横尾忠則 Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/横尾忠則/ Thu, 08 Jun 2023 05:20:58 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.4 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png 横尾忠則 Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/横尾忠則/ 32 32 東京都現代美術館のMOTコレクションの特集展示で横尾忠則「水のように」が開催 生誕100 年サム・フランシスの作品も https://tokion.jp/2023/06/07/motcollection-yokoo/ Wed, 07 Jun 2023 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=189983 会期ごとにさまざまな切口で現代美術の魅力を発信するMOTコレクション。次回は「被膜虚実」「特集展示 横尾忠則―水のように」「生誕100年 サム・フランシス」を開催。

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東京現代美術館の「MOTコレクション」展は、会期ごとにさまざまな切口を設けて作品を展示し、現代美術の持つ魅力の発信に努めている。7月15日〜11月5日に「被膜虚実(ひまくきょじつ)」「特集展示 横尾忠則―水のように」「生誕100年 サム・フランシス」を開催する。

1階では、前会期から引き続き1980年代末以降の作品を紹介する「被膜虚実」を開催する。1980年代末以降の作品が、緩やかなテーマにそって時系列順に並ぶ。約30年間に、生み出された作品を巡りながら、時間の経過やその背景とともに、絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど多彩な現代美術の表現に触れることができる。

新規収蔵した三上晴子の1990 年代初めの貴重な作品群を一挙に公開する他、石原友明、平川典俊、ホンマタカシ、開発好明、加藤美佳、名和晃平、百瀬文、潘逸舟、トーマス・デマンド(Thomas Demand)、方力鈞等による多種多彩な作品をたどりながら、身体観の移ろいと生への眼差しに着目する。

3階では、「特集展示 横尾忠則―水のように」と題し、2021年に同館で開催した横尾忠則の個展を機に収蔵された作品を中心に絵画とグラフィック約70点を展示する。1960年代から近作まで、「水のように」変化に富んだ数々の作品から横尾の軌跡をたどる。展示にあわせて、横尾とゆかりの深い作家である、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やトム・ウェッセルマン(Tom Wesselmann)、デイヴィッド・ホックニー(David Hockney)、ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns)の作品も紹介。また、常設展示されている宮島達男の一室にも横尾の作品を展示。さらに、今年生誕100年を迎えるサム・フランシスの大きな絵画のシリーズも引き続き展示する。

■MOTコレクション
会期:7月15日~11月5日
会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
住所:東京都江東区三好4-1-1
時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)
休日:月曜(7/17、9/18、10/9 は開館)、7/18、9/19、10/10
入場料:一般 ¥500、大学生・専門学校生 ¥400、高校生・65 歳以上 ¥ 250、中学生以下無料(または企画展のチケットでも入場が可能)

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現代美術家・横尾忠則の新作100点を初公開する「横尾忠則 寒山百得」展が東京国立博物館 表慶館で開催 https://tokion.jp/2023/01/06/tadanori-yokoo23/ Fri, 06 Jan 2023 10:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=163945 現代美術家・横尾忠則の最大シリーズである”寒山拾得”100点を一挙に展示する「横尾忠則 寒山百得」展が東京国立博物館 表慶館で開催。会期は9月12 日〜12月3 日。

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現代美術家・横尾忠則の”寒山拾得”シリーズの完全新作100点を一挙に初公開する「横尾忠則 寒山百得」展が、9月12 日〜12月3 日に東京国立博物館 表慶館で開催される。同展覧会は、日本の美を未来に伝えることを目的とする、文化庁、宮内庁、読売新聞社による「紡ぐプロジェクト」の一環で行われる。

”寒山拾得”のテーマとなっている寒山と拾得は、中国、唐の時代に生きた伝説上の詩僧で、その奇行ぶりから「風狂」ととらえられ、日本、中国では伝統的な画題となった。同展で公開される完全新作の”寒山拾得”シリーズは、”寒山拾得”を横尾独自の解釈で再構築したもの。

