AMKK Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/amkk/ Mon, 14 Nov 2022 11:24:09 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.4 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png AMKK Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/amkk/ 32 32 フラワーアーティスト・東信がNFTデジタルブーケを制作 オンラインストアがオープン https://tokion.jp/2022/06/11/azuma-makoto-meta-florist/ Sat, 11 Jun 2022 08:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=123647 現実にはないフォルムで環境にも優しい“デジブーケ”を制作。初回は10作品(¥3,500~)を各100点ずつ展開する。

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フラワーアーティストの東信が率いるAMKKのビジュアル制作部門のAMFCは、NFT(非代替性トークン)デジタルフラワーブーケに特化したオンラインストア「メタフローリスト(META FLORIST)」を7月24日9時にオープンする。

「メタフローリスト」では、デジタルの特性を活かした現実にはないフォルムの植物や花を組み合わせた花束“デジブーケ”を数量限定で発行・販売する。購入した“デジブーケ”は、メッセージを付けたNFTオリジナル動画を人に贈ったりする他、自分用のコレクションとして楽しめる。

また同プロジェクトでは、オンライン上で花を贈り合うことを可能にすることで、花生産や輸送による温室効果ガス排出量の削減するとともにフラワーロスをなくした、環境にやさしい“未来の花束”を提案する。初回は10作品(¥3,500~)を各100点ずつ発売し、以降は毎月3の倍数日に新作を1点ずつ発表していく。

なおサービス導入にあたり、ブロックチェーン技術に関連したプロダクト開発を行う暗号屋による、所有者だけがデジタルコンテンツを視聴できるNFTプロトコル「ビュアブル(VWBL)」を採用した。

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「ディオール」× フラワーアーティスト・東信 アイコニックな香りを表現した花々の美しいビジュアルを制作 https://tokion.jp/2022/03/16/maison-christian-dior-x-azuma-makoto/ Wed, 16 Mar 2022 10:30:00 +0000 https://tokion.jp/?p=103261 「ディオール」は、フラワーアーティストの東信とコラボレーションを実施。香りの世界を表現した花々のビジュアル作品を制作した。

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「ディオール」は、フラワーアーティストの東信(あずま・まこと)とコラボレーションを行い、香水「メゾン クリスチャン ディオール」を代表する香りの世界を表現した花々の作品を、 3月18日から全国の取り扱い店舗で発表する。コラボでは、サクラ、グリ ディオール、ラッキー、ラ コルノワール、ジャスミン デ ザンジュといったアイコニックな香りを表現した、花々の一生を思わせる美しいビジュアルを映像と写真に映し出す。

3月から4月にかけては春の季節にふさわしい「サクラ」の作品をメインに。4月下旬からは「クリスチャン・ディオール」が幸運のお守りとして愛したスズランの香り「ラッキー」の作品を展示し、親しい人の幸せを祈る5月1日のスズランの日を祝福。季節ともに変化する特別なコラボレーションが楽しめる。

今回のコラボに関して、東は「『メゾン クリスチャン ディオール』の香りは、花々の美しさと豊かさに満ち溢れており、いくつものレイヤーがあるように感じられます。そういった花の姿が幾重にも重なり、蕾が膨らみ、花が咲き、満開に咲き誇っていくさまざまな景色が重ね合わさるような作品にしたいという漠然とした考えが骨子としてありました。素晴らしい『ディオール』フレグランスの世界観を花に重ね合わせて1つ1つ丁寧に再解釈しながら表現することを試みた」とコメントする。

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フラワークリエイター集団AMKKが『エヴァンゲリオン』をもとに花束を制作 花と“汎用人型決戦兵器”の融合が見せる、新たな世界 https://tokion.jp/2021/03/16/evangelion-amkk-interview/ Tue, 16 Mar 2021 01:00:40 +0000 https://tokion.jp/?p=21875 世界的フラワークリエイター集団AMKKと『エヴァンゲリオン』がコラボレーション。AMKK主宰の東信に制作背景の話を聞いた。

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Movie Direction Shinpo Kimura ©︎カラー

