ジャンルレスに世界で活躍する表現者が集う「音楽堂のピクニック」が3月4日に開催 テリー・ライリーを迎えた「ディープ大人編」も

神奈川県立音楽堂が、0歳から大人までが楽しむことができる音楽イベント「子どもと大人の音楽堂」の大人編として、現代美術家や能楽師、チェリスト、ガムラン奏者、創作楽器奏者等世界的な表現者を多数迎えた「音楽堂のピクニック」を3月4日に開催する。チケットは、チケットかながわ(神奈川県立音楽堂、神奈川県民ホール、KAAT 神奈川芸術劇場 各所 窓口・ウェブ)、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットの各ウェブサイトでも販売されている。

同イベントは、音楽プロデューサー・Kenji“Noiz”Nakamuraと現代美術シーンで活躍する美術作家・小金沢健人がディレクターを務め、“隣の宇宙”をキーワードに演出を手掛ける。草原でピクニックをするように自由に音楽堂を歩いたり、立ち止まったりしながら、さまざまなジャンルで活躍するアーティスト達の音や表現に出会い、約6時間にわたって音色の宇宙旅行のような時間を体感することができる。

イベントには山川冬樹(現代美術家/ホーメイ歌手)、鈴木ヒラク・中山晃子・淺井裕介 ドローイングトリオ(映像技術:岸本智也)(ドローイングパフォーマンス)、伊藤悠貴(チェロ)、滞空時間 / TAIKUH JIKANG(ガムラン、影絵ほか)、梅若紀彰(シテ方観世流能楽師)、LUCA+千葉広樹(ヴォーカル+ベース)、野木青依(マリンバ)、キンミライガッキ現代支部(マシンミュージック・パフォーマンス)、ぺのてあ(アコースティックシンセサイザー)といったさまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティスト達が出演する。

さらに、同イベント後には、「ディープ大人編」として、ミニマル・ミュージックのレジェンドであるテリー・ライリーを迎えた「音楽堂ヘリテージ・コンサート」を開催。「音楽堂のピクニック」とのセット券も販売している。

テリー・ライリーは、1999年に神奈川県立音楽堂で純正調のピアノ・ソロ「THE DREAM」の本人による世界初演を披露。2020年、2022年の「クロノス・クァルテット」公演では、宇宙と人類への参加『サン・リングズ』の日本初演を予定していたが、コロナ禍による中止を経て、満を持しての開催となる。

■子どもと大人の音楽堂<大人編>「音楽堂のピクニック」
日程:2023年3月4日
会場:神奈川県立音楽堂
住所:神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2
時間:(開場開演)11:00、(終演予定)16:50
料金:一般:¥3,500、U24(24歳以下・枚数限定):¥1,700、0歳以上高校生以下:無料(枚数限定)、車椅子席:¥3,500(付添席1名無料、枚数限定)
公式サイト:https://metapicnic.space/ongakudo2023/

■音楽堂のピクニック×ヘリテージ・コンサート〈ディープ大人編〉テリー・ライリー スペシャルライブ Terry Riley presents Everything and Beyond
日程:2023年3月4日
時間 : (開場)18:00、(開演)18:30、(終演予定)19:45
会 場:神奈川県立音楽堂
住所 : 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2
チケット : 一般:¥4,500、U24:¥2,000(24歳以下・枚数限定)、高校生以下:無料(要事前予約、枚数限定、未就学児入場不可)、車椅子席:¥4,500(付添席1名無料、枚数限定)、3月4日音楽堂のピクニックとの2公演セット券 : ¥6,500円(一般のみ・枚数限定)
公式サイト : https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/special2023

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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