東京・下北沢の新スペース「BONUS TRACK」が10月にグランドオープン アーティストをサポートするイベントも開催

この4月に東京・下北沢〜代田にかけて新しく誕生したスペース「BONUS TRACK(ボーナストラック)」。2012年から下北沢の地で文化を発信し続けてきた新刊書店「本屋B&B」や、東京と台北を拠点とする音楽レーベル「BIG ROMANTIC RECORDS」のレーベルショップである「大浪漫商店」、世界各国からセレクトしたレディースの古着やオリジナルブランドを取りそろえる「bed」 など個性豊かなショップが集まっており、気になっていた方や、既に足を運んだという方は、少なくないのではないだろうか。

そんな同スペースが、この10月にグランドオープンを果たし、毎週さまざまなイベントを開催していく。その中でも特に注目したいのが、ミュージシャンによるフリーマーケット企画「MUSICIAN’s MARKET」と、アーティストによる展示&チャリティオークション企画「BONUS TRACK DARUMA AUCTION」だ。

10月3日と4日に開催される「MUSICIAN’s MARKET」は、コロナ禍の影響により活動が制限されているミュージシャン達によるフリーマーケット。あっこゴリラや永原真夏、ROTH BART BARONらが、音源やグッズのみならず、私物のレコードや古本なども販売する。

10月10日から22日まで開催される「BONUS TRACK DARUMA AUCTION」では、白根ゆたんぽや夢眠ねむ、一ノ瀬雄太らさまざまなフィールドのアーティストが、「BONUS  TRACK」のロゴイメージである「だるま」をモチーフに制作した作品を展示。展示作品はインターネットオークションサービスにより、オークション形式で販売される。最終落札価格からサービス利用料などの諸経費を引いた額の半分は日本財団による新型コロナウイルス緊急支援募金に寄付され、残りの半分は作家に還元されるという。

私たちが生きるこの社会の豊かさにおいて、アーティストが果たす役割はとてつもなく大きい。アーティストに寄り添い、クリエイティブを、カルチャーをサポートする「BONUS TRACK」の試みにシンパシーを感じたら、ぜひこの2つのイベントをチェックしてみてほしい。

■「MUSICIAN’s MARKET」
会期:10月3日~4日
会場:BONUS TRACK 広場エリア
住所:東京都世田谷区代田二丁目36番12~15号
時間:12:00~19:00
出店アーティスト一覧:
・10月3日(土)
あっこゴリラ / 坂口喜咲 / 永原真夏 / Half Mile Beach Club / Maika Loubté / maco marets / ROSE RECORDS+PINK MOON RECORDS+City Country City+カレーの店・八月/ ROTH BART BARON
・10月4日(日)
ジオラマラジオ / Half Mile Beach Club / maco marets / ROSE RECORDS+PINK MOON RECORDS+City Country City+カレーの店・八月 / ROTH BART BARON

■「BONUS TRACK DARUMA AUCTION」
会期:10月10日~22日
会場:BONUS TRACK 中央棟1F ギャラリー
住所:東京都世田谷区代田二丁目36番12~15号
時間:12:00~19:00
入場料:無料
オークション開催期間:10月10日12:00~25日23時59分
オークションURL:https://bonustrack.hammerkit.io
※開催期間中のみ上記オークションURLが機能
参加作家一覧:
一ノ瀬雄太(グラフィックデザイナー) / Emi Ueoka(イラストレーター) / 冠木佐和子(イラストレーター・アニメーション作家) / NEONTOYS(トイブランド) / シシヤマザキ(アーティスト) / 白根ゆたんぽ(イラストレーター) / ステレオテニス(グラフィックアーティスト) / たかくらかずき(イラストレーター・アニメーション作家) / 苦虫ツヨシ(絵描き) / ヒラパー・ウィルソン(ペインター) / 山本麻央(イラストレーター) / 夢眠ねむ(書店経営者、キャラクタープロデューサー)

BONUS TRACKオフィシャルサイト
https://bonus-track.net/

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有