランド開始から10年を迎えたことを節目に、ライコスとしての営みのあり方をまとめた。
ライコスは、間や隙間にある無数のグラデーションや余白を見つめ、ある対象をFLIP(フリップ、反転)したり視点を変えたりしながら、多様な表現活動を行なってきた。“ライコス(laicoS)”というネーミングも、社会=Socialを反転させたものだという。
『principle』には、スタッフと共有するための資料として制作された内容の「principle laicoS」版と、一般発売する「principle Social」版の2種類が存在する。この2冊は対の関係にあり、それぞれがライコスの営みを、異なる方法で表現した。「principle Social」版では、ライコスにおける営みのキーワードをもとに、5人の多様な表現者(みうらじゅん、長谷川昭雄、三部正博、平山昌尚、水野祐)が自由に制作した「解釈と表現」を収録、ライコスの多面的な解釈の実践をお届けする。
『principle』(「principle Social」のみ、価格は¥2,860)は8月7日から、「スキマ」各店舗、「エンダースキーマ」取扱店舗にて販売を開始。「スキマ」では、「principle Social」に「principle laicoS」を同梱したスペシャルエディション(レザーケースによるパッケージ、価格は¥8,800)を30部限定でリリースする。