フラワークリエイター集団AMKKと『エヴァンゲリオン』シリーズとのコラボレーションアイテムが3月8日に「TOKiON the STORE」で発売した。今回はAMKKを主宰する東信に、作品のコンセプトや色使いなどの制作背景について話を聞いた。

アートワークのメインビジュアルは、AMKKがエヴァンゲリオンからインスピレーションを得て制作した花束だ。初号機、零号機、2号機、8号機の色彩に合わせて作られた4種類の花束の中にエヴァンゲリオンが溶け込んでいる。

AMKKは花の枯れたあとの美しさも追求するなど、死生観をテーマに花の命と向き合い続けてきたが、力強いエヴァンゲリオンとの対照的な組み合わせで両方の新しい魅力を引き出した。これらのビジュアルをTシャツやロンT、パーカー、PVCトートバッグ、ポーチ、コインケース、「スブ」の冬用サンダルに落とし込んだ。トップスの袖には各エヴァンゲリオンの搭乗者の名ゼリフをプリントしている。

このインパクトあるメインビジュアルを、AMKKはどのように制作していったのだろうか?「花と対峙してその時の直感で色を組み合わせていくことが多いが、コンセプトがある作品作りの際は色の取り合わせには十分気を使う。『エヴァンゲリオン』は誰もが知っている初号機をはじめ、色使いでそれと認識できるような特徴的なカラーリングが人々の間に浸透している。『エヴァンゲリオン』の存在感を際立たせながら、花になじむような色合いを意識した」(東)。

AMKKは色の濃い花同士を組み合わせたり、花をあえて過酷な環境に置いたりして、その新しい美しさを提示している。「花は野に咲く状態が一番美しいから、わざわざ根っこを引っこ抜いて人の手を加えるのであれば、自然界ではあり得ない組み合わせ、例えば寒冷地の花と熱帯の花が隣り合わせに存在するような、誰も目にしたことない圧倒的な世界観を常に生み出さなくては意味がないと考えている。そういった意味で存在感が強く濃い色彩の花々を掛け合わせて色彩をぶつけ合うことも多く、常に花からインスピレーションを受けて創作している」(東)。

くわえて、エヴァンゲリオンの武器を植物に持ち替えたビジュアルも印象的だ。「エヴァンゲリオンはおよそ自然のものとは対極にある“汎用人型決戦兵器”であり、人工物の塊。あえて巨大な花束を抱えて格闘しているような姿にすることで、人工物と自然物という、相反するもの同士が融合してどこか温もりを感じさせるように制作した」(東)。これらのビジュアルはTシャツと「アルファ インダストリー」のMA-1に落とし込んでいる。

「TOKiON the STORE」では、コラボレーションの世界観を表現するインスタレーションを開催。AMKKがエヴァンゲリオンの巨大フィギュアにあわせて大量の花を組み合わせたフラワーキューブを展示している。その制作について東は、「荒廃した世界で繰り広げられる戦いを描いた『エヴァンゲリオン』だが、今回のインスタレーションではあえてその戦場の生々しさとは真逆の、生き物の息吹を感じる世界を作ろうと考えた。花畑に巨大フィギュアが佇む景色の中で、美しさだけではない、花本来の持つ強さや朽ちゆくはかなさなど、エヴァンゲリオンの持つメカニックな部分を際立たせつつ、同時に今にも動き出すような生命力溢れる世界を作り出し、命を吹き込めたらいい」と語った。展示は3月28日までを予定している。

東信
1976年生まれ。ミュージシャンを目指し上京したが、花屋店でのアルバイトをきっかけに花の業界に足を踏み入れた。2002年に、高校の同級生で現在は作品撮影を担当する椎木俊介とともに、オーダーメイドの花屋店「ジャルダン・デ・フルール」を東京・銀座にオープン(現在は南青山に移転)。2005年から花屋店と並行して植物の造形表現を始め、2009年にAMKK(東信、花樹研究所)を立ち上げる。以降はニューヨーク、ミラノ、パリ、上海、ブラジルなど世界各国の美術館やアートギャラリー、パブリックスペースなどで作品発表を行っている。
https://azumamakoto.com

