ラリー・クラーク、「ワコマリア」、「スティーロ」がトリプルコラボ 写真集『タルサ』の作品をシャツなどにプリント

写真家・映画監督のラリー・クラーク、「ワコマリア」、スタイリストの野口強が主宰する「スティーロ」によるトリプルコラボアイテムが、7月10日に発売する。販売店は「ワコマリア」の旗艦店「パラダイストウキョウ」と「マインデニム」の旗艦店、両ブランドの公式オンラインストアなど。

今回のコラボでは、ラリー・クラークが1971年に出版した処女作『タルサ』(グローヴ・プレス)からセレクトした写真を、「ワコマリア」を代表するハワイアンシャツ、「スティーロ」のTシャツとフーディに落とし込んだ。

ラリー・クラークは、1943年にアメリカで生まれた。1960年代に兵役を終えたのち、故郷のオクラホマ州タルサで写真を撮り始める。失われた青春期への思いを託しつつ、ドラッグにおぼれたティーンエイジャー達の実態を記録したモノクローム・ルポを写真集『タルサ』として1971年に刊行した。1983年には同じく少年達の行き場のない欲望に向き合った『ティーンエイジ・ラスト』を発表。1995年にはマーティン・スコセッシ監督らの助力を得て製作した『KIDS/キッズ』で映画監督デビューした。2012年に製作した『マーファガール』は、「第7回ローマ国際映画祭」で作品賞を受賞している。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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