「マメ クロゴウチ」が設立10周年を記念した作品集を発売 10のキーワードをもとにブランドの創作を紐解く

黒河内真衣子が手掛ける「マメ クロゴウチ」は、作品集『10 マメ クロゴウチ』を青幻舎から出版した。『10 マメ クロゴウチ』は、ブランド設立10周年を記念して長野県立美術館で6月19日〜8月15日に開催した展覧会に合わせたもので、価格は¥2,970。

『10 Mame Kurogouchi』では、“色”や“ノート”、“旅”など10のキーワードをもとに、黒河内のスケッチや日記、本人が撮影した写真などを掲載し、ブランドの思想やクリエーションを紐解く。表紙は柔らかな風合いの鳥の子紙で、裏面に印刷した10年分のコレクションルックがかすかに透ける仕様になっている。

発売を記念して、「蔦屋書店」銀座店、代官山店、六本木店の3ヵ所では、本書を構成する10のテーマをもとに黒河内が選書した書籍をコメントとともに紹介するフェアを開催。期間は8月17日から約1カ月程度で、書籍のラインアップは店舗毎に異なる。

黒河内は長野県生まれで、「イッセイミヤケ」で経験を積んだのち、2010年に「マメ クロゴウチ」をスタート。2014年には「毎日ファッション大賞新人賞」の資生堂奨励賞受賞し、2017年には「Fashion Prize of Tokyo」を受賞。また、長野県立美術館のスタッフユニフォームも手掛けている。

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有