土産感覚で買いたい飲食店のオリジナルウェア――連載「Tokyo Wish List」

おいしい料理を提供してくれる店には、何度も足を運びたくなるし、そんな店には魅力的な人が集まってもいて、そこでのコミュニケーションには、いろいろな発見や出会いがあるはず。そこでTOKION視点で今の季節にぴったりなアイテムを紹介する「Tokyo Wish List」では、東京の人気飲食店のオリジナルウェアをピックアップ。どのお店も味はもちろんのこと、ウェアのデザインも個性的でひと味違う。土産感覚で友人へのギフトにもおすすめだ。

HOTEL DRUGS × UNION TOKYO

原宿の人気コーヒースタンドと人気セレクトショップのコラボ作

フランス生まれで日本育ちの店主、ナタリーの人柄も含め、多くのクリエイター達から愛されている奥原宿のコーヒースタンド「ホテル ドラッグス(HOTEL DRUGS)」と、アメリカはロサンゼルスに本店を構えるセレクトショップ「ユニオン(UNION)」の原宿店「ユニオン トーキョー(UNION TOKYO)」がコラボレーション。
本作は、「ユニオン トーキョー」のオープン3周年を記念した限定アイテムで、サイケデリックなグラフィックが個性的で目を引く。そんなインパクトあるグラフィックに加えボディは、環境に配慮した「エコサイクル™」のコットンで仕立てたメイド・イン・LAなところにも注目してほしい。両店の親交があったからこそ生まれた限定ウェアは、セットアップで手に入れたいところ。

ホテル ドラッグス https://rich.hoteldrugs.com

PIZZANISTA! TOKYO

スケートボードをバックボーンに生み出されるピザレストランのオリジナルグッズ

以前インタビューを行った、スケーターの上野伸平と南勝巳の2人がディレクションを務めるピザレストラン「ピザニスタ! トウキョウ(PIZZANISTA! TOKYO)」のオリジナルグッズは、スケーターならではのエッジの効いたデザインで高い人気を得ている。
今回ピックアップしたのは、バックにわかる人にはわかるグラフィックが落とし込まれた開襟シャツと、同店のオーナーであり、レジェンドスケーターのサルマン・アガーのスケートボードデッキのグラフィックをモチーフに、アーティストのyushiが手掛けたTシャツ。どちらもスタイリングに取り込むことでより個性的なコーディネートになるはず。他にも、デニムのトートバッグやソックス、衛生ジェルといった小物も取りそろえているので、チェックしてみてほしい。

ピザニスタ! トウキョウ 03-6805-0750

SON OF THE CHEESE × Keboz

“衣”と“食”でタッグを組んだ主張の強い1着

「サノバチーズ(SON OF THE CHEESE)」をプロデュースするクリエイターの山本海人は、代官山の人気サンドイッチショップ「バイミースタンド(BUY ME STAND)」を手掛けている。そして“自身の着たい服を作る”をコンセプトにウェアを展開する「ケボズ(Keboz)」は、蔵前の居酒屋「旭一」をプロデュースしており、両者ともおいしい“食”ともリンクしているブランドだ。それだけに、まさに“衣”と“食”のコラボレーションが実現したのが本作。フロント全面には、ホットな季節が待ち遠しくなるグラフィックが大胆に落とし込まれており、アウターからちらりと見せるだけでもコーディネートに変化がつくはず。そして、肌触りの良い仕上がりなので、着心地が良いのも嬉しいところ。

サノバチーズ 03-6427-1986

Photography Erina Takahashi
Styling Takuya Raita

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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