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フラワークリエイター集団AMKKと『エヴァンゲリオン』がコラボ 「TOKiON the STORE」で3月8日に発売 https://tokion.jp/2021/03/08/evangelion-amkk/ Mon, 08 Mar 2021 02:00:58 +0000 https://tokion.jp/?p=16878 東信と椎木俊介が率いるAMKKが『エヴァンゲリオン』をモチーフに花束を制作。Tシャツやパーカー、MA-1などをラインアップ。

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1995年のテレビ放映以降、世代はもとより国境を超えてファンを獲得し続けている『エヴァンゲリオン』シリーズ。複雑なテーマと人間関係、登場人物の心象風景や美しくも謎多きエヴァンゲリオンの物語を紐解くべく、ファンや研究者によってさまざまな考察がなされてきた。20数年に渡って熱狂を生み出し続けている同シリーズは、アニメという枠組みを超えてもはや社会現象であり、間違いなく日本を代表するクリエイションと言える。2007年にスタートした『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズも、3月8日公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』でついに幕を閉じる。全く予想がつかない結末を楽しみにしている人も多いだろう。

この度「TOKiON the STORE」では、これまで世界のさまざまなラグジュアリーブランドとも協業してきたフラワーアーティストの東信とボタニカル・フォトグラファーの椎木俊介が主宰するクリエイター集団AMKKとエヴァンゲリオンのコラボアイテムを3月8日に発売。コレクションはTシャツ、ロンT、パーカーに加えて、「アルファ インダストリーズ」のMA-1や「スブ」の秋冬用サンダルなどをラインアップする。

コラボレーションにあわせてAMKKは、エヴァンゲリオン初号機、零号機、2号機、8号機をもとにした4種類のアートワークを制作。AMKKは花の死生観をテーマに、咲き誇っている時から枯れた後の美しさまでを追求したクリエイションが特徴だが、今回もエヴァンゲリオンの完成された色使いを尊重しつつ、花自体の力強さや生命力も感じさせる作品に仕上げた。エヴァンゲリオンが同系色の花束に違和感なく溶け込むことで、その色彩の美しさがかえって強調される。

さらには“決戦兵器”のエヴァンゲリオンが、武器を花束に持ちかえたグラフィックも制作。AMKKは創設以来花の多様な美しさを追求し続けてきたが、花が常に「生と死」を感じされる物語の『エヴァンゲリオン』と出会うことで、双方の造形の美しさを再認識できる。

近日中にAMKKの東による制作に関するインタビューを公開する。

Photography Shinpo Kimura

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世界中に“希望”を届ける花屋が東京に初“オープン” 花を介して生まれる人と人の繋がり https://tokion.jp/2020/07/28/flower-shop-kibou/ Mon, 27 Jul 2020 18:10:08 +0000 https://tokion.jp/?p=1440 AMKKによる世界各地の旅先で花を無償で配るプロジェクト。東京での初開催にあたり、始めた経緯や活動の広がりを振り返る。

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フラワーアーティストの東信とボタニカル・フォトグラファーの椎木俊介を中心としたフラワークリエーション集団AMKK(東信、花樹研究所)は、東京・南青山にあるオーダーメイドの花束専門店「ジャルダン・デ・フルール」を中心に、実験的なアートピースの制作や、「エルメス」「ドリス・ヴァン・ノッテン」などのファッションブランドとのコラボレーションも行っている。幅広い活動の1つに、「フラワーショップ希望」というプロジェクトがある。鮮やかなパラソルが目印の“花屋”の活動内容はいたってシンプル、世界各国を巡って“花と希望”を街ゆく人に無償で配るというものだ。旅先の国で生産されている花の種類を事前にリサーチし、花はほぼ現地で調達する。

「フラワーショップ希望」をスタートしたのは2016年。アメリカ大統領選挙でのドナルド・トランプ氏の当選や、国民投票によるイギリスのEU離脱(ブレグジット)決定に世界中が揺れた年だ。「海外で仕事をしていて、世界各地で不穏な空気を感じたんです。政治や経済も一気に変わっていく予感がしました。その中で自分達にできることを考えた時、花屋の原点に立ち返って人が花を贈る時にどんな思いを込めるのかを改めて考え、純粋に花で人を喜ばせたいと思ったんです」。

