「オフホワイト」のアート&イメージディレクターに「DAZED」編集長兼スタイリストのイブラヒム・カマラが就任

「オフホワイト c/o ヴァージル アブロー(Off-White c/o Virgil Abloh)」(以下、「オフホワイト」)は、創設者の故ヴァージル・アブローの後任として、カルチャー誌「DAZED」編集長兼スタイリストのイブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)がアート&イメージディレクターに就任したことを発表した。今後、イブラヒム・カマラはブランドのクリエイティブチームに加わり、ブランドのコレクション、イメージ、コンテンツに関わっていく。

「オフホワイト」のCEOであるアンドレア・グリリオフは、「我々はヴァージルのビジョンと芸術へのアプローチにインスパイアされた、各カテゴリーで最高のものを提供するクリエイティブな集団を作り上げてきました。彼らはヴァージルと個人的に強い絆で結ばれているクリエイター達です。イブラヒムも、⻑年にわたり『オフホワイト』ファミリーの一員としてショーのスタイリングを行ってきました。ブランドの次のチャプターで、イブラヒムがブランドのクリエイティブを監修してくれることになったことを、大変光栄に思っています。私達は、ヴァージルが心に秘め、ブランドの核となっている画期的なクリエイティビティと価値観を常に念頭に置きながら、彼の才能とビジョンと共に『オフホワイト』の次の章を歩んでいきたいと考えています」とコメント。

一方のイブラヒムは就任に関して、「ヴァージルは永遠に私達の中にいます。彼は世界を変え、彼と出会った人達、そしてその先にいる人達に忘れられない足跡を残しました。自分の時間、心、創造性を惜しみなく使い、彼はすべての人を見て、すべての人のことを考え、もの作りをしていました。私は、『オフホワイト』のアート&イメージディレクターとして、『オフホワイト』との絆をさらに深めることができることを、そして、ヴァージルが私達のために書き始めた物語の続きを語るチームの一員でいられることを光栄に思います」と述べる。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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