新型コロナウィルス感染症の流行の下、横尾は、寒山拾得が達した脱俗の境地のように俗世から離れたアトリエで創作活動に勤しみ、画家活動の最大のシリーズとなる“寒山拾得”シリーズを描き出した。精神世界を縦横無尽に駆け巡るような“寒山拾得”は、時空を超えためくるめく物語を紡ぎ出し、鑑賞者にさまざまな問いかけを投げかける。

また、関連企画として、9月12日〜11月5日の間に東京国立博物館 本館特別1室にて、 同館が所蔵する、中国、日本で描かれた「寒山拾得図」を一堂に集めた特集「東京国立博物館の寒山拾得図―伝説の風狂僧への憧れ―」も開催される。

■「横尾忠則 寒山百得」展
会期 : 9月12日〜12月3日
会場 : 東京国立博物館 表慶館
住所 : 東京都台東区上野公園13-9
時間 : 9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※月曜休館、ただし9月18日、10月9日は開館、9月19日、10月10日は休館

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連載「時の音」Vol.15 “Be Here Now” 美術家・横尾忠則が自身の創作活動を振り返って今、思うこと https://tokion.jp/2021/10/14/tokinooto-vol15-tadanori-yokoo/ Thu, 14 Oct 2021 02:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=68137 過去最大規模の展覧会を開催中の美術家・横尾忠則が自身の活動を振り返り、創作の原点について語る。

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その時々だからこそ生まれ、同時に時代を超えて愛される価値観がある。本連載「時の音」では、そんな価値観を発信する人達に今までの活動を振り返りつつ、未来を見据えて話をしてもらう。

今回は美術家の横尾忠則が登場。1960年代初頭からグラフィック・デザイナーやイラストレーターとして活動し、60年以上にもわたりキャリアを積み重ねてきた。日本では概念派と呼ばれるコンセプチュアルな作品が多かった1960年代において、当時の美術では考えられない色彩感覚と複雑な構図の作品は世界中を驚かせた。ニューヨーク近代美術館のピカソの回顧展に衝撃を受け、1981年に商業デザインから身を引く、いわゆる「画家宣言」を発表して以来、絵画に全力を注ぎ続けているのは有名な話。

現在、過去最大規模の展覧会「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」を東京都現代美術館で開催している。愛知県美術館から巡回した展示は、作品の半数以上を入れ替え、幼少期から展覧会の開幕3週間前に描いたという新作まで、総数603点の作品に圧倒される。同期間中に21_21 DESIGN SIGHTで開催されている、カルティエ現代美術館の依頼でアーティストや哲学者、科学者など、横尾が描いた肖像画のシリーズ全139作品を展示する「The Artists」では、肖像画はキャンバスを実験的な遊び場に変えてユニークなキャラクターの個性や特異性を表現している。また、横尾作品を通じて「芸術」と「恐怖」との関係性について考察する「横尾忠則の恐怖の館」が横尾忠則現代美術館で開催中。

あらゆるスタイルを持たず、言語化することを捨て、煩悩から離れて身体の赴くままに描いた作品は、世界中のクリエイターに多大な影響を与え続ける。そんな横尾に美術家として自身の創作活動を振り返ってもらった。

「僕の作品はむしろ意味の否定なので、主題は何でもよかった」

−−「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」のテーマは作品による自伝ですが、この状況で集大成といえる、過去最大規模の展示を開催しようと思ったきっかけを教えてください。

横尾忠則(以下、横尾):愛知県美術館で立ち上げた時は自伝色が濃かったんですが、都現美(東京都現代美術館)では、自伝色を一切排除しました。テーマでかなり無理なところがあるとは感じていたんです。なぜなら、テーマ性は僕の作品にとってそれほど重要じゃないんですよね。何を描くかより、いかに描くか。さらにいかに生きるかを見せる必要があったから。なので、都現美の展示はほぼ制作順に並べたために、作品の様式の変化を伝えることができました。

−−展覧会は絵画作品についても文学作品についても、イメージの源泉である「原郷」、変幻自在で新鮮な驚きをもたらしてくれる「幻境」、発表する時としての「現況」というような概念が意味を持っている気がしますが、GENKYOというタイトルにしたのはなぜでしょうか?

