BEAUTY Archives - TOKION https://tokion.jp/category/genre/beauty/ Wed, 29 Nov 2023 03:53:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.4 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png BEAUTY Archives - TOKION https://tokion.jp/category/genre/beauty/ 32 32 連載「ヨーロッパのJビューティ通信」Vol.11 敏感肌に悩むすべての女性に最善策をささげる「エヴィドンス ドゥ ボーテ」 https://tokion.jp/2023/12/01/j-beauty-report-from-europe-vol11/ Fri, 01 Dec 2023 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=217304 日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」須山佳子による、ヨーロッパのJビューティブランドを考察する連載企画。第11回は「エヴィドンス ドゥ ボーテ」。

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シャルル・エドゥアール・バルト

シャルル・エドゥアール・バルト
「エヴィドンス ドゥ ボーテ」会長兼CEO。南フランス出身で、ラグジュアリーファッションの業界でキャリアを積む。実業家として多くの事業を手掛け、2006年に「エヴィドンス ドゥ ボーテ」を創設。

須山佳子

須山佳子
東京都生まれ、パリ在住20年。アンスティチュ・フランセ モード(INSTITUT FRANCAIS DE LA MODE)でブランド経営学のMBAを取得。2010年に日本からのヨーロッパ市場への進出、ブランド戦略、セールス、コミュニケーション専門のコンサルティング会社「デッシーニュ」を立ち上げる。2016 年、Jビューティとライフスタイルブランドをキュレーションするコンセプトプロジェクト「ビジョ(Bijo;)」を主宰。取引先はハロッズ、ボンマルシェ、リッツ・パリ、セフォラなど大手デパートからセレクトショップまで約20ヵ国、150店舗。

欧米の美容業界で注目を集める“Jビューティ”。伝統に培われた美意識と、概念や習慣に由来する日本の美を象徴した美容法が、世界中の人々の日常の一部へと浸透し始めた。連載「ヨーロッパのJビューティ通信」では、欧米で知名度を上げるJビューティブランドを紹介し、日本古来の美容法を深く掘り下げていく。同連載の監修を行うのは、パリ在住20年以上で、日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」の須山佳子代表。ヨーロッパのJビューティトレンドの立役者である彼女がオススメするブランドの魅力と、それぞれが捉える日本の美意識に迫る。

第11回は、元フジテレビのアナウンサー中村江里子の夫である、シャルル・エドゥアール・バルトが創設したエイジングケアコスメティックブランド「エヴィドンス ドゥ ボーテ」。 “完璧な美の証”という意味をもつブランド名は、その名が示す通り、年齢を超越した完璧なまでに美しい肌を実現する確かな効果を追求するという意味が込められている。フランスの高い化粧品開発力とラグジュアリー、そして日本の繊細で先進的なテクノロジーを見事に調和させた製品は、世界各国の高級ホテルやブティックで取り扱われている。そのすべての始まりは、敏感肌に悩む妻に最善の解決策を提示するため。日本の精神性にも深く共鳴する彼に、創設から現在までの約17年の歩みについて聞いた。

「日本に行くことは創造性のバッテリーを充電し、エネルギーを補給する方法」

−−まずは「エヴィドンス ドゥ ボーテ」について教えてください。

シャルル・エドゥアール・バルト(以下、シャルル・エドゥアール):私達の使命は、確かな効果と敏感肌を含むすべての肌質を持つ女性にさまざまな感覚を提供することです。ブランド創設当初の目標は、自分の肌に合った製品を見つけるのに苦労している妻に解決策を提示することでした。妻は市販のクリームの効果を信じ、多くの製品を購入しましたが、毎回失望していました。 夫として、生涯をかけて選んだ彼女に解決策を提供しなければならないと思ったのです。また、彼女のように敏感肌に悩む多くの女性とその解決策を共有できるだろうと思いました。この探求が「エヴィドンス ドゥ ボーテ」の使命となりました。フランスと日本の伝統と哲学を表現することが、ブランドを唯一無二の存在なのだと思います。

−−「エヴィドンス ドゥ ボーテ」のベストセラーとシグネチャー商品は?

シャルル・エドゥアール:ベストセラーは、私達が誇りを持つオリジナル製品です。一つ目は“スペシャルマスク”。わずか15分で肌をリフトアップしてリフレッシュできるので、出掛ける前に最適なマスクです。2つ目に挙げる“モイスチャライジングローション”は、すべての肌質に合うにブースターで、その後に使用する製品の効果を高めます。最後に、「エヴィドンス ドゥ ボーテ」の製品で最も広く知られている“トータル・シールドSPF 50 PA ++++”は、メイクアップの直前に使用できる肌を優しいベールで保護するアイテムです。

−−顧客からの反響は?

シャルル・エドゥアール:常にお客様を最高の大使であると考える私達にとって、フィードバックは私達が日々行っている選択を裏付けるものであり、とても嬉しく思います。“Kaizen(改善)”の理念に基づいて自社の業務を改善するよう取り組んでおり、女性がこの献身的な姿勢を当社の製品に感じ、高く評価していると私は心から信じています。 これからも育んでいきたい大切な関係です。

−−各国に独自の美容文化がある中で、なぜJビューティに魅了されたのでしょうか?

シャルル・エドゥアール:初めて日本に足を踏み入れた時、その美しさ、洗練さに魅了されました。そして最も美しい女性、妻の江里子に出会いました。日本が常にさらなる洗練さと精度を追求する中で、トレンドに左右されず品質のみを重視するJビューティは、私にとって永遠に意義深いものであり続けるでしょう。作法や儀式を通して完璧を目指す、それが最高のJビューティだと考えます。

−−美容以外で、あなたが日本からインスピレーションを得る要素とは何ですか?