手探りで始めたという「フラワーショップ希望」に自信が持てたきっかけは、東が敬愛するウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領を訪ねた時だ。ムヒカ氏は大統領時代、公邸に住むことを拒否し、給与所得の9割以上を寄付して質素な暮らしをしていることから“世界で一番貧しい大統領”と呼ばれていた。「『フラワーショップ希望』の話をしたら、ムヒカさんがすごく良いことだと言ってくださったんです。世の中が変わっても、時間や愛する心のように人を豊かにするものはあり続ける。そして『言葉にならない思いを込めて贈る花もその1つなんだ』と言ってくださり、自分が始めたことは間違っていなかったと活動に勢いがつきました」。

「フラワーショップ希望」を通してインドやジャマイカ、ブラジル、ドイツ、アルジェリアなど計10ヵ国以上を訪れた東は「花は世界共通の“言語”だ」と語気を強める。「アフリカの片田舎やブラジルのアマゾン熱帯雨林周辺の街にも花の市場があるんです。花が国や人種を超えて人間の生活に根付いていることが、世界中を旅してわかりました。例えば赤いバラが愛を表現したり、マリーゴールドが宗教的なお供えものであったりというように、誰かが決めたわけでもないのに世界各地の花に同じ意味が込められていることも不思議ですよね」。

東自身が花の力を感じたエピソードがある。見ず知らずの外国人である東が街頭で活動していても現地の人に警戒されず、ブラジルのファベーラ(スラム街、貧民街)など危険な地域でも歓迎を受けた。インドでは物乞いの子どもも多いが、花を配る東の姿を見ても金銭は要求せず、花をもらって喜んでいたという。「人間の欲に訴えかけるものは争いを生んでしまいますが、花は心に訴えかけるものだから逆の反応になるのだと思います。花を贈り合う文化も今みたいにものが溢れていても廃れないですし、人間の心の奥底に根付いているのかもしれないですね」。

花によって人との繋がりが強くなり、希望が広がる

「フラワーショップ希望」の活動自体はシンプルだが、そこから生まれる繋がりは「花をあげる人ともらう人」という枠におさまらない。東から花をもらった人が、その花をまた別の人に贈るという連鎖こそが「フラワーショップ希望」の核心と言える。「当初の予想以上に広がりが生まれました。もらった花を恋人や親に贈る人や、お墓に供えるという人がいますが、花をもらった嬉しさをお裾分けしたくなるからだと思います。花を配ること自体はささやかなことかもしれませんが、そこから風媒花のように活動が広がっていくんですよね」。花をもらうことで喜びを誰かと共有したい気持ちになるのだろう。花を介して生まれるアナログなコミュニケーションは、相手との関係性をより特別なものにするに違いない。

「この活動を始めた時に『世界平和を望んでいるか?』とよく聞かれました。確かに花はその可能性も秘めていると思いますが、元は出会った人達、特に子どもにとって思い出に残るような活動にしたかったんです。花をもらった人がまた別の誰かに贈ったり、その時に感じた気持ちを話す。そうすることで希望が広がっていくきっかけになってほしいですね」。

東京での初開催にあたり

7月28日から8月2日まで、「TOKION the STORE」で、「フラワーショップ希望」が東京に“オープン”する。「たくさんの人に来てとは言えない状況ですし、どんな反応があるかも予想できないですが、細心の注意を払いながら花でみんなを元気にしたいです」。

また、以前から強い要望があった「フラワーショップ希望」のスタッフTシャツなどのグッズも販売する。収益は今後の「フラワーショップ希望」での花の仕入れ資金に充てられる。「十分な距離をとって花を配ることになるかもしれませんが、自分自身も密にならない接し方を意識しながら行います。新型コロナウイルスだけでなく、11月にアメリカで大統領選挙がありますし、また世界が大きく変わっていくと思います。だからこそ、自分達が今まで発信してきたメッセージをより強く打ち出していきたいです」。

