空山基の新作個展「Space Traveler」が4月27日から開催 新作のロボット彫刻作品やキャンバス絵画作品などを展示

「NANZUKA」は、空山基の新作個展「Space Traveler」を4月27日から5月28日まで開催する。本展は、神宮前の「NANZUKA UNDERGROUND」、渋谷パルコ2階の「NANZUKA 2G」、中目黒の「3110NZ by LDH kitchen」の3会場での同時開催となる。

「Space Traveler」は、人間の身体性を超えた未来という、仮想の物語を提示。私達は空山の作品を通して、人のようで人ではない存在、人の時代以後の世界を空想する。その作品は、人の知性とはなにか、身体とはなにか、時間とはなにか、といったテーマが相互に絡みあい、自然と私達の空想力や創造性を刺激する。あるいは、私達のテクノロジーが、身体の限界を超えて永遠の生を齎す事はあるのか、人工知能が人と共存する未来が訪れることはあるのか、といった問題提起を暗示しているとも読み取ることができる。

メイン会場となる「NANZUKA UNDERGROUND」では、新作のヒューマンスケールサイズのロボット彫刻作品による大規模なインスタレーション、また空山として初となるCGテクノロジーを駆使した映像作品、そして近年精力的に取り込んでいる大型のキャンバス絵画作品を展示。また、「NANZUKA 2G」と「3110NZ by LDH kitchen」においても、同シリーズの彫刻作品及びペインティング作品を展示する。

また本展にあわせてエディション作品「Space Traveler 1/6 scale」が限定販売される予定だ。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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