横尾:僕にとって“原郷”とはインスピレーションの源泉。“幻境”は個人的には主張する必要はないです。なぜなら最も否定的な土着と同意語を感じさせますから。タイトルから“幻境”は消すべきでしたね。3つの言葉を並べると、意味ができてしまうでしょう。僕の作品はむしろ意味の否定ですから。意味づけることによって観念化されてしまいます。

−−そうなのですね。作品の大きさや多さなど、物質性としても完成度の高い空間巡回と感じました。ある種、言葉が不要な体験でもありました。

横尾:その通り。あらゆる言語から解放したかったので、この展覧会は意味の不定なんですよ。むしろ絵画はその主題より表現(様式)を重視する必要がありました。そのために主題は何でもよかったんです。

−−2016年に発行した「千夜一夜日記」の継続版として「創作の秘宝日記」を発表されました。50年以上日記を書きためていらっしゃいますが、日記を振り返ることはありますか?

横尾:日記は1970年から毎日書いている単なるメモと1日1日の想念の吐き出しです。再読はしませんね。あるとしたら校正で読む程度です。

−−日記では成城にある書店や中華料理店などが度々登場します。横尾さんにとって、アトリエのある成城という街はどんな場所、存在でしょうか?

横尾:成城は東京の田舎で都心からの影響を受けない場所。ワニが水面から目だけを出すように、市井の様子を隠居気分で眺められるんですよ。それと身体を動かすのがあまり好きじゃないですね。面倒くさいことは嫌です。

「社会的な欲求よりも個人的欲求に従った方が生きやすい」

−−20代から「夢日記」を記述してこられ、夢は横尾さんの創作において重要な意味を持つように思います。

横尾:夢はもう1つの日常、夜の日常……現実と分離されたもう1つの現実です。むしろ日常の方が嘘で、夢が真だと思います。だから夢には嘘がない。昼間の方が嘘が多いですね。

−−最近、見た夢で気になったものがあれば教えてください。

横尾:先週見た夢は、ダンテの「神曲」の天国篇のような夢で、宇宙の果てからやってきた信じられない数の天使の群れの中で肉体ごと包み込まれた。天使は僕よりやや大きくて、非常に肉感的だった。その瞬間、僕は肉体的存在から魂的存在に変身した。こんなスペクタクルな夢はかつて見たことがなかったですね。つい、この間の話ですよ。

−−その体験は禅の思想にも通じると思うのですが、そもそも禅を学んだきっかけは何ですか?

横尾:1967年にニューヨークへ行った時、アメリカの知識人が禅に興味を持っていて、禅についてたくさんの質問を受けたんです。でも、当時の僕は禅の知識はゼロだったから帰国して、さっそく1年間、各宗派を越えて禅堂に参堂したのが始まり。禅の本は1冊も読んでいないですね。すべて体感による体験ですよ。欲望と執着から離れて真の自己を見つめる意味では宗教というよりも神秘または、サイエンス、さらに求める必要のないことを学んだような気がします。哲学といった方が正しいかもしれない。

−−「奇想の系譜」など横尾さんの作品には非現実や論理的に整理できないモチーフが多いですが、感覚的に現れるのでしょうか? 

横尾:それは人間が肉体的、精神的存在である以上に霊的存在であるから。すべての答えは僕の中にあります。すでに自分の中に持っているものは、外に出た時に非論理的なものに変わるような気がします。

−−現代アートでは、スタイルを固定することでマーケットでの価値を高めていく方法が主流ですが、横尾さんが特定のスタイルを持たないのはなぜでしょうか?

