フラワークリエイター集団AMKKと『エヴァンゲリオン』がコラボ 「TOKiON the STORE」で3月8日に発売

1995年のテレビ放映以降、世代はもとより国境を超えてファンを獲得し続けている『エヴァンゲリオン』シリーズ。複雑なテーマと人間関係、登場人物の心象風景や美しくも謎多きエヴァンゲリオンの物語を紐解くべく、ファンや研究者によってさまざまな考察がなされてきた。20数年に渡って熱狂を生み出し続けている同シリーズは、アニメという枠組みを超えてもはや社会現象であり、間違いなく日本を代表するクリエイションと言える。2007年にスタートした『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズも、3月8日公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』でついに幕を閉じる。全く予想がつかない結末を楽しみにしている人も多いだろう。

この度「TOKiON the STORE」では、これまで世界のさまざまなラグジュアリーブランドとも協業してきたフラワーアーティストの東信とボタニカル・フォトグラファーの椎木俊介が主宰するクリエイター集団AMKKとエヴァンゲリオンのコラボアイテムを3月8日に発売。コレクションはTシャツ、ロンT、パーカーに加えて、「アルファ インダストリーズ」のMA-1や「スブ」の秋冬用サンダルなどをラインアップする。

コラボレーションにあわせてAMKKは、エヴァンゲリオン初号機、零号機、2号機、8号機をもとにした4種類のアートワークを制作。AMKKは花の死生観をテーマに、咲き誇っている時から枯れた後の美しさまでを追求したクリエイションが特徴だが、今回もエヴァンゲリオンの完成された色使いを尊重しつつ、花自体の力強さや生命力も感じさせる作品に仕上げた。エヴァンゲリオンが同系色の花束に違和感なく溶け込むことで、その色彩の美しさがかえって強調される。

さらには“決戦兵器”のエヴァンゲリオンが、武器を花束に持ちかえたグラフィックも制作。AMKKは創設以来花の多様な美しさを追求し続けてきたが、花が常に「生と死」を感じされる物語の『エヴァンゲリオン』と出会うことで、双方の造形の美しさを再認識できる。

近日中にAMKKの東による制作に関するインタビューを公開する。

Photography Shinpo Kimura

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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