アーティストのキム・ロートンが「KOMIYAMA TOKYO G」で個展 「Ixlium」を開催

アーティストのキム・ロートン(Kim Laughton)が「KOMIYAMA TOKYO G」で個展 「Ixlium」を開催する。会期は6月2〜18日。

ロートンはポスト・インターネットアートを牽引する作家として、2009年から上海を拠点に、CG作品やVJ、3Dデザインと自由自在な表現を続けてきた。

同展ではギャラリーを仮想の孤島「イクスリウム」に接続し、ゲームエンジンを用いたシミュレーション映像で終わることのないRPGの世界を表現する。

キム・ロートンはイギリス出身のデジタルアーティスト。上海で13年間を過ごした後、2022年に東京へ活動拠点を移す。デジタルアートの中でも特にゲームエンジンを使用したリアルCGに焦点を当て、北京の「X MUSEUM」や、アメリカの「カーネギー博物館」等に作品を出展。映像作品の他、3Dプリントを使った立体作品やインテリアデザイン、アパレル制作など幅広く作品を制作する。また、Tumblrを原点に、ネット上で自身のCGデザインを発表する傍ら、中国のショッピングサイトに掲載された過激な出品広告を紹介する「Taobao Media」を運営している他、急な発展を遂げた上海のクラブシーンで先駆けのVJとしていち早く活動。音楽レーベル〈Hyperdub,PC Music,Fade to Mind〉やアーティストmechatokとの共同制作等も行っている。

■lxlium
会期:6月2〜18日
会場:KOMIYAMA TOKYO G
住所:東京都千代田区神田小川町3-20-4 第2龍名館ビル1F D
時間:12:00〜18:00(日曜、祝日は17:30まで)
休日:火曜、水曜

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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