東信
1976年生まれ。ミュージシャンを目指し上京したが、花屋でのアルバイトをきっかけに花の業界に足を踏み入れた。2002年に、高校の同級生で現在は作品撮影を担当する椎木俊介とともに、オーダーメイドの花屋「ジャルダン・デ・フルール」を東京・銀座にオープン(現在は南青山に移転)。2005年から花屋と並行して植物の造形表現を始め、2009年にAMKK(東信、花樹研究所)を立ち上げる。以降はニューヨーク、ミラノ、パリ、上海、ブラジルなど世界各国の美術館やアートギャラリー、パブリックスペースなどで作品発表を行っている。
https://azumamakoto.com/

Photography Shin Hamada

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フラワーアーティスト集団AMKK 死生観がテーマの花束や実験的作品で見せる花の美と無常観のコントラスト https://tokion.jp/2020/07/28/flower-artist-amkk/ Mon, 27 Jul 2020 17:00:09 +0000 https://tokion.jp/?p=250 AMKKが打ち出すのは花の多様な美しさ。その裏側にある、枯れたあとまで計算した実験的な作品制作に迫る。

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AMKK(東信、花樹研究所)は、フラワーアーティストの東信とボタニカル・フォトグラファーの椎木俊介が中心になって2009年に立ち上げた、花や植物を題材にしたクリエイター集団だ。東京・南青山にオーダーメイドの花束を手掛ける花屋「ジャルダン・デ・フルール」を構える他、ブーケを宇宙空間に打ち上げたり、ダイバーとともに花を水中に沈めるプロジェクトやプロレスラーが巨大な花束にバックドロップを決める写真など、実験的な制作を続けるかたわら、国内外のファッションブランドにも作品を提供している。また、AMKKは花が誕生してから枯れるまでの“命”と真摯に向き合い、一面的な美しさではなく、花が持つ神秘性や生命力を作品に表現することでその存在価値を高めている。

人は日常のあらゆる場面で喜びや悼みなどさまざまな感情を花に込める。東日本大震災後や新型コロナウイルスが流行し始めた頃にも、多くの人が「ジャルダン・デ・フルール」を訪れた。「苦しい状況だからこそ、人は言葉で言い表せない気持ちを花に託すのではないでしょうか。僕らはその気持ちを作品で表現しています。贈り手のメッセージを代弁できることが花の魅力です」。

積極的にアートワークを制作するAMKKだが、活動のメインは顧客向けのオーダーメイドの花束の制作。「贈る側の気持ちを表現するのか、それとも贈る相手の好みに合わせるのかによって作り方は変わってくる。一般的には職業や性格、嗜好を聞いてから縦長、優しい丸形、強くエロティックな雰囲気などのイメージを膨らませていきます」。季節も考慮しながら仕入れ担当者とミーティングを重ね、花と形を決めていく。形もその時に入荷する花によって変化するため、完成した作品に正解はなく常に試行錯誤を繰り返している。顧客の要望に応えるためには市場の花ではなく、山に自生している野生の花を使うこともある。こういった経験を重ねてもまだまだ花のことはわからない。「この前も坂本(龍一)さんに、緑とピンクのトーンが合わないと言われたばかりです。お話を詳しく聞いて、相手を知らないといけないんです。まだまだ自分たちは修業の身です」。

“命の縮図”としての花

AMKKには、鮮烈な色彩と対極の黒い背景を組み合わせた“死”をイメージさせられる作品も多い。「花は命の縮図です。作品から生を感じられるか、言い換えればどのように死を捉えるかが自分たちのテーマ。切り花は人間に置き換えると1日で10歳ほど年を取ると言われていて、寿命は約1週間です。現在は生産農家の技術によって、寿命が約10日まで延びています」。一般的な店では、人間でいう20〜30代の花が一番売れるが、AMKKは花の年齢それぞれが持つ美しさを追求する。プレゼントであれば美しく咲き誇った状態の花を用い、自分用なら長持ちする若い花を用いるなど、用途によって花束の見え方とコンディションを変える。花を通して“命の縮図”を表現するためには咲き方をコントロールすることが必要不可欠で、それがオーダーメイドにこだわる理由でもある。

