京都・鍵屋町の任天堂旧本社社屋が4月1日、新たにホテル「丸福樓(まるふくろう)」として開業する。同ホテルは、建築家安藤忠雄が設計監修した新しい棟と融合し、全18室をそろえる。
1889年に山内家は、花札・かるたの製造販売を手掛ける会社として「山内房次郎商店」を創業。1947年には任天堂の前身である「丸福株式会社」を設立した。今回、任天堂の旧社屋を「丸福樓」として公開するに至ったのは、任天堂の挑戦の原点であるこの地を、次世代の挑戦者を応援する場所として提供し、京都に社会貢献という形で恩返しをしたいという思いからだという。また「丸福樓」内では任天堂の歴史とその原点に触れられる特別ライブラリーも公開する。
■「丸福樓」
オープン:4月1日
住所:京都府京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342番地
https://marufukuro.com