「スノーピーク」が新潟に温浴複合施設を来春オープン 露天風呂やサウナ、地元の食材を活かしたレストランも

「スノーピーク」は、温浴施設を中心とした複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ」を2022年春にオープンする。場所は新潟県三条市中野原にある本社内で、設計は建築家の隈研吾が手掛ける。

同ブランドはキャンプを“人間が人間らしく生活するための営み”と捉え、野外での遊びを通して、日常生活の“衣食住”と“働遊”に新たな価値観を提案することを目指す「スノーピーク 未来構想プロジェクト」をスタート。「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ」はその第1弾で、キャンプ場を併設する本社の敷地を約50,000坪から約150,000に拡張して建設する。

「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ」では、日本三百名山の1つで温泉の名所としても知られる粟ヶ岳を眺望できる開放的な露天風呂や、焚火を囲むような感覚で楽しめるサウナを備える。宿泊場所としてはヴィラ3棟を構えるほか、「スノーピーク」と隈が共作したモバイルハウス“住箱-JYUBAKO-”も併設する。地元の食材を活かしたメニューを提供するレストランはオープンキッチンにしてライブ感を演出する他、全面ガラス張りにすることで自然を感じられる設計にした。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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