BiSHや豆柴の大群などが所属するWACKが展覧会を開催 総勢41人が作り出す“WACKの学校”

アイドルグループのBiSHやEMPiRE、BiS、豆柴の大群などが所属する音楽プロダクションWACKは、アーティスト総勢41人が参加した初の展覧会、「SCHOOL OF WACK」を、渋谷パルコ 4階のPARCO MUSEUM TOKYOで開催している。※既に入場チケットは完売となっていて、オンライン生配信視聴チケットのみ購入可能だ

BiSHのメンバー。左からアユニ・D、リンリン 、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、アイナ・ジ ・エンド、モモコグミカンパニー

今回、イベント開催にあたり、BiSHのメンバー6人が会見を行った。本展の見どころについて聞かれたメンバーはそれぞれ、「教室のペンキの落書きです。みんな好き勝手に書いて、唯一無二の最高に荒れている教室になっています」(アユニ・D)、「メンバーが学生時代の思い出の私物を入れたロッカーがおすすめで、私はピンク色のランドセルを入れています。ずっとピンクが好きで、学生時代は『ピンクウーマン』って呼ばれていました」(リンリン)。「『美術室』に私たちの顔がコラージュされた絵画が飾られていて、意外と顔がしっかりとハマっているので、ぜひ見てください」(セントチヒロ・チッチ、以下、チッチ)、「私のおすすめは『更衣室』のロッカーに入っている衣装。各グループのメンバーが実際に着用した衣装なので、細部までじっくりと見てみてほしい」(ハシヤスメ・アツコ)、「今回の展覧会の記念書籍『どうてい(道程)』は、全メンバーが“1年後の自分へ”をテーマに書いた作文が掲載された文集です。自筆でそれぞれの個性がでているので、ぜひ見てほしいです」(アイナ・ジ ・エンド)。「私も『どうてい(道程)』がおすすめです。私はかなり真剣に書いたので、2回書き直しました。これを読んだら1年後どうなっているか、楽しみになるはず。答え合わせまで楽しみにしてほしい」(モモコグミカンパニー)。ファンに向けてコメントを求められたチッチは「WACKのすべてが詰まっているイベント。リアルでもオンラインでもぜひ楽しんでほしい」と話した。

本展は「WACKの学校」をコンセプトに、「校長室」「美術室」「パソコン室」「更衣室」「教室」「購買部」などそれぞれのテーマに沿った展示を通じて、WACK所属グループやメンバーの魅力が味わえる内容となっている。会場内に作られた「教室」では会期中毎日、WACK所属メンバーがランダムで登場するスペシャルイベントも開催中で、オンラインで生配信も行っている。イベントに登場するメンバーは、シークレットとなっていて、当日どのメンバーが登場するかも楽しみの1つとなっている。オンライン配信についてチッチは、「1日500円で見られます。WACKメンバーがシークレットで登場して、ゲームなどを行うので、素の表情が見られると思います」とコメントする。

「購買部」では、メンバー全員それぞれの顔写真を使用した学生証やブロマイド、学習帳、メンバーの変顔Tシャツや「アディダス」とコラボしたトレーニングジャージなど、ファン必見の展覧会記念グッズを多数販売する他、メンバーたちが“1年後の自分へ”をテーマに書いた作文を文集にした記念書籍『どうてい(道程)』を販売している。また展覧会の記念商品の一部は、会期終了後にウェブでの販売を行う予定だ。さらに渋谷パルコ10階のカフェ「ComMunE」で各メンバー考案・監修のオリジナルかき氷も販売している。

WACKは、音楽プロデューサーの渡辺淳之介が2014年8月に設立。“楽器を持たないパンクバンド”をキャッチコピーにしたBiSHをはじめ、TBS系のバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」から生まれたアイドル豆柴の大群やEMPiRE、BiS、WAgg、CARRY LOOSE、GO TO THE BEDS、PARADISESが所属する。

■「SCHOOL OF WACK」
会期:8月21〜31日
会場:PARCO MUSEUM TOKYO
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1  渋谷パルコ4F   
時間:11:00-21:00 
入場料:2,000円(税込) ※販売は終了

■「SCHOOL OF WACK オンライン生配信」
出演時間:11:15~20:30
配信方法:チケット制の動画ストリーミングサービス「Streaming+」で配信
視聴料:各日500円(税込)

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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