横尾:観念から自由になるためにはスタイルは不要です。芸術は常に結果と目的から自由であるべきです。つまり、遊びと快楽のためには、スタイルは自由を束縛します。社会的な欲求よりも個人的欲求に従った方が生きやすいです。多くの芸術家は社会的な欲求に従います。僕にとってはがんじがらめな生き方を強いるようなものです。

−−Twitterとブログで「WITH CORONA」を発表して約1年半が経ちました。現在、700点以上になりましたが、「WITH CORONA」を制作しようと思ったきっかけは何でしょうか?

横尾:コロナ禍のために美術館や画廊での発表が禁止されたので、より複数化された大衆メディアを選んだんですよ。一種の精神の駆け込み寺だったわけです。

−−コロナが終息した世界にはどんなイメージを抱かれますか?

横尾:わかりません。僕は未来について考えませんから。1分先の未来も想像できない。未来は楽しみのためにとっておくもので、想像の対象ではない。“Be Here Now”今がすべてですよ。コロナはともかく、自分はなるようになると信じて、なるようにさせようとは思いません。

横尾忠則
1936年兵庫県生まれ。1960年代からグラフィックデザイナーとして活躍し、1981年にいわゆる「画家宣言」で画家に転向。以降は美術家としてさまざまな作品制作に携わる。2012年には約3000点もの作品を収蔵する横尾忠則現代美術館(神戸市)が開館した。近年は、原美術館(2001年)、東京都現代美術館(2002年)、京都国立近代美術館(2003年)などで個展を開催。2020年8月に横尾忠則現代美術館で「兵庫県立横尾救急病院」を開催した。2021年7月には東京都現代美術館で「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で「横尾忠則:The Artists」展を開催中。横尾忠則美術館で2022年2月まで「横尾忠則の恐怖の館」も開催している。

■GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
会期:10月17日まで
※12月4日〜2022年1月23日に大分県立美術館に巡回
会場:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休日:月曜
入場料:一般 ¥2,000、大学・専門学校生・65歳以上 ¥1,300、中高生 ¥800、小学生以下無料
Webサイト:https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/

■横尾忠則:The Artists
会期:10月17日まで
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
時間:平日11:00〜17:00、土日祝 11:00〜18:00 ※変更の可能性あり
休日:火曜
入場料:無料
Webサイト:2121designsight.jp

■横尾忠則の恐怖の館
会期:2022年2月27日まで
会場:横尾忠則現代美術館
住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休日:月曜日
※月曜が祝日の場合は開館、翌平日休館
※年末年始:12月31日~1月1日
入場料:一般 ¥700(¥550)、大学生 ¥550(¥400)、70歳以上 ¥350(¥250)、高校生以下 無料
※本展は予約優先制。詳細は横尾忠則現代美術館ウェブサイトを参照
※20人以上の団体は( )内の料金に割引
※障がいのある方は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引、その介護の方(1名)は無料
※割引を受ける方は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入(障がいのある方は、障がい者手帳アプリ「ミライロID」も利用可能)
Webサイト:https://ytmoca.jp/

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カルティエ現代美術財団が「横尾忠則:The Artists」展を開催 財団の依頼で描いた肖像画139作品を展示 https://tokion.jp/2021/07/01/the-artists-139/ Thu, 01 Jul 2021 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=42054 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催する展覧会では、カルティエ現代美術財団の依頼で横尾が描いた肖像画のシリーズ全139作品を展示。

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カルティエ現代美術財団は、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で「横尾忠則:The Artists」展を開催する。会期は7月21日〜10月17日。

同展ではアーティストや哲学者、科学者等、カルティエ現代美術財団の依頼で横尾が描いた肖像画のシリーズ全139作品を展示する。肖像画は人物の特異性を生かし、キャンバスを実験的な遊び場に変え、ユニークなキャラクターの個性を表現している。

2014年、カルティエ現代美術財団が設立30周年を迎え、それまでの歴史における重要な人物の肖像画を横尾に依頼。肖像画には石上純也や川内倫子、アニエス・ヴェルダ、蔡國強といったアーティストの他に、世界中の芸術家や思想家、批評家、科学者らが名を連ねている。制作期間は3ヶ月で、横尾は1日に1〜3作品というハイペースで作品を仕上げた。

