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音楽家・OLAibiが捉えた自然との距離と、共鳴する身体、生まれ、変容する音の手触りに耳を澄ます
音楽家・OLAibiによる個展「聴こえない馬」が開催された。わずかな光が浮き彫りにするのは、うごめく森の姿。年月をかけ採取された音が“栽培”され、無機質な「泥」を纏うOLAibiの姿と響き合う。 -
Look、See、Watch……なぜみるのか、何をみているのか エキシビション「error CS0246」が拡張するアートフォーマ…
「展示」と「保存・保護」、矛盾する行為をテーマとした“入室禁止”の写真展が開催された。「みる」とは何か。エキシビションの意味を問い直す。 -
正しさとは、タブーとは何か 思考を挑発するアートプロジェクト「GALLERY OF TABOO」が始動
正しさとは何か。不要不急の外出自粛が一般化し、あらゆる文化的活動も自粛を余儀なくされる中、世論に一石を投じるアートプロジェクトを紹介する。 -
渋谷の音をきく-街の足音に耳をすます-
2020年春、緊急事態宣言後。人が消えてしまったかのような静寂が訪れた渋谷の街。「渋谷の音が嫌いだった」と語るオノセイゲンと東京の音を聞いて育ったという蓮沼執太。音楽家であり異なる視点を持つ2人の“音の観察者”が捉えた渋谷の街の音とは。 -
オノセイゲン x 松山晋也 聞こえるもの、聞こえないもの、聞いているもの
音を楽しむと書いて“音楽”。人の声から、あるいは道具から、音楽発祥の起源には諸説あるけれど、音はいかにして“音楽”になるのだろう。作曲家のオノセイゲンと音楽評論家・松山晋也との対談。“意識”と“無意識”の先にある音楽について探る。 -
石の声を聴く
動かずにじっとする、立ち止まることで見えてくるものはあるんだろうか。ある時、“石の声を聴く”人達がいることを知る。400年にわたりその技術を紡いできた“穴太衆”と言われる彼らの観察眼を紐解くべく半年をかけて取材と考察を重ねた。