「ナイキ」がイノベーション・プラットフォーム「ナイキ フォワード」を開発 第1弾としてグレーのフーディとクルーを発売

「ナイキ(NIKE)」は、新たなアパレル生産の循環性を念頭に置いたイノベーション・プラットフォーム「ナイキ フォワード(Nike Forward)」を開発した。

「ナイキ フォワード」の開発のために、5年以上かけて研究が行われました。編み物や織物とは異なるイノベーションにより、繊維素材生産の工程を減らし、簡素化。今回の第1世代となる素材の場合は従来のニットフリースよりもカーボンフットプリントを平均で75%削減。また、「ナイキ フォワード」素材は、従来のニットフリースよりも密度が低く、これも75%削減につながる重要な要因となっていて、この生産工程により製品重量にして70%の再生原料を用いることが可能になってる。

「ナイキ フォワード」の最初の製品として人気のグレーのフーディ(¥18,150)とクルー(¥15,400)をそれぞれメンズとウィメンズで発売。サステナブルの精神に基づき、このフーディは装飾や染料工程を省き、水の使用量をゼロに抑え、切りっぱなしのポケットをそのまま使用している。9月17日に「NIKE.COM」と「ナイキ」アプリ及び一部の 「ナイキ」 販売店で発売する。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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