横尾の世界をより深く伝わるのが、映像作家の岡本憲昭が制作した映像だ。横尾は都内にあるアトリエで、カルティエ現代美術財団との関係や21_21 DESIGN SIGHTの創立者である三宅一生との関係などについて語っている。

また、同展のポスターも横尾が制作。三宅一生やサラ・ジー、マーク・ニューソン、ロン・ミュエクらの肖像が背景に描かれており、謎めいた横尾の自画像を囲んでいる。

カルティエ現代美術財団は、2006年にヨーロッパで初の横尾の絵画展を開催し、2011年に、「Mathematics: A Beautiful Elsewhere」展のポスター制作を依頼して依頼、同財団のプログラムに関わる重要な芸術家の1人となっている。

■横尾忠則:The Artists
会期:7月21日〜10月17日
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
時間:平日11:00〜17:00、土日祝 11:00〜8:00 ※変更の可能性あり
休日:火曜
入場料:無料
Webサイト:2121designsight.jp

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横尾忠則と横尾美美が共演した150mの巨大アートが丸ビルと新丸ビルに登場 https://tokion.jp/2021/04/27/tadanori-yokoo-mimi-yokoo/ Tue, 27 Apr 2021 01:00:22 +0000 https://tokion.jp/?p=31093 東京都とアーツカウンシル東京が主催する“Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13”の一環として、「東京⼤壁画」のプログラムの1つとして発表。

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現代美術家の横尾忠則とデザイナー・アーティストの横尾美美の親子が手掛けた巨大壁画が丸の内ビルディングと新丸の内ビルディングのグラス・ウォール(ガラスの壁面)に展示される。期間はオリンピック開催直前の7月17日からパラリンピック閉会式が予定されている9月5日までの50日間。当初は昨夏に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。

同作は東京都とアーツカウンシル東京が主催する“Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13”の一環としてドリルが企画する「東京⼤壁画」のプログラムの1つとして発表され、丸ビル、新丸ビルの壁面を対のキャンバスに見立て、高さ約150m、横幅約35mの巨大壁画2作品を展示するというもの。展示総面積は7000㎡以上で、この規模の壁画は国内外でも例がない。

1964年に開催した東京オリンピックのデザインチームにも参加した横尾忠則は横尾美美との初の大規模展示での共作となる。「宇宙 COSMO POWER」というコンセプトをもとに、それぞれが宇宙生命の根源をなす要素として水(aqua)と火(ignis)をテーマとしたオリジナル作品を制作した。

■東京大壁画
会期:7月17日〜9月15日
会場:丸の内ビルディング、新丸の内ビルディング
住所:東京都千代⽥区丸の内2-4-1(丸の内ビルディング)、東京都千代⽥区丸の内1-5-1(新丸の内ビル)
入場料:無料

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横尾忠則 ×「グッチ」のコラボ作品がB1版ポスターで限定発売 シリアルナンバー入りの「TOKION」オリジナルフレームに額装 https://tokion.jp/2020/09/11/yokoo-x-gucci-limited-poster/ Fri, 11 Sep 2020 11:15:14 +0000 https://tokion.jp/?p=5243 「TOKION」アートプロジェクトの第1弾のスペシャル企画のB1ポスターは各作品限定15部で販売。

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「TOKION」は、「TOKION」アートプロジェクトの第1弾である、美術家の横尾忠則と「グッチ(GUCCI)」とのコラボレーションの一環でB1サイズのポスターを限定発売する。アートワークは横尾が手掛けた2パターン。

同作はGGパターンや「グッチ」のブランドロゴといったエレメントを、両アーティストがどう自由にアレンジし作品に落とし込むかことをテーマにした作品だ。B1サイズのポスターはシリアルナンバー入りの「TOKION」オリジナルフレームに額装される。価格は18万円で各15部の限定販売となる。

