ニューヨークを拠点とするカウズが2021年7月16日〜10月11日、大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」を森アーツセンターギャラリーで開催する。「KAWS TOKYO FIRST」は 2001年に渋谷パルコで開催された自身の日本初の個展と同じタイトルで、20年が経った2021年に創作と進化の軌跡をたどる“原点回帰”の思いが込められている。
カウズはグラフィティや絵画、グラフィックデザイン、産業デザインをはじめ、「ユニクロ」や「ア ベイシング エイプ」などのファッションブランドから、「ディオール」などのラグジュアリーブランドとのコラボレーションなど、あらゆるジャンルの垣根を超えて活躍する。一方、近年はファインアートの世界でも高い評価を得ている。
国内初の大型展覧会となる同展では、コマーシャルアートとファインアートの領域を横断する カウズの視覚的アプローチに迫り、これまで創作した作品の中から、約70点の絵画や彫像、プロダクトなどを通じて、ユニークな芸術制作の軌跡や美術史的意義をたどる。さらにカウズが所有するプライベートコレクションの中から、自身が影響を受けたアーティストの作品も展示する予定だ。
© KAWS, photograph by Jonty Wilde
© KAWS, photograph by Farzad Owrang
© KAWS, photograph by Jonty Wilde