横尾忠則と横尾美美が共演した150mの巨大アートが丸ビルと新丸ビルに登場

現代美術家の横尾忠則とデザイナー・アーティストの横尾美美の親子が手掛けた巨大壁画が丸の内ビルディングと新丸の内ビルディングのグラス・ウォール(ガラスの壁面)に展示される。期間はオリンピック開催直前の7月17日からパラリンピック閉会式が予定されている9月5日までの50日間。当初は昨夏に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。

同作は東京都とアーツカウンシル東京が主催する“Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13”の一環としてドリルが企画する「東京⼤壁画」のプログラムの1つとして発表され、丸ビル、新丸ビルの壁面を対のキャンバスに見立て、高さ約150m、横幅約35mの巨大壁画2作品を展示するというもの。展示総面積は7000㎡以上で、この規模の壁画は国内外でも例がない。

1964年に開催した東京オリンピックのデザインチームにも参加した横尾忠則は横尾美美との初の大規模展示での共作となる。「宇宙 COSMO POWER」というコンセプトをもとに、それぞれが宇宙生命の根源をなす要素として水(aqua)と火(ignis)をテーマとしたオリジナル作品を制作した。

■東京大壁画
会期:7月17日〜9月15日
会場:丸の内ビルディング、新丸の内ビルディング
住所:東京都千代⽥区丸の内2-4-1(丸の内ビルディング)、東京都千代⽥区丸の内1-5-1(新丸の内ビル)
入場料:無料

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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