メンズコスメ「ファイブイズム バイ スリー」から初の香水が登場 “香り”と“記憶”の関係に着目

メンズコスメ「ファイブイズム バイ スリー」から初となる香水「タッチング フロム ディスタンス フューチャー メモリー」が11月13日に発売される。

同製品は天然の香木であるパロサントが香りのインスピレーションとなっている。パロサントは別名「聖なる木」と呼ばれ、インカ帝国の時代からシャーマン達がヒーリングや清めの儀式に使っていたとされるもので、ネガティブなエネルギーを浄化し、自身のエネルギーを引き上げてくれるといわれている。「タッチング フロム ディスタンス フューチャー メモリー」はそうした香り高い煙が、天に向かって立ち昇っていく光景をイメージし、インセンスやタバコ、スモークなどさまざまなウッディな香料で構成されている。また揺れる煙のような、わずかなニュアンスを帯びたスモークグレーのボトルは全てガラス職人の手により1本1本丁寧に作られている。

製品名の「タッチング フロム ディスタンス」には、「普通が普通ではなくなっている状況の中で、さらに人と人との結びつきが重要になってくる。言葉を超えたコミュニケーションができる香りの力があれば、直接触れ合わずにその人の心に触れることができる」というRIE OMOTOグローバル・クリエイティブ・ディレクターの想いが込められている。また、100%完成させずに、5%の余白を残しているとも。「余白を残すことで、自分らしさが入り込む余地が生まれる。香りを纏う人自身のパワーやインディビジュアルと合わさることで、初めてその香りは100%になる」。

加えて「フューチャー メモリー」についても、「香りは記憶に結びつくもの。過去の記憶、今の記憶、そして未来の記憶。いつか地球外の惑星にも行けるようになったら、この香りが地球の自然の記憶を呼び覚ますきっかけになるかもしれない。今回そういったアイデアも込めている。また“FUTURE MEMORY”は、“FUTURE DREAM”とも言える。この香水は、より良い未来をかなえられる……そんな存在にもなってほしいと願っている」とRIEグローバル・クリエイティブ・ディレクターはコメントする。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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