ロックバンドのGEZANと、『アンダードッグ』『百円の恋』などを手掛ける映画製作会社のスタジオブルーは、映画『i ai(アイアイ)』を共同製作することを発表した。GEZANのボーカル、マヒトゥ・ザ・ピーポーが自身初となる監督と脚本を、同じく初長編映像作品なる写真家の佐内正史が撮影を務めるほか、俳優の森山未來の出演が決定している。劇中歌はすべてGEZANが担当する。公開は2022年を予定している。
『i ai』は神戸・明石を舞台に、主人公のバンドマンであるコウと、GEZANとも関わりが深い実在の人物がモデルとなったヒー兄、そして彼等の仲間達が過ごした日々を描いた青春映画で、森山はヒー兄を演じる。
発表にあわせて、クラウドファンディングを作品公式サイトで開始。リターンとして劇場鑑賞チケットをはじめ、本作のメインビジュアルやタイトルロゴをプリントしたTシャツや限定ポスター、さらにはエキストラ参加権や共同プロデューサー権なども用意している。
監督を務めるマヒトゥ・ザ・ピーポーは「もう会えなくなったゴースト達の記憶とともに映画を作ります。爆音で夏の蜃気楼を駆け抜ける青春映画。クラウドファンディングを立ち上げます。ぜひ、あなたも共犯者になってください」とコメントしている。