「TOKION」×「レショップ」Vol.1 巨大なポケットが目を引く「アウトドアプロダクツ」のバックパックを発売

「TOKION」とセレクトショップ「レショップ」は、1990年代の日本のヴィンテージをテーマにしたコラボレーションアイテムを発表する。

1990年代、ヴィンテージブームに沸く日本のメンズファッションシーン。キーワードは、1番質の高い名品と大差なく2番目に良いものという意味の「GOOD SECOND」。本シリーズでは「GOOD SECOND」を“架空の1番”として捉え、「TOKION」キュレーターの源馬大輔と「レショップ」コンセプターの金子恵治が、当時流行したヴィンテージアイテムを現代的に解釈して“架空の1番”良いものを発表していく。

第1弾は、「アウトドアプロダクツ」とのトリプルコラボのバックパック“452U Nylon Daypack Mod.”を8月14日に「TOKiON the STORE」と「レショップ」各店で発売する。アイテムは「アウトドアプロダクツ」の定番モデルであるデイパック“452”をアレンジしたもので、最大の特徴はフロントの巨大ポケットだ。「レショップ」が以前から採用しているアイデアで、身長190cmの人に合わせたバッグを作るという視点からスタートした企画。バッグのデザインには手を加えず、ポケットのサイズを調整することで見た目の違和感を生み出し、利便性も兼ね備える。今回は、フロントポケットの中にメッシュのインポケット、サイドには電車の中などでバッグを前に背負った時、財布や携帯電話を出し入れしやすくするようにファスナーを施した。メインコンパートメントの内側には、mo’design inc.を主宰する溝口基樹の長男、溝口元基がデザインした「GOOD SECOND」のタグをあしらっている。また、ショルダーストラップには、チェストストラップを配した。価格は¥18,700。

金子は“452”について「1970年代に発売してから基本設計が変わらない“452”はデイパックの代名詞ですが、それは『アウトドアプロダクツ』が“シンプル、軽量、丈夫でリーズナブル”という理念を追及し続けてきたことで、認知と信頼を獲得してきた結果だと思います。1990年代当時、なぜかわからないのですが、僕の周りはみんな『アウトドアプロダクツ』を背負っていました。ちなみに、当時は青いブランドタグが多く使われていましたが、それが一際カッコよく見えていたのは間違いないですね」と、クオリティの高さと人気の理由を語る。

「アウトドアプロダクツ」はカラーバリエーションの豊富さも魅力の1つ。今回は「TOKiON the STORE」ではグリーン、ブルー、ピンク、オレンジと鮮やかで素材に使っているコーデュラナイロンの発色の良さが感じられるカラー、「レショップ」ではオーセンティックなフォレスト、バーガンディ、ネイビー、カーキをそれぞれラインアップする。ブラックは両店で取り扱う。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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