「リステア」とマグナム・フォトがコラボ 写真家・アレック・ソスの“Cry Baby”をTシャツに

「リステア(Restir)」は国際的な写真家集団、マグナム・フォト(Magnum Photos)とのコラボTシャツ“Cry Baby by Alec Soth Tee”を4月1日に発売する。同プロジェクトは、T シャツを媒体と捉え、マグナム・フォトの写真を通して社会問題を考える”Medeia 1.0”によるもの。これまで“レイシズム(Racism)”や“ノーボーダー(No Border)”“ノーネイション(No Nation)”等のテーマで発表を行ってきた。

「リステア」はその理念に共感し、マグナム・フォトに所属する写真家のアレック・ソス(Alec Soth)の作品にフィーチャーし“愛すること”をテーマに限定でTシャツ“Cry Baby”を制作した。“Cry Baby”はアレック・ソスの代表作、「Niagara」に収録された作品。ナイアガラの滝を主題に選び、雄大さや驚異より、むしろ欲求や願望といった人間の内面を色濃く写し出されている。2年間にわたりナイアガラの滝のアメリカ側とカナダ側双方からエイトバイテン(8×10)の大判カメラで撮影した。新婚夫婦や全裸の恋人、モーテルの駐車場、質屋で売られている結婚指輪が収められており、どれも緻密に組み立てられ細かなディテールまでを写している。

今回は特定の場所だけではなく、地球上の自然や人間、動物、愛すべきものが姿を変えざるを得ない状況において、もう一度“愛すること”を思い出すという思いを込めて この作品にフォーカスした。

“Cry Baby by Alec Soth Tee”は、4月1日の11:00から「リステア」と「ル・シエル ブルー(Le Ciel Bleu)の店舗で、21:00から「RESTIR.COM」とアプリ「RESTIR STYLISTS APP」で限定販売する。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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