お気に入りの1足を長く楽しむためのシューズグッズ3選――連載「Tokyo Wish List」

コーディネートのアクセントになるシューズは、大切に扱えば長く愛用できるもの。そこで今の気分にフィットする、手に入れたいアイテムをTOKION視点でピックアップする「Tokyo Wish List」では、ジャパンブランドが手掛けるシューズグッズに注目。レザーシューズのケアグッズから、お気に入りのスニーカーをドレスアップするシューレスに、抗菌・防臭機能を携えたインソールまで。あなたならどれを選ぶ?

Hender Scheme

愛用の革靴をメンテナンスできるケアグッズ

コンテンポラリーなアプローチで新しいシューズの感性を提案してくれる日本生まれの「エンダースキーマ(Hender Scheme)」からリリースされているシューズケアグッズにフォーカス。シューツリーは、靴の型崩れを防止し、内部の湿気予防に使えるグッズで、高級木材のレッドシダーで作られているのがポイント。クリームは、塗布、磨きなどに使えるクロスが付属されており、それぞれ用途は違うが、レザーシューズの風合いを保つために必要なグッズだ。そしてローションは、レザーシューズの汚れを落としてくれつつ、靴に栄養と柔軟性を与えくれる便利な1品。こちらはミトン型のクロスが付属する。どのグッズも愛用の1足を長く履くためには必要不可欠なもの。プレゼントにもおすすめだ。

スキマ 合羽橋 03-6231-7579

N.HOOLYWOOD COMPILE

スニーカーの表情を変えてくれるファットシューレース

今やビジネスシーンでも受け入れられているスニーカーだが、シューレースを変えるだけで、また新たな一面を見せてれくれる。そこで今回紹介したいのが、「N.ハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE)」からリリースされているファットシューレースだ。同ブランドは、「フォーマル、ドレスウェアの在り方をコンテンポラリーに編集する」というコンセプトを基にプロダクトを提案しており、このファットシューレースは、シューズにボリュームやアクセントを持たせるのに最適なグッズと言える。特徴は、使い勝手の良いカラーリングと伸縮性のある素材。シューズのカラーに合わせて、シューレースのカラーを変えてみたり、あえて同色にしたりしてもおもしろい。価格もリーズナブルなので、友人へのギフトにもおすすめ。

Mister hollywood 03-5414-5071

UNDERSON UNDERSON

古来より日本に伝わる和紙を使ったインソール

“和紙が作る健やかな肌”をコンセプトにもの作りを展開する「アンダーソンアンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」は、アンダーウェアからデニムといったウェアまで、和紙素材を使用したプロダクトを展開する日本生まれのブランドだ。和紙素材といった珍しい素材を使うのは、自然に対する畏敬の念からで、全アイテムにまで使われているのはユニークだ。今回注目するのは、アバカ(マニラ麻)を原料とした、無染色のWASHIFABRIC®を使用した独特の毛足感のあるインソール。天然由来の素材であることにも注目したいが、抗菌・防臭効果を兼ね備えているのもすばらしいところ。素足で履けば、和紙ならではのさらっとした質感があり、汗をかいても不快感は軽減される。柔らかな素材なので、サイズに合わせてカットも可能で、ビジネスシューズやアウトドアブーツといったムレが気になるシューズに使うと重宝する。

アンダーソン アンダーソン東京ミッドタウン(六本木)店 03-6447-1099

Photography Erina Takahashi
Styling Takuya Raita

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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