「2 モンクレール1952マン」が「アンドワンダー」や「スイコック」とコラボ

「2 モンクレール1952マン」は、2021年秋冬コレクションを発売した。今シーズン、「2 モンクレール 1952 マン」のヘッドデザイナーであるセルジオ・ザンボンは東京という街に着目。本コレクションは、休息のスピリットを家庭から公共の場にまで広げ、新たなコンフォートゾーンを定義することを目的としており、その一環として「アンドワンダー」とシューズブランド「スイコック」という2つの東京ブランドに注目し、コラボレが実現。結果として、視覚的に鮮やかでありながらくつろげるワードローブが完成した。

他にもユーモアのある魅力的なドローイングが特徴のカロ・アクポキエールがモンクレールのロゴや1952年の新聞記事をコミック風に再構築し、作品にポップな印象を与えている。

休息というアイデアを中心に据えたコレクションでは、人前に出ることを想定したニットのトラックスーツやリブのトラウザー、タオルのように腰周りに巻くラップスカート、ブランケットがヘムにあしらわれたポンチョやダウン、歩道を歩くためにデザインされたスリッパなどを展開。即座に目に留まる鮮やかでポップかつクリーンなデザインのルックは、自然とジェンダーレスな雰囲気を生み出している。

意外なキルティングパターンを持つトータルブラックの着こなしや、「アンドワンダー」と作った非常に機能的な軽量リフレクター素材を用いたダウン、グリーンやピンクなどの明るくヴィヴィッドなカラーパレットによって日本の都会的な表情を醸し出している。テディフリースのハットや、キルティングのスリッパ、「スイコック」と開発したサンダル、パディング入りのバッグやバムバッグなどのアクセサリーもラインアップする。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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