花にとっての“死”は枯れることだろう。東は“死後”も美しく見えるように計算して花束を制作する。「チューリップ1つとっても、新潟産や富山産、外国産によって枯れ方がどう変わるのかを実験しています。どの花にどのくらいの水が必要か、何日で枯れるのか、花びらが枯れる直前に開くのか、それともしぼんだ状態で枯れるのかを記録して、作品に反映させています」。この実験と記録によって、枯れた花に新たな美しさが吹き込まれる。「枯れることを前提にした作品は生き物の生と死をストレートに表現することができます。僕らが花屋を始めた頃は、きれいな花を並べただけのお店が多かったのですが、朽ちて消えていく刹那的な様も美しいと感じていました」。

花の多様な美を追求する、他業種との協業やアートプロジェクト

AMKKはこれまで、多くのファッションブランドとつながりを持ってきた。2018-19年秋冬シーズン以降、「ノワール ケイ ニノミヤ」のショーでは生花やサボテンを使用したラフなヘッドピースを制作している。2014年にフランス・パリの装飾美術館で開催された「ドリス・ヴァン・ノッテン, インスピレーションズ」では、「ザ・ガーデン」をテーマに「フラワー」ゾーンの壁面のアートワークを手掛けた。2017年春夏ウィメンズコレクションでは空間演出にも携わり、花を氷の中に閉じ込めた鮮やかなアートワーク“ICED FLOWERS”をランウェイに展示した。当時のショーは、「ドリス・ヴァン・ノッテン」が2017年に発行した、100回にのぼるメンズ、ウィメンズコレクションを収録した全2巻のアーカイブ本「Dries Van Noten 51-100」の表紙も飾っている。「ファッションと花は相性が良いですよね。デザイナーが花をどう解釈するかが楽しみですし、ファッションに落とし込むことで、それまでとは異なる動きが生まれ、新しい花の見方ができると思います」。

2019年に発表したアートプロジェクト「Flower & Man」には、花と男をテーマにプロレスラーの竹下幸之介が花束にバックドロップを決める瞬間や人力車の俥夫が花を乗せて引いている動画作品などが収められている。花と激しい動きのコントラストにより躍動感が生まれ、生命力や神秘性すら感じられる作品だ。「一般的な花のイメージは、ピアノの上に置かれたバラみたいな可憐なものですが、僕はそれだけじゃないと思うんです。プロレスラーが花束を相手に投げつけて散る瞬間の花、お墓に供えられた花にも美しさを感じます」。

実験的な作品においても一面的な美しさではなく、死生観がもたらす花の形態の変化や“成長・衰弱”といった様子の変化を表現することがAMKKの真骨頂である。人間も花も永遠に生き続けることができない肉体の“無情さ”の表現からは、すべてが自然の一部であることを再認識させられる。そして、今後も手の届かない永遠の美を求め続けるのだろう。

AMKKとコラボプロダクトを製作

今回、AMKKが多くの人にとって懐かしい存在であるジャポニカ学習帳をアップデートした。中面には表紙で使用した花の原産地マップを配し、図鑑のような仕上がりとなっている。「ただ美しいだけではなく、濃い色合いの花を使って力強さや生命力を表現にしました。子どもには、花は花壇に咲く美しいものだけじゃないんだと知ってほしいですね」。

珍しい花のつくりを観察できるジャポニカ学習帳の表紙は、子ども達の植物への好奇心をかき立て続けてきた。多くの人の記憶に残っている表紙の花がAMKKの作品に変わったことで、大人も子どもも全く新しい花の美しさに気付くだろう。

東信
1976年生まれ。ミュージシャンを目指し上京したが、花屋でのアルバイトをきっかけに花の業界に足を踏み入れた。2002年に、高校の同級生で現在は作品撮影を担当する椎木俊介とともに、オーダーメイドの花屋「ジャルダン・デ・フルール」を東京・銀座にオープン(現在は南青山に移転)。2005年から花屋と並行して植物の造形表現を始め、2009年にAMKK(東信、花樹研究所)を立ち上げる。以降はニューヨーク、ミラノ、パリ、上海、ブラジルなど世界各国の美術館やアートギャラリー、パブリックスペースなどで作品発表を行っている。
https://azumamakoto.com/

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