「コス」がクィアクラブカルチャーを称えLGBTQIA+のチャリティ資金を募るためのTシャツを発売 4つの国際的なクラブとコラボ

「コス(COS)」がクィアクラブカルチャーとそれらのクラブが提供する安全な場を称え、PRIDE限定Tシャツのカプセルコレクションを6月1日に発売した。Tシャツの売り上げのすべてはLGBTQIA+の支援団体である「虹色ダイバーシティ」に寄付される。

同カプセルコレクションは、LGBTQIA+コミュニティのサポートを続ける「コス」と「ホース・ミート・ディスコ(Horse Horse meat Disco)」、「ハウス・オブ・イエス(House of Yes)」、「シンク・ザ・ピンク(Sink the Pink)」「チュロス・コン・チョコレート(Churros con Chocolate)」といった4つの国際的なクィアクラブとのコラボレーションによって誕生した。クィア達にとって安全なクィアクラブ等のスペースが数を減らし続ける中、4つのクィアクラブはそれぞれが自己表現できる自由を認め、パフォーマーや観客が集まってお互いを繋ぐ場を提供している。

国際的な音楽フェスティバルのヘッドライナーである 「ホース・ミート・ディスコ」のTシャツは“DISCO”をテーマに、大胆かつカラフルにデザインすることで、ディスコとダンスを愛するコミュニティの結束を表現している。

人とのつながりや創造性に特化したスペースを提供するニューヨーク拠点の「ハウス・オブ・イエス」とのコラボレーションTシャツは、愛を表現したラインで繋いだハート型の力強いデザインが特徴だ。

イギリスの伝説的なグループで自己表現の標榜者でもある「シンク・ザ・ピンク」とのコラボレーションTシャツは、トランプのクイーンのグラフィックをあしらい、クラブシーンにおける「シンク・ザ・ピンク」のレガシーを表現した。

スペインクラブシーンの殿堂とも言える「チュロス・コン・チョコレート」とのコラボレーションによるTシャツは、ドレスアップ姿を描いたカラフルなポスターデザインを再現している。

キャンペーンヴィジュアルは、フォトグラファーのブレット・ロイドが世界のLGBTQIA+コミュニティの中心的存在で活動する人達を撮影した。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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