横尾は自身の代表作でもある「HANGA JUNGLE」展のモチーフと「廣家/KOHKE」の2作品にGGパターンをコラージュした。決まった様式を持たないスタンスが生むファンタジー性が明確に表現されている。大友は代名詞でもある事務用ボールペンを使用した、緻密で圧倒的な描写力でサングラスを掛けた花魁風の女性の背景に「グッチ」のエレメントを描いた。

オリジナルフレームは、壁掛けも可能だが、スタンドミラーのように床置きで立てかけることを前提としている。下部にはスタンドパーツを設けモダンなデザインに、フィニッシュはサテンブラックの塗装でマットな質感に仕上げた。右枠には「TOKION」のロゴと手書きのエディションナンバーが付く。

日本を代表する現代美術家が「グッチ」とコラボした唯一無二の作品は、アート好きもそうでない人にとっても垂涎ものといえる。

B1ポスターはMIYASHITA PARKのTOKiON the STOREで購入が可能。9月18日から「TOKION」オフィシャルECでも販売を予定している。

Photography Eizo Kuzukawa



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美術家の横尾忠則と「グッチ」がコラボレーション 象徴的なGGパターンが極彩色の中に大胆に浮かぶ https://tokion.jp/2020/07/28/gucci-tadanori-yokoo/ Mon, 27 Jul 2020 18:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=552 「HANGA JUNGLE」と「廣家-Kohke-」の背景に「グッチ」のエレメントがダイナミックにコラージュされている。同作の創作背景とインスピレーションを紐解く。

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美術家の横尾忠則は1960 年代から50年以上にもわたりキャリアを積み重ねてきた。日本では概念派と呼ばれるコンセプチュアルな作品が多かった1960年代において、当時の美術では考えられない色彩感覚と複雑な構図の作品は世界中を驚かせた。ニューヨーク近代美術館のピカソの回顧展に衝撃を受け、1981年に商業デザインから身を引く、俗に言う「画家宣言」を発表して以来、絵画に全力を注ぎ続けているのは有名な話。最近では展覧会『奇想の系譜展』のスペシャルヴィジュアル、画文集『タマ、 帰っておいで』(講談社)の他、Twitterで過去作や写真から街の風景、テレビ画面にいたるまであらゆる対象物にオリジナルのマスクをコラージュしたマスクアート『WITH CORONA』を発表している。そして、今回80歳を超えてなお、世界中のクリエイターに多大な影響を与え続ける奇才が、『HANGA JUNGLE』展のモチーフと『廣家/Kohke』の2作品に「グッチ」のエレメントであるGGパターンをコラージュした作品を作り上げた。同作において美術家・横尾忠則は「グッチ」の図柄をどう観察したのか、はたまたしなかったのか。

制作において“考える”プロセスを排除する

横尾の作品には決まった様式もスタイルも存在しない。だからこそファンタジーであったり、現実的なイメージの作品が共存している。論理的には説明しがたいモチーフも多い。そのような発想源はどこから来るのだろうか。

「過去の記憶の様々な視覚体験のストックから、直感的、刹那的に選択する。論理的な整合性にはあまり興味がないんです。予測不可能な物と物の出会いを演出するだけです。目的を持って何かを創ろうとかっていう考えがなくて、結局描く側はでき上がった作品について興味はないんです。描くこと自体が目的で結果とか何かのための大義名分で描いてるわけじゃないってことです」。

作品の制作において“考える”プロセスを排除することは、相手の考えが自分の考えにもなりうる“受信能力”があれば良いという横尾独特のスタンスでもあり、それゆえに数え切れないほど多くの作品を今まで残してきた。では、これまでもファッションブランドとのコラボレーションを続けてきた横尾は今回の「グッチ」との共作についてどんな思いを込めたのか。

