「ヘブン バイ マーク ジェイコブス」と「キコ・コスタディノフ」が初コラボ 2000年代の儚げなムードを表現

「ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)」と「キコ・コ スタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」が初となるコラボレーションコレクションを発売した。両ブランドのヴィジュアルアイデンティティが重なり合ったウェアとアクセサリー16アイテムがラインアップした。

「キコ・ コスタディノフ」のウィメンズ・ディレクターを務めるローラ・ファニング((Laura Fanning)とディアナ・ファニング(Deanna Fanning)は、ロンドンを拠点に活動するアーティスト、コナー・ビーズリー(Connor Beesley)とともにコレクションのグラフィック表現を手掛け、スタンプ、パッチ、アップリケを施したジャージやニットアイテムを制作した。

「ヘブン バイ マーク ジェイコブス」の要素を「キコ・ コスタディノフ」のウィメンズウェアの世界に落とし込んだコレクションは、どこか不気味な色・テクスチャーとグラフィックによってドラマチックに表現している。それぞれのアイテムには、過去のウィメンズウェアコレクションでも見られた綿毛やフェイクファーといったテクスチャーや「ヘブン バイ マーク ジェイコブス」を象徴する星モチーフなどが引用され、ブランドへのリスペクトが込められている。

グラフィックへのアプローチとして、「ヘブン バイ マーク ジェイコブス」の“双頭のクマ”は、ビーズリーによって作られたテディベア、ウサギ、招き猫といった、若さと変化を表現する儚げなパッチに反映されている。手編みのアイテムは、「マーク・ジェイコブス」のアーカイヴが着想源で、ビーズを用いたマクラメ織りを取り入れながら、ファニング姉妹の過ごした2000年代の青春と、女性であることや大人になることの不愉快さや生々しさを映し出している。「ヘブン バイ マーク ジェイコブス」のアイコニックなバッグ “Nylon Puffy Bag”は、持ち手にシリコン素材を採用し、過去に「マーク・ジェイコブス」が手がけたバッグの形状やダブルポケット取り入れたデザインとなっている。

キャンペーンイメージは、ロンドンを拠点に活動する写真家シャーナ・オズボーン(Sharna Osborne)が撮影を手掛け、被写体にはロサンゼルス出身のミュージシャンでありミューズのガブリエッテ・ベクテル(Gabbriette Bechtel)と、ロンドンを拠点にするミュージシャンのビーバドゥービー(Beabadoobee)を起用した。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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