「オフ-ホワイト」が新アート&イメージ・ディレクターのイブラヒム・カマラ就任後、初のキャンペーンを発表

「オフ-ホワイト」は、2022年秋冬シーズンのキャンペーンビジュアルを発表した。カメラマンはラファエル・パヴァロッティ(Rafael Pavarotti)。コレクションは故ヴァージル・アブローが最後にデザインした 2022年秋冬ウィメンズとメンズのコレクションで、イメージのディレクションは新しくアート&イメージディレクターに就任したイブラヒム・カマラが担当した。

キャンペーンでは、暗黙的にそして先進的な表現方法で「オフ-ホワイト」のレガシーを引用。モロッコの⻘の街として知られるシェフシャウエンで行われた撮影では、ブランドのシグネチャーカラーであり、ハウスコードとして使われてきた、特別なシェードのブルー:エレクトリックブルーを基調としている。イブラヒム・カマラは⻄アフリカの⻘のテキスタイルの色合いに関心を寄せ、そのカラーをブランドの2022年秋冬キャンペーンの統一コンセプトとして採用。本キャンペーンに登場するモデルは、メンズとウィメンズのコレクションとアイウェアを着用、そして2022年春に発売された初のビューティーコレクション「オフ-ホワイト・ペーパーワーク」を使用している。

「9年間でラグジュアリーブランドを成功させるのは天才的なことです。ヴァージルは、世代や年代を超えたストリートウェアとラグジュアリーに革命を起こしました。彼は、社会的地位の低い人々や弱者、特に黒人にも素晴らしい才能があり、社会的地位の高い人々と対等に渡り合えることを世に示しました。彼は希望を鼓舞し、変化をもたらしたのです。ヴァージル・アブローは、現代で最も自由な発想を持つ黒人の1人だったのです」とカマラはコメントする。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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