「ジル サンダー」が京都に初出店 「京都紋付」によって黒染めされた“7 デイズ シャツ”も

「ジル サンダー(JIL SANDER)」は、京都初となる新店舗をオープンした。ストアは河原町通に面した商業施設の京都 BAL1階に構え、約190平方メートルという関西最大級の広さを誇る。プレタポルテコレクションをはじめ、「ジル サンダー+」やバッグ、アクセサリー、ジュエリー等をウィメンズとメンズともにフルラインアップ。またクリエイティブ・ディレクターのルーシー(Lucie)&ルーク・メイヤー(Luke Meier)夫妻がアーティストや写真家とのコラボレーションにより制作した写真集も販売する。

内装はメイヤー夫妻が監修。本社やヨーロッパの一部店舗で用いている岩石とトラバーチンを基調にモダンな空間にデザインしたという。またブランドらしいクリーンなテイストに加えて、和の要素を取り入れているのも同店ならでは。柱やハンガーラック、天井には日本産の木材を使用し、壁の一部は漆喰で仕上げている。

オープンを記念し、「京都紋付」によって黒染めされた「ジル サンダー」のアイコンシリーズ“7 デイズ シャツ”(¥140,800〜)を限定商品として販売する。また¥50,000以上の購入者には、1700年代創業の「香老舗 松栄堂」と協業し、バッグ“タングル”をイメージした組ひも付きの匂い袋を数量限定で配布する。

今回の出店について、メイヤー夫妻は次のようにコメントしている。「私たちは、意識的に、しかし衝動的に、異なる文化や伝統、地理、世代からの要素を組み合わせ、非常に個人的なものに作りかえています。そして、京都や日本の文化は、その中で重要な役割を担っているのです。京都のような心に響く都市で、アイディアや感情を解釈することは、個人的にも創作活動においても、とても幸せな気持ちにしてくれます」。

■ジルサンダー 京都 BAL
営業時間:11:00〜20:00
住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町 251 京都 BAL1F
電話番号:075-744-1132

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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