シャルル・エドゥアール:日本には洗練さに対する、枯渇することのない着想源があります。食器であれ、衣類であれ、食事であれ……あらゆるテーマに真剣に取り組み、情熱を注ぐことができる国なのです。私はそれほど客観的な人間ではないので個人的な意見になりますが、日本に行くことは創造性のバッテリーを充電し、エネルギーを補給する方法でもあるのです。

−−最後に、今後のヴィジョンについて教えてください。

シャルル・エドゥアール:「エヴィドンス ドゥ ボーテ」に対する私のヴィジョンは、あらゆる取り組みにおいて優れていることです。幸運なことに、パリの高級ホテル「ローズウッド」、ロンドンの百貨店「ハロッズ」、上海を拠点にする国際的な美容プラットフォーム「シヤング」など素晴らしいパートナーと非常に有望なプロジェクトを推進しており、それらを実現できる堅固なチームに恵まれています。私の最終的な目標は、「エヴィドンス ドゥ ボーテ」を世界ナンバーワンのブランドに育てること。独自性がそれを可能にすると信じています。

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クラフトソープブランド「ザ・コールドプロセス」がウィンターギフトセット 中村桃子による描き下ろし作品をあしらった特別パッケージ https://tokion.jp/2023/11/09/the-cold-process/ Thu, 09 Nov 2023 03:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=215761 11月10日から期間限定で販売。新しく登場した「リリー&マルラ」と「ツバキ」のソープバーのギフトセット。

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コールドプロセス製法にこだわったナチュラルクラフトソープブランド「ザ・コールドプロセス(THE COLD PROCESS)」がウィンターギフトセットを11月10日から期間限定で販売する。

この冬に新しく登場した「リリー&マルラ」と「ツバキ」のソープバーを組み合わせて、4つのギフトセットを展開。パッケージにはアーティストの中村桃子による描き下ろし作品があしらわれている。

販売は「ザ・コールドプロセス」の公式オンラインストアや表参道店、伊勢丹新宿店本館1階のイセタンシードなどで行う。

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King Gnuの常田大希が監修し、自身も登場するメンズケアブランド「マーロ」のCMが公開 書き下ろした楽曲“2 Μ Ο Я Ο”も初披露 https://tokion.jp/2023/09/26/tsuneta-daiki-cm/ Mon, 25 Sep 2023 19:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=209371 常田大希がクリエイティブを監修したCMは、10月1日に地上波およびウェブにてオンエアを開始。

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King Gnuや、millennium paradeを主宰する常田大希が監修を手掛け、自身も出演するメンズケアブランド「マーロ(MARO)」の新CM「全部洗い流して、また明日。」篇が10月1日に地上波およびウェブでオンエアを開始する。

本CMでは、書き下ろした楽曲“2 Μ Ο Я Ο(トゥモロー)”も初披露する。常田大希は本CMについて、「竹馬の友である監督、川上智之と共にCMを担当させて頂きました。子供の頃テレビを見ていて憧れたCMがみなさんあったと思うが、この『MARO』の新CMも誰かのそういった存在になれたらいいな、という思いを込めてプライベートを隠し撮りされました。書き下ろした新曲“2 Μ Ο Я Ο”では、マーロマーロゆーてます。いやトゥモローのモーロモーロでもあります。『MARO』最高――――!」とコメント。一方の川上監督は「今回の撮影は、常田大希との旅をおさめたロードムービーを撮るような気分で撮影を行いました。 全部洗い流して、また旅に出ます。ちなみに、服を着たままお風呂に入るとの噂は本当でした」と話す。

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New Jeansやあいみょんにもヘッドピースを提供 国内外で活躍するアーティト松野仁美の創造力 https://tokion.jp/2023/09/15/interview-hitomi-matsuno/ Fri, 15 Sep 2023 09:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=208274 ヘア&メイクアップアーティスト、アートピースのクリエイターとしても活動する松野仁美インタビュー。

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松野仁美(まつの・ひとみ)

松野仁美(まつの・ひとみ)
サロンワーク、ヘアメイクアシスタントを経て2013年に独立。雑誌、カタログ等でヘアメイクとして活動しつつ、2019年よりアートピースの制作を開始。2022年渡韓、現在は日本を拠点に国内外問わず活動中。
https://www.hitomimatsuno.com
Instagram:@matsuno71

ヘア&メイクアップアーティスト(以下、ヘアメイク)としての活動とともに、New Jeansやあいみょん、Red Velvetなど、アーティストにヘッドピースやマスク、ネイルリングを提供するなど、アートピースのクリエイターとしても知られる松野仁美。

10月2日まで、彼女が制作したアートピースが「ニュウマン新宿」の2階メインエントランス横ショーウィンドウに展示されるなど、新たな領域に活動の幅を広げている。

花や草という自然のモチーフを使用し、どこか未来的な雰囲気を感じさせる松野の作品だが、それらがどのようにして作られたのか。今後は作品制作にもっと力を入れ、よりアーティストとしての活動の幅を広げていきたいという彼女の創作への想いを聞いた。

——ヘアメイクを志したきっかけから教えてください。

松野仁美(以下、松野):幼少期から絵を描いたり、物を作ったりすることが好きでした。また、ファッションも好きで雑誌の「Zipper」 や「CUTiE」、「装苑」などを見るようになりました。 アートへの興味もありましたが、それをどのように現実的な仕事にするのかがイメージが湧かず、そんな時にファッションショーを見る機会があり、世界観に圧倒されてこれだ! と思いました。 ただ、ファッションデザイナーかヘアメイクかと考えた時にヘアメイクの方が自分の性格的に合っている気がしました。

——それからもうヘアメイクをやろうと?

松野:そうですね。私が高校生の時は今のようにSNSなどでの情報もなく、ヘアメイクになる方法がわかりませんでした。そのため、一度大阪で美容室に就職してサロンワークや美容師としての技術を学び、ヘアメイクを目指す選択をしました。

個人的に面白いと思って気になっていた美容師の先輩が独立するタイミングで一緒に働くこととなり、そこで美容師としての技術だけでなく仕事をする姿勢やすべての基礎を学ばせていただき、今に繋がっている気がします。その後、東京に出てヘアメイクのアシスタントを経て独立しました。

——その後、2019年からヘッドピースを本格的に作り始めたのですか?

松野:アシスタント時代からヘッドピースのような物は作って試してはいましたが、デビューした2013年頃の日本のファッションシーンではノームコアやストリートが流行していて、ヘアメイクも作り込むインパクトのあるスタイルよりシンプルなものが求められていると感じて、自分なりにポイントを効かせたヘアメイクを心掛けていましたが、技術的にも成長のないことに段々と物足りなさを感じるようになってきました。それで自分のスタイルをもう一度追求しようと2019年頃から本格的にヘッドピースを作り始め、ヘアメイクで表現できないことを、ヘッドピースを作ることで解消しているような感覚でいました。

——本格的に作り始めて、手応えはありましたか?

松野:すぐに手応えは感じられず、作っていても自信はなくなっていきましたが、時々海外からInstagramのDMに「ヘッドピースを使いたい」と連絡があり、そうしたリアクションが自信に繋がりました。

韓国で感じた環境の違い

——2021年5月から1年ほど韓国を拠点に活動されていましたが、日本とはクリエイティブの環境も違いましたか?

松野:韓国の事務所と契約して行ったのですが、コロナ禍ということもあり、活発な時期ではなかったのですが、若手クリエイターの勢いを感じました。特にチョ・ギソクというグローバルで活躍しているフォトグラファーと一緒に仕事をして、その世界観に衝撃を受けました。韓国ではクリエイティブへの意識が高く、自分の作品を作るという認識が強かったです。

スタイルの違いや意識の違いもありますが、うらやましく思ったのはフォトグラファーがスタジオを持っているので、時間をかけて作品を作れるという点です。時間に余裕があることで、現場でより良い選択ができていました。

——韓国で活動している中で、New JeansやRed Velvetなどにヘッドピースを提供して、海外での活動も増えているように思えますが、今後は海外での活動も視野に入れていますか?

松野:いろいろ考えるとまずは日本を拠点に活動しつつ、リクエストがあれば海外の仕事もやっていきたいです。New JeansやRed Velvetと仕事ができたのも、InstagramのDMから連絡をもらったことがきっかけで、今はどこに住んでいても世界と繋がれて仕事ができる時代になった気がしています。そのためにもフットワークの軽さや語学はまだ勉強中ですが、重要だと思っています。

アナログとデジタルの間の作品

——今回の「ニュウマン新宿」の展示作品について教えてください。

松野:基本的にはデザインを含めて任せてもらいました。作品制作に3Dプリンターを取り入れたのと、依頼をいただいたタイミングが同じくらいで、試行錯誤しながらだいたい1ヵ月くらいで作りました。今回、「ニュウマン新宿」のテーマが“It’s My Classic”だったので、このテーマでどのような作品にするか考えた時に、デザイン面では自分が憧れていた2000年代初頭のファッションと日本神話を取り入れつつ、今起きている事柄から自分の考えもあわせて表現したいと思い、制作にあたりました。

フェイクニュースやキャンセルカルチャー、さまざまな思想など個人の選択でプラットフォームに表示されるものが変わり、振り回されることがないよう自分を神化させて自らを信仰できる装備を作りました。昔の人は神様を信じていましたが、今私達は科学や情報を信じていますし、ChatGPTなどの生成AIが出てきて今後はその代わりとなるという話もあります。

あえてデジタル機器を使用することで、自分を強く持てば未来も明るく前向きでいれるという願いでもあります。今の時代だからこそ感じるアナログとデジタルの間を行き来した作品ができればいいなと思っています。

——ヘッドピースを作る時のインスピレーション源は?

松野:昔観ていたアニメ、兄がやっていたゲームや見ていた特撮、あとはSF映画、他にも日本神話などに影響を受けていると思っています。

——そういうのが作品に反映されていると?

松野:特に意識はしなくても何かしら影響は出ていると思っていて、自分にしか表現できないものが作れるよう思考錯誤しながら制作していきたいです。

——作品に花や草など自然なものを使うのはどんな理由からですか?

松野:有機的な物を人工で表現するというところに面白みを感じることと、花にしても咲いている時よりも朽ちていく瞬間が好きで、自然から得ることのできる美しさも作るうえで意識していることの1つです。

——あいみょんさんの「愛の花」のジャケット撮影にも参加されていますね。

松野:あいみょんさんの作品のアートディレクションを担当しているとんだ林蘭さんから連絡をいただき参加することになりました。とんだ林さんは私の作品が花をモチーフにしていることなども知っていてくれていたみたいで、今回の楽曲は「花」がテーマだったこともあり、私に依頼してくれたのかなと。とんだ林さんと相談しながら、8パターンのお花をモチーフとしたアートピースを作りました。

——最後にこれからやりたいことは?

松野:今まではヘアメイクの延長でアートピースを制作していたのですが、これからは分けて考えていけたら良いなと思っています。ヘアメイクはより良い作品を作り上げるチームの一員として、アートピースは自己表現としてそれがあるだけで意味があるくらい探求していきたいです。

Photography Kyotaro Nakayama

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連載「ヨーロッパのJビューティ通信」Vol.10 俳句と香りで紡ぐ「フロライク パリ」の詩的な物語 https://tokion.jp/2023/08/02/j-beauty-report-from-europe-vol10/ Wed, 02 Aug 2023 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=201422 日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」須山佳子による、ヨーロッパのJビューティブランドを考察する連載企画。第10回は「イプサム アリイ」。

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ララ・モロイ

クララ・モロイ
パリ生まれ。文学を学び、カルチャーマガジンの刊行等メディアに携わっていた2007年に、世界で最も才能ある調香師にフィーチャーした書籍『22 perfumers in creation』を出版。影響を受けていた調香師アリエノール・マスネとの出会いが、幼少期から魅了されていた香水の世界へと入るきっかけになる。2017年、夫のジョンとともに「フロライク パリ」を創設。香水を通して、作家やアーティスト、デザイナーとのコラボレーションも手がける。

須山佳子

須山佳子
東京都生まれ、パリ在住20年。アンスティチュ・フランセ モード(INSTITUT FRANCAIS DE LA MODE)でブランド経営学のMBAを取得。2010年に日本からのヨーロッパ市場への進出、ブランド戦略、セールス、コミュニケーション専門のコンサルティング会社「デッシーニュ」を立ち上げる。2016 年、Jビューティとライフスタイルブランドをキュレーションするコンセプトプロジェクト「ビジョ(Bijo;)」を主宰。取引先はハロッズ、ボンマルシェ、リッツ・パリ、セフォラなど大手デパートからセレクトショップまで約20ヵ国、150店舗。

欧米の美容業界で注目を集める“Jビューティ”。伝統に培われた美意識と、概念や習慣に由来する日本の美を象徴した美容法が、世界中の人々の日常の一部へと浸透し始めた。連載「ヨーロッパのJビューティ通信」は、欧米で知名度を上げるJビューティブランドを紹介し、日本古来の美容法を深く掘り下げていく。同連載の監修を行うのは、パリ在住20年以上で、日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」の須山佳子代表。ヨーロッパのJビューティトレンドの立役者である彼女がオススメするブランドの魅力と、それぞれが捉える日本の美意識に迫る。

第10回は、俳句と香りを融合させた、スイス拠点の香水ブランド「フロライク パリ」。 出発点は、文学を愛する共同創設者クララ・モロイが夫とともに訪れた日本への旅だという。日本独自の美意識と文学、特に俳句に魅せられ、嗅覚を通して物語を紡ぐ香水のアイデアを具現化させていった。須山氏も、あらゆる感情を呼び起こす「フロライク パリ」の虜になった1人だ。俳句だけでなく、古来の日本文化に精通したクララに、ブランドの源である詩的な日本の美意識について聞いた。

日本の香道、茶、生花等の伝統に基づいたブランディング

−−まずは「フロライク パリ」について教えてください。

クララ・モロイ(以下、クララ):全体的なアプローチは、アジアの文化と文学の中心にある、日常のしぐさや心遣いに結びついた美の感覚にあります。コレクションは、香道、茶、生け花といった伝統的な儀式に基づいており、ブティックでは、お茶を飲みながら、時間をかけて希望に応じて個々の香りを発見することを目的とした体験を提供しています。香りの声に“耳を傾け”、私達を導いてくれるもの……甘さ、刺激、思い出を迎え入れるのです。そして、各ボトルに施されたパターンや、トラベルケースとなるストッパーの二重使用など、ディテールにもこだわっています。母なる大地の豊かさに敬意を表した自然の重要性—すべてが香水そのものを生きる芸術とするのに貢献しています。

−−「フロライク パリ」を立ち上げた経緯とは?

クララ:すべては、夫のジョンが2008年に日本へ旅行したことから始まりました。アートで有名な直島の他に東京や京都も訪れ、美しいコントラストと陰影に囲まれたユニークな雰囲気に魅了されました。そこで感じた文化、美意識、時間に関連する感覚が私達のモチベーションの源泉となり、自然と芸術、美を祝う香りの儀式を思い浮かべました。最初は「メモ パリ」という香水ブランドを立ち上げ、2017年に「フロライク パリ」として身を結んだのです。

−−俳句との出合いは?

クララ:文学に情熱を持っていて、作家でもあるので、読書を通して特に俳句に深く心を動かされます。俳句は短い形式で、5・7・5から成る、日本の詩歌特有のもの。その強さと繊細さが、短い瞬間に存在することで、想像力に響くのです。また、季節や自然の移ろいとしばしば結びついていることから、俳句を読むと、強烈な視覚的・感情的な感覚を喚起します。もし、それを嗅ぐことができたら。私は短くて強い嗅覚の詩が可能かもしれないという考えを持ちました。「フロライク パリ」はこのヴィジョンの結果であり、フローラ、花、そして自然と俳句、詩を結びつけています。

−−「フロライク パリ」のベストセラーとシグネチャー商品は?

クララ:“One Umbrella For Two”が人気ですね。この香りは、甘くフルーティーなカシスのオイルと玄米茶エキス、ヒノキオイルを組み合わせたものです。インスピレーション源は、和傘と呼ばれる伝統的な日本の傘から来ており、ある俳句には「空を見上げる / 雨は降らず / 1つの傘、2人で」とも書かれています。

アイコニックな香りとして、“Shadowing”コレクションも挙げられます。これには2つの香りが含まれており“軽いシャドウ(Sleeping On The Roof)”と“濃いシャドウ(Between Two Trees)”といい、私にとって特別なもので、香水の新しい使い方を紹介しているものです。アイデアは、あなたのお気に入りの香りを、“軽いシャドウ”または“濃いシャドウ”のどちらかを選んで、香水とシャドウを並べて使用することで、香りを引き立てるというものです。シャドウのイメージ、存在、デザインをインスピレーション源にしており、生け花のように、光を通して作り出される花の形が、花束そのものと同じくらい重要であると思います。

最後に、アジアのお客さまには、ロマンチックなシトラスの官能性を持つ“Just A Rose”、濃厚な木の香りの“Golden Eyes”、フレッシュでスパイシーな“I Am Coming Home”(ホワイトティーとカルダモンオイルの組み合わせ)、芳香のある花の心を持つ“In The Dark”、果実の木の香りが広がる美しいスイレンの“In The Rain”が人気です。

自分の直感や信念を信じる

−−顧客からの反響は?

クララ:お客さまは、香水の背景を感じ取り、ノートやアコードのバランス、ボトルのデザインなどを評価していると思います。彼らの感情は、小さなディテールの積み重ねによって魔法が起こり、パズルが少しずつ形作られ、イメージが徐々に現れてくるんだと思います。貴重な香りが明らかにされていくプロセスです。ボトルの裏に刻まれた俳句、インスピレーションを与えるカラフルで現代的なデザインのキャップ(商品によって異なる)、携帯用スプレーの繊細さ等のすべてが顧客に貢献していることを願っています。

−−最後に、今後のヴィジョンについて教えてください。

クララ:私達は、自分の直感や信念にできるだけ忠実に従って、流行やトレンドを追従しようとしません。密に官能的でありながら控えめだけど大胆であり、地に足の着いた存在でありながらも儚く、肉体と魂を持ち合わせています。そして、愛によってすべてが成り立っていると考えています。私達は、日本の多くの香水愛好家にも「フロライク パリ」を楽しんでもらえることを願っています。

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連載「ヨーロッパのJビューティ通信」Vol.9 漢方薬の力を最大限に生かす「イプサム アリイ」が、日本の美容儀式を世界へ届ける https://tokion.jp/2023/06/18/j-beauty-report-from-europe-vol9/ Sun, 18 Jun 2023 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=191232 日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」須山佳子による、ヨーロッパのJビューティブランドを考察する連載企画。第9回は「イプサム アリイ」。

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欧米の美容業界で注目を集める“Jビューティ”。伝統に培われた美意識と、概念や習慣に由来する日本の美を象徴した美容法が、世界中の人々の日常の一部へと浸透し始めた。連載「ヨーロッパのJビューティ通信」は、欧米で知名度を上げるJビューティブランドを紹介し、日本古来の美容法を深く掘り下げていく。同連載の監修を行うのは、パリ在住20年以上で、日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」の須山佳子代表。ヨーロッパのJビューティトレンドの立役者である彼女がオススメするブランドの魅力と、それぞれが捉える日本の美意識に迫る。

第9回は、漢方薬と現代科学を融合させて、スキンケア製品へと転換させたスイスに拠点を置く「イプサム アリイ」。須山氏も、その哲学的なアプローチに魅了された1人だ。創業者であるキコック・ヴェオプラセウトとノラ・カトウの2人はともに日本との関わりを持ちながら、インターナショナルな経験を重ねてきた。日本の伝統に根差した漢方薬の力を、世界へと浸透させるという使命のもと、「イプサム アリイ」を通して肌だけではなく心身の健康を導く。今回は共同創始者キコックに、漢方薬との出合いとその本質的な力について聞いた。

イプサム アリイ

イプサム アリイ
キコック・ヴェオプラセウトは、小児科医として西洋医学を東洋のハーブ療法で補う母親のもと、フランスで生まれた。フランスとアメリカで学業を修め、キャリアのために東京で8年間を過ごす中で出産、育児を経験。その頃に、妊娠には鍼治療、筋肉の凝りには指圧、睡眠や皮膚の問題には漢方の力と、日本の伝統的な医学に出合った。共同創業者のノラ・カトウは、日本出身の父とドイツ出身の母のもと、両国で生まれ育った。ドイツで学び、フランスでMBAを取得。ヨーロッパと日本の高級化粧品会社で働き、20代を過ごした日本で身につけた日本式の美容法を日常に取り入れ、現在は子どもにも伝えている。

須山佳子

須山佳子
東京生まれ、パリ在住20年。アンスティチュ・フランセ モード(INSTITUT FRANCAIS DE LA MODE)にてブランド経営学のMBAを取得。2010年に日本からのヨーロッパ市場への進出、ブランド戦略、セールス、コミュニケーション専門のコンサルティング会社「デッシーニュ」を立ち上げる。2016 年、Jビューティとライフスタイルブランドをキュレーションするコンセプトプロジェクト「Bijo;」を主宰。取引先はハロッズ、ボンマルシェ、リッツ・パリ、セフォラなど大手デパートからセレクトショップまで約20ヵ国、150店舗。

日本の漢方の哲学を基盤にした日本製のスキンケア製品をヨーロッパに届ける

−−まずは、「イプサム アリイ」について教えてください。

キコック・ヴェオプラセウト(以下、キコック):私達は、多忙な生活の中でバランスを見出し、無駄なものをそぎ落とし、循環を巡らせる、日本の漢方の哲学を基盤にした日本製のスキンケア製品をヨーロッパに届けるという使命を掲げています。厳格なEU規制に準拠するため、そしてユーザーにピュアで最高品質の製品を保証するために、可能な限り成分を取り除くことに注力しました。敏感肌にとっては、刺激が強すぎる成分もあり、製品には香料を一切加えていません。そして、現代科学と組み合わせた結果、休息とリセットをもたらし人生を輝かせる毎日の美容習慣にふさわしい製品を生み出すことができました。私達が届けるのは、アクティブなアーバンライフを送るすべての人に向けた、ホリスティックなスキンケアラインです。

−−「イプサム アリイ」を立ち上げた経緯とは?

キコック:私達が初めて出会ったのは互いに東京に住んでいた頃で、その後チューリッヒで子育てをしている時に再会しました。忙しく働く世の中の多くの母親のように、私たちは夢のような生活を送っているにもかかわらず、自分のための時間がほとんどなく、断続的に疲れを感じていて、それが肌状態に反映されているという絶え間ない対話の末に、「イプサム アリイ」が誕生しました。同時に、温泉に浸かったり、漢方薬の世界を探索したりと、日本に住んでいた頃に回復による喜びの瞬間があったことを記憶しています。それらは幸福感として、肌だけでなく全身に良い影響を与えてくれたのです。

日本の漢方の利点を、世界と共有すべきであると信じています。日本の伝統的な医療用途である漢方薬の力を、私たちのスキンケアの必須要素として、日々の美容習慣に取り込むことにしたのです。

−−「イプサム アリイ」と名付けた理由は?

キコック:日本の伝統医学である漢方薬を使用しているため、医学書で使用される言語であるラテン語で命名することは当初から念頭に置いていました。

“イプサム”はラテン語で自分自身(セルフケア)を意味し、“アリイ”はその他(環境や周りの人々)を意味します。「イプサム アリイ」は、自分自身を大切にすることが、周囲とのバランスのとれた関係への道に繋がるという私達の哲学を反映しています。

−−「イプサム アリイ」のベストセラーとシグネチャー商品は?

キコック:スキン リファイニング ジェルとナリッシング アダプトゲン クリームという2つのシグネチャー製品があり、今後新たに1つ加わる予定です。

「イプサム アリイ」は、漢方哲学に基づく3つの必須要素からなるトライアド システムを使用して、KI;とKETSU;とSUIで各製品の効用を分類します。KI;とは生き物にとって根源的なエネルギー。 KETSU;は血液、つまり一貫性と循環を表し、SUIは人体の他のすべての液体要素を表します。 漢方では人間の健康な状態とは、この3物質がバランスよく偏りのない状態を指します。

スキン リファイニング ジェルは、ハーブと科学のブレンドにより、新しい皮膚細胞を磨くウォーターベースの製品です。主な要素であるKI;により、血液循環を促進します。この配合は、ヨーロッパ市場にとって真の革新といえます。 肌のケラチンに反応し、表皮の死んだ角質を優しくこすり落とし、肌を再生させ、健康的な輝きを放つ健康的でバラ色の肌に仕上げます。主な成分は、抗炎症作用として有名で、アンチエイジング化合物として確立されているベルベリンが豊富に含まれるキハダ樹皮です。マグワの根は炎症を鎮め、肌の色合いを均一にし、シミを軽減します。

ナリッシング アダプトゲン クリームには、4つのアダプトゲン植物成分がたっぷり含まれており、肌を落ち着かせ、深層まで補給します。 その中には、皮膚のバリアを強化する抗酸化作用を持つ真菌である霊芝も含まれます。アカヤジオウの根にはビタミン (A、B、C、D) が豊富に含まれており、強力な抗酸化作用を持つ回復力のある強壮剤と考えられています。 乾燥した肌を柔らかくし、磨き、整えるハトムギシードと、抗炎症作用のあるウコン、カリウム、ビタミン、マグネシウムが豊富な野生のウコンも配合されています。 この製品のKI;、KETSU;、SUIの要素は、肌の水分補給と維持に重点を置いています。 血液細胞は、栄養豊富なアダプトゲンによって深く栄養を与えられ、肌の水分レベルを高め、保護バリアを強化し、赤みを抑える効果が期待できます。

Jビューティは、スキンケアにとどまらず、ライフスタイルにも広がる

−−各国に独自の美容文化がある中で、なぜJビューティに魅了されたのでしょうか?

キコック:私達は、Jビューティが品質と持続可能な“レス・イズ・モア”のアプローチに重点を置いていると信じています。 無限に製品を重ね合わせることではありません。肌の問題を素早く解決するというよりは、健康な肌のために非常に優れたものを選ぶことが大切ということです。

受賞歴のある大阪の小さなラボと協力した時、彼らの細部へのこだわりは本当に際立っていました。彼らと一緒にそれぞれの成分を注意深く研究し厳選しました。 敏感肌に優しく効果的な製品を作るために、天然成分よりも臨床的に証明された成分を優先する場合もあります。実際、Jビューティの本質は、伝統と革新の組み合わせです。 さらに、良いスキンケアは、強い香水やポップなパッケージなどで覆い隠されることではないと思います。テクスチャーの軽さ、滑らかさ、香りの繊細さ、顔がどのように感じているかに注意を向けて体感してほしいですね。 それを念頭に置くと、Jビューティはルーティンというよりも儀式的なものとなり、それぞれの行いが美への意識的な一歩となります。

−−Jビューティをどんな言葉で定義しますか?

キコック:Jビューティは何よりも予防を大切にします。 肌のクレンジングから保湿、そして日差しからの保護に至るまで。 Jビューティは製品の数が多すぎず、必需品を最高の成分で提供するという意味で、量よりも質を優先しています。

そして、Jビューティは力強いです。誰かに向かって説得しようとするものではなく、むしろ密かに背景に存在するようなものを意味します。そのため、何が本当にどれほど優れているかを知るには、2度見る必要があるかもしれません。Jビューティは特別な香りでユーザーを魅了しながら“主張”することはなく、ただ静かにそこにあるのです。 伝統と革新をシームレスに融合させたJビューティは、スキンケアにとどまらず、ライフスタイルにも広がります。

−−昨今Jビューティがこれほど人気になっている理由は何だと思いますか?

キコック:日本のデザイン(ヨーロッパにおけるジャパンディ等)、ファッション(「ケンゾー」のクリエイティヴ・ディレクターNIGOの任命等)、そして美しさ(ヨーロッパ市場で冒険する小規模な日本のブランド)の人気の復活に続くものだと考えています。 多忙なライフスタイルと敏感肌の認識の増加(成人の71%が敏感肌であると認識しており、20年前と比較して50%増加)により、人々はより数は少なく、より良い品質、つまり本質的なものを求めています。

日本では多くの場合、過剰ではなく節度が重要です。 これはスキンケアにも当てはまります。 少数の質の高い製品を使用した一貫したルーティンは、環境にとって持続可能であり、皮膚細菌叢に優しく、健康な肌というゴールに向けてより効果的です。

−−ユーザーからどのようなフィードバックを受け取っていますか?

キコック:オンラインユーザーの1人は、「イプサム アリイ」のクリームは「夫に盗まれる必需品」と表現しています。 彼女のお気に入りになっただけでなく、彼女の夫の日課にも取り入れられたようです。オイリー肌の別のユーザーは、夜のルーティンでこれを塗布した後、「朝起きた時に顔がテカテカしていないのは初めて」と言ってくれました。メイクアップ アーティストのカリン・ウェスターランドさんは、もともと「ビジョ(Bijo;)」で恋人のために「イプサム アリイ」のクリームを購入したのですが、現在はファッションショーや撮影の前にモデルの肌を整えるために使用してくれています。彼女はこのクリームの大ファンで、「濃厚だけどベタつかず、マイルドで香料も入っていない。 敏感肌のモデルが多いので素晴らしい」と教えてくれました。

−−美容以外で、あなたが日本からインスピレーションを得る要素とは何ですか?

キコック:芸術、デザイン、ファッション、そして料理から多くのインスピレーションを得ます。 私達はデザイナーの川久保玲、アーティストの草間彌生、森万里子が大好きです。 フランスの作家であり冒険家でもあるアントワーヌ・ド・サンテグジュペリはかつてこう言いました。「完璧とは、これ以上付け加えるものがなくなったときではなく、取り除くものが何もなくなった時に達成される」。 これが私達が日本の美学、製品、サービスに対して感じていることであり、それ以上削ぎ落とすものが何もない状態を意味します。

−−最後に、今後のビジョンについて教えてください。

キコック:私達は、インドのアーユルヴェーダや中国伝統医学と同様に、ヨーロッパにおける漢方を古代アジア医学の第3の柱として発展させることを強く信じています。漢方には、肌を美しくするだけではない素晴らしい効果がたくさんあるからです。 漢方薬は、実際的な症状指向(湿疹の治癒など)に作用しますが、複雑で多様な症状(月経の問題、更年期障害、ストレス関連の問題など)にも使用できます。 西洋の人々にもその恩恵をもっと実感してもらえたら素晴らしいですね!

これを念頭に置いて、私達は漢方ベースのライフスタイル製品全体を開発して、日本の美容儀式とウェルネスを日本国外の人々にも取り入れてもらえるようにしたいと考えています。

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「ロエべ」 ホーム センツの新キャンペーンが発表 イギリスの庭師、チャーリー・マコーミックをフィーチャー https://tokion.jp/2023/06/15/loewe-home-scents/ Thu, 15 Jun 2023 08:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=191328 キャンペーンではイギリスの庭師チャーリー・マコーミックをフィーチャーし、自然の美しさと感情のユニークな融合、クラフトと植物のインスピレーションをカラフルに表現。

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「ロエベ(LOEWE)」は、「ロエべ」 ホーム センツ(LOEWE Home Scents)の新キャンペーンを発表した。同キャンペーンではイギリスの庭師チャーリー・マコーミック(Charlie McCormick)をフィーチャー。写真家のヴァルター・ファイファー(Walter Pfeiffer)が撮影を手掛け、コレクションがもつ菜園のインスピレーションを生命力に満ちたヴィジュアルで表現している。

チャーリーは自然への情熱に導かれ、独学で探求し、複数のアワードを受賞した庭師。彼のガーデンでは、自由に茂る野生の植物と栽培技術を駆使した芸術が共存している。さらに、チューリップやダリアのコレクションを始め、ショーや競技用に巨大なフルーツと野菜も育てている。

撮影の舞台となったのは、ウェスト・ドーセット州にあるチャーリーの自宅の庭だ。チャーリが自然の美しさに浸りながら、「ロエベ ホーム センツ」のアイテムと触れ合う様子が捉 えられている。

また、同キャンペーンに登場するオレンジブロッサムとタイム、ゼラニウムの3つの新しい香りが今夏「ロエベ ホーム センツ」に仲間入りする。オレンジブロッサムは、3サイズで展開する香り付きのキャンドルと香り付きワックス、キャンドルホルダー、ルームスプレーで登場。タイムとゼラニウムは、大きな4本の芯を備え、屋外で最大限の香りを放つように特別にデザインされたアウトドアキャンドルとして登場する。器はそれぞれ深いブラウンと、明るいターコイズの釉薬で仕上げ、夏の地中海のガーデンが育むハーブのアロマを表現した。

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連載「ヨーロッパのJビューティ通信」Vol.8  スペインで浸透し始めたJビューティの底力。コスメティックストア「月」 https://tokion.jp/2023/05/05/j-beauty-report-from-europe-vol8/ Fri, 05 May 2023 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=183109 日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」須山佳子による、ヨーロッパのJビューティブランドを考察する連載企画。第8回は「月」。

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欧米の美容業界で注目を集める“Jビューティ”。伝統的に培われた美意識と、概念や習慣に由来する日本の美を象徴した美容法が、世界中の人々の日常の一部へと浸透し始めた。連載「ヨーロッパのJビューティ通信」は、欧米で知名度を上げるJビューティブランドを紹介し、日本古来の美容法を深く掘り下げていく。同連載の監修を行うのは、パリ在住20年以上で、日本の美容ブランドのヨーロッパ市場進出をコンサルティングする「デッシーニュ」の須山佳子代表。ヨーロッパのJビューティトレンドの立役者である彼女がオススメするブランドの魅力と、それぞれが捉える日本の美意識に迫る。

第8回は、スペイン・マドリードに実店舗を構えるコスメティックストア「月」にフォーカス。須山が「スペインでのJビューティの発展の一翼を担う」という同店では、日本製の美容製品のみを取り扱い、ワークショップやSNSを通して美容法と文化について発信している。共同創始者のルイス・サストレは、「日本の美容だけでなく、その背景にある文化と敬意の姿勢に魅了された」と話す。スペインで未開拓だったJビューティの分野を探求し人々へ届ける彼女に、その魅力について存分に語ってもらった。

ルイス・サストレ

ルイス・サストレ
スペイン生まれ。コミュニケーションおよびビジネス分野で10年以上の経験を持ち、かねてから構想していた起業への思いを実現するために「月」を始動。コロナ禍に出会ったエドゥルネ、シルヴィアと日本への愛とJビューティに対する情熱を共有し、スペイン・マドリードにコスメティックストア「月」をオープン。

須山佳子

須山佳子
東京生まれ、パリ在住20年。アンスティチュ・フランセ モード(INSTITUT FRANCAIS DE LA MODE)にてブランド経営学のMBAを取得。2010年に日本からのヨーロッパ市場への進出、ブランド戦略、セールス、コミュニケーション専門のコンサルティング会社「デッシーニュ」を立ち上げる。2016 年、Jビューティとライフスタイルブランドをキュレーションするコンセプトプロジェクト「Bijo;」を主宰。取引先はハロッズ、ボンマルシェ、リッツ・パリ、セフォラなど大手デパートからセレクトショップまで約20ヵ国、150店舗。

スペインと日本の伝統と儀式を深く尊重するという共通点

−−まずは、「月」について教えてください。

ルイス・サストレ(以下、ルイス):「月」の背景にいるのは、エドゥルネ、シルヴィアと私の魔法のようなチームです。エドゥルネはスペイン北部で生まれ育ち、自身のビジネスやレストランを手掛ける幅広い経験を持っていて、日本に何度も旅行した後、日本文化に対するユニークなビジョンと情熱を持つようになりました。シルヴィアは最年少のメンバーで、5年近くラグジュアリーブランドの広告関係に携わっており、6年前に日本語を学び始め、文化についての知識を身につけました。 私は、コミュニケーションおよびビジネス分野で10年以上の経験を持ち、物流とWeb管理を行っています。共通の友人を通して、パンデミックの最中にイビサで出会い、「月」のプロジェクトを始動させました。

「月」は日本文化と独自の美容法への理解と深い敬意を基盤に、美しく健康的な外見を磨くための方法を提供します。スペインには消費者のニーズに応える大手企業が陣取る美容市場がありますが、ニッチなブランドを取り扱う場所はなかなか見つけられませんでした。Jビューティの哲学を持つブランドが存在しなかったので、私達が立ち上がることにしたのです。

−−「月」と名付けた理由は?

ルイス:私達が目指すのは、すべてのライフステージにおいて肌への愛を示すことであるという結論に、非常に長い時間をかけたブレーンストーミングの後に至ったのです。その頃に知った、「月がきれいですね」という日本語の謙虚でロマンチックな愛の告白が美しいと思いました。私達には「月」と「好き」の音が似ているとも感じ、この愛の告白が由来となっています。

−−「月」のベストセラーとシグネチャー商品は?

ルイス:マドリードのブティックで、カッサを使ったセルフマッサージのワークショップを開始して以来、急激な成果を上げています。日本のフェイスマッサージとその製品について学びたいと思う人々で、ブティックはいつもいっぱいになるんです。佳子がキュレーションする「Bijo;」で取り扱う中から、「シゲタ」のアイセラム、「EN」オレンジバームとライスオイルがお客様から特に愛されている商品です。全体を通して、日本製品の天然成分が高く評価されています。使用後に、視覚的にも感触的にも効果を感じられるため、同じ製品をリピートするお客様が大変多いです。

−−各国に独自の美容文化がある中で、なぜJビューティに魅了されたのでしょうか?

ルイス:スペインと日本は文化的には異なりますが、伝統と儀式を深く尊重するという共通点があると感じています。また、スペインでは、日本人の女性と男性の肌はとても透明感があり、輝き、美しいというイメージが共通認識としてあるのも、多くの人がJビューティに心惹かれる理由の1つです。

日本の伝統文化やサブカルチャーがスペインで発展し続けている背景

−−Jビューティをどんな言葉で定義しますか?

ルイス:“レス・イズ・モア”の精神性と“すべてのステップの背後に理由がある”と定義します。シンプル、クリア、無駄なアイテムを省く。伝統と現代性が最高の肌へと導いてくれると、Jビューティから学ぶことができます。

−−昨今Jビューティがこれほど人気になっている理由は何だと思いますか?

ルイス:スペインに限らず世界中で、日本の製品は最高品質であると認識されています。大手日本ブランドの美容製品はラグジュアリーで価格帯が高く、大衆向けではないと考えられていましたが、私達はそうではないと思っています。日本の伝統文化や日本食、さらに映画、マンガ、アニメのようなサブカルチャーがスペインで発展し続けていると同時に、比類なきJビューティの魅力を全ての人に伝えたいと思っています。

−−美容以外で、あなたが日本からインスピレーションを得る要素とは何ですか?

ルイス:伝統や革新、日常で感じられる身近な美学に対する視点なしでは、日本の美しさは理解できないと考えており、日本文化のあらゆる側面からインスピレーションを得てきました。沖縄の歴史とその海を語らずして「ルハク」を知ることはできませんし、金沢と金職人なしに「マカナイコスメ」の本質を捉えることができないように。「Bijo;」を通して、美しく伝統的でありながらモダンな美容機器をたくさん体験し、その背景にある文化にも共鳴しました。

−−最後に、今後のビジョンについて教えてください。

ルイス:Jビューティへの情熱をスペイン全土に届けるために、マドリードだけではなく他都市でもイベントなどの開催を予定しています。観光立国で知られるスペインなので、もちろん海外から訪れる人々とこの情熱を共有したいと考え、インターナショナルなワークショップを提供していきます。

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「ル ラボ」初のシャンプーとコンディショナーが登場 ブランドを代表する3つの香り https://tokion.jp/2023/04/28/lelabo-shampoo-conditioner/ Fri, 28 Apr 2023 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=183450 5月8日に発売。香りは “サンタル33”と“テ ノワール 29”“ベルガモット 22”を用意。

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「ル ラボ(LE LABO)」は、ブランド初となるシャンプーとコンディショナーを5月8日に発売する。代官山店と青山店、ニュウマン新宿、GINZA SIX、公式オンラインストア等で取り扱う。

パフューミングシャンプー(¥7,920、237mL)は、パンテノールとアロエ、ソイオイルを配合し、濃密な泡立ちでやわらかな艶髪に仕上げる。パフューミングコンディショナー(¥7,920、237mL)はシアバターとアーモンドオイル、アロエ等の植物成分をブレンドし、なめらかでしなやかな髪へと導く。

香りは、ブランドを代表する“サンタル33(Santal 33)”と“テ ノワール 29(Thé Noir 29)”“ベルガモット 22(Bergamote 22)”の3種類。“サンタル33”はレザーやムスク等のスパイシーな香りで、焚き火ややわらかく漂う煙、灯りが消えた後に広がる官能な世界を表現している。“テ ノワール 29”はブラックティーの葉と、それにまつわるクラフトの叙情詩をイメージ。フィグやベイリーフ、シダーウッド等で、フレッシュでありながら深みのある香りに仕上げた。“ベルガモット 22”は、その名の通りみずみずしいベルガモットをベースに、グレープフルーツやアンバー、ムスク等でユニークな表情を楽しめる。

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「ドリス ヴァン ノッテン」ビューティコレクションが日本上陸 4月22日に青山店で発売 https://tokion.jp/2023/04/18/driesvannoten-beauty-collection/ Tue, 18 Apr 2023 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=181412 2022年3月にパリで発表し話題を集めたビューティコレクション。ハンドクリームやソープ、トラベルポーチ、ミラー、コーム等もラインアップ。

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「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、2022年3月にパリで発表し話題を集めたビューティコレクションを4月22日に青山店で発売する。

デザイナーのドリスは、フレグランスとメイクアップの世界の第一歩を「クリエイティブなピンポン」と表現し、調香師やメイクアップアーティストとの協業を楽しんだという。コレクションは、10種類のフレグランスと30色のリップスティックを中心に、ハンドクリームやソープ、トラベルポーチ、ミラー、コーム等、バリエーション豊富にラインアップ。加えて、新たなオードトワレとリップスティックもそれぞれ2種類が仲間入りした。

いずれもブランドのアーカイブに着想を得たというパターンやカラーを組み合わせた鮮やかなパッケージでお目見え。またデザインのみならず環境に配慮しているのもポイントだ。原材料の調達をはじめ、リサイクル可能な素材や自然由来成分を使用する等、エシカルな取り組みにもこだわっている。

フレグランスは、デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンが愛する庭園と花にインスピレーションを得ていて、そこから生まれる感覚や感情を香りでイメージした。リップスティックは、リフィルとして15色のサテンと10色のマット、5色のシアー、1種類のクリアバームが登場。唇をケアするローズヒップオイルを配合し、優しい製法を用いている。

Photos Sofie Middernacht & Maarten Alexander

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