©TADANORI YOKOO

ブランドロゴがストレートに目に飛び込んでくる、『廣家/Kohke』シリーズの作品では、黄色とピンクの極彩色を組み合わせた背景が「グッチ」カラーである緑と赤に塗り替えられ、GGパターンが燦然とコラージュされている。

また、2018年に兵庫県政150周年記念先行事業で横尾忠則現代美術館の開館5周年記念展として開催された「HANGA JUNGLE」のモチーフに「グッチ」のエレメントを配した作品にも驚かされる。世界的に通用する英単語の“Hanga”というワードに伝統的なイメージである「版画」とは異なる“超版画”の意味を持たせているのだが、「グッチ」のブランドロゴとキーカラーである赤と緑が組み合わさった作品は、横尾の表現の多様性を“ジャングル”というワードに重ねた同展のテーマ同様に「グッチ」のロゴを直感的にコラージュしている。

「今回いくつかあった『グッチ』のロゴの候補から作品に選んだ理由は特にありません。コラージュしたバランスも直感的に即興的に決めました。他のロゴや文字でも良かったかもしれないですね。僕は二次元作品が三次元化して、社会の中で新たな機能を果たす、その状況に興味があるんです。ある作品や作家、ファッションブランドもそうでしょうけれど、オマージュはある意味で権威失墜を目的とするんです。そのためには悪意が必要。尊敬、美化だけでは対象を超えられないということ。あとは、無意識にマーケットでの価値を拒否しているのかもしれないですね。マーケットに迎合し過ぎると自由が奪われます。自由のためなら、自己の目的を否定してもいいとさえ思っています。要は社会的評価以前に自己評価を優先すべきということ。慣例化された様式はアートの“死”です」。

自らの作品でさえ“模写”の対象とする唯一無二のオリジナリティ

特定のスタイルを持たない横尾作品の特徴として、モチーフが繰り返し描かれることがあげられる。1960年代の代表的なシリーズ「ピンクガールズ」は、1990年代に再び発表し、近年まで断続的に描き続けられている。また、2000年以降の作品を象徴する「Y字路」も、同じ場面が少しずつ変化しながら何度も描き続けられている。元来、横尾は、既存のイメージを描き写す“模写”を自己作品において、重要な要素ととらえている。そして、自らの作品をも“模写”の対象とすることは唯一無二のオリジナリティといえる。単なる自己模倣ではない、確信犯的な取り組みは「作品は年代を追って発展する」という考え方にも裏付けられていて、横尾流の常識に対するアンチテーゼでもある。

「僕は常に新しくありたいと思っているんです。昨日描いた絵と今日は違う絵を描きたい。絵がどのように変化して発展していくかを常に考えています。段取りを組むのとは違う。特定の様式を持たないのもある時、先輩のアーティストに『お前はスタイルがバラバラや、精神分裂症と違うか?』と言われた時に、はたと『これで行こう』と腹を決めたから。絵画に転向して間もなくの時でした。元々描き方や構図のバリエーションも最初からネタがないんです」。

最後に手書きのメッセージをリクエストすると「私は未完、絵も未完」という言葉が返ってきた。今回の「グッチ」のモチーフをテーマにした作品は、横尾の真骨頂でもある“反復”と視覚的な隠喩や換喩、コラージュのすべてをまとめあげたもの。“すべてが未完”と内面に込めたメッセージを感じさせるアートワークは、横尾からの最高のプレゼントと言えるのではないだろうか。

横尾忠則
1936年兵庫県生まれ。1960年代からグラフィックデザイナーとして活躍し、1981年に「画家宣言」を発表し画家に転向。以降は美術家としてさまざまな作品制作に携わる。2012年には約3000点もの作品を収蔵する横尾忠則現代美術館(神戸市)が開館した。近年は、東京都現代美術館(1997年)、原美術館(2001年)、京都国立近代美術館(2003年)などで個展を開催。現在、横尾忠則現代美術館で「兵庫県立横尾救急病院」を8月30日まで開催している。

Photography Masahiro Sanbe
Motion & Sound Shigeru Suzuki (THE ME)

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