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連載「いつでもSF入門」vol.4 女性とSF〈前篇〉
SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による本連載。今回のテーマは「女性とSF」。女性のSF作家の作品はなぜ書評が出にくく、必読リストにも載らないのか。ジェンダーバランスに関する調査結果をもとに、その背景にある文化と構造に迫ります。 -
連載「いつでもSF入門」 vol.3 さよならアフロフューチャリズム
小説はもとより映画やミュージックビデオまで、その領域を拡大してきた「アフロフューチャリズム」。アフリカ系アメリカンによるこの未来的想像力は、昨今「アフリカンフューチャリズム」と名称を変え、さらなる発展を遂げているーー。サミュエル・R・ディレイニーからオクテイヴィア・E・バトラー、ジャネール・モネイまで。SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸が、その“離散的”なイマジネーションの系譜を辿る。 -
連載「いつでもSF入門」vol.2 サイバーパンクとは何か?
SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による連載「いつでもSF入門」。今回は、映画やゲームでもなじみ深い「サイバーパンク」について。『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』で描かれる「怪しげな日本描写」にはどんな背景があったのか。日本におけるサイバーパンク像を決定づけた翻訳家・黒丸尚の文体とは。そもそも「サイバーパンク」は誰が名づけたのか……。40年にわたる歴史を辿る。 -
連載「いつでもSF入門」vol.1 まとうSF——化粧・ファッション・変身
SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による連載「いつでもSF入門」。第1回はファッションとSFの“蜜月”について。化粧SF、『キルラキル』のオマージュ元、「ファイバーパンク」、C.EやHATRAなど日本のファッションレーベルとSFの関係。そして、ルッキズムの問題に迫る。 -
連載「いつでもSF入門」vol.0 SFに何ができるか?
SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による連載「いつでもSF入門」。初回の今回はイントロダクションとして、「SFに